アーカイブ - 2014年 9月 16日

オバマ大統領図書館の建設地決定に向け、財団が4大学に提案依頼

オバマ大統領図書館の設立のための財団であるThe Barack Obama Foundationが、2014年9月15日、シカゴ大学、イリノイ大学シカゴ校、コロンビア大学、ハワイ大学の4機関を対象に、提案依頼書(Request for Proposal:RFP)を発行したと発表しています。提出期限は2014年12月11日であり、これを受け、2015年の初頭には、最終決定を行う大統領及び大統領夫人に対する推薦が行われるとのことです。

The Barack Obama Foundation Issues RFP to Four Potential Hosts of the Future Obama Presidential Library (The Barack Obama Foundation, 2014/9/1)
http://www.obamapresidentialfoundation.org/news/the-barack-obama-foundation-issues-rfp-to-four-potential-hosts-of-the-future-obama-presidential-library

Request for Proposal
http://www.obamapresidentialfoundation.org/pdf/rfp.pdf

コーネル大学、氷河の歴史的な画像のデジタルアーカイブ等を構築へ

コーネル大学が、同大学の助成プログラム“Grants Program for Digital Collections in Arts and Sciences”により実施するデジタルアーカイブの構築プロジェクト2件の内容を発表しています。このプログラムは同大学の図書館によりコーディネートされるものとのことです。

1件は、同大学のR.S. Tarr and O.D. von Engeln collectionsから、アラスカ及びグリーンランドの歴史的な氷河の画像のデジタルライブラリーを構築するもので、気候変動の分野での教育等に貢献するものとのことです。

またもう1件は、Global Literary Networks Projectで、米国各地の図書館に所蔵されているラテンアメリカの文芸雑誌のデジタルコレクションを構築するものとのことです。

Glacier images, Latin American journals to be digitized(Cornell Chronicle, 2014/9/8付け)
http://news.cornell.edu/stories/2014/09/glacier-images-latin-american-journals-be-digitized

オープンアクセスリポジトリの新たなランキング公開(ドイツ)

ドイツのオープンアクセスリポジトリを独自の新たな集計方法でランキングした”Open Access Repository Ranking”(OARR)が2014年9月付けで公開されています。開発者はフンボルト大学ベルリンに所属する研究者らです。

このランキングはドイツのオープンアクセスリポジトリ152件を対象に、概要(前年に公開されたコンテンツの割合など4項目)、ユーザビリティ(簡易検索の有無など7項目)、付加価値サービス(引用時のガイドラインの有無など10項目)、メタデータ(著者IDの有無など7項目)、相互運用性(オープンライセンス採用の有無など6項目)、コミュニティへの参加(ベルリン宣言への署名の有無など3項目)の6つの観点から、50点満点で採点した結果を示したものです。2014年の1位はドイツ経済学中央図書館(Deutsche Zentralbibliothek für Wirtschaftswissenschaften)の38点で、各観点とも高い点数を得ていました。

サンノゼ大学図書館情報学修士コースが優れたオンライン学習の取り組みに関する賞を受ける(米国)

2014年9月10日に発表された2014年のOnline Learning Consortium(OLC)Awardsで、米国サンノゼ大学情報学部にOutstanding Online Program Awardが与えられました。

サンノゼ大学情報学部ではオンラインで図書館情報学(MLIS)修士号を取得できるプログラムを実施しています。OLCによれば、情報に関わるリーダーを育成するオンライン修士コースを開発し、提供し続けていることが受賞の理由であるとのことです。

The Online Learning Consortium Announces Recipients of the 2014 OLC Awards and Effective Practice Awards(PR Newswire、2014/9/10付け)
http://www.prnewswire.com/news-releases/the-online-learning-consortium-announces-recipients-of-the-2014-olc-awards-and-effective-practice-awards-274595321.html

スコットランドが独立すると大学にはどんな影響が?(記事紹介)

高等教育に関するニュースサイトInside Higher EDに、スコットランドが独立した場合、スコットランドの大学にどんな影響がありうるかを論じたエッセイが2014年9月15日付けで掲載されています。

スコットランドでは2014年9月18日に英国からの独立の是非を問う住民投票が実施されます。Inside Higher EDの記事によれば、スコットランドは英国の全人口の8.4%、税収も英国全体の9%を占めるにとどまる一方で、スコットランドの大学が英国研究会議(RCUK)から受けている助成はRCUK全体の13.1%に上っており、もし独立した場合、各大学が同規模の研究予算を得続けられるかはわからない、としています。また、EU関係の研究助成については、独立後のスコットランドがEUにとどまれなかった場合には受けられなくなる可能性等も指摘しています。

一方で、現在スコットランドの大学ではスコットランド出身の学生は学費がかからない一方、英国の他の地域出身の学生からは学費を徴収しています。現在、この措置は英国内における施策であるとして認められていますが、もしスコットランドが独立しかつEUに加盟した場合、加盟国間の平等に関する条項に従えば、スコットランド出身の学生からも学費を徴収するか、スコットランド外の学生の学費も無料にしなければならないと指摘されています。

米国議会図書館(LC)、タブレット対応の学生向けコンテンツ“Student Discovery Sets”を公開

2014年9月15日、米国議会図書館(LC)が、タブレット対応の学生向けコンテンツ“Student Discovery Sets”を公開しました。歴史、科学、文学など幅広い分野にわたる歴史的な遺産や文書を紹介するもので、タブレット端末(iPad)で利用できます。公開されたのは「憲法」「移民」「ダスト・ボウル」「米国の象徴」「ハーレム・ルネッサンス」「宇宙についての知識」の6つのコンテンツで、画像を拡大したり、テキストでコメントを付けたり、画像の興味を持った箇所にハイライトをつけることもできるとのことです。

コンテンツはapple社のiTunes Storeで無料でダウンロードできます。

Library Announces Interactive Student Discovery Series for Tablets(LC, 2014/9/15)
http://www.loc.gov/today/pr/2014/14-162.html?loclr=rssloc

Student Discovery Sets
http://www.loc.gov/teachers/student-discovery-sets/

参考:
LC、“iTunes U”で映像・音楽資料を無料提供
Posted 2009年7月1日

図書館問題研究会、「公共図書館に正規司書職員の採用を求める声明」を公開

図書館問題研究会は、「公共図書館に正規司書職員の採用を求める声明」を全国委員会で2014年9月8日付で決定し、2014年9月15日に、同研究会のサイトに掲載しました。
図書館問題研究会は、公共図書館を設置する自治体等に向けて、図書館におけ正規司書職員の採用を求めていくとのことです。

公共図書館に正規司書職員の採用を求める声明(図書館問題研究会, 2014/9/8付)
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/公共図書館に正規司書職員の採用を求める声明

公共図書館に正規司書職員の採用を求める声明を掲載しました(図書館問題研究会, 2014/9/15付)

【イベント】東京都三多摩公立博物館協議会・国文学研究資料館3研究グループ、シンポジウム「多摩地域の博物館・資料館・美術館における防災と地域連携」を開催(10/30・東京)

2014年10月30日、東京都立川市の国文学研究資料館にて、東京都三多摩公立博物館協議会・国文学研究資料館3研究グループが主催するシンポジウム「多摩地域の博物館・資料館・美術館における防災と地域連携」が開催されます。

災害時に博物館等が収蔵品や地域の文化財を守る役割を果たすためには、平時から、「資料のリスト化」「防災マニュアルの策定」「基礎的な知識の獲得」「ネットワークの構築」などに取り組んでおくことが重要とされています。

このシンポジウムを開催し、博物館相互の情報共有をおこなうことで、災害・防災への知識を深め、各関係者が連携していくためのきっかけ作りを目指しているとのことです。

東京都三多摩公立博物館協議会・国文学研究資料館3研究グループ シンポジウム「多摩地域の博物館・資料館・美術館における防災と地域連携」(東京都三多摩公立博物館協議会, 2014/)
http://tamahaku.jp/prt/#act458