米国の調査会社Primary Research Groupが、大学図書館におけるデータキュレーション・データマネジメント業務に関する調査レポート”International Survey of Academic Library Data Curation Practices, 2014-15 Edition”を刊行しました。本文は有料ですが、結果の一部と目次、配布した質問紙等が無料で公開されています。
国際図書館連盟(IFLA)のReligious Libraries in Dialogue Special Interest Group(RELINDIAL)が、異なる宗教間の対話を促す場としての図書館の活動を取り上げた書籍”Libraries Serving Dialogue”を刊行しています。RELINDIALは2012年に立ち上がった、宗教に関する知識の普及を通じて、異文化間の交流を促す場となろうと取り組んでいる図書館に関するグループです。
2014年8月1日、英国国立公文書館(TNA)が第一次世界大戦から100年を機に行っている“ First World War 100”プログラムの一環で、インタラクティブなオンライン地図“First World War: A global view”を公開しました。TNAの所蔵資料を用いて、戦争の世界的影響を示すもので、国や領土を現在の地図と比較してみることや、重要な出来事、歴史的な重要人物、あまり知られていないストーリーなどについて読むことができるとのことです。今後4年間で、更に情報が追加されるとのことです。
EIFLが、EIFL-PLIP(公共図書館イノベーションプログラム)の一環で行った、ケニアのキベラ(スラム)の子どもの教育支援に関し、動画を公開しています。Kenya National Library Serviceの分館であるKibera Public Libraryでの活動を取り上げたもので、同館では、助成金により、7台のタブレットが提供され、また教育プログラムの設計が行われたそうです。
Google Cultural InstituteとEuropeanaの協力により、Google歴史アーカイブにEuropeanaのコンテンツが掲載されました。Google Europeの2014年8月1日のブログで紹介されています。
今回掲載された展示は、Europenaの第一次世界大戦についての資料を集めた“Europena 1914-1918”のプロジェクトの成果を活用したもので、オーストリア図書館によって作成されたとのです。第一次世界大戦をテーマとした“To My People”というタイトルで、7章の構成で72点の画像に解説が付されています。