アーカイブ - 2014年 8月

8月 11日

W3C、“Web of Things”をテーマにしたワークショップのレポートを公開

2014年6月25日から26日にかけてドイツのベルリンで開催された“W3C Workshop on the Web of Things”のレポートが公開されました。各種の機器をインターネットに接続する「モノのインターネット」(Internet of Things)では、さまざまなプロトコルが独自開発され、サービスへの共通したアプローチがないとされており、W3Cは、「すべてのものがウェブにつながる」(Web of Things)ことを実現するための標準化の支援に注力しているとのことです。

W3C Workshop on the Web of Things
Enablers and services for an open Web of Devices 25–26 June 2014, Berlin, Germany
http://www.w3.org/2014/02/wot/report.html

WORKSHOP REPORT: W3C WORKSHOP ON THE WEB OF THINGS(W3C, 2014/8/8)
http://www.w3.org/blog/news/archives/4014

参考:
“Internet of Things Europe 2010”の年次カンファレンスの報告書が公開
Posted 2010年8月17日

英国公文書館(TNA)、地方自治体のアーカイブズサービス支援のためのガイドを公開

2014年8月8日、英国公文書館(TNA)が、地方自治体がアーカイブズのサービスの“スピンアウト”を支援するためのガイド“In a spin: Guidance on spinning out local authority archive services”を公開しました。

“スピンアウト”とは、近年、図書館、アーカイブでのトレンドとなっている、組織内で行っていたサービスを社会事業、公益信託等に移すことを指すとのことです。なお、既存の、民間部門との共同事業やアウトソーシングを指すものではないということです。

In a spin: new guidance launched to help archives(TNA, 2014/8/8)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/956.htm

米国の消費者金融保護局、図書館向けに金融リテラシー教育のための資料を提供

2014年8月8日、博物館・図書館サービス機構(IMLS)のブログで、消費者金融保護局(Consumer Financial Protection Bureau: CFPB)が、図書館利用者への金融リテラシー教育支援プログラムの最初の一歩として、図書館を対象に提供するさまざまなリソースについて紹介しています。

このプログラムは、2014年4月に公表された、IMLS、ALA、金融取引業規制機構(FINRA)、シカゴ連邦準備銀行等による、公共図書館における金融リテラシー教育に関するパートナーシップに基づくものとのことです。

CFPBのウェブサイトで、同局や労働局等から提供された20の無料の出版物、プログラムのアイデア、図書館がその地域で金融リテラシープログラムを実現するための関係構築のガイドライン、連邦政府やNGO等の有用なウェブ上の情報源へのリンク、マーケティング用の素材、図書館員向けのウェブセミナーなどが提供されています。

CFPB Offers Free Materials and Other Resources for Libraries(IMLS, 2014/8/8)
http://blog.imls.gov/?p=5074

Library resources(CFPB)

利用者アンケートのメンテナンス作業のお知らせ(8月12日午前6時~午前7時)

「カレントアウェアネス・ポータル」では、2014年9月26日まで、利用者アンケートを実施しています。

この利用者アンケートについて、メンテナンス作業のため、8月12日午前6時から午前7時の間、接続できなくなります。

この時間帯を避けて、ご意見をお聞かせ下さい。

カレントアウェアネス・ポータル利用者アンケート実施中(2014年6月23日~9月26日)
http://current.ndl.go.jp/node/26410

8月 8日

国際STM出版社協会にOA出版のライセンス条件サンプルを取り下げるように求める共同文書が発表される

国際STM出版社協会が7月に公開した、オープンアクセス出版に対応するライセンス条件のサンプルについて、クリエイティブコモンズ・ライセンスと相容れず、混乱を生じさせるとし、取り下げるように求める共同文書を、約60の機関、団体、出版社等が共同で発表しました。共同文書には、PLOS、ALA、LIBER、ARL等が参加しています。

Global Coalition of Access to Research, Science and Education Organizations calls on STM to Withdraw New Model Licenses (PLOS, 2014/8/7)
http://www.plos.org/global-coalition-of-access-to-research-science-and-education-organizations-calls-on-stm-to-withdraw-new-model-licenses/

ARL Opposes STM Model Licenses, Recommends Creative Commons as Alternative(ARL, 2014/8/7)

ニューヨークが舞台のショートドキュメンタリー「なぜ図書館は重要か」(動画紹介)

ニューヨークの地区の図書館を訪ね、図書館が多くの人にとってとても重要な存在となっていることを記録したショートドキュメンタリーが公開されていました。“Why Libraries Matter”と題する作品です。

Why Libraries Matter(The Atlantic Video、2014/5/17付け)
http://www.theatlantic.com/video/index/371084/why-libraries-matter/

Why Libraries Matter(Public Works, 2014/5/27付け)
http://www.publicworks.org/why-libraries-matter/

全国各地の図書館で行われるようになった「ぬいぐるみのおとまり会」が絵本に

全国各地の図書館で行われるようになった「ぬいぐるみのおとまり会」が、岩崎書店より、絵本『ぬいぐるみおとまりかい』(風木一人・作/岡田千晶・絵)として刊行されます。

また、2014年8月12日から24日まで、原画全点を展示する原画展が、江戸川区立篠崎子ども図書館で開催されます。

ぬいぐるみおとまりかい(岩崎書店)
http://www.iwasakishoten.co.jp/products/4-265-08133-9.html

『ぬいぐるみおとまりかい』原画展、江戸川区立篠崎子ども図書館にて開催!(岩崎書店)
http://www.iwasakishoten.co.jp/oshirase/news/451/

図書館の人気イベントが絵本になりました 絵本『ぬいぐるみおとまりかい』 リアルイベント「ぬいぐるみのお泊まり会」も開催!(TRC, 2014/8/8)
http://www.trc.co.jp/information/140808_ehon.html

関連:
ぶたぶた図書館(矢崎存美/著、光文社)
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334765019

参考:

DO-IT Schoolの募集が開始:学習に困難のある児童生徒への合理的配慮の提供推進に向けて

東京大学先端科学技術研究センター、東芝、日本マイクロソフトが、DO-IT Japanプロジェクトの一環であるDO-IT Schoolについて、実証研究に協力する教員・学校・教育委員会の募集を開始しています。

2014年1月に批准した障害者権利条約や、障害者差別解消法に規定される、障害のある人々に対する合理的な配慮を提供することに関して、「学習に困難のある児童生徒が、困難のある部分をICTで補い、本質的な学びを実現するために、合理的な配慮の提供を推進すること」を目指すプロジェクトであるとのことです。

研究への参加を希望する教員・教育委員会を募り、10月にICT機器の無償提供と導入セミナーを行うそうです。

DO-IT School 2014の募集について (DO-IT Japan 2014/8/5)
http://doit-japan.org/doit/index.php/news/archives/15

図書館員たち、モンペリエからリヨンへ快走中:2014 Cycling for Libraries

2014年度のCycling for Librariesのイベントが始まっています。

各国から集った図書館員たちが、フランス南部のモンペリエを8月6日に出走し、ゴールのリヨンに向けて約500キロのツアーを開始しています。8月14日にリヨンに到着の予定です。

今回のテーマは、「Libraries "outside the walls"」だそうです。

なお、リヨンでは、8月16日からIFLA年次大会が開催されます。

Programme
http://www.cyclingforlibraries.org/

Facebook
https://www.facebook.com/cyc4lib

今回の参加者の顔ぶれ
http://www.cyclingforlibraries.org/?page_id=7518

参考:
E1457 - 図書館員,自転車で快走:Cycling for Libraries カレントアウェアネス-E No.241 2013.07.25
http://current.ndl.go.jp/e1457

2014年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はフランス・リヨンで開催 Posted 2012年8月22日

米国議会図書館(LC)、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のアーカイブを収集

米国議会図書館(LC)が、創立75周年を迎えたアメリカン・バレエ・シアター(ABT)から、そのアーカイブズの寄贈を受け、2014年8月14日からの公開を予定していると発表しています。ABTのアーカイブズは、LCの音楽部(Music Division)により収集され、バレエ団の歴史的な文書、写真、書簡、記録やチラシなど、5万点で構成されるとのことです。

また、これを記念し、同館のJames Madison Memorial Buildingにあるパフォーミングアーツの閲覧室で、2015年1月24日まで“American Ballet Theatre: Touring the Globe for 75 Years”と題した展示を行うとのことです。この展示はその後、ロサンゼルスに移動し、2015年3月から2015年8月まで開催されるとのことです。オンラインでも8月14日から公開するとのことです。

Library of Congress Acquires American Ballet Theatre Archives(LC, 2014/8/7)
http://www.loc.gov/today/pr/2014/14-128.html

札幌市中央図書館、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの読書推進キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」に協力

北海道札幌市中央図書館で、2014年8月11日から9月28日の間、「読んだ!打った!勝った!選手のおすすめ本とともに」と題し、北海道日本ハムファイターズの選手の推薦図書をコメントともに紹介し、ファイターズと野球の魅力がわかる本やパネルの展示を予定しているとのことです。8月11日には栗山英樹監督のトークショーも開催されるとのことです。

これは、北海道日本ハムファイターズが行う読書推進キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の一環で、同球団では、上記のほか

・読書促進リーフレットの配布
選手の推薦図書10冊をピックアップして紹介するリーフレット「ファイターズと本を読もう!」を制作し、北海道内の主要図書館や学校の図書室ほかで配布、設置する。

・読み終えた本をみんなでシェア
札幌ドームでの試合開催日に本を引き取り、それらをクリーニング・補修したうえで、北海道内の学校図書館・保育施設・子育て支援グループ・福祉施設などに無償で提供する活動を進める。

・選手による読み聞かせ会
選手を派遣して北海道内で「読み聞かせ会」を実施する。

などのキャンペーンを実施するとしています。

北海道日本ハムファイターズ読書応援企画展を開催します(札幌市の図書館, 2014/8/2)

8月 7日

公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”、開始から半年

2014年2月から開始された、公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”が、半年を経過し、現況を伝えるプレスリリースを公開しています。現在では、英国の163の地方自治体がこのプロジェクトに参加しており、さらに参加を予定している自治体もあるとのことです。これまでのところ、14,500以上の個人がこのサービスを利用したとのことで、ユーザからの反応は上々とのことです。

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(Access to Research, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/media/65839/80-of-UK-library-services-sign-up-to-Access-to-Research.pdf
※プレスリリース

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(PLS, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/news-events/n-050814-a2r-6-month-press-release/

参考:

国際公文書館会議(ICA)、企業アーカイブに関する書籍『Crisis, Credibility and Corporate History』を刊行

国際公文書館会議(ICA)が、リバプール大学出版局から、新シリーズの出版を開始するとのことです。このシリーズは、カンファレンスやセミナーなどにおけるメンバーの考察などの内容を掲載していくもののようです。

また、このシリーズの第1号として、『Crisis, Credibility and Corporate History』が刊行されるとのことです。これは、2013年4月にICAの企業労働アーカイブズ部会(ICA/SBL)が開催したカンファレンスの内容がベースになっているもので、企業の歴史をマーケティング等に使用することについての、企業における期待や戦略などが記述されているそうです。IBMやマースク、ロシュなどの企業のケーススタディーが掲載されているとのことです。

ICA publications: Launch of a new special series!(ICA.org, 2014/8/4付け)
http://www.ica.org/?lid=16187

Crisis, Credibility and Corporate History

“袋にかかれたひとことを手がかりにキミにぴったりの1冊を!” 安城市中央図書館が「読書感想文おたすけ福袋」を配布

安城市中央図書館が、2014年8月9日から、「読書感想文おたすけ福袋」を配布するとのことです。

小学校低学年・中学年・高学年で各15袋、合計45袋を用意しており、それぞれの福袋には、図書館員の「おすすめの1冊」、「感想文の書き方のヒント」、「おたすけプリント」の3点がセットで入っているそうです。また、それぞれの福袋には、中身についてのひとことと、引用文が書かれており、選ぶ際のヒントになるようです。

ウェブサイトに、案内とともに、福袋2点の写真が掲載されています。

読書感想文おたすけ福袋(安城市中央図書館)
http://www.library.city.anjo.aichi.jp/html/140809hukubukuro/140809hukubukuro.html

米国議会図書館の立法情報提供システムCongress.govの基礎(動画紹介)

2014年8月6日、米国議会図書館(LC)の新しい立法情報提供システムCongress.gov(ベータ版)の概要を説明した動画が公開されました。20分ほどの動画で、4月15日に作成されたもののようです。

Congress.gov Introduction(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=8EKS7rrOblQ

Congress.gov Introduction(LCのウェブサイト)
http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=6273

via.
Basic Training: A Video Introduction to Congress.gov(infoDOCKET, 2014/8/6付け)
http://www.infodocket.com/2014/08/06/basic-training-a-video-introduction-to-congress-gov/

参考:
米国議会図書館、立法情報提供システムCongress.govに新機能追加 Posted 2014年6月20日
http://current.ndl.go.jp/node/26406

図書館サービスを自転車で:オマハ公共図書館も“Book Bike”を導入

米国のオマハ公共図書館(ネブラスカ州)が、“Book Bike”を導入し、サービスを開始したとのことです。8月から9月にかけて、地域のイベントやフェスティバルに赴くようです。

ウェブサイトによると、iPadにより、図書館カードの申し込みへの対応や電子書籍サービスのデモも行うほか、インターネットへの接続を提供するためポータブルWi-Fi機器も搭載しているそうです。

Book Bike (Omaha Public Library)
http://omahapubliclibrary.org/book-bike

Omaha Public Library debuts book bike, a library on wheels(Omaha.com, 2014/8/6付け)
http://www.omaha.com/living/omaha-public-library-debuts-book-bike-a-library-on-wheels/article_cba71614-1ce7-11e4-ba7b-001a4bcf6878.html

Omaha Public Library Book Bike Hitting The Streets(WOWT.com, 2014/8/5付け)

デンバー公共図書館、ローカルミュージック・プロジェクト“Volume”が公開:図書館のウェブサイトから地域のミュージシャンの音楽を利用可能に

デンバー公共図書館で進められていた、ローカルミュージック・プロジェクト“Volume”が、2014年8月5日にリリースされました。このプロジェクトは、図書館のウェブサイトから地域のミュージシャンの音楽を利用可能にするものです。同館の図書館カードを保有している人(約40万人)は、ダウンロードしたり、プレイリストを作成したりすることができるそうです。またカードを保有していなくても、各曲とも30秒分が誰でも利用できるようになっています。

Volume: A Local Music Project is Live!(Denver Public Library, 2014/8/5付け)
http://denverlibrary.org/blog/stacey/volume-local-music-project-live

Volume
https://volumedenver.org/

『カレントアウェアネス』、『カレントアウェアネス-E』で、クリエイティブコモンズ・ライセンスが付与された記事を公開しました

『カレントアウェアネス』(季刊誌)と『カレントアウェアネス-E』(メールマガジン)において、クリエイティブコモンズ・ライセンスが付与された記事を刊行し、またカレントアウェアネス・ポータルに掲載しました。これらの記事は、執筆者の意向により、クリエイティブコモンズ・ライセンスの下で公開することになったものです。

それぞれの媒体で最初の事例となった記事は、以下の通りです。

●『カレントアウェアネス』誌(No.319、2014年3月20日)
CA1820 - 日本人研究者の情報利用行動 (倉田敬子)
http://current.ndl.go.jp/ca1820
※クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下に公開

『カレントアウェアネス-E』264号を発行

E1595 - 国立世宗図書館開館と韓国の政策情報サービス

 2014年7月8日から15日にかけて韓国国立中央図書館(NLK)から代表団4名が来日し,国立国会図書館(NDL)にて第17回日韓業務交流が行われた。この業務交流は,NDLとNLKが1997年から毎年交互に代表団を派遣し,実施してきたものである。今回の業務交流では,韓国国立世宗図書館政策資料課長の崔有珍(チェ・ユジン)氏から,国の行政機関の移転に伴いNLKが進めている政策情報サービス再構築の取組について報告がなされた。主に,政策情報サービスの新たな拠点として開館した国立世宗図書館(以下,世宗図書館)の概要と,そのサービス及び課題について説明が行われた。本稿では,この報告に基づき,NLKの政策情報サービスの最新動向を紹介する。...

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