アーカイブ - 2014年 8月 7日

公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”、開始から半年

2014年2月から開始された、公共図書館で学術文献を提供する英国のプロジェクト“Access to Research”が、半年を経過し、現況を伝えるプレスリリースを公開しています。現在では、英国の163の地方自治体がこのプロジェクトに参加しており、さらに参加を予定している自治体もあるとのことです。これまでのところ、14,500以上の個人がこのサービスを利用したとのことで、ユーザからの反応は上々とのことです。

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(Access to Research, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/media/65839/80-of-UK-library-services-sign-up-to-Access-to-Research.pdf
※プレスリリース

Six months in, and 80% of UK library services sign up to Access to Research(PLS, 2014/8/6)
http://www.pls.org.uk/news-events/n-050814-a2r-6-month-press-release/

参考:

国際公文書館会議(ICA)、企業アーカイブに関する書籍『Crisis, Credibility and Corporate History』を刊行

国際公文書館会議(ICA)が、リバプール大学出版局から、新シリーズの出版を開始するとのことです。このシリーズは、カンファレンスやセミナーなどにおけるメンバーの考察などの内容を掲載していくもののようです。

また、このシリーズの第1号として、『Crisis, Credibility and Corporate History』が刊行されるとのことです。これは、2013年4月にICAの企業労働アーカイブズ部会(ICA/SBL)が開催したカンファレンスの内容がベースになっているもので、企業の歴史をマーケティング等に使用することについての、企業における期待や戦略などが記述されているそうです。IBMやマースク、ロシュなどの企業のケーススタディーが掲載されているとのことです。

ICA publications: Launch of a new special series!(ICA.org, 2014/8/4付け)
http://www.ica.org/?lid=16187

Crisis, Credibility and Corporate History

“袋にかかれたひとことを手がかりにキミにぴったりの1冊を!” 安城市中央図書館が「読書感想文おたすけ福袋」を配布

安城市中央図書館が、2014年8月9日から、「読書感想文おたすけ福袋」を配布するとのことです。

小学校低学年・中学年・高学年で各15袋、合計45袋を用意しており、それぞれの福袋には、図書館員の「おすすめの1冊」、「感想文の書き方のヒント」、「おたすけプリント」の3点がセットで入っているそうです。また、それぞれの福袋には、中身についてのひとことと、引用文が書かれており、選ぶ際のヒントになるようです。

ウェブサイトに、案内とともに、福袋2点の写真が掲載されています。

読書感想文おたすけ福袋(安城市中央図書館)
http://www.library.city.anjo.aichi.jp/html/140809hukubukuro/140809hukubukuro.html

米国議会図書館の立法情報提供システムCongress.govの基礎(動画紹介)

2014年8月6日、米国議会図書館(LC)の新しい立法情報提供システムCongress.gov(ベータ版)の概要を説明した動画が公開されました。20分ほどの動画で、4月15日に作成されたもののようです。

Congress.gov Introduction(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=8EKS7rrOblQ

Congress.gov Introduction(LCのウェブサイト)
http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=6273

via.
Basic Training: A Video Introduction to Congress.gov(infoDOCKET, 2014/8/6付け)
http://www.infodocket.com/2014/08/06/basic-training-a-video-introduction-to-congress-gov/

参考:
米国議会図書館、立法情報提供システムCongress.govに新機能追加 Posted 2014年6月20日
http://current.ndl.go.jp/node/26406

図書館サービスを自転車で:オマハ公共図書館も“Book Bike”を導入

米国のオマハ公共図書館(ネブラスカ州)が、“Book Bike”を導入し、サービスを開始したとのことです。8月から9月にかけて、地域のイベントやフェスティバルに赴くようです。

ウェブサイトによると、iPadにより、図書館カードの申し込みへの対応や電子書籍サービスのデモも行うほか、インターネットへの接続を提供するためポータブルWi-Fi機器も搭載しているそうです。

Book Bike (Omaha Public Library)
http://omahapubliclibrary.org/book-bike

Omaha Public Library debuts book bike, a library on wheels(Omaha.com, 2014/8/6付け)
http://www.omaha.com/living/omaha-public-library-debuts-book-bike-a-library-on-wheels/article_cba71614-1ce7-11e4-ba7b-001a4bcf6878.html

Omaha Public Library Book Bike Hitting The Streets(WOWT.com, 2014/8/5付け)

デンバー公共図書館、ローカルミュージック・プロジェクト“Volume”が公開:図書館のウェブサイトから地域のミュージシャンの音楽を利用可能に

デンバー公共図書館で進められていた、ローカルミュージック・プロジェクト“Volume”が、2014年8月5日にリリースされました。このプロジェクトは、図書館のウェブサイトから地域のミュージシャンの音楽を利用可能にするものです。同館の図書館カードを保有している人(約40万人)は、ダウンロードしたり、プレイリストを作成したりすることができるそうです。またカードを保有していなくても、各曲とも30秒分が誰でも利用できるようになっています。

Volume: A Local Music Project is Live!(Denver Public Library, 2014/8/5付け)
http://denverlibrary.org/blog/stacey/volume-local-music-project-live

Volume
https://volumedenver.org/

『カレントアウェアネス』、『カレントアウェアネス-E』で、クリエイティブコモンズ・ライセンスが付与された記事を公開しました

『カレントアウェアネス』(季刊誌)と『カレントアウェアネス-E』(メールマガジン)において、クリエイティブコモンズ・ライセンスが付与された記事を刊行し、またカレントアウェアネス・ポータルに掲載しました。これらの記事は、執筆者の意向により、クリエイティブコモンズ・ライセンスの下で公開することになったものです。

それぞれの媒体で最初の事例となった記事は、以下の通りです。

●『カレントアウェアネス』誌(No.319、2014年3月20日)
CA1820 - 日本人研究者の情報利用行動 (倉田敬子)
http://current.ndl.go.jp/ca1820
※クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下に公開

『カレントアウェアネス-E』264号を発行

E1595 - 国立世宗図書館開館と韓国の政策情報サービス

 2014年7月8日から15日にかけて韓国国立中央図書館(NLK)から代表団4名が来日し,国立国会図書館(NDL)にて第17回日韓業務交流が行われた。この業務交流は,NDLとNLKが1997年から毎年交互に代表団を派遣し,実施してきたものである。今回の業務交流では,韓国国立世宗図書館政策資料課長の崔有珍(チェ・ユジン)氏から,国の行政機関の移転に伴いNLKが進めている政策情報サービス再構築の取組について報告がなされた。主に,政策情報サービスの新たな拠点として開館した国立世宗図書館(以下,世宗図書館)の概要と,そのサービス及び課題について説明が行われた。本稿では,この報告に基づき,NLKの政策情報サービスの最新動向を紹介する。...

E1594 - 電子書籍を長期保存するために:論点整理

 米国をはじめとして,公共図書館,また大学図書館においても,電子書籍の提供が広がりを見せている(E1233E1465参照)。図書館における電子書籍の提供については,多くの事例を踏まえて論点が整理されてきている(CA1816E1293参 照)。このうち,特に電子書籍への長期的なアクセスを確保するという視点から,電子書籍の長期保存の課題について論点を整理したレポート “Preserving eBooks”が2014年7月3日,電子情報保存連合(Digital Preservation Coalition)によって公開された。レポートでは,論点を次の7つに整理し,電子書籍のフォーマットやメタデータ,識別子の技術的な動向,事例をま とめた上で,出版者および図書館等の保存機関のそれぞれに対して提言を行っている。ここでは,整理された論点を中心に紹介する。...

E1593 - Altmetricsに関するNISOプロジェクト第1期のまとめ

 2014年6月9日,米国情報標準化機構(NISO)は,Altmetricsに関する研究開発プロジェクト“NISO Alternative Assessment Metrics Project”(代替的な評価指標プロジェクト:AAMP)の第1期の成果をまとめたホワイトペーパー(ドラフト版)を公開した。

E1592 - 少年院法改正の経緯と条文における「読書」への言及について

第186回通常国会において,少年院と少年鑑別所の根拠法である少年院法の改正法案が2014年6月4日に参議院本会議で可決され,6月11日に公布された。今回の改正は,同法が1948年に制定されて以来,初めての抜本的改正であり,読書等に関する条文も新たに追加されている。本稿では,改正の経緯や改正内容等について,読書等に関する部分を中心に紹介する。...

E1591 - 大震災と小松左京が遺したもの

 2014年6月21日,宮城県図書館でトークイベント『小松左京が遺したもの-震災の記憶・未来へのことば-』が開催され,100名を超える参加があっ た。宮城県図書館は震災11ヶ月後には,東日本大震災文庫の原点となった震災の記録等を紹介する特別展を行った。以降,震災支援や復興の道のり,震災記録 の伝承に関する特別展を断続的に続けている。本イベントは,阪神淡路大震災の取材を通して震災記録に関する提言を行ったSF作家,小松左京氏の軌跡を紹介 した東日本大震災文庫展IVの関連企画として行われたものである。作家の瀬名秀明氏,東北大学教授で作家の圓山翠陵氏,小松氏の元マネージャーの乙部順子 氏が,震災の経験を防災・減災に役立てるためのアーカイブのあり方について,小松氏の取組みを交えて語った。...

E1590 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/8/4現在)

 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報(E1555ほか参照)に続き,2014年4月中旬から8月上旬にかけての主な情報をまとめた。...

ウィキメディア財団、透明性レポートを公開

2014年8月6日、ウィキメディア財団(Wikimedia Foundation)が透明性レポート(Transparency Report)を公開しました。ウィキメディア財団は政府、個人、企業等からユーザー情報の公開や、コンテンツの変更等のリクエストを受けており、このレポートでは、同財団が受け取ったリクエストの数、どの国からのリクエストか、どのように対応したか等の二年分のデータがまとめられているとのことです。

Wikimedia Foundation releases its first transparency report(Wikimedia blog, 2014/8/6)
http://blog.wikimedia.org/2014/08/06/wikimedia-foundation-releases-first-transparency-report/

大阪府立中央図書館でピースウィークの取組みとしてパネル展「平和ってなんだろう?~震災を忘れない~」を開催

大阪府東大阪市、東大阪市教育委員会等が主催するピースウィークの取組みの一環として、大阪府立中央図書館で2014年8月5日から8月10日まで、パネル展「平和ってなんだろう?~震災を忘れない~」が開催されます。

以下のパネルが展示されているとのことです。

・報道写真パネル『福島の記録』(福島民報社)
・東日本大震災〜被災地の子どもたちからのメッセージ〜(公益財団法人人権教育啓発推進センター)
・災害時の助けあいとボランティアパネル(東大阪市社会福祉協議会)

パネル展「平和ってなんだろう?~震災を忘れない~」を開催します【ピースウィーク】
http://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000011064.html

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第340号を刊行 - 「オープンソースソフトウェア」がテーマ

2014年8月6日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第340号を刊行しました。今号のテーマは「オープンソースソフトウェア」です。

統合図書館システム(ILS)、ディスカバリーレイヤー、電子情報資源管理、ILLなどのオープンソースソフトウェアをとりあげ、ARL参加館を対象に、開発したコードの公開にあたっての方針や実務、オープンソースプロジェクトへの貢献の頻度、コードを公開することへの抵抗がないかどうか、コード公開による利益や課題等について調査を行った結果をまとめているとのことです。

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

Open Source Software, SPEC Kit 340, Published by ARL (ARL 2014/8/6)
http://www.arl.org/news/arl-news/3344-open-source-software-spec-kit-340-published-by-arl

SPEC Kit 340: Open Source Software (July 2014)
http://publications.arl.org/Open-Source-Software-SPEC-Kit-340/

参考: