記事によると、同支部は2009年に Academia Brasileira de Musicaにより設立され、その後2013年にUniversidade de Brasiliaで開催された第1回の”Brazilian Congress on Research and Information Systems in Music”において再設立されたようです。このイベントの結果は、2015年の早い時期に書籍として刊行される予定とのことです。
ノーベル文学賞受賞者であり2013年に死去したドリス・レッシング氏の個人文庫の蔵書3,000冊が、ジンバブエの首都ハラレの公共図書館(Harare City Library)に寄贈されるとのことです。ジンバブエの公共図書館では、資料購入費が不足しており、今回の寄贈が歓迎されている旨を、The Gardian紙(オンライン)が2014年8月26日付で報じています。資料には伝記や歴史書、参考書、詩などが含まれているとのことです。レッシング氏は四半世紀をジンバブエで過ごしたとのことです。
米国ニューヨークのInternational Center of PhotographyとワシントンD.C.の米国ホロコースト記念資料館(United States Holocaust Memorial Museum)が協力し、写真家Roman Vishniacによる作品のデータベースを公開しました。ホロコースト以前の欧州におけるユダヤ人の生活、ナチスの台頭とそれによるユダヤ人の生活への影響等が記録されているとのことです。
2014年8月26日、米国のNational Gallery of Artが、子供向け無料iPadアプリ“NGAkids Art Zone”を発表しました。様々なアート作成ツール等を提供するコンピュータベースの学習アクティビティであるNGAkids Art Zoneのスタイルを反映した、8つの新しいアクティビティが利用できるとのことです。
米国議会図書館(Library of Congress:LC)は2014年6月23日,所蔵コレクションの長期保存を実現するため,幅広い種類の創作物を対象とした推奨フォーマット仕様“Library of Congress Recommended Formats Specifications 2014-2015”を公開した。LCには,「米国民の利益のため,知識や創造性の進化を推し進める」という使命がある。この使命を遂行するための根幹となる活動の1つが,知識や創造性を具現化する,巨大なコレクションを構築することである。多様なデジタル形式の創作物が現れる中,このようなコレクションを構築しさらに何世代にもわたる利用を保証するためには,収集や長期保存に適したフォーマットを,幅広い種類の創作物について特定し,運用することが求められてきた。その必要性に応えるものが今回の仕様である。...
2014年6月26日と27日の両日,オーストラリアのブリスベンにおいて,アジア・オセアニアの大学図書館員や研究者を対象に,エルゼビア社主催のeBooks Forum 2014が開催された。今回はChallenging the "norm"? Future Directions for eBooks (“規範”への挑戦:電子書籍の将来展望)をテーマに,日本,オーストラリア,ニュージーランド,カナダの大学図書館の事例報告や,エルゼビア社による取り組みの説明が行われた。本稿では,利用者のリクエストによって購入を決定するPDA/DDA(CA1777,E1310参照)による電子書籍のコレクション構築,および電子書籍の発見可能性(discoverability)とディスカバリーサービス(CA1772,E1563参照)について紹介する。...
地域のミュージシャンによる音楽作品を収集し,公共図書館のウェブサイトに掲載して,図書館カードの保有者に提供するプロジェクトが,米国の複数の公共図書館で進められている。その活動は,近年充実してきている図書館のウェブ上のサービスを発展させるだけでなく,地域のアーティストの理解を得つつ,地域の音楽シーンを豊かにすることが目指されている。その端緒となったのは,アイオワシティ公共図書館(アイオワ州)の“Local Music Project”である。2012年6月に,Library Journal(LJ)誌で取り上げられ,注目を集めた。その後,デンバー公共図書館(コロラド州)やマディソン公共図書館(ウィスコンシン州)が,これをモデルとしたプロジェクトを開始している。...
グールドの作品は、1950年代にカンザス大学のKenneth Spencer Research Libraryのコレクションとなったとのことです。コレクションには、石版画として刊行された資料だけでなく、手書きの水彩による下書き2,000点以上の画像も含まれており、合計で6,000点の画像をデジタル化し、公開したとのことです。デジタル化の資金の一部は、全米人文学基金(National Endowment for the Humanities)からの助成によるとのことです。グールドは、1830年から1881年までの間に、縦22インチ横14インチの大型の図譜約47点を刊行したとのことです。公開された画像は、図譜の名称、画家、鳥種名等から検索できるとのことです。
KU Libraries digitize collection of world-famous bird illustrator John Gould's books, images(The University of Kansas, 2014/8/27)