アーカイブ - 2014年 8月 21日

W3C Web Annotation WG が立ち上げ

W3CのDigital Publishing Activityのもとに、Web Annotation WGが立ち上げられました。WGは、データモデルの仕様を開発するにあたり、Open Annotation Data Modelと、Open Annotation Extension Specificationをその出発点とするとのことです。

憲章に示されたスケジュールによると、2014年9月に最初のテレビ会議を行い、2016年7月に勧告の刊行を目指す予定のようです。

Web Annotation Working Group
http://www.w3.org/annotation/

Web Annotation Working Group Charter
http://www.w3.org/annotation/charter/

Web Annotation WG Launched!
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-openannotation/2014Aug/0003.html

W3C Digital Publishing Activity
http://www.w3.org/dpub/

Open Annotation Data Model

OCLC、VIAFの年次報告を公開

2014年8月13日(8月15日修正)付で、OCLCからVIAF Councilに2014年の年次報告が提示され、オンラインで公開されました。

目次は以下の通りです。

VIAF Contributors and Data Sources
VIAF Data Inputs and Outputs
VIAF Data Sources Statistics Table
VIAF Utilization
VIAF Service Changes and Enhancements
VIAF Outreach
VIAF Council

VIAFへの参加機関について、2012年にVIAFがOCLCのサービスとなった時点の22か国19機関から、2014年7月現在で29か国34機関まで増加したとのことです。

2014 OCLC Report to VIAF Council
http://www.oclc.org/content/dam/oclc/viaf/OCLC-2014-VIAF-Annual-Report-to-VIAF-Council.pdf

VIAF
http://www.oclc.org/viaf.en.html

参考:
バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)がOCLCに移管、今後はOCLCのサービスに

国際図書館連盟(IFLA)、デジタル情報へのアクセスを支援する国際的なアドヴォカシー活動に助成

2014年8月19日、国際図書館連盟(IFLA)が、デジタル情報へのアクセスを支援する国際的なアドヴォカシー活動を対象として、新たに資金的支援を行うことを発表しています。

2018年までの4年間に、IFLAは、図書館の活動とデジタル情報へのアクセスの間のつながりについての図書館界の認識を向上させる、国・地域の活動を支援するとのことです。

IFLA to build libraries’ capacity to positively influence digital information policy through new International Advocacy grant(IFLA, 2014/8/19付け)
http://conference.ifla.org/node/623

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、情報へのアクセスと開発に関するリヨン宣言を発表 Posted 2014年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/26828

サービスとしてのエミュレーションを模索するイェール大学図書館の研究事業

米国議会図書館(LC)のデジタル情報の保存に関するブログ“The Singal”において、2014年8月20日付けのゲストポストとして、イェール大学図書館の、サービスとしてのエミュレーションを模索する研究事業bwFLA Emulation as a Serviceについての記事が掲載されています。

この事業は、エミュレーションが、デジタル情報の保存の1つの戦略として受け入れられる中、拡張可能なエミュレーションサービスEmulation as a Service(EaaS)のソフトウェアのフレームワークを整えようとしているもののようです。

記事では、直近の1か月ほどの間にあったエンドユーザからの、同館所蔵のCD-ROMのコンテンツ利用のリクエストを、ユースケースとなりうる例として紹介しています。これらの事例では、実際には現段階のEaaSでは、エンドユーザへのソリューションには活用できなかったとのことで、その理由として、所持しているOSやアプリケーションソフトが限られていることなどが説明されています。

Emulation as a Service (EaaS) at Yale University Library(LC, The Signal, 2014/8/20付け)

ジャパンリンクセンター(JaLC)、研究データへのDOI登録実験プロジェクトを実施へ

ジャパンリンクセンター(JaLC)が、2014年8月20日、研究データへのDOI登録実験プロジェクトの実施について予告しています。

JaLCでは2014年12月に、研究データへのDOI登録機能を備えた新システムをリリースする予定であり、今回の実験プロジェクトは、日本における研究データへのDOI登録の仕組みを新たに構築し今後の安定運用につなげるため、立ち上げるものとのことです。参加機関の募集は9月の予定とのことです。

研究データへのDOI登録実験プロジェクトについて【予告】(JaLC事務局、2014/8/20付け)
http://japanlinkcenter.org/top/doc/JaLC_kouboyokokuH26-1.pdf

Japan Link Center
http://japanlinkcenter.org/jalc/

ALAとBIDが覚書を締結

米国図書館協会(ALA)と、公益団体「ドイツの図書館と情報」(BID;Bibliothek & Information Deutschland)が、リヨンで開催されている国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会において、2019年までに両機関で協力関係を築く覚書を締結したことを発表しました。両機関は、2016年にドイツのライプツィヒで開催予定のドイツの図書館会議へのALAの協力や、2017年に米国のシカゴで開催予定のALAの年次大会へのドイツの図書館員の出席等を含む、様々なネットワークの確立や交流活動を行うとのことです。

ALA and German Library Association Sign Agreement (ALA, 2014/8/20)
http://www.americanlibrariesmagazine.org/blog/ala-and-german-library-association-sign-agreement

Amerikanisch-deutsche Bibliothekskooperation besiegelt: ALA und BID unterzeichnen "Memorandum of Understanding" in Lyon(BID, 2014/8/20)

米国ニューメディア・コンソーシアム(NMC)、「ホライズン・レポート」の2014年図書館版を公開

2014年8月14日、米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が「ホライズン・レポート」(Horizon Report)の2014年図書館版(Library edition)を公開しました。ドイツ国立科学技術図書館(TIB)、スイス連邦工科大学チューリヒ校図書館(ETH-Bibliothek)の協力により作成され、IFLA WLIC 2014のセッションで公開が発表されたとのことです。図書館版のレポートは今回が初めてとなるとのことです。

レポートでは、大学図書館における技術の採用を促進するトレンドとして、短期的、中期的、長期的な観点から下記の6つが挙げられています。

・1年から2年:「研究データ管理」「モバイルコンテンツと配信の優先順位」
・3年から5年:「変化する学術レコード」「研究コンテンツへのアクセシビリティの促進」
・5年以上:「技術、規格、インフラストラクチャーの絶え間ない進歩」「新しい形の学際的な研究」

また、今後5年間に大学図書館に影響を与えると考えられるテクノロジーについて解説されており、主流となるまでの期間別に下記の6つのテクノロジーが挙げられています。

・1年以内:「電子出版」「モバイルアプリ」
・2年から3年以内:「計量書誌学と引用にかかる技術」「オープンなコンテンツ」

シカゴ大学も“Kuali OLE”を導入、OPACはVuFindで

2014年8月20日、シカゴ大学がオープンソースの図書館システム“Kuali OLE”とVuFindをベースとした新しいOPACを導入したと発表しています。OPACについては、同大学の図書館スタッフがカスタマイズしたとのことです。

UChicago launches Kuali OLE and new Catalog(2014/8/20)
http://news.lib.uchicago.edu/blog/2014/08/20/uchicago-launches-kuali-ole-and-new-catalog/

The University of Chicago Library Catalog
http://catalog.lib.uchicago.edu/

参考:
オープンソースの図書館システム“Kuali OLE”、リーハイ大学が初導入
Posted 2014年8月20日
http://current.ndl.go.jp/node/26837

オープンソースの次世代OPAC“VuFind”のバージョン2.0が公開
Posted 2013年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/23809

E1563 - 2013年から2014年の図書館システム市場動向は?(米国)

IFLAとLIBERが覚書を締結、図書館における著作権についてのアドボカシー等で協力

国際図書館連盟(IFLA)(2014年7月9日署名)と欧州研究図書館協会(LIBER)(2014年7月8日署名)が覚書を締結したことが発表されています。

両者は、教育、学習、研究のための知識へのアクセスを推進するという共通の目的を持っており、特に、テキスト・データ・マイニング、研究データの共有、コンテンツへのアクセス、電子情報保存等の枠組みを発展させること等において協力するとのことです。

Memorandum of Understanding between Ligue des Bibliothèques Européennes de Recherche (LIBER) and International Federation of Library Associations(IFLA)
http://libereurope.eu/wp-content/uploads/2014/08/LIBER-IFLA-MoU-AUG2014.pdf

New Memorandum of Understanding approved between IFLA and the Association of European Research Libraries (LIBER)
http://www.ifla.org/node/8920