アーカイブ - 2014年 8月 18日

Springer、同社の会議録に自動論文生成ソフトSCIgenで作成されたペーパーが含まれていたことについての報告書を公開

2014年8月14日、Springerが、同社の提供する会議録に自動論文生成ソフトSCIgenで作成されたペーパーが含まれていたことについて、最終報告書を公開しました。

Springer社は、2014年2月11日に、コンピュータ科学と工学の会議録16件について、SCIgenで作成された疑いがあるとの警告を受けており、これについて調査を行った結果を報告したものとのことです。最終的に、2010年から2014年の間に出版された工学分野とコンピュータ科学分野の4つの会議録シリーズにおいて、15の会議の18本のペーパーについて、SCIgenででたらめに作成された論文であると結論づけたとのことです。コンピュータ科学および工学分野の35万件のその他のファイルについては、厳密な調査の結果、でたらめなものはないということが確認されたとのことです。

SCIgenの検知システムの導入等、質を保つための今後の対応策なども示されているようです。

報告書の“Appendix D”に取り下げられたペーパーの一覧が掲載されています。

Final Report on SCIgen-generated papers in conference proceedings published by Springer (Springer, 2014/8/14)

Illustrated London News紙、1914-1918年アーカイブを提供する“The Illustrated First World War”を公開

英国の週刊紙“Illustrated London News”が、1914年から1918年に発行した記事のコレクションを提供するオンラインアーカイブ“The Illustrated First World War”を公開しました。今後、“The Illustrated War News”、“The Sphere”等の7誌が第一次世界大戦中に発行した記事のコレンクション、70,000ページも追加される予定とのことです。

The Illustrated First World War
http://www.illustratedfirstworldwar.com/

Browse the wartime pages of the Illustrated London News in a new online archive(First World War Centenary, 2014/8/13)
http://www.1914.org/projects/browse-the-wartime-pages-of-the-illustrated-london-news-in-a-new-online-archive/

参考:
電子リソースの新規導入が思わぬ発見に Oxford English Dictionaryの記述を覆す(米国)

埼玉県立久喜図書館、パネル展示「ひとりにさせない。がん患者さんの心を支える」を開催

2014年8月14日から9月15日まで、埼玉県久喜図書館で、がん患者会・支援団体を紹介するパネル展示「ひとりにさせない。がん患者さんの心を支える」を開催しています。

がん患者会・支援団体では悩みを話す場を提供したり、病気や治療、日常生活などの情報交換をしているとのことです。パネル展示では、埼玉県内の6つのがん患者会・支援団体の活動情報やイベント等の案内をしているとのことです。

また、久喜図書館では、がん情報コーナーを常設しており、がんの基礎知識や治療法などの全般的なものや、各種がんについての図書を提供しているとのことです。また、持ち帰ることができるがんに関するパンフレットも多数用意しており、がんに関する幅広い情報を提供しているとのことです。

埼玉県立図書館のウェブサイトでは、がん相談窓口やがんに関するインターネット情報なども紹介しています。

県立久喜図書館 パネル展示「ひとりにさせない。がん患者さんの心を支える」を開催 県内がん患者会・支援団体の活動を御紹介します(埼玉県, 2014/8/13)
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news140813-02.html

がん情報コーナーのご案内(埼玉県立図書館)

EIFL、7つ目の公共図書館イノベーション賞の応募を開始

2014年8月12日、EIFLの公共図書館イノベーションプログラム(EIFL-PLIP)が、7番目のイノベーション賞の実施をアナウンスしています。今回の賞は、子どもあるいは大人への教育への貢献におけるICTの活用で、応募は2014年10月11日までとなっています。

Award for innovative public library education services Published (EIFL, 2014/8/12付け)
http://www.eifl.net/news/new-award-public-libraries-contributing-educa

研究助成金の公募情報を提供する「コラボリー/Grants」(ベータ版)が公開

2014年8月18日、株式会社ジー・サーチが、研究者支援プラットフォーム「コラボリー」のコンテンツの第一弾として「コラボリー/Grants」を公開しました。国・自治体・民間助成団体による研究助成の公募情報を集約し、提供するものとのことです。

コラボリー/Grants(研究助成)のβ版サービス提供を開始します
https://www.colabory.com/grants/gsd033_01/index?no=9

コラボリー/Grants(研究助成)
https://www.colabory.com/grants/

参考:
株式会社ジー・サーチ、研究助成金の公募情報を提供する「コラボリー/Grants」の提供開始をアナウンス Posted 2014年7月30日
http://current.ndl.go.jp/node/26690

利用者主導型の購入(PDA)に関する文献レビュー(文献紹介)

“Georgia Library Quarterly”の2014年Vol. 41, No. 3に、Karin J. Fulton氏による利用者主導型の購入(PDA)に関する文献レビュー“The Rise of Patron-Driven Acquisitions: A Literature Review”が掲載されています。

PDAについて、PDAとは何か、PDAを利用することの利点、PDA利用にあたっての課題、図書館へのPDAの導入、誰がPDAを利用するのかといった観点から、PDAに関する文献をまとめ、レビューしています。

Fulton, Karin J. (2014) "The Rise of Patron-Driven Acquisitions: A Literature Review," Georgia Library Quarterly: Vol. 51: Iss. 3, Article 10.
http://digitalcommons.kennesaw.edu/glq/vol51/iss3/10/

The Rise of Patron-Driven Acquisitions: A Literature Review(PDF;10ページ)

国際出版連合(IPA)、各国のデジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開

2014年7月25日付で、国際出版連合(IPA)が、デジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開しました。電子書籍、電子ジャーナル、ウェブサイトやブログなどのデジタルコンテンツに納本制度がどのように適応されてきたのか、ドイツ、オランダ、英国、フランス、イタリアを中心に事例が簡潔に紹介されています。また、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、ノルウェー、韓国、米国の電子納本の状況についても簡単に触れられています。

Digital Legal Deposit An IPA Special Report(PDF;9ページ)(IPA, 2014/7/24)
http://www.internationalpublishers.org/images/stories/news/DLD.pdf

New IPA report on electronic legal deposit(IPA)
http://www.internationalpublishers.org/component/content/article/55-news/473-new-ipa-report-on-electronic-legal-deposit

参考:
E1464 - オンライン資料収集制度(愛称:eデポ)の開始