アーカイブ - 2014年 8月 13日

在りし日の図書館の模様(記事紹介)

mental_flossというウェブサイトで、2012年4月に、20世紀前半から半ばにかけての米国の図書館員の仕事の様子や集合写真等の写真15点を紹介する記事が掲載されていました。この記事に、新たに15点の写真とその解説が追加され、公開されていました。新規に追加されたのは、エジプト、ロシア、英国等の図書館の写真や、図書館を利用する生徒の様子の写真です。

30 Vintage Photos of People in Libraries(mental_floss、2014年6月26日付け)
http://mentalfloss.com/article/57504/30-vintage-photos-people-libraries

全ての人々に健康情報を:HIFA(Health Information For All)が“HIFA Voices”を公開

キャンペーン“Health Information For All”(HIFA;全ての人々に健康情報を)において、データベース“HIFA Voices”が公開されています。

このデータベースは、様々な状況にあるヘルスケアの提供者にとって健康に関する情報や学習のニーズはどのようなものか、それらのニーズを満たす上での障害等は何か、ヘルスケアに関する情報の利用可能性を向上させるためには何がなされるべきかといった問いについて、回答となるような情報を集めているデータベースのようです。

以下の3つのコンテンツから構成されています。
・HIFA Quotations:HIFA Global Forumのメッセージの抜粋
・HIFA Citations (Formal):査読誌に掲載された関係するレポートの書誌レコード
・HIFA Citations (Informal):査読誌以外の関係するレポートやウェブサイトなどの書誌レコード

HIFA Voices(ホーム)
http://www.hifavoices.org/

検索への入り口(Search)
http://www.hifavoices.org/search-hifa-voices

国立国会図書館デジタルコレクションで、「科学技術文献速報」等の資料が公開

2014年8月13日、国立国会図書館デジタルコレクションに、「科学技術文献速報」約3,000点を、科学技術振興機構(JST)の協力によりインターネット公開しました。また、著作権処理を完了した図書約120点をインターネット公開しました。

この他、同日、雑誌(人文科学分野)約27,000点を追加しました。これらは国立国会図書館内のみで閲覧可能ですが、書誌情報、目次情報はインターネット上でも利用できます。

国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/

参考:
国立国会図書館デジタルコレクションに、米国戦略爆撃調査団文書、極東軍文書、プランゲ文庫等の資料を追加 Posted 2014年3月12日
http://current.ndl.go.jp/node/25684

英国ウェルカム図書館、19世紀の医学関連文献のデジタル化プロジェクトに新たに9機関が参加したことを発表

2014年7月29日、英国ウェルカム図書館がJISCと共同で行っている、19世紀に出版された医学関連の文献をデジタル化し"UK Medical Heritage Library (UK MHL)"に追加するプロジェクトに、新たに9機関が参加することが発表されました。約1500万ページの図書やパンフレットを2年かけてデジタル化し、総合的なオンラインライブラリーを作り、コンテンツをウェルカム図書館、Internet Archive、JISCなどの複数のプラットフォームから提供する予定とのことです

The UK Medical Heritage Library: uniting digitised collections (Wellcome Library, 2014/7/29)
http://blog.wellcomelibrary.org/2014/07/the-uk-medical-heritage-library-uniting-digitised-collections/

Wellcome Library and Jisc announce partners in 19th-century medical books digitisation project (Wellcome Trust, 2014/7/29)

目録とレファレンスサービスの関係は?(文献紹介)

“Reference Services Review”の第42巻第3号に、Teressa M. Keenan氏による“RDA: cataloging standards affect reference service”と題した記事の掲載が予定されています。

アブストラクトによると、この記事では、目録規則とレファレンスサービスの関係に注目し、レファレンスライブラリアンへのRDAの一般的なトレーニングの重要性が指摘されているとのことです。利用者がどのように目録を利用しているのか、また、書誌データが、必要なデータの発見やアクセスにどのように役立っているのかについて、さらなる検討が必要であることが指摘されているようです。RDAがレファレンスに影響を与える可能性について分析した研究は多くないとのことで、図書館員が目録作成とレファレンスの関係を理解することは、さらなる調査の出発点としての役割を果たす有用なことであるとされているようです。

Teressa M. Keenan, (2014) "RDA: cataloging standards affect reference service", Reference Services Review, Vol. 42 Iss: 3

YALSA、子ども向けの推薦図書を検索できるアプリ“Teen Book Finder”を公開

2014年8月5日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が子ども向けの推薦図書を検索できるアプリ“Teen Book Finder”を公開しました。

Android対応のアプリで、YALSA's Book Awardsの受賞作品とYALSAの推薦図書が著者やタイトル、ジャンル等から検索できるものとのことです。OCLCのWorldCat Search APIを使用して作成されており、指定した図書が、近隣のどの図書館にあるか、また、オーディオブックや電子書籍など利用できるフォーマットも表示されるとのことです。その他、自分用のリストを作成したり、TwitterやFacebookで本についての情報をシェアすることもできるとのことです。

Android version of Teen Book Finder App now available(ALA, 2014/8/12)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/08/android-version-teen-book-finder-app-now-available

YALSA’s Teen Book Finder(Google play)

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、1861年のセンサスのデータベースを更新

2014年8月12日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、同館が2013年に公開した1861年のセンサスのデータベースを更新したと発表しています。

1861年のセンサスには、利用者やLACの職員からレコードの欠如や画像の取り違え等多くの指摘が寄せられ、LACは133,000項目にわたって修正を行ったとのことです。

発表では、修正の内容として、ハミルトン、キングストン、ロンドン、オタワ、トロントなどの都市のレコードについては、以前は行方不明であるとされていましたが、近隣の行政区に紛れていることが判明し、正しい行政区分に修正したこと等が掲載されています。

Major Update to the 1861 Census of Canada Database(LAC, 2014/8/12)
http://thediscoverblog.com/2014/08/12/major-update-to-the-1861-census-of-canada-database/

About the 1861 Census(LAC)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/census/1861/Pages/about-census.aspx

Censuses(LAC)

スミソニアン協会、クラウドソーシングでデジタル化された資料をテキストデータ化

2014年8月12日、スミソニアン協会が、デジタル化した資料をクラウドソーシングでテキストデータ化するためのウェブサイトを公開し、協力を呼びかけています。

手書きの日記や文書の文字は機械で読み取ることが難しく、人手による解読が必要になるとのことです。デジタル化画像の文字をテキストデータ化し、検索できるようにすることで、さらなる研究や発見の機会をひらくことを目的としているとのことです。

同協会では、この1年間で、1,000近くのボランティアと試行を行い、13,000ページ以上のテキストデータ化を完了したとのことです。

Volunteers Needed for Massive Smithsonian Digitization Project - New Website Allows Anyone with Internet Connection to Help(Smithsonian, 2014/8/12)
http://newsdesk.si.edu/releases/volunteers-needed-massive-smithsonian-digitization-project

Transcription Center
https://transcription.si.edu/

参考:

Asuka Academy、MITの講義を日本語に翻訳して無料公開

2014年8月8日、Asuka Academyが、マサチューセッツ工科大学(MIT)とパートナーシップを締結し、MIT OpenCourseWareで提供される講義を日本語に翻訳して無料公開すると発表しています。

また、日本語のプラットフォーム・受講者コミュニティなどの学習環境の提供、「CLOCW」という独自コンセプトによる講座の修了認定、修了証の発行も予定しているとのことです。講座の学習と修了認定、修了証書発行は無料で提供されるとのことです。

「ルーウィン先生の物理学入門 #1」「Python入門」の2つの講義について、2014年10月1日からの開講を予定しており、受講募集を行っています。

Asuka Academyの講義の日本語翻訳は、有志ボランティアが担っているとのことです。また、今後、MITの講義を中心に、様々な大学のオープンな学習講座の日本語翻訳による提供を予定しているとのことです。

Asuka Academy
http://www.asuka-academy.com/

MIT(マサチューセッツ工科大学)とオフィシャルパートナーシップを締結。 世界で最も定評のある大学講義を日本語で無料ネット提供開始。 (Asuka Academy, 2014/8/8)