アーカイブ - 2014年 8月

8月 29日

ALA、図書館員によるコミュニティへの関わりを支援するための資料を紹介

2014年8月25日、米国図書館協会(ALA)が、図書館員がコミュニティとより深く関わり、変化を促すための参考となるような情報源を紹介しています。

情報源は、Harwood Institute for Public Innovationが作成したもので、コミュニティとの関わりについて検討を開始してからの期間を3段階にわけ、約1ヶ月毎にそれぞれの時期に必要なツールを紹介しています。ALAの Libraries Transforming Communitiesのウェブサイトで公開されています。

Resources for Libraries(Transforming Libraries)
http://www.ala.org/transforminglibraries/libraries-transforming-communities/resources-for-library-professionals

Free resources available to help libraries engage community, lead change(ALA, 2014/8/25)

W3C、“Linked Data Platform Best Practices and Guidelines”を公開

2014年8月28日、ウェブ技術の標準化を推進する団体W3CのLinked Data Platform (LDP)ワーキンググループが、“Working Group Note”として、LDPの実装にあたってのベストプラクティスとガイドラインをまとめた“Linked Data Platform Best Practices and Guidelines”を公開しました。

Linked Data Platform Best Practices and Guidelines(W3C, 2014/8/28)
http://www.w3.org/TR/2014/NOTE-ldp-bp-20140828/

Linked Data Platform Working Group
http://www.w3.org/2012/ldp/wiki/Main_Page

LINKED DATA PLATFORM BEST PRACTICES AND GUIDELINES NOTE PUBLISHED(W3C, 2014/8/28)
http://www.w3.org/blog/news/archives/4036

参考:
W3Cのワーキンググループ、“Linked Data Platform1.0”を勧告候補に
Posted 2014年6月20日

米国ミネソタ州に水上図書館“Floating Library”が登場

米国ミネソタ州ミネアポリスの湖に、期間限定の水上図書館“Floating Library”が登場しました。アーティストであるSarah Peters氏らによるアートプロジェクトで、手作りの木製ボートにアーティストが制作した図書等が約80冊配架され、水上図書館員“floating librarians”が貸出手続や読書案内を行っているとのことです。利用者は図書館までカヌーやカヤック等を漕いで行き、ブラウジングし、図書を借りることができますが、泳いでの来館は望ましくないとのことです。

the Floating Library
http://thefloatinglibrary.org/

the Floating Library 2014 (facebook)
https://www.facebook.com/events/1638148799743722/

オックスフォード大学出版局、エボラ出血熱に関する論文やオンライン情報源を無料で利用可能に

オックスフォード大学出版局が、エボラ出血熱に関する論文50本やオンライン情報源を、期間限定で無料で利用できるようにしたことを発表しています。記事へのアクセス可能期間は2014年11月25日までとのことです。

Free access to OUP resources for Ebola World Health Emergency(Oxford University Press)
http://www.oxfordjournals.org/en/our-journals/medicine-and-health/ebola.html

参考:
米国議会調査局、エボラ出血熱に関するCRSレポートを公開 Posted 2014年8月29日
http://current.ndl.go.jp/node/26912

米国議会調査局、エボラ出血熱に関するCRSレポートを公開

米国議会図書館(LC)の議会調査局(CRS)が、2014年8月26日、エボラ出血熱に関するCRSレポート“The 2014 Ebola Outbreak: International and U.S. Responses”を刊行しました。ウェブ上で閲読することができます。

The 2014 Ebola Outbreak: International and U.S. Responses
http://fas.org/sgp/crs/row/R43697.pdf

参考:
米国国立医学図書館、エボラ出血熱の流行に関する情報を案内するウェブサイトを開設 Posted 2014年8月26日
http://current.ndl.go.jp/node/26873

ノースカロライナ大学の図書館にリサーチ・ハブとメイカースペース設置

ノースカロライナ大学チャペルヒル校の図書館において、リサーチ・ハブとメイカースペースを設置する動きが進んでいます。Davis LibraryとKenan Science Libraryで開室し、またHealth Sciences Libraryでも3つ目となるリサーチハブが開室する予定とのことです。

Davis Library Research Hubの焦点とする領域には、GIS、テキスト・データ・マイニング、デジタル人文学、レポジトリ―サービスなどが列挙されています。またKenan Science Libraryのリサーチ・ハブおよびメイカースペースの焦点とする領域には、3Dデザイン、データ管理プラニングなどが列挙されています。

Welcome to the Research Hub and Makerspace!(UNC Library News and Events, 2014/8/28付け)
http://blogs.lib.unc.edu/news/index.php/2014/08/welcome-to-the-research-hub-and-makerspace/

Research Hub
https://library.unc.edu/hub/

Makerspace

トムソン・ロイター社、DataCiteと協力

2014年8月28日、トムソン・ロイター社がDataCiteと連携することを発表しました。これにより、同社のData Citation IndexはDataCiteと連携する世界中のレポジトリの研究データとつながり、また、アクセス可能な研究データを増やすというDataCiteの目的は更に推進するとのことです。

Thomson Reuters Collaborates with DataCite to Expand Discovery of Research Data (Thomson Reuters, 2014/8/28)
http://thomsonreuters.com/press-releases/082014/datacite-research-discovery

Thomson Reuters Collaborates with DataCite to Expand Discovery of Research Data (DataCite, 2014/8/28)
http://www.datacite.org/node/135

参考:
E1537 - 研究データへの識別子付与と引用可能性向上:DataCiteの活動
No.254 2014.02.20
http://current.ndl.go.jp/e1537 

ワシントンD.C.公共図書館、ホームレス来館者への対応のためソーシャルワーカーを雇用(記事紹介)

2014年8月27日付けのワシントン・ポスト紙(オンライン)で、“D.C. adds a social worker to library system to work with homeless patrons”と題し、ワシントンD.C.公共図書館に雇用されたソーシャルワーカーについての記事が掲載されています。

同館では、2014年5月から、ソーシャルワーカーのJean Badalamenti氏を“health and human services cordinator”という新設のポジションで雇用しており、記事では同氏の言葉を引用しつつ活動等を紹介しています。同氏によると、ソーシャルワーカーの雇用はサンフランシスコ公共図書館に次いで米国内で2例目ではないかとのことです。

なお、記事は、米国内の公共図書館によるホームレス支援の取組みとして、
・フィラデルフィアでカフェ、シアトルでカフェのカートを以前ホームレスだった人が雇用され営業している
・ダラスでは、ホームレスに対するインタビューを配信していること
にも言及しています。

D.C. adds a social worker to library system to work with homeless patrons(The Washington Post, 2014/8/27付け)

1743年設立の米国最古級の図書館“Darby Free Library”、財政難で閉館の危機再び

1743年に設立された、Darby Free Library(ペンシルバニア州デラウェア郡)について、閉館の可能性が報じられています。同館は、現在まで運営が継続されている米国の図書館としては最古とされています。

報道によると、既に赤字経営となっているのに加え、必要な電気工事の経費がまかなえない状況にあり、追加の資金調達が行えない場合には、閉館の判断もあり得るとのことです。

なお同館は、2009年にも閉館の可能性が報じられ、その際には、寄付等により、開館が維持されました。

Crisis in Darby: New financial crunch may force oldest library in U.S. to close its doors(Daily Times, 2014/8/21付け)
http://www.delcotimes.com/general-news/20140821/crisis-in-darby-new-financial-crunch-may-force-oldest-library-in-us-to-close-its-doors

ナパ郡図書館が全館再開:地震により書籍散乱等の被害(米国)

2014年8月24日の地震により、書籍が書架から落下し散乱する被害のあったナパ郡図書館(カリフォルニア州)が、28日、4館全て再開したとのことです。

同館では被災直後からFacebookで書籍が散乱した模様を撮影した写真を掲載し、また8月26日には、同館のDanis Kreimeier館長が復旧作業中の館内で撮影したビデオメッセージを掲載していました。

Napa County Library (Facebook)
https://www.facebook.com/NapaCountyLibrary

Danis Kreimeierによるビデオメッセージ(復旧作業段階)
https://www.facebook.com/photo.php?v=831275453579210&set=vb.154336844606411&type=2&theater

被災に関する報道;
Napa earthquake sends library books flying(Los Angeles Times, 2014/8/25)
http://www.latimes.com/books/jacketcopy/la-et-jc-napa-earthquake-sends-library-books-flying-20140825-story.html

8月 28日

JaLC、「ジャパンリンクセンター活用の為の対話・共創の場(第1回)」の動画を公開

ジャパンリンクセンター(JaLC)が、2014年8月21日に開催した『ジャパンリンクセンター活用の為の対話・共創の場(第1回)』の動画を公開しました。

ジャパンリンクセンター
http://japanlinkcenter.org/jalc/
※「説明会、展示・デモのご案内」コーナーに掲載

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yNC639gd7YY&list=PLwlAbCcz-l4tFk1Vujf9qMY4Hwm0j4BDQ&index=1

国立国会図書館、「書誌データ利活用説明会」のページを新設

国立国会図書館は、2014年8月28日、「書誌データ利活用説明会」のページを新設しました。説明会の配布資料、発表資料などを掲載しています。

書誌データ利活用説明会
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bibdata_briefing.html

参考:
国立国会図書館、「書誌データ利活用説明会」(11/1)の資料を公開 Posted 2013年11月13日
http://current.ndl.go.jp/node/24840

国際音楽資料情報協会(IAML)ブラジル支部の活動

国際音楽資料情報協会(IAML)のウェブサイトにおいて、2014年8月27日付で、ブラジル支部の活動についての記事が掲載されています。

記事によると、同支部は2009年に Academia Brasileira de Musicaにより設立され、その後2013年にUniversidade de Brasiliaで開催された第1回の”Brazilian Congress on Research and Information Systems in Music”において再設立されたようです。このイベントの結果は、2015年の早い時期に書籍として刊行される予定とのことです。

また記事では、2015年3月には、キューバのハバナにおいて、イタリア支部と共催で第1回Latin-American IAMLのイベントが開催されることが言及されています。

New national Branch in Brazil - the first in Latin America! (IAML, 2014/8/27)
http://www.iaml.info/en/node/1153

Secao Brasileira da Associacao Internacional de Bibliotecas e Arquivos de Musica (AIBM/IAML-Brasil)

ドリス・レッシング氏の個人コレクション3,000冊がジンバブエの公共図書館に寄贈

ノーベル文学賞受賞者であり2013年に死去したドリス・レッシング氏の個人文庫の蔵書3,000冊が、ジンバブエの首都ハラレの公共図書館(Harare City Library)に寄贈されるとのことです。ジンバブエの公共図書館では、資料購入費が不足しており、今回の寄贈が歓迎されている旨を、The Gardian紙(オンライン)が2014年8月26日付で報じています。資料には伝記や歴史書、参考書、詩などが含まれているとのことです。レッシング氏は四半世紀をジンバブエで過ごしたとのことです。

Doris Lessing's last gift: 3,000 books donated to public library in Zimbabwe(The Guardian, 2014/8/26付け)
http://www.theguardian.com/books/2014/aug/26/doris-lessing-book-collection-zimbabwe-library

ペンシルバニア大学、MOOCでニューヨーク公共図書館と協力

米国ペンシルバニア大学が、近現代詩のMOOCである“ModPo”において、ニューヨーク公共図書館と協力することを発表しました。この秋に開校されるAl Filreis氏によるModPoに参加するニューヨークの学習者は、ビデオ討論や、ウェブ放送でのセッション等のオンラインでのアクティビティに加えて、ニューヨークのHudson Park図書館で期間中に毎週行われる、学んだ詩を読む集まりに参加できるとのことです。

Penn's 'ModPo' MOOC partners with the New York Public Library(Penn Current 2014/8/28付け記事)
http://www.upenn.edu/pennnews/current/2014-08-28/latest-news/penns-modpo-mooc-partners-new-york-public-library

国立公文書館、特定歴史公文書等約1万冊を新規公開

国立公文書館が、2014年8月28日から、新たに受け入れた特定歴史公文書等(10,600冊)について、国立公文書館デジタルアーカイブに目録データ等を追加し、利用可能にしたとのことです。

新規公開文書のお知らせ(国立公文書館、2014/8)
http://www.archives.go.jp/owning/new/shinkibunsho26.html

国立公文書館デジタルアーカイブ
http://www.digital.archives.go.jp/

ホロコースト以前の欧州におけるユダヤ人の生活等を記録した写真家Roman Vishniacの作品データベースが公開

米国ニューヨークのInternational Center of PhotographyとワシントンD.C.の米国ホロコースト記念資料館(United States Holocaust Memorial Museum)が協力し、写真家Roman Vishniacによる作品のデータベースを公開しました。ホロコースト以前の欧州におけるユダヤ人の生活、ナチスの台頭とそれによるユダヤ人の生活への影響等が記録されているとのことです。

Archive of pre-Holocaust Jewish images digitized (AP, 2014/8/26付け記事)
http://www.bigstory.ap.org/article/archive-pre-holocaust-jewish-images-digitized

あの人はいったいどんな字を書いたのか-国立国会図書館、企画展示「あの人の直筆」を開催

国立国会図書館は、2014年10月18日から11月18日まで東京本館において、企画展示「あの人の直筆」を開催します。日本の近世から戦後にかけて各分野で活躍した有名人約150人の直筆資料を集め、展示します。

亡友帖(坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作、木戸孝允など)、細川ガラシャ 書簡、夏目漱石葉書(正岡子規宛)、勝海舟自画自賛などを展示します。また、今春から提供を開始した脚本の原稿も展示します。

企画展示 「あの人の直筆」 (国立国会図書館、2014/8/28付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1207039_1376.html

チラシ
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1410exhibition.pdf

米国National Gallery of Art、子供向け無料iPadアプリ“NGAkids Art Zone”を発表

2014年8月26日、米国のNational Gallery of Artが、子供向け無料iPadアプリ“NGAkids Art Zone”を発表しました。様々なアート作成ツール等を提供するコンピュータベースの学習アクティビティであるNGAkids Art Zoneのスタイルを反映した、8つの新しいアクティビティが利用できるとのことです。

National Gallery of Art Launches Interactive NGAkids Art Zone App Inspired by the Collection (National Gallery of Art, 2014/8/26)
http://www.nga.gov/content/ngaweb/press/2014/ngakids-artzone.html

『カレントアウェアネス-E』265号を発行

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