アーカイブ - 2014年 7月 8日

九州大学附属図書館、「桑木文庫」のデジタル化画像を追加公開:『塵劫記』『研幾算法』など

九州大学附属図書館が、2014年7月8日、同中央図書館所蔵の「桑木文庫」について、2012年度にデジタル化した数学書・和算書計42点(86冊)を公開しました。『塵劫記』(吉田光由)、『研幾算法』(建部賢弘・関孝和)などが含まれています。

桑木文庫の和算書などをデジタル化して追加公開しました(九州大学附属図書館、2014/7/8付け)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/1442

桑木文庫
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/kuwaki

参考:
九州大学附属図書館、「桑木文庫」『福岡縣農務誌附図』『筆記朱子敬齋箴説』をデジタル化公開 Posted 2013年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/23256

@nifty何でも調査団が「本・電子書籍についての本音・実態調査」結果を公開

2014年7月4日、ウェブ上で実施したアンケート調査の結果をまとめて公開するサイト「@nifty何でも調査団」で、「本・電子書籍についての本音・実態調査」の結果が公開されました。

同調査は2014年6月20日から26日にかけて実施され、有効回答数は4,226件であったとのことです。本を読む頻度や週の読書時間等、7つの質問への回答がまとめられています。

調査によれば、回答者の約7割は電子書籍を利用したことがまったくなく、何度もあるとする回答者は14%にとどまったとのことです。ただし若い世代ほど電子書籍利用者の割合が高く、30代以下では20%以上が何度も電子書籍を利用していた、とされています。また、電子書籍のメリットと思うこと1位は「置き場所に困らない」、デメリットと思うこと1位は「端末を用意する必要である」でした。

本・電子書籍についての本音・実態調査(@nifty何でも調査団、2014/7/4付け)
http://chosa.nifty.com/cs/catalog/chosa_report/1.htm?theme=A20140704

Googleが「忘れられる権利」への対応 検索対象からの削除を進める

2014年7月3日付けのThe Hill紙オンライン版等で、Googleが2014年5月の欧州司法裁判所(Court of Justice)の裁定に従い、検索結果からのリンク削除作業を進めていることが報じられています。

The Hill紙によればGoogleはThe Guardian、BBC、Daily Mail等に対し、個人名が含まれている一部の記事をヨーロッパにおけるGoogleの検索結果から削除する旨を連絡したとのことです。各メディアが「忘れられる権利」とジャーナリズムに対する脅威の問題等として取り上げるとともに、検索結果から削除された記事内容の詳細も報じています。

なお、ヨーロッパ以外のGoogleからは検索可能であるとのことです。

News stories ‘forgotten’ from Google searches(The Hill、2014/7/3付け)
http://thehill.com/policy/technology/211268-news-stories-forgotten-from-google-searches

EU's right to be forgotten: Guardian articles have been hidden by Google(The Guardian、2014/7/2付け)

Google Scholar、学術雑誌のインパクト指標を2014年版に更新

2014年6月26日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス”Google Scholar Metrics”の値を2014年版に更新しました。

Google Scholar Metricsは過去5年分の当該雑誌の掲載論文数とそれらの被引用数に基づいて算出される”h5-指標”と、”h5-指標”の集計に用いられた論文の被引用数の中央値である”h5-中央値”を雑誌の書かれた言語や分野ごとに提供するものです。2014年版では2009年から2013年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。

なお、2014年版からは2013年版までで提供されていたヨーロッパ研究等の7分野が廃止され、他の分野の中に組み込まれたとのことです。

2014 Scholar Metrics released(Google Scholar Blog、2014/6/26付け)
http://googlescholar.blogspot.jp/2014/06/2014-scholar-metrics-released.html

国際図書館連盟(IFLA)、図書館のインパクトやアウトカムに関する文献リストを更新

国際図書館連盟(IFLA)のStatistics and Evaluation Sectionが、2014年7月3日付けで文献リスト”Impact and Outcome of Libraries”の更新版を公開しました。2012年に公開された前の版では図書館のインパクトやアウトカムに関する421点の文献が収録されていましたが、新たに公開された版では542点の文献が収録されています。リストの冒頭には国際標準化機構(ISO)が新たに公開した図書館のインパクト評価の方法と手順に関する規格、ISO 16439:2014が挙げられています。

Bibliography ”Impact and Outcome of Libraries”
http://www.ifla.org/files/assets/statistics-and-evaluation/publications/bibliography_impact_and_outcome_2014.pdf

参考:
図書館のインパクト評価に関する ISO 16439:2014が刊行
Posted 2014年7月7日
http://current.ndl.go.jp/node/26520

国際図書館連盟(IFLA)、図書館のインパクトやアウトカムに関する文献リストを公開
Posted 2012年11月26日

Wikipediaは論文のどの箇所で、なぜ引用されるのか?(文献紹介)

2014年6月28日公開のJournal of Scientometric Research誌第2巻3号に、Fariba Tohidinasab氏とHamid R Jamali氏による論文” Why and where Wikipedia is cited in journal articles?”が掲載されています。

この論文は2007年から2012年の間にScopusに収録されていた英語論文でWikipediaを引用していたものの中からランダムに選んだ602本を対象に、Wikipediaを引用する動機とどこで引用しているのかについて内容分析と引用分析を行ったものです。分析の結果、Wikipediaを論文の中で引用する動機は20に分けられ、特に多いのは一般的な情報や定義を示すために引用する場合と、事実や数字を示すために引用する場合でした。また、Wikipediaを引用する箇所としては「はじめに」が多かったとのことです。論文中でのWikipediaの引用は増加しているものの、分野による違いもあるとされています。

NLS、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料等を公開

2014年7月3日、米国議会図書館の視覚障害者および身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料などを公開しました。

この会議は、現在の点字利用者のニーズにあったNLSの製品やサービスを検討し、点字リテラシーの向上を支援することを目的とし、パーキンス盲学院との共催で、2013年6月19日から21日まで開催されたとのことです。点字の利用者だけでなく、図書館員、技術者、点字製作者、点字リテラシーに関する専門家等100名以上が参加したとのことです。

The Future of Braille: NLS Braille Summit Presentations and Outcomes(NLS, 2014/7/3付)
http://www.loc.gov/nls/other/futureofbraille.html

参考:
世界の点字を収録する「World Braille Usage」の第3版が公開
Posted 2013年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/23564

【イベント】日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)、大学のMOOC活用に関するワークショップを開催

日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が、各大学の加盟・講座提供の検討にあたっての不明な点、懸念する点に対応するため、名古屋、札幌、仙台、東京、神奈川、高松、岡山、熊本、福岡、京都、金沢にて、JMOOC説明・相談会としてワークショップを実施するとのことです。
(※名古屋会場、札幌会場でのワークショップはすでに終了しています)

プログラムでは、MOOCの海外動向とJMOOCの展開、JMOOC事務局の案内、講座制作についての紹介、QAセッションで構成されるとのことです。

JMOOCのページによると、現在予定されているワークショップの日時、開催場所は以下の通りです。

仙台 7月9日(水)14:00~ グロービス経営大学院 仙台校
東京 7月11日(金)13:00~ 明治大学紫紺館3階 S3、S4会議室
神奈川 7月12日(土)13:00~ 神奈川大学 横浜キャンパス
高松 7月14日(月)13:00~ 香川大学 (共同シンポジウム)
岡山 7月15日(火)14:00~ 岡山大学
熊本 7月17日(木)14:00~ 熊本大学
福岡 7月18日(金)13:00~ 九州女子大学
京都 7月23日(水)14:00~ キャンパスプラザ京都
金沢 7月28日(月)14:00~ 金沢大学  角間キャンパス