2014年7月3日付けのThe Hill紙オンライン版等で、Googleが2014年5月の欧州司法裁判所(Court of Justice)の裁定に従い、検索結果からのリンク削除作業を進めていることが報じられています。
The Hill紙によればGoogleはThe Guardian、BBC、Daily Mail等に対し、個人名が含まれている一部の記事をヨーロッパにおけるGoogleの検索結果から削除する旨を連絡したとのことです。各メディアが「忘れられる権利」とジャーナリズムに対する脅威の問題等として取り上げるとともに、検索結果から削除された記事内容の詳細も報じています。
Google Scholar Metricsは過去5年分の当該雑誌の掲載論文数とそれらの被引用数に基づいて算出される”h5-指標”と、”h5-指標”の集計に用いられた論文の被引用数の中央値である”h5-中央値”を雑誌の書かれた言語や分野ごとに提供するものです。2014年版では2009年から2013年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。
国際図書館連盟(IFLA)のStatistics and Evaluation Sectionが、2014年7月3日付けで文献リスト”Impact and Outcome of Libraries”の更新版を公開しました。2012年に公開された前の版では図書館のインパクトやアウトカムに関する421点の文献が収録されていましたが、新たに公開された版では542点の文献が収録されています。リストの冒頭には国際標準化機構(ISO)が新たに公開した図書館のインパクト評価の方法と手順に関する規格、ISO 16439:2014が挙げられています。
2014年6月28日公開のJournal of Scientometric Research誌第2巻3号に、Fariba Tohidinasab氏とHamid R Jamali氏による論文” Why and where Wikipedia is cited in journal articles?”が掲載されています。
2014年7月3日、米国議会図書館の視覚障害者および身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料などを公開しました。