アーカイブ - 2014年 7月 25日

JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」、9月から開設

2014年7月25日、株式会社ネットラーニングが、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供プラットフォーム「OpenLearning, Japan」を2014年9月から開設することを発表しました。動画講義の受講、掲示板などのコミュニケーションツール、相互採点機能、アンケート機能等が統合された、MOOC専用のクラウド型プラットフォームとのことです。

OpenLearning, Japanのホームページでは、9月25日から開校予定である講座の受講者登録が開始されています。今年度中にかけて10大学以上の講座が順次開講される予定とのことです。

JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」開設:今年度中に10講座以上開講! 100講座100万人受講を目指して(JMOOC, 2014/7/25)
http://www.jmooc.jp/news/release/p626/

OpenLearning, Japan
https://open.netlearning.co.jp/

参考:
大規模公開オンライン講座(MOOC)サイトの「gacco」が開設:NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェア
Posted 2014年2月4日

Scopus収録のジャーナル評価指標(1999年-2013年)が公開

Elsevier社のScopusがカバーするジャーナルについて、1999年から2013年までの評価指数が公開されました。集計された評価指標は、Elsevier社がジャーナルに対する指標として用いている“Source Normalized Impact per Paper(SNIP)”、“SCImago Journal Rank(SJR)”、“Impact per Publication (IPP)”の3つです。

Elsevier社の紹介によると、SNIPは、異なる分野間でジャーナルの比較をしやすくするために、分野による引用のされやすさの違いを考慮したもの、SJRは、Google Page Rankに類似したアルゴリズムを用いて、引用元ジャーナルの質によって引用に重み付けをし、分野間の補正をしたもの、ということです。IPPは、雑誌の引用率を示すもので、当該年から3年分遡った引用数をそれぞれの年に出版された論文数で割ったものとのことです。

Journal Metric Values(Journal Metrics)
http://www.journalmetrics.com/values.php

Download the entire dataset 1999-2013 dataset for free (July 2014)(Journal Metrics)

図書館員の研究データ支援への関わりの状況は?ARL加盟館所属のサイエンス・ライブラリアンに対する調査(記事紹介)

大学・研究図書館協会(ACRL)の刊行する“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.75, no.4に、Karen Antell氏らによる記事“Dealing with Data: Science Librarians’ Participation in Data Management at Association of Research Libraries Institutions”が掲載されています。

2013年1月から米国科学財団(NSF)の助成金申請に関するガイドラインが変更され、研究データの管理が求められるようになったことなどにより、大学図書館では、研究データ管理の支援により積極的に関わるようになっています。この論文は、そのような状況を踏まえつつ、サイエンス・ライブラリアンを対象に実施した研究データ管理支援等の状況について調査の結果をまとめたものです。

調査は、2012年9月に、北米研究図書館協会(ARL)加盟館116館に所属する507人のサイエンス・ライブラリアン対し、電子メールで質問を送付する形で行われたものです。調査は、7件のエラーを除くとちょうど500のアカウントに送付され、175人からの回答を得たとのことです。また質問は16問で、5段階評価や自由記述を織り交ぜたものとのことです。

世界リポジトリランキングの2014年7月版が公開

スペイン高等科学研究院(CSIC)が作成する世界リポジトリランキングの2014年7月版が公開されています。機関リポジトリのランキング(Top Institutional Repositories)では、京都大学のリポジトリが51位、北海道大学のリポジトリが145位、大阪大学のリポジトリが149位となっています。

Top Institutionals (Ranking Web of Repositories)
http://repositories.webometrics.info/en/top_Inst

New edition with updated July 2014 info
http://repositories.webometrics.info/en/node/25

欧州研究図書館協会(LIBER)の2014年第43回年次大会の発表資料等が公開

2014年7月2日から5日まで、ラトビアのリガで開催された欧州研究図書館協会(LIBER)の第43回年次大会の発表資料等が公開されています。今回は、“Research Libraries in the 2020 Information Landscape”をテーマとして開催されたとのことです。「クラウドソーシングとオープンソース」、「Linked Open Data」など10のセッションのペーパーとその発表者のプロフィール、「Europeana Sounds」や「Europeana Cloud」など20のポスター(一部は概要のみ)等が公開されています。

LIBERとSPARC Europeが共同で開催したワークショップでは、EU加盟国のオープンアクセスおよびオープンデータ政策を推進するプロジェクト“Open Access Policy Alignment Strategies for European Union Research(PASTEUR4OA)”や研修等を通じて若手研究者等のオープンサイエンスの実践を支援するプロジェクト“Foster Open Science Training for European Research(FOSTER)”が紹介されたようです。

マディソン公共図書館の創作活動支援プログラム“Bubbler”(米国)

“Library as Incubator Project”(芸術のインキュベーターとしての図書館プロジェクト)において、マディソン公共図書館の創作活動支援のプログラム“Bubller”を紹介する記事及び動画が複数掲載されています。中央館での取組のほか、7月24日付の記事では地域の分館での取組も紹介されています。

Bubblerは、アニメーション、音楽、服飾デザイン、ダンス等々、様々な創作活動を学ぶことのできるワークショップを提供するものです。

What is the Bubbler?(2014/3/20付け)
http://www.libraryasincubatorproject.org/?p=13652

The Bubbler at Madison Public Library: Media Lab(2014/4/11付け)
http://www.libraryasincubatorproject.org/?p=13861

Library as Incubator Project at The Bubbler: Setting up Shop(2014/5/13付け)
http://www.libraryasincubatorproject.org/?p=14176

リテラシー・バンで地域を巡回:2014 Library of the Yearのエドモントン公共図書館の取組(カナダ)

エドモントン公共図書館(Edmonton Public Library)が、図書館サービスの届いていない地域をリテラシー・バン(literacy van)で回るサービス“epl2go”を開始したとのことです。このリテラシー・バンでは、パペットのショーやストーリータイム、Lego、またデジタル関連ではiPad、ゲーム、ロボットなどを届けるとのことで、子どもから高齢者までを対象として、リテラシー教育やコンピュータの個別指導などを提供するものだそうです。

このプログラムは25万ドルの寄付により実現したもので、2014年の夏には、バン4台で、地域の6か所を回り、今後訪問地を増加させる予定のようです。

なお、エドモントン公共図書館は、Library Journal誌の“Library of the Year”を、2014年に、カナダの図書館として初めて受賞しています。

プレスリリース
That’s how EPL rolls! New literacy van brings EPL programs and services outside the library and into the community(Edmonton Public Library, 2014/7/23付け)

OCLC Research等、シェアード・プリントに関するシンポジウムの録画や発表資料を公開

オハイオ州立大学図書館とCommittee on Institutional Cooperation(CIC)が2014年3月27日、28日にダブリンで開催した、地域での冊子体資料の共同管理(Regional Print Management)についてのシンポジウムの録画や発表資料が公開されています。シンポジウムでは、小さなコンソーシアムから州や地域レベルでのイニシアティブまで、さまざまな規模で積極的に行われた取組みが紹介されているとのことです。OCLC Research、オハイオ州立大学図書館、CICによるレポート“Right-scaling Stewardship report provides multi-scale perspective on cooperative print management”で示された知見などが共有されたとのことです。

Regional Print Management Symposium videos feature tips for implementing shared print arrangements(OCLC Research, 2014/7/24)
http://www.oclc.org/research/news/2014/07-24.html

図書館のデジタルコレクションをQRコード付きの壁紙で案内:サンアントニオ公共図書館の取組

米国のサンアントニオ公共図書館が、2014年7月24日から、“Digital Library Community Project”を開始するとのことです。図書館カード保有者が同館のデジタルコレクション(電子書籍など)に容易にアクセスできるよう、地域の高齢者センターやYMCAなどの施設に、QRコード付きの壁紙を張るものとのことです。3か所から開始し、今後数か月のうちに掲示場所を追加させていくとのことです。

SAPL Introduces Digital Library Community Project(San Antonio Public Library, 2014/7/24付け)
http://mysapl.wordpress.com/2014/07/24/sapl-introduces-digital-library-community-project/
※壁紙の画像あり

総務省、「行政機関等が保有するパーソナルデータに関する研究会」を開催へ

総務省が、2014年7月31日に、「行政機関等が保有するパーソナルデータに関する研究会」を開催することを発表しています。行政機関及び独立行政法人等が保有するパーソナルデータについて、その特質を踏まえた専門的な調査・検討を行うためのものとのことです。検討事項として、利活用可能となり得るデータの範囲、類型化及び取扱いの在り方、保護対象の明確化及び取扱いの在り方等があげられています。

「行政機関等が保有するパーソナルデータに関する研究会」の開催(総務省、2014/7/23付け)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyokan06_02000011.html

構成員
http://www.soumu.go.jp/main_content/000304067.pdf

総務省、「ICT地域マネージャー」派遣先を発表(2014年度)

総務省は、2014年度の「ICT地域マネージャー」派遣事業の派遣先の公募を、4月1日から25日まで実施していましたが、これについて、7月23日、決定した派遣先及び派遣するICT地域マネージャーの一覧を発表しています。27団体への派遣が行われるとのことです。

平成26年度「ICT地域マネージャー」派遣先の決定
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000061.html

平成26年度 ICT地域マネージャー派遣先一覧
http://www.soumu.go.jp/main_content/000302211.pdf

IFLA、途上国の図書館情報学に関する書籍“LIS Education in Developing Countries - The Road Ahead”を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、途上国の図書館情報学に関する書籍“LIS Education in Developing Countries - The Road Ahead”を刊行しています。アフリカ、南アジア、東アジア、南米等で図書館情報学教育が直面するさまざまな課題を取り上げ、効果的で前向きなロードマップを示唆するような方法に焦点をあてて紹介しているとのことです。

LIS Education in Developing Countries - The Road Ahead
Series:IFLA Publications 165
http://www.ifla.org/publications/ifla-publications-series-165