Code4Lib JAPANが、2014年9月6日、7日に、福井県の鯖江市図書館でCode4Lib JAPANカンファレンス2014を開催するそうです。Code4Lib JAPAN カンファレンスは図書館と技術、Web、ITをむすぶ、図書館員や技術者、その他すべての関係者が集い、アイデアやツールを紹介しあい、先進的な試みを共有し、関係者が出会い、つながるイベントとのことです。
図書館におけるファーストセール・ドクトリンの重要性を説明し、また、国外で合法に印刷された図書にファーストセールドクトリンが適用されるかどうかを争点としたKirtsaeng v. John Wiley & Sons裁判に触れながら、ファーストセールドクトリンを制限するような動きに対して、懸念を表明しているようです。電子書籍については、図書館が無料でコンテンツにアクセスできるようなビジネスモデルの発展について、議会は引き続き注視すべきことなどを主張しているようです。
NYPL Represents Libraries at House Judiciary Subcommittee Copyright Hearing
ニュージーランド国立博物館(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)が、30,000点以上の高精細画像を無料でダウンロード可能としたことを発表しています。14,000点以上の画像が、クリエイティブコモンズの表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のライセンスで利用可能であり、また17,000点ほどの画像は、“no known copyright restrictions”とのことで、自由に利用してよいものとのことです。同館のCollections Onlineで検索、利用できるようになっています。
公式ブログの記事では、類似のイニシアティブとして、米国のMetropolitan Museum of Art、National Gallery of Art、Brooklyn Museum、Los Angeles County of Art、Yale University、欧州のRijksmuseum、British Library、British Museum、Victoria & Albert Museum、そしてニュージーランド国立図書館の利用・再利用に関する方針が列挙されています。
African Library and Information Associations and Institutions(
AfLIA; アフリカ図書館協会連盟)が、ウェブサイトを公開しました。AfLIAは、2013年7月に開催された“African Library Summit 2013”において設立の支持を得え、正式に設立されていたようです。ウェブサイトでは、組織概要、理事会メンバー、2013‐16年の戦略計画などの情報が掲載されています。
2014年5月28日、カナダ図書館協会(CLA)が学校図書館におけるラーニングコモンズの構築と実践のモデルをまとめた文書” Leading Learning: Standards of Practice for School Library Learning Commons in Canada, 2014”を発表しました。
2014年6月2日付けのNature Newsで、イスラエル・Weizmann Institute of ScienceのDavid van Dijk氏、米ワシントン大学のOhad Manor氏、スペイン・Pompeu Fabra大学のLucas B. Carey氏がCurrent Biology誌で発表した論文” Publication metrics and success on the academic job market”が紹介されています。
ASERLの38のメンバー館に所蔵される農業関連の研究・情報源を集約して提供するもので、DPLAがメインポータルとなり、2014年末に公開される予定のようです。Library Journal誌に掲載された記事によると、同地域の農作物や家畜に関する手書きのフィールドノート、地域の写真などが含まれるものであり、ミシシッピー州立大学の図書館が監修したCHARM(Consortium for the History of Agriculture and Rural Mississippi )のコレクションがベースになるそうです。
米国図書館協会(ALA)と米国児童図書評議会(Children's Book Council: CBC)の合同委員会が、 Association for Library Service to Children’s Quicklists Consulting Committeeの協力のもと作成した、子どもの本棚向けブックリスト“Building a Home Library”のブックリスト2014年版が公開されています。
2014年6月5日(米国東部時間)に、WebJunctionが、地方及び小図書館協会(Association of Rural and Small Libraries:ARSL)およびLibrary Journalの協力により、“Best Small Libraries in America: Vital, Innovative and Thriving”と題するウェビナーを開催するとのことです。
米国最優秀小規模図書館(Best Small Library in America)の2013年の受賞館であるSouthern Area Public Library、2014年の受賞館であるPine River Libraryについて、どのようにして創造的なプログラム、革新的なサービスを構築することができたのかといった内容が、取り上げられるようです。