アーカイブ - 2014年 5月 9日

文部科学省の「ビッグデータ利活用のための研究開発」の採択課題が決定

文部科学省が、2014年5月7日付で、未来社会実現のためのICT基盤技術の研究開発「ビッグデータ利活用のための研究開発」の採択課題を発表しています。筑波大学教授の北川博之氏を事業代表者とする「実社会ビッグデータ利活用のためのデータ統合・解析技術の研究開発」とのことです。

未来社会実現のためのICT基盤技術の研究開発「ビッグデータ利活用のための研究開発」に関する委託先の決定について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1347575.htm

未来社会実現のためのICT基盤技術の研究開発「ビッグデータ利活用のための研究開発」採択課題(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/attach/1347577.htm

ダグラス郡図書館とコロラド州の図書館コンソーシアムによる電子書籍実験プロジェクト“eVoke 2.0”が進行中

図書館における電子書籍の先進的な導入方法により注目を集めたダグラス郡図書館(Douglas County Libraries:DCL)が、コロラド州の図書館コンソーシアム(Colorado Library Consortium;CLiC)と協力して州レベルで実施している、電子書籍の実験プロジェクト“eVoke 2.0: Colorado Statewide eBook Pilot Project”が進行中です。2013年10月にLibrary Services and Technology Act (LSTA)から約20万ドルの助成を受け、2014年10月までの期間で行われるプロジェクトとのことです。2014年4月28日に公表されたプレスリリースによると、現在、電子コンテンツを管理するプラットフォームは8割程度の完成状況で、テストフェーズに入り、テストの参加館を選定中とのことです。

Douglas County Libraries and CLiC move forward with Statewide eBook Pilot Project(2014/4/28付)
http://douglascountylibraries.org/files/docs/presskit/042814%20LSTA%20Media%20Release_2.pdf

インディアナ大学ブルーミントン校、Twitterアカウントがボットであるかを判断する"Bot or Not?"を発表

2014年5月6日、米国のインディアナ大学ブルーミントン校が、Twitterアカウントがボットであるかを判断するツール"Bot or Not?"を発表しました。情報の拡散に関する同大学の研究プロジェクト"Truthy"の一環で、Twitterユーザーの友人ネットワーク、ツイート内容、ツイート時間等の情報から1000以上の特徴を分析し、ボットであるかを判断するとのことです。

IU computer scientists develop tool for uncovering bot-controlled Twitter accounts (IU Bloomington, 2014/5/6)
http://news.indiana.edu/releases/iu/2014/05/twitter-botornot.shtml

Bot or Not?
http://truthy.indiana.edu/botornot/

Truthy: Information diffusion research at Indiana University
http://truthy.indiana.edu/

Twitterアカウントがボットかどうかを判別するWebアプリが登場(Computerworld, 2014/5/8付記事)

国際電気通信連合、"ICT Facts and Figures"の2014年版を公表

2014年5月5日、国際電気通信連合(International Telecommunication Union;ITU)が、"ICT Facts and Figures"の2014年版を公表しました。2014年の終わりまでに、30億人の人々がインターネットを利用し、そのうちの3分の2が発展途上国からの利用であることが予想され、また、モバイルブロードバンドの加入数は、世界で23億に達し、そのうち55%は発展途上国での利用が期待されているとのことです。

ITU releases 2014 ICT figures (ITUのPress Release, 2014/5/5)
http://www.itu.int/net/pressoffice/press_releases/2014/23.aspx

The World in 2014: ICT Facts and Figures (ITU)
http://www.itu.int/en/ITU-D/Statistics/Pages/facts/default.aspx

The World in 2014: ICT Facts and Figures (ITU)(PDF)

青山学院大での経済学系教科書の電子配信実験が拡大

2014年5月8日、青山学院大学での電子教科書活用実験について、経済学部全体に拡大されたことが、京セラ丸善システムインテグレーションから発表されています。2013年9月から実施している経済学部の現代経済デザイン学科1年生を対象とする実験から、4月に入学した経済学部生を対象として実験を行うとのことです。

発表によると、2013年9月からの実験でのアンケート調査の結果、学生は調べたい事項をすぐに横断検索できるなど、検索機能を利用した効率的な学習方法を実感し、電子教科書の特性を学習に役立てていることがわかったとのことです。

青山学院大学での電子教科書活用実験が経済学部全体へ拡大されました(京セラ丸善システムインテグレーション、2014/5/8)
http://www.kmsi.co.jp/news/2014/05/08/index-12/?001

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と欧州図書館(TEL)、Linked Open Dataのハッカソンを予定:APIやデータセット、LODの図書館での活用事例を提供

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と欧州図書館(TEL)が協力し、2014年5月14日にLinked Open Data(LOD)のハッカソンを予定しています。

その準備として、欧州の図書館のデジタル化コレクションと書誌データを検索できるAPI“The European Library API v2.0”や、英国研究図書館コンソーシアムの34の図書館の2000万件の書誌情報データベース“RLUK Linked Open Data”が提供されています。

また、欧州図書館が、図書館におけるLODの活用事例も紹介しています。2014年5月9日現在、紹介されている事例は、以下の4つです。

・オランダ国立図書館(KB)のLOD戦略
・英国図書館(BL)による英国全国書誌(BNB)のLODでの提供
・フランス国立図書館(BnF)の蔵書目録とデジタル資料を統合的にLinked Open Dataとして提供する“data.bnf.fr”プロジェクト
・ケンブリッジ大学がOCLCと協力して実施した、同学図書館の目録をLOD形式で提供する”The Cambridge Open Metadata(COMET)”

RLUK Linked Open Data (LOD) Hackathon

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の“Global Libraries Initiative”が今後3から5年で終了

2014年5月7日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、20年近くにわたって実施してきたグローバル図書館計画(Global Libraries Initiative)を今後3から5年で終了させると発表しました。約10億ドルの出資を行ってきたとのことです。

ゲイツ図書館財団は、1997年、米国の公共図書館にコンピュータを配置し、デジタル情報を提供するために設立され、同時にグローバル図書館計画も始まったとのことです。当初はインターネットにアクセスできる公共図書館は、4分の1以下であったということですが、この事業の投資により、米国の殆どの公共図書館のデジタル環境が整備されたとのことです。また、米国内にとどまらず、2000年からは、対象を開発途上国などに広げ、20か国の約13,000の公共図書館に同様の支援を行ってきたとのことです。

Global Libraries: Impact Around the World(Bill and Melinda Gates Foundation, 2014/5/7付)
http://www.impatientoptimists.org/Posts/2014/05/Global-Libraries-Impact-Around-the-World

Baker & Taylor社の“Axis 360”とBiblioCommons社のディスカバリーレイヤーを統合:図書館のウェブサイトでのコレクションの一元的な利用が可能に

2014年5月5日、Baker & Taylor社の電子書籍プラットフォーム“Axis 360”をBiblioCommonsのディスカバリーレイヤーと統合することが発表されました。これにより、利用者は、紙資料だけでなく電子媒体の資料も含めたすべての図書館のコレクションについて、図書館ウェブサイトのBiblioCommonsのインタフェース上で一元的に検索・貸出しなどの利用ができるようになるとのことです。

Baker & Taylor Integrates Axis 360 Digital Circulation Platform with the BiblioCommons Hosted Discovery Layer (Baker & Taylor, 2014/5/5付)
http://www.btol.com/viewnews.cfm?press_id=370&typ=c

Axis 360 Digital Media Library by Baker & Taylor
http://www.baker-taylor.com/axis360/

参考:
Baker & Taylor社の電子書籍プラットフォーム“Axis 360”等が全米視覚障害者連合(NFB)に表彰される
Posted 2012年7月30日