アーカイブ - 2014年 5月 8日

文化庁、美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業として、補助対象事業を募集

2014年5月2日から5月23日まで、文化庁が、文化芸術における課題等のうち、美術館・歴史博物館に関わる緊急な対応が必要な分野等に関する取組を支援する、美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業として、補助対象事業を募集しています。

補助対象者は、構成員に美術館、歴史博物館等を含む実行委員会等、または文化芸術の普及向上に関する業務を行う法人とのことです。

補助対象となる事業は、下記の区分の1、2のいずれかに該当し、1については(1)~(3),2については(1)~(4)のすべての事業を含むとされています。

1 大規模災害に対応した文化財等の防災・救出に係る全国的な体制整備等
 (1)大規模災害時の動産文化財等の防災・救出に係る全国的な体制整備等
 (2)大規模災害時における動産文化財等の防災・救出に必要な調査研究
 (3)大規模災害時における動産文化財等の防災・救出に必要な人材育成

2 映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究
 (1)デジタル映画の保存・活用に関する調査研究
 (2)フィルム映画のデジタル保存・活用に関する調査研究
 (3)諸外国におけるデジタル映画の保存に関する技術や法制度等に関する調査研究
 (4)映画のデジタル保存・活用を担う人材育成

なお、補助金の額は、予算の範囲内において定額とするとのことです。

英国デジタル保存連合(DPC)とOpen Planets Foundation (OPF)が電子情報の長期保存で提携の覚書を締結

2014年5月6日、英国のデジタル保存連合(Digital Preservation Coalition:DPC)と長期デジタル保存を目指す非営利団体“Open Planets Foundation (OPF)” が電子情報の長期保存における提携について覚書を締結したと発表しています。覚書には、知識や専門性の共有、イベントの共催、ツール開発やベストプラクティスの支援などが盛り込まれているとのことです。

DPC signs memorandum to collaborate with Open Planets Foundation(Digital Preservation Coalition, 2014/5/6付)
http://www.dpconline.org/newsroom/latest-news/1205-dpc-signs-memorandum-to-collaborate-with-open-planets-foundation

New Memorandum strengthens global collaboration in digital preservation(Open Planets Foundation, 2014/5/6付)

英国図書館がFlickr Commonsで公開した画像コレクションへメタデータ付与するゲームが公開

2014年4月25日、米国のダートマス大学でデジタル人文学を教えるMary Flaganan氏によって設立された、ゲームに関する研究等を行うデザインスタジオである“Tiltfactor Laboratory”が、英国図書館(BL)との協力を発表しました。メタデータ付与の作業をゲームにして公開するプラットフォーム“MetaData Games”で、5月1日から開始されたタグイベントの一環として、BLがFlickr Commonsで公開しているパブリックドメインの画像コレクションにタグをつけるゲーム“Ships Tag”が公開されたとのことです。ゲームに参加することで、参加者はBLのメタデータの増加に協力し、コレクションのアクセシビリティ向上に貢献できるとのことです。

Metadata Games Tag Event: May Day! May Day!(tiltfactor, 2014/4/25)
http://www.tiltfactor.org/metadata-games-tag-event-may-day-may-day/

Metadata Games
http://www.metadatagames.org/

参考:
英国図書館、100万枚以上の画像をFlickr Commonsで公開
Posted 2013年12月16日

ニューヨーク公共図書館の改修計画、軌道修正へ

2014年5月7日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)のスティーブン・A・シュワルツマン図書館(Stephen A. Schwarzman Building)改修計画について、軌道修正されることが、一斉に報じられています。

同計画ではシュワルツマン図書館にミッドマンハッタン分館と科学・産業・ビジネス図書館(Science, Industry and Business Library)の資料を移し、貸出機能を持たせるなどの内容が示されていましたが、代わって、現在シュワルツマン図書館にほど近いミッドマンハッタン分館(Mid-Manhattan Library)を改修する案が検討されているようです。またシュワルツマン図書館の利用者スペースの拡大については、子ども向けの新しいスペースや研究者やライターのためのエリアなどが検討されているようです。

報道:
New York Library Drops Plan to Renovate Flagship(The New York Times, 2014/5/7付け)
http://www.nytimes.com/2014/05/08/arts/design/public-library-abandons-plan-to-revamp-42nd-street-building.html?_r=0

米ローカルニュース番組、公共図書館の種子貸出サービスを紹介

米国のローカルニュース番組で、ニュージャージー州グロスター郡のMcCowan Memorial Libraryの種子貸出サービスが紹介されています。特設コーナーで、種子の保存に関する書籍とともに種子が置かれている様子が紹介されています。

他の報道によると、2014年2月から開始されたもので、最初のコレクションは、遺伝子組み換えのされていない種子の保存等についての活動を行う組織から寄付を受けたようです。また、同館のウェブサイトには、種子の保存に関するパンフレットなども掲載されています。

First ‘Seed Library’ Opens In South Jersey
http://philadelphia.cbslocal.com/2014/05/07/first-seed-library-opens-in-south-jersey/

関連:
Pitman library to open seed bank for gardeners
http://www.nj.com/gloucester-county/index.ssf/2014/02/pitman_library_to_open_seed_bank_for_gardeners.html

McCowan Memorial Library > Seed Library

第17回「図書館を使った調べる学習コンクール」文部科学大臣賞・観光庁長官賞受賞8作品が電子書籍形式で公開

図書館振興財団が、第17回「図書館を使った調べる学習コンクール」において文部科学大臣賞・観光庁長官賞を受賞した8作品を電子書籍の形式で公開しています。

第17回図書館を使った調べる学習コンクール 文部科学大臣賞・観光庁長官賞受賞8作品(図書館振興財団)
http://www.toshokan.or.jp/contest/tokusetu/17/index.php

図書館を使った調べる学習コンクール (図書館振興財団トップページの 2014/05/07付けトピックスのお知らせに「第17回「図書館を使った調べる学習コンクール」受賞作品を電子書籍にて公開中です!」とあります。)
http://www.toshokan.or.jp/contest/

参考:
図書館振興財団、「早分かり!!図書館を使った調べる学習」と「調べる学習すごろく」をウェブでも公開
Posted 2013年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23919

第16回「図書館を使った調べる学習コンクール」の入賞作品・団体が発表
Posted 2013年2月28日
http://current.ndl.go.jp/node/22982

「第13回図書館を使った“調べる”学習賞コンクール」の結果発表
Posted 2010年1月13日

国立国会図書館、英文広報誌“NDL Newsletter”の193号を刊行:ひなぎくの紹介など

国立国会図書館(NDL)は、2014年4月付けで英文広報誌“NDL Newletter”の193号を刊行しました。国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の紹介や、2014年1月9日に開催した「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」の報告などが掲載されています。

National Diet Library Newsletter
http://www.ndl.go.jp/en/publication/ndl_newsletter/index.html

英語『NDL Newsletter』(No.193)に、国立国会図書館東日本大震災アーカイブの紹介と「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」(平成26年1月9日開催)の概略を掲載(ひなぎくNDL東日本大震災アーカイブ, 2014/5/7付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/307

参考:
【イベント】国立国会図書館、「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」(1/9) Posted 2013年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/24815

米NISOおよびOAI、ウェブリソースの同期に関する仕様“ResourceSync Framework Specification”(ANSI/NISO Z39.99-2014)を公開

2014年5月7日、米国情報標準化機構(NISO)及びOpen Archives Initiative(OAI)が、2014年4月21日付けで、ウェブリソースの同期に関する新しい規格“ResourceSync Framework Specification”(ANSI/NISO Z39.99-2014)を公開したと発表しました。

この規格は、さまざまな機能で構成されるウェブリソースの同期の枠組みについて記述したもので、サーバ側がサポートする同期機能の通知の方法や、第三者のシステムがその情報を入手する方法などについて記述しているとのことです。

NISO and OAI Publish American National Standard on ResourceSync Framework Specification(NISO, 2014/5/7付)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=6b81b2cd3a1891acd38682a006772dfa7ecec2ab

ResourceSync Framework Specification - Table of Contents
http://www.openarchives.org/rs/toc

スウェーデン王立図書館及び総合目録LIBRIS参加館、WorldCat参加について合意:7年の交渉の末

2014年5月2日、スウェーデン王立図書館(KB)及び同館の運営する総合目録LIBRIS参加館がOCLCのWorldCatに参加することについて、最終的に合意に達したことが発表されています。今回の合意により、KB等は2014年9月1日から正式にWorldCatの参加館になり、それまでに、技術的な準備を進め同館の運営する総合目録LIBRISのデータをWorldCatにロードするようです。

スウェーデン国立図書館はOCLCと2006年以来7年にわたり交渉を行い、2014年2月には、WorldCatを通じて提供される、同館運営の総合目録Librisのデータを、CC0(パブリックドメイン)で公開することでOCLCと合意していました。

Seven years of negotiations finished - KB/Libris-libraries join WorldCat(National Library of Sweden, 2014/5/2付け)
http://www.kb.se/english/about/news/Seven-years-of-negotiations-finished---KBLibris-libraries-join-WorldCat/

英国国立公文書館、英国政府の公式TwitterとYoutubeの公式チャネルの情報をアーカイブへ

2014年5月8日、英国国立公文書館(TNA)は、英国政府の公式TwitterとYoutubeの公式チャネルの情報をアーカイブすることを発表しました。

英国政府のウェブアーカイブ(UK Government Web Archive)にソーシャルメディアを追加し、公的な記録として保存していくためのプロジェクトとのことです。

UK Government Web Archive captures official tweets and videos(The National Archive, 2014/5/8付)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/929.htm?news=rss

UK Government Web Archive
http://www.nationalarchives.gov.uk/webarchive/

UK Government Web Archive: Twitter
http://www.nationalarchives.gov.uk/webarchive/twitter.htm

UK Government Web Archive: videos
http://www.nationalarchives.gov.uk/webarchive/videos.htm

Ex Libris、サービスのオープン化を推進するための“Developer Network”を公開

2014年4月28日、Ex Libris社が、開発者やITの専門家がEx Libris社と協力し、同社のサービスの適用や拡張を体験するためのオープンな環境である“Ex Libris Developer Network”を公開したと発表しました。

APIについてのドキュメント、技術ガイド等を提供する“Docs”、Ex Libris社の開発メンバーによるアドバイスや技術的なガイド、ベストプラクティスなどを提供する“Tech Blog”、コードやアプリケーション、またGitHub上で公開されるコードへのリンクを提供する“Codes & Apps”、意見交換を行うオンラインフォーラムである“Forum”、開発者がインタフェースの実装の管理や利用統計の確認に使用するツールを提供する“Dashboard”から構成されるとのことです。

Primo、Alma、Alephなどのサービス・製品からも情報を探すことができます。

同ネットワークへの参加者はEx Libris社のサービス・製品のユーザであるか否かは問われないとのことです。

Ex Libris Accelerates Openness with the New Developer Network(Ex Libris, 2014/4/29付)