アーカイブ - 2014年 5月 19日

内閣府、 国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議を開催、第1回の配布資料等を公開

2014年5月16日に内閣府で、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の第1回が開催されました。議事次第、配布資料が公開されています。

この会議は、憲法を始めとする歴史公文書の保存・利用を担う国立公文書館の機能・施設の在り方について、国民や利用者の視点、総合性、効率性等の観点から幅広い調査検討を行うことを趣旨としているとのことです。

基本的な検討事項として、
(1)国立公文書館が果たすべき機能は何か
(2)(1)のその機能を公文書館が現在どの程度果たしているか、十分に果たし得ていない部分がある場合には、どのようにして当該機能を補うか
(3)(1)の機能と各施設(地域)との関係をどう設定するか
の3点が挙げられています。

今後、議論を重ね、2014年度末に報告書をとりまとめる予定とのことです。

国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/index.html

開催状況|国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/kaisaijoukyou.html

EUに対し、図書館とアーカイブ等が共同書簡:WIPOでの例外規定に関する議論に前向きに取り組むよう要望

2014年5月16日、EU諸国を中心とした図書館やアーカイブ等60以上の組織が、EUに対して、WIPOでの図書館とアーカイブの例外規定に関する議論に前向きに取り組むよう求める書簡に共同でサインしたと国際図書館連盟(IFLA)が伝えています。

書簡では、WIPOでの図書館とアーカイブの例外規定に関する議論に前向きに取り組むよう強く要望し、
1.最先端の、オープンな国際的な研究文化の育成
2.将来の研究者によるデジタル化された、あるいはボーンデジタルの文化遺産へのアクセスの保証
3.欧州の文化遺産へのグローバルなアクセスの提供
における、上記の議論の重要性を指摘しているとのことです。

Libraries and Archives write letter to the European Union(ILFA, 2014/5/16付のニュース)
http://www.ifla.org/node/8622

Fulfill the promise of the Innovation Union: European research institutions, libraries and archives need balanced copyright laws(IFLA)

Wiley社、EPUB3を採用

Wiley社のブログ“Exchanges”で、同社のリフロー型の電子書籍について、2014年2月1日時点からEPUB3を標準としていることが発表されています。

標準的な特徴に加え、Wiley社の電子書籍は、読み上げ機能を使用する人にもアクセシブルな表、構造化によるさらなるアクセシビリティなどを特徴としていることが特記されています。

Improving the reader experience with EPUB 3(2014/5/16付け)
http://exchanges.wiley.com/blog/2014/05/16/improving-the-reader-experience-with-epub-3/

ニューサウスウェールズ州立図書館、新聞のデジタルデータ450万ページ分の公開を知らせるプレスリリース

オーストラリアのニューサウスウェールズ州立図書館が、同館の進めている新聞のデジタル化事業(Digital Excellence Program)に関して、250タイトル、450万ページ以上のデータが検索可能となったことを知らせるプレスリリースを2014年5月15日付けで出しています。

Digital Excellence Programでは、600万ページ以上のニューサウスウェールズの新聞がオンライン(“Trove”のシステム上)でアクセスできるようになるとのことです。

State Library of NSW creating the largest collection of digitised newspapers in Australia(NSW State Library, 2014/5/15付け)
http://blog.sl.nsw.gov.au/media/index.cfm/2014/5/15/state-library-of-nsw-creating-the-largest-collection-of-digitised-newspapers-in-australia

Media Release:State Library of NSW creating the largest

5月25日は「納本制度の日」:平成25年度調査の民間発行図書納入率は98.9%

国立国会図書館(NDL)は、5月25日の「納本制度の日」に合わせ、2013年度(平成25年度)の出版物納入率調査の結果をお知らせするプレスリリースを出しました。2012年(平成24年)中に民間で発行された図書(単行書など)のうち、98.9%が2013年度までにNDLに納入されたことをお知らせしています。

2014年5月19日 5月25日の「納本制度の日」に合わせ、平成25年度の出版物納入率調査の結果をお知らせします(付・プレスリリース)(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1205605_1829.html

プレスリリース
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/__icsFiles/afieldfile/2014/05/19/pr140519.pdf

関連:
5月25日は納本制度の日――納本制度コトはじめ
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/deposit/earlydays.html

参考:
E784 - NDLの納本制度,60周年 カレントアウェアネス-E No.127 2008.05.14
http://current.ndl.go.jp/e784

メンテナンス作業のお知らせ(2014年5月23日および5月30日19時30分~21時頃)

「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、以下の日時、サイトに接続できなくなります。メンテナンス作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

(1)2014年5月23日(金)19時30分~21時頃
(2)2014年5月30日(金)19時30分~21時頃

文部科学省、電子書籍に対応した出版権の整備等を含んだ改正著作権法の概要等を掲載

2014年5月16日、文部科学省のウェブサイトに、「著作権法の一部を改正する法律」の概要、条文、新旧対照表が公表されました。

電子書籍に対応した出版権として、(1) 出版権の設定(第79条関係)、(2) 出版権の内容(第80条関係)、(3) 出版の義務・消滅請求(第81条、第84条関係)について整備が行われたとのことです。また、視聴覚的実演に関する北京条約の実施に伴う規定の整備(第7条関係)も行われたとのことです。2015年1月1日から施行されます。なお、視聴覚的実演に関する北京条約の実施に伴う規定の整備については、視聴覚的実演条約が我が国について効力を生ずる日が施行期日となるとのことです。

著作権法の一部を改正する法律(概要)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/05/16/1347819_01.pdf

著作権法の一部を改正する法律(条文)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/05/16/1347819_02.pdf

著作権法の一部を改正する法律(新旧対照表)