アーカイブ - 2014年 4月 8日

P+ARCHIVE、アーカイブの実践に活用できる『アート・アーカイブ・キット』を公開

2014年3月31日、東京文化発信プロジェクト室と特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センターによる共催事業「P+ARCHIVE」のウェブサイトで、『アート・アーカイブ・キット』が公開されました。

P+ARCHIVEは、「地域・社会と関わるアート」に関するアーカイブのプラットフォームを創出することを目的として2010年度より活動してきており、アート・プロジェクトをアーカイブするためのノウハウをまとめた『アーカイブ・ガイドブックβ版』なども作成し、同サイトで公開しているとのことです。

今回公開された『アート・アーカイブ・キット』は、アーカイブの実践に使うもので、記録のプロセスや整理のためのスキルをシンプルにまとめたものとのことです。

「ワークフロー2〈実践編〉」で活用できるフォーマットなど順次コンテンツを追加していくとのことです。

アート・アーカイブ・キット
http://www.art-society.com/parchive/kit

P+ARCHIVEのTwitter(2014/3/31付)
https://twitter.com/parchive/status/450580566023225346

『アート・アーカイブ・キット』(P+ARCHIVE)の公開(国立国会図書館, 2014/4/7付)

国立国会図書館における震災の記録を国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)で公開

2014年4月8日、国立国会図書館が作成した震災の記録等を国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)で公開しました。

今回公開した資料の中には、東日本大震災直後及び復旧作業時の東京本館本館書庫の模様を撮影した写真74点および、東日本大震災発災中の東京本館本館書庫16、17層の動画3点が含まれています。

国立国会図書館における震災の記録~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(11)(国立国会図書館, 2014/4/8付)
http://kn.ndl.go.jp/information/292

ニュージャージー州で図書館におけるメイカースペースのための助成プログラム 15館が総額約116,000ドルを獲得(記事紹介)

2014年4月7日付けのThe Digital Shiftの記事で、米国ニュージャージー州で図書館におけるメイカースペースに関する取り組みを対象に行われた助成プログラムが紹介されています。このプログラムはニュージャージー州立図書館とニュージャージー州の図書館間協力団体であるLibraryLinkNJによって行われたもので、メイカースペースに関する取り組みであれば館種を限定せず応募することができました。2013年9月に募集を開始し、最終的に公共図書館、学校図書館、大学図書館を含む15の図書館に対し、総額115,700ドルの助成が行われたとのことです。

記事の中では助成プログラムの詳細のほか、3-Dプリンタを使って作った道具やベンチなどを使って、図書館の中庭でガーデニングに関するプログラムを開催するというOld Bridge公共図書館の活動について紹介されています。

New Jersey Librarians Get $116,000 in Makerspace Grants(The Digital Shift、2014/4/7付け)

米消費者金融保護局と公共図書館が金融リテラシー教育に関するパートナーシップを結ぶ(米国)

2014年4月7日、米国の消費者金融保護局(Consumer Financial Protection Bureau: CFPB)が、公共図書館との間に、金融リテラシー教育に関するパートナーシップを結んだことをシカゴ連邦準備銀行で発表しました。シカゴ連邦準備銀行は2014年4月5日から12日かけて、金融リテラシーに関するプログラム“Money Smart Week”を開催しており、発表はこの期間にあわせて行われました。Money Smart Weekには米国図書館協会(ALA)も協力しています。

発表によれば、CFPBは公共図書館が利用者に対し、バイアスのかかっていない金融教育や情報源の提供を行える機関となるよう協力するとしており、具体的には図書館員に対し信頼性の高い金融情報源やプログラムについて知らせることや、オンラインあるいは対面でのトレーニングを図書館員に対し提供すること等を計画しているとのことです。CFPBは現在、9つの公共図書館との間で、利用者に合わせた金融プログラムを提供する実験も行っています。

Public Libraries to Take Center Stage in Financial Literacy(American Libraries、2014/4/7付け)

国立国会図書館サーチ、ジャパンナレッジとの連携開始

2014年4月8日、国立国会図書館サーチから、ジャパンナレッジ(JapanKnowledge)の約260万の項目を一括して検索できるようになりました。

新機能リリースのお知らせ(2014年4月7日)(国立国会図書館)
http://iss.ndl.go.jp/information/2014/04/08_announce-4/

お知らせ一覧(JapanKnowledge)
http://japanknowledge.com/whatsnew/
※2014年04月08日 国会図書館サーチ(NDLサーチ)と検索機能連携サービスを開始

JapanKnowledge(JapanKnowledge)
http://japanknowledge.com/

Altmetric、中国の微博をサポート開始

2014年4月7日付けのAltmetric社のブログで、同社が提供する論文単位の評価サービスで、新たに中国のミニブログサービス新浪微博がサポート対象となることが発表されました。

AltmetricではTwitterやFacebookにおける論文への言及状況が集計対象に含まれていましたが、中国国内からはTwitterにもFacebookにもアクセスすることができません。そのためそれらのサービスに代わって中国でよく利用されている新浪微博を集計対象に含めることへの要望が多く寄せられ、サポート開始に至ったとのことです。

記事を執筆したAltmetric社創設者のEuan Adie氏の目算によれば、微博からの学術論文へのリンクはTwitterからのリンクの10~20%分に相当し、だいたいGoogle+からのリンクと同程度の水準であろうとしています。

Announcing Sina Weibo support(Altmetric.com、2014/4/7付け)
http://www.altmetric.com/blog/announcing-sina-weibo-support/

参考:
HighWire、Altmetric社の論文単位の評価指標の提供で合意
Posted 2014年2月17日

OAの進展状況をチェックする指標の提案(英国)

2014年4月7日、英国の研究情報ネットワーク(RIN)が、オープンアクセス(OA)の進展状況をチェックするための指標策定に関するワーキンググループがまとめた提案”Monitoring Progress in the Transition to Open Access”を公開しました。

この提案では英国におけるOAの進展状況について、アクセシビリティ、OAオプション、文献の利用、財政面での持続可能性、著者・読者に対するサービスの質の6項目に分けて、毎年同一の指標で調査することを提案しています。さらに例えばアクセシビリティについてであれば、完全なOA誌、ハイブリッド誌、エンバーゴ期間の後に雑誌プラットフォーム上で無料公開される雑誌、リポジトリや他のウェブサイトに掲載された論文の数やすべての論文に対する割合を調べること、調査時にはプレプリントと著者最終稿、出版者版を分けて集計することなど、調査対象や手順の詳細についても踏み込んで提案しています。

Monitoring Progress in the Transition to Open Access(RIN)
http://www.researchinfonet.org/wp-content/uploads/2013/02/Report-final.pdf

欧州委員会、研究者のテキストマイニングを許すような法改正を求める報告書を発表

2014年4月4日、欧州委員会が研究目的でのテキストマイニングやデータマイニングを許可する方向に欧州の著作権法を改正していくことを提案する報告書を発表しました。この報告はカーディフ大学のIan Hargreaves氏が議長を務める専門家グループによって作成されたものです。

報告ではデジタルデータから新たな知見や知識を得るための手法としてのテキストマイニング・データマイニングの有効性に触れたうえで、フェアユースにより著作物のテキストマイニング等がしやすい米国に比べると、欧州の著作権等の規定は研究者にとっての障害となっていると指摘しています。短期的にはテキストマイニングやデータマイニングがしやすいライセンシングの導入や研究目的でのテキストマイニング等を著作権の例外にすることを提案するとともに、長期的にはより大幅な法改正が最善であるとしています。

Standardisation in the area of innovation and technological development, notably in the field of Text and Data Mining(Innovation Union – European Commission、2014/4/4付け)

英国図書館、セント・パンクラス館の“Newsroom”が開室

2014年4月7日、英国図書館(BL)のセント・パンクラス館のNewsroomがオープンしたそうです。2013年11月に閉室されたコリンデールの新聞図書館に代わるもので、これにより、新聞のマイクロフィルムやデジタルデータへのアクセスが再開されたとのことです。

なお、マイクロフィルムやデジタルデータのない紙媒体の新聞は、移送作業により利用休止となっていますが、利用再開は2014年秋の見込みとされています。

Tweet(The British Lbirary, 2014/4/7付け)
https://twitter.com/britishlibrary/status/453146598739300353

Newsroom at St Pancras now open(British Library)
http://www.bl.uk/news/Newsroom-at-St-Pancras-now-open

Project Newspaper moves
http://www.bl.uk/projects/newspaper-moves
News media: The British Library i s home to the UK's news collections
http://bl.uk/subjects/news-media/

結婚式の準備中?図書館がお手伝いします ― コロンバス公共図書館の広報

コロンバス公共図書館(ネブラスカ州)が、結婚式シーズンの到来に合わせ、結婚式を情報面でお手伝いすることをお知らせする広報を、地元紙のColumbus Telegramに掲載しています。

主に図書館のウェブサイトから利用できるデジタルサービスを案内する内容となっており、以下のようなものを紹介しています。

・PBS(公共放送サービス)、A&E、History Channelなどのストリーミングビデオにアクセスし、たとえば「なぜ白がウェディングドレスがスタンダードになったのか」について知ることができる
・EBSCOhost Research DatabasesやOverdriveなどの電子書籍を利用してハウツーを学ぶことができる
・Freegal Musicを使用して音楽を選び、ダウンロードすることができる
・ハネムーンに向け、Mango Languagesで言語を学ぶことができる

Library ready to help with wedding plans(Columbus Telegram, 2014/4/6)

NISO、KBART推奨指針を改訂

2014年4月7日、米国情報標準化機構(NISO)は、電子リソースのメタデータ交換に関する推奨指針“Knowledge Bases and Related Tools (KBART) ”を改訂しました。2010年に公開した指針を改訂するもので、2010年2月からKBARTフェーズIIのワーキンググループで検討されてきたとのことです。改訂された版では、コンソーシアムのためのメタデータ、オープンアクセスの出版物、電子書籍、会議録のメタデータについても取り扱っているとのことです。

NISO Publishes Revised Recommendations for Knowledge Bases and Related Tools (KBART)(NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=9c4eb7b3c14493eae9eeb7a975762dbf9d1e5619

Knowledge Bases and Related Tools Recommended Practice Recommendations NISO RP-9-2014(NISO)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/12720/rp-9-2014_KBART.pdf

お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学が図書館連携により共同分散保存(シェアード・プリント)に着手

2014年3月25日、お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学の学長が、図書館間連携の申合せをとりまとめました。

三大学は、各大学の附属図書館の教育・研究支援機能の充実及び高度化に向け、単独大学では不可能な課題解決手法の開発・実施に取り組んでいくとのことです。特に、紙媒体雑誌のバックファイルを対象に効率的な共同分散保存(シェアード・プリント)に着手する予定であり、これは日本の国公私立大学図書館で初めての取組とのことです。

お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学の三学長が図書館連携の申合せ:わが国初めての共同分散保存(シェアード・プリント)に着手(お茶の水女子大学, 2014/4/4付)
http://www.ocha.ac.jp/news/h260404.html