アーカイブ - 2014年 4月 24日

インディアナ州立図書館で開催された“Personal Digital Archiving 2014 Conference”の概要

米国議会図書館(LC)のデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal”において、2014年4月10日、11日にインディアナ州立図書館で開催された“Personal Digital Archiving 2014 Conference”の概要が紹介されています。

基調講演の内容等が簡潔に紹介されており、特に、関連する以下の調査・資料等への言及があったことが紹介されています。
"Personal Archiving: Preserving Our Digital Heritage"
http://books.infotoday.com/books/Personal-Archiving.shtml
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/11/library-of-congress-contributes-chapter-to-new-personal-digital-archiving-book/?loclr=blogsig

“Personal Archiving”(LC)
http://digitalpreservation.gov/personalarchiving/?loclr=blogsig

“Activists Guide to Archiving Video”(WITNESS)

京都府立総合資料館、国宝「東寺百合文書」の全画像をインターネット公開

2014年4月23日、京都府立総合資料館が、国宝「東寺百合文書」のデジタル画像を掲載するウェブサイト“東寺百合文書WEB”の第2次公開を開始しました。約36,000点の画像が追加され、東寺百合文書の全画像、約80,000点が掲載されたとのことです。また、地図、年表などからも資料を検索できるようになり、スマートフォンでの閲覧にも対応しています。

東寺百合文書の全80,000画像を公開!(東寺百合文書WEB, 2014/4/23)
http://hyakugo.kyoto.jp/hyakuwa/13

参考:
京都府立総合資料館、国宝「東寺百合文書」の画像をインターネット公開
Posted 2014年3月3日
http://current.ndl.go.jp/node/25600

EBLIDAの図書館による電子書籍提供のためのキャンペーン“The Right to E-Ready”について、ALAとALISEが支持する声明を発表

欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が進めている“The Right to E-Ready”キャンペーンについて、2014年4月23日、米国図書館情報学教育協会(ALISE)と米国図書館協会(ALA)がそれぞれキャンペーンを支持する声明を発表しています。

この4月23日は、ユネスコの定める「世界図書・著作権の日」(World Book and Copyright Day)であり、EBLIDAはこれにあわせ、同キャンペーンに関する記者会見をブリュッセルとハーグで開催し、また“Today is the day”として、請願への署名を呼び掛けています。

このキャンペーンは、市民が図書館を通じて無料で電子書籍を利用できるようにすること等を求めて行われているものです。

ALICE Support the EBLIDA Campaign "The Right to e-Read"(ALICE, 2014/4/23付け)
http://www.eblida.org/News/2014/EBLIDA_Eread-ALISEpress.pdf
http://www.alise.org/assets/documents/eblida_eread-alisepress2014apr23.pdf

2014年の各国における世界図書・著作権の日

4月23日はユネスコの定めた「世界図書・著作権の日」(World Book and Copyright Day)です。これにあわせて、ワールド・ブック・ナイト(World Book Night)など、さまざまなイベントが世界各国で行われます。

国際出版連合(International Publishers Association:IPA)が各国の状況を簡単にまとめたレポートを公開しています。

World Book and Copyright Day 2014(International Publishers Association, 2014/4/23付)
http://www.internationalpublishers.org/images/stories/news/WBD.pdf

World Book and Copyright Day 2014(UNESCO)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/events/prizes-and-celebrations/celebrations/international-days/world-book-and-copyright-day-2014/

World Book Night US
http://www.us.worldbooknight.org/

ゲティ財団、Open Content Programに77,000点の画像を追加

2014年4月22日、米国のゲティ財団は、所蔵する美術品に関する画像のうち、同財団が権利を保有する、もしくはパブリックドメインとなっているデジタル資料をオンラインで無償提供するOpen Content Programに、77,000点以上の画像を追加したことを発表しました。今回追加された画像のうち72,000点以上は、イタリアの芸術や建築物を30年間撮影した写真家で研究者のMax Hutzelの写真作品を集めたコレクション "Foto Arte Minore: Max Hutzel photographs of art and architecture in Italy"の画像とのことです。

77,000 Images of Tapestries and Italian Monuments Join the Open Content Program (Getty Trust iris, 2014/4/22)
http://blogs.getty.edu/iris/77000-images-of-tapestries-and-italian-monuments-join-open-content-program/

Open Content Program
http://www.getty.edu/about/opencontent.html

カナダの公共図書館における電子書籍の提供についてのレポートが公開

2014年4月24日、カナダのThe Canada Urban Libraries Council(CULC/CBUC)が、カナダの公共図書館における電子書籍の提供についてのレポート“eBooks in 2014: Access and Licensing at Canadian Public Libraries”を公開しました。

このレポートでは、2011年から2014年までに電子書籍の利用や貸出しのための技術が置かれた状況について、特にカナダの公共図書館の観点から紹介しているとのことです。2011年8月に刊行されたレポートの更新版のようです。

レポートでは、利用と価格モデル、カナダにおける電子書籍製品、閲覧端末で留意すべき点、障壁となる争点、図書館市場、出版や書籍の売り上げなどについて取り上げているということです。

CULC/CBUCは、タスクフォースを設けて、出版者や図書館ベンダーと協力して、電子書籍をカナダの公共図書館で提供するための効果的な方法を継続して検討しているとのことです。

UPDATED CULC/CBUC PAPER ON EBOOKS AND PUBLIC LIBRARIES(CULC/CBUC, 2014/4/24付)

『カレントアウェアネス-E』258号を発行

E1560 - 大学図書館の指導者層の意識調査(米国)

 2014年3月11日,米国のITHAKA S+Rが,大学図書館の指導者層を対象とした意識調査の結果をまとめた“Ithaka S+R US Library Survey 2013”と題するレポートを発表した。ITHAKA S+Rは,大学図書館の戦略策定に資するための調査を定期的に行っており,4年制大学の図書館長を対象とした今回の調査は,2010年(E1175参照)に次ぐ2回目である。大学教員を対象とした“US Faculty Survey(E1427参照)”も2000年から3年毎に行われており,今回のレポートでは,2012年の調査結果が比較に使用されている。...

E1559 - 図書館員のコンピテンシー・インデックス2014

 2014年3月,OCLCの運営するWebJunction(E1444参照)が,“Competency Index for the Library Field”の改訂版(以下,コンピテンシー・インデックス2014)を公表した。...

E1558 - 2014年CEAL年次大会・NCC公開会議<報告>

 2014年3月26日から27日,米国フィラデルフィアにおいて,東亜図書館協会(CEAL)年次大会と北米日本研究資料調整協議会(NCC)公開会議が開催された。会議に先立ち,25日夜にNCCプレカンファレンスとして,日本語の古典籍への国際的なアクセスをテーマとしたラウンドテーブルが開かれた。...

E1557 - ポータルからプラットフォームへ:Europeana事業計画2014

 Europeanaは,「欧州の図書館,ミュージアム,アーカイブズおよび視聴覚アーカイブズの保有する電子化資料への統合的なアクセスを提供するポータルサイト」(CA1785参照)と紹介されてきた。既に約2,300機関(うち,アグリゲータ150機関とデータ連携)から,3,000万件以上のメタデータを集約するまでに成長している。しかし,もはや,単なる「ポータル」を超えて,「プラットフォーム」へとその姿を変えつつある。...

E1556 - 図書館とファブスペース ~ 導入から1年

 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下,SFC)では2013年4月,デジタル技術を使ったものづくり(以下,ファブ)を身近に体験できるよう,多くの学生が気軽に利用している場所である図書館(湘南藤沢メディアセンター)に3Dプリンタが利用できるファブスペースを設置した。3Dプリンタは,海外では,米国を中心に公共図書館等のメイカースペースの設置とともに導入が進んでいる(E1378参照)が、日本ではまだ珍しい取組みといえるのではないだろうか。本稿では,SFCの図書館への3Dプリンタ導入とファブスペースの設置から1年を経たところで振り返り,利用状況や新たな展開などについて紹介したい。...

E1555 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/4/18現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報(E1532ほか参照)に続き,2014年2月中旬から4月中旬にかけての主な情報をまとめた。...

国立国会図書館、原装のまま保存するための複本の収集を開始

2014年4月24日、国立国会図書館は、原装のまま保存するための複本の収集を開始しました。

国立国会図書館は、日本の出版文化を後世に伝承することを目的として、出版文化史上、あるいは造本・装丁上意義があり、将来に示唆を与えると考えられる国内刊行図書を、函・カバー等の外装を含めた原装のままで保存するため、複本として収集します。 収集の対象となるのは、日本書籍出版協会及び日本印刷産業連合会が毎年主催する「造本装幀コンクール」出品作品のうち、同コンクール事務局から寄贈されたもの、または、国立国会図書館において購入したものです。

なお、これらの資料は、原則として、公共的性格を有する各種展示会への貸出しでのみ利用できます。

原装のまま保存するための複本の収集を開始しました(国立国会図書館, 2014/4/24付)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1205363_1829.html

原装のまま保存する複本資料(リサーチナビ)
http://rnavi.ndl.go.jp/kansai-kan/entry/post-37.php#original

第47回(2013)資料リスト(リサーチナビ)
http://rnavi.ndl.go.jp/kansai-kan/tmp/booklist_47_2013.pdf

慶應義塾大学の蔵書のデジタル化データがHathiTrustに登載

慶應義塾大学の蔵書のデジタル化資料がHathiTrustに登載されたとのことです。今回HathiTrustに登載されたのは、同学が2007年から2010年にかけてGoogleブックス図書館プロジェクトに参加しデジタル化を実施した、著作権保護期間の終了した日本語の資料約8万冊分のデータとのことです。対象資料には、慶應義塾図書館(三田メディアセンター)が所蔵する、江戸中期から明治初期にかけて刊行された古典籍(和装本)のほか、慶應義塾大学の刊行物および福沢諭吉の著作も含まれているとのことです。

HathiTrustへのデジタル化資料の登載について(慶應義塾大学メディアセンター, 2014/4/24付)
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/hathitrust/

Google ブックス図書館プロジェクトでデジタル化した蔵書について (慶應義塾大学メディアセンター, 2013年10月付)
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/hathitrust/Keio_collection_digitized_by_Google.pdf

HathiTrustに登載された慶應義塾大学の提供資料の一覧
http://bit.ly/1gmFNw2