アーカイブ - 2014年 4月 17日

Free Music Archiveが米国芸術基金からの助成金を受けることを発表

2014年4月16日、米国ニュージャージー州の非営利ラジオ局による音楽アーカイブ“Free Music Archive”(FMA)が、米国芸術基金(National Endowment for the Arts: NEA)からの助成金“Arts in Media Grant”を受けることを発表しました。FMAが行っているRe:Invent:Media Projectのために75,000ドルが助成されるとのことです。

Free Music Archive Receives NEA Arts in Media Grant to Support "Re:Invent:Media" (FMA, 2014/4/16)
http://freemusicarchive.org/Free_Music_Archive_Receives_NEA_Arts_in_Media_Grant_to_Support_ReInventMedia

National Endowment for the Arts to Award More Than $74 Million to U.S. Nonprofits(NEA, 2014/4/16)

ペンシルバニア州立大学にアンドリュー・メロン財団が助成:文献管理ツールZoteroと機関リポジトリの連携へ

米国のペンシルバニア州立大学がアンドリュー・メロン財団より44万ドルの助成を受け、教員が自身の学術出版物等の情報を管理しアーカイブすることを支援するため、ソフトウェア開発に取り組むことを公表しています。

このソフトウェア開発は、文献管理ツールのZoteroの機能拡張に注力して行うもので、同大学の機関リポジトリScholarSphereとZoteroをリンクし、Zoteroのアーカイブに関する機能を強化するもののようです。同大学の教員や学生は、Zoteroを介してScholarSpherに著作物を登録することができるようにすることが目指されているそうです。

Penn State awarded Mellon grant to study personal scholarly archiving(Penn State News, 2014/4/15付け)
http://news.psu.edu/story/312098/2014/04/15/academics/penn-state-awarded-mellon-grant-study-personal-scholarly-archiving

Feeds and Institutional Repositories Coming to Zotero (Zotero, 2014/4/16付け)

フィラデルフィア、公共図書館のカードを生徒に配布

フィラデルフィアの学校とフィラデルフィア図書館がデータベースをマージし、同館の図書館カードを所持していない生徒に、カードを配るプログラムを開始したようです。2014年4月15日には、Michael Nutter市長らが、小学校を訪れ、最初の配布を行ったとのことで、同日付けで報じられています。報道によると、データのマージにより、同地域の136,000人の生徒のうち、およそ98,000人が図書館カードを持っていないことが確認されたそうです。

なお、フィラデルフィア市では、経済状況が悪化した2008年に図書館の予算を4,100万ドルから800万ドル削減し、117名分のポジションを削減すし、分館の開館時間を短縮するなどするなどしていました。同市はこの状況から脱すべく、Michael Nutter市長が、250万ドル増とすることを提案しているそうです。

Philly starts handing out library cards to students who didn't request them (NewsWorks, 2014/4/15付け)

2014の図書館システムの動向レポート

2014年4月15日、Library Technology Guidesを運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による図書館システム動向についてのレポート“Library Systems Report 2014”が公開されました。

同氏の図書館システム動向に関するレポートは、2002年から2013年まで“Automation Marketplace”として公開されており、2014年から、“Library Systems Report”として公開されているようです。

今回のレポートのサブタイトルは、“Competition and strategic cooperation(競争と戦略的な協力関係)”となっており、新世代の図書館サービスのプラットフォームやリソース管理のための製品、ディスカバリーサービスなどについて取り上げられているとのことです。

Library Systems Report 2014(American Libraries, 2014/4/15付)
http://www.americanlibrariesmagazine.org/article/library-systems-report-2014

Library Technology Industry Reports

米国の公共図書館における“E-rate”の受給率は9割以上:IMLSによる調査より

米国の学校と図書館のブロードバンド環境の整備を支援するため補助金制度である“E-rate”について、新しく利用可能になったデータに基づき、米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が受給状況について分析を開始したそうです。IMLSのブログ“UpNext”において、その初期の分析の結果概要が紹介されています。

ブログの記事によると、2002年度から2012年度の11年間のデータを分析したところ以下のようなことが分かったとのことです。
・11年間でE-rateプログラムを活用した公共図書館は15,551館で、全体の9割以上を占める。
・図書館がE-rateを受給し続けている年数は平均で7.8年である。
・E-rateの受給率は州によってばらつきがあり、アリゾナ州、メイン州、サウスカロライナ州では100%である一方、受給率が少ない州は、ニューハンプシャー州(13%)、サウスダコタ州(21%)、テキサス州(51%)などとなっている。

なお、詳細な分析結果も今後公開されるようです。

New Data: More than 90% of U.S. Public Libraries Have Used E-rate(UpNext, 2014/4/16付け)
http://blog.imls.gov/?p=4778

文部科学省、「図書館実践事例集~人・まち・社会を育む情報拠点を目指して~」を公開

文部科学省が、全国各地の公共図書館等の特徴的な取組を事例集としてまとめて、2014年3月付で公開しています。この事例集は、都道府県から推薦のあった取組について、「連携」、「様々な利用者へのサービス」、「課題解決支援」、「まちづくり」、「建築・空間づくり」、「電子図書館」、「その他」の区分ごとに紹介しているとのことです。

図書館実践事例集 ~人・まち・社会を育む情報拠点を目指して~(文部科学省, 2014/3付)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/jirei/index.htm

都道府県別掲載図書館一覧(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/jirei/1346625.htm

【イベント】情報メディア学会第13回研究大会(6/28・東京)

2014年6月28日に、科学技術振興機構において情報メディア学会第13回研究大会が開催されます。今回の基調テーマは「デジタル化を拒む素材とアウトリーチ」というもので、国際日本文化研究センターの江上敏哲氏がコーディネータとなるパネルディスカッションのほか、展示出展機関によるプロダクトレビュー、ポスター紹介のライトニングトークなどが行われます。

第13回研究大会開催のご案内(情報メディア学会)
http://www.jsims.jp/kenkyu-taikai/yokoku/13.html