アーカイブ - 2014年 3月

3月 18日

Wikipediaを教育の中で活用する10の方法(記事紹介)

英JISCが発行するウェブマガジン“JISC inform”の39号(2014年春号)に、「教育者がWikipediaを活用する10の方法」と題した記事が掲載されています。執筆者はJISCのWikimedia ambassadorであるMartin Poulter氏です。

記事の中では、Wikipediaを教育の中で活用する10の方法として、以下が紹介されています。

1. 批判的読みを身につけるために、ディスカッションやレビューの閲覧を促す
2. 授業の中でWikipediaの編集方針について議論する機会を持つ
3. 英語版以外の記事も見る
4. 編集履歴を見る
5. Wikisource、Wikibooks、Wikidataなど相互リンクしているWikipedia以外の資料も見る
6. “Create a book”機能を使ってカスタマイズした電子書籍を作ってみる
7. 書き換えてみる
8. Wikimedia Commonsを通じてコンテンツを共有し、Wikipediaの改善につなげる
9. コミュニティに助けを求めてみる
10. コンテンツを再利用してみる

Ten ways educators can use Wikipedia(JISC Inform Issue 39, Spring 2014)

米国食品医薬品局(FDA)、“openFDA”を通じてデータ等を提供へ

米国食品医薬品局(U.S. Food and Drug Administration; FDA)が、“openFDA”を立ち上げ、その活動予定について概要を示しています。同サイトに掲載された情報によると、“openFDA”はAPIやデータセットへのアクセスを提供し、またFDAのデータに係るイノベーションを促進することを目的に専門家等の交流の場として機能していくようです。現在注力しているデータセットの領域としては、医薬品の有害事象、製品のリコール、製品表示のデータの3つが挙げられています。データセットへのアクセスは2014年の夏に試験的に開始される見込みのようです。

About(openFDA)
http://open.fda.gov/about/

Introducing openFDA(2014/3/4付け)
http://open.fda.gov/blog/introducing-openfda/

報道:
FDA Starts openFDA For Data Sharing(Clinical Leader, 2014/3/10付け)
http://www.clinicalleader.com/doc/fda-starts-openfda-for-data-sharing-0001

D-Lib Magazineの2014年3・4月号が「収集と保存」特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2014年3・4号が刊行されました。今号は、収集と保存の特集となっています。4本の論考が掲載されており、それぞれ、文化遺産のデジタルコレクションやサービスへの参加を促すためのソーシャルメディアの活用、ARLの加盟館の電子情報保存のファイルフォーマットの方針、主題リポジトリである医学情報リポジトリの管理、ウェブベースのオークションのカタログの収集が取り上げられています。また、会議報告も2本掲載されており、iPRES2013のワークショップへの参加等が報告されているようです。

【Articles】
Participatory Cultural Heritage: A Tale of Two Institutions' Use of Social Media
Chern Li Liew, Victoria University of Wellington, New Zealand

Digital Preservation File Format Policies of ARL Member Libraries: An Analysis

国立国会図書館、電子展示会「錦絵でたのしむ江戸の名所」を公開

国立国会図書館は、2014年3月18日、電子展示会「錦絵でたのしむ江戸の名所」を公開しました。江戸の中心部の代表的な名所103か所を描いた、錦絵484点を掲載するものです。

掲載する錦絵は、現在の地図や江戸の町の詳細地図『江戸切絵図』からも探すことができるようになっています。

2014年3月18日 電子展示会「錦絵でたのしむ江戸の名所」を公開(付・プレスリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1204828_1828.html

電子展示会
http://www.ndl.go.jp/jp/gallery/index.html

日本地球惑星科学連合、会員向けコミュニケーションツール「My JpGU」をリリース:ORCIDと連携

公益社団法人日本地球惑星科学連合(Japan Geoscience Union; JpGU)が、会員向けのサイエンス・コミュニケーション・ツールとして、「My JpGU」をリリースしたと発表しています。JpGUの会員がプロフィールや自身の研究業績を公開することができるものです。研究者に識別子を与えるORCIDと連携し、会員の業績情報についてORCIDのデータベースと同期するようにしているとのことです。

会員向けサイエンス・コミュニケーション・ツール「My JpGU」リリースのお知らせ(日本地球惑星科学連合、2014/3/18付け)
http://www.jpgu.org/news/myjpgu-release.html

My JpGU
http://mypage.jpgu.org/

3月 17日

京都大学図書館機構、京都大学電子図書館貴重資料画像で「清家文庫」などの貴重書の電子化画像を公開

2014年3月、京都大学図書館機構が、京都大学電子図書館貴重資料画像に「清家文庫」を中心とした貴重書計24点のデジタル化画像を公開しました。

今回の公開は、平成25年度の公益財団法人図書館振興財団による振興助成事業の支援を受けた「清家文庫など京都大学附属図書館所蔵・貴重資料の電子化」事業の成果として公開されるものとのことです。

平成25年度図書館振興財団振興助成事業「清家文庫など京都大学附属図書館所蔵・貴重資料の電子化」(京都大学図書館機構)
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/2013_LAF-Grant-Seike_index.html
※電子化資料への一覧もこちらに掲載されています。

京都大学電子図書館貴重資料画像(京都大学図書館機構)
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/index.html

京都大学電子図書館貴重資料画像データベースに本事業の成果を公開しました!(清家文庫など京都大学附属図書館所蔵・貴重資料の電子化の事業のブログ, 2014/3/17付)
http://josei006-13.hatenablog.com/entry/2014/03/17/175452

平成25年度の振興助成実績(図書館振興財団)

鳥取県立図書館、4コマ漫画入りチラシで図書館サービスを紹介

鳥取県立図書館が、図書館サービスについて、4コマ漫画入りのチラシを作成し、ウェブサイトに公開しています。同館の7つのサービス等(「ビジネス支援サービス」、「働く気持ち応援サービス」、「医療・健康情報サービス」、「法律情報サービス」、「いきいきライフ応援サービス」、「郷土資料室をご利用ください!」、「は~とふるサービス」)について作成されています。

【ニュース】漫画入り図書館サービス紹介チラシを作成しました!(鳥取県立図書館、2014/3/17付け)
http://www.library.pref.tottori.jp/hp/menu000002700/hpg000002677.htm

国立情報学研究所、総合目録データベースのデータ公開方針を決定

2014年3月17日、国立情報学研究所(NII)が、2014年2月14日開催の第7回連携・協力推進会議にて決定された「総合目録データベースのデータ公開方針」に基づき、総合目録データベース内のデータの公開を進めていくと発表しています。

総合目録データベースのデータ公開方針(NII)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/od/

総合目録データベースのデータ公開に関するパブリックコメントの結果について(NII)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/project/od2013/

図書館著作権同盟(Library Copyright Alliance:LCA)、EUの著作権制度改革についての意見招請への回答を提出

2014年3月14日付の北米研究図書館協会(ARL)のニュースで、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される、図書館著作権同盟(Library Copyright Alliance:LCA)が2014年3月4日付でEUの著作権制度改革についての意見招請に回答を行ったと報じられており、その回答内容も公開されています。

回答では、デジタル放送、保護期間、例外規定、保存とアーカイビング、電子貸出、大規模デジタル化、教育、研究、障害を持つ人のアクセスなど図書館コミュニティに関する論点を取り上げているとのことです。LCAは、フェアユースを推奨するため、特に例外規定に関する質問についてなどは関連資料を提示しながら詳しく回答しているとのことです。

Library Copyright Alliance Comments on EU Consultation on Copyright Rules(ARL, 2014/3/17付)
http://www.arl.org/news/arl-news/3173-library-copyright-alliance-comments-on-eu-consultation-on-copyright-rules#.UyZeBtK-2Fw

“The Japan Times”紙面115年分のアーカイブ、ウェブ版がブルーレイ版とのセットで提供開始

株式会社ジャパンタイムズが、“The Japan Times”の全紙面を電子化し収めたブルーレイ版『The Japan Times Archives』について、ウェブ版をセットにして、図書館・学校・研究機関などの法人むけに提供を開始したことを発表しています。ブルーレイ版『The Japan Times Archives』は1897年の創刊から2012年までの115年分の全紙面を電子化し収めているものです。

『The Japan Times』紙面115年分のアーカイブがWEB版でも誕生 3月よりブルーレイ版とのセット提供を開始(The Japan Times, 2014/3/14付け)
和文プレスリリース

英国公文書館、第一次世界大戦時の軍隊の戦時日誌の公開進む:クラウドソーシングプロジェクト“Operation War Diary”も順調な滑り出し

英国公文書館が、第一次世界大戦時の軍隊の戦時日誌(war diary)をデジタル化しポータルサイト“First World War 100”で公開するプロジェクトを進めていますが、これについて2014年3月13日、資料の追加公開が行われたことがアナウンスされています。

あわせて、この戦時日誌にクラウドソーシングによりタグ付けを行うプロジェクト“Operation War Diary”についてその進捗が報告されています。開始以来8週間で、10,000人以上が参加し、個人名について約26万タグ、場所について約33万タグ、活動について約30万タグが付与されたとのことです。

Second batch of First World War unit diaries goes online(The National Archive, 2014/3/13付け)
https://www.nationalarchives.gov.uk/news/917.htm

First World War 100
http://www.nationalarchives.gov.uk/first-world-war/

Operation War Diary
http://www.operationwardiary.org/

参考:

最優秀賞は「花粉くん」: 総務省及びオープンデータ流通推進コンソーシアムのオープンデータ・アプリコンテスト

総務省及びオープンデータ流通推進コンソーシアムが主催している「オープンデータ・アプリコンテストについて、受賞作品を決定され、2014年3月13日、表彰式が開催されました。92作品の応募があったとのことで、最優秀賞は博報堂アイ・スタジオの「花粉くん(花粉くん.com)」、優秀賞は株式会社jig.jpチーム・メガサバの「フォトロケハンター!!」、そのほか佳作、技術省等が発表されています。

「花粉くん」は、花粉飛散量と飛散地点周辺や観光スポットで投稿されたTwitter投稿解析から、独自の体感ポイントKTP(カフン・ツライ・ポイント)などを算出し、オリジナルキャラの「花粉くん」がゆるくお知らせしてくれるアプリとのことです。

最優秀賞は、"花粉くん(花粉くん.com)"に決定!
http://www.opendata.gr.jp/2013contest/
※資料4-3「アプリコンテスト表彰者一覧」に受賞作品の概要紹介などの掲載あり。

花粉くん(花粉くん.com)
http://kahunkun-dev.cloudapp.net/pc/index.html

報道:
最優秀賞に花粉のつらさを可視化するアプリ(NHK, 2014/3/13付け)

3月 14日

文部科学省、「著作権法の一部を改正する法律案」をウェブサイトに掲載

文部科学省が、2014年3月14日、著作権法の一部を改正する法律案をウェブサイトに掲載しました。概要資料によると、電子書籍に対応した出版権の整備(第79条、第80条、第81条、第84条等関係)に関するものと、視聴覚的実演に関する北京条約の実施に伴う規定の整備(第7条関係)に関するものがその内容となっています。

著作権法の一部を改正する法律案(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/1345237.htm

参考:
文化審議会著作権分科会出版関連小委員会、電子書籍に対応した出版権の整備に関し最終報告 Posted 2013年12月25日
http://current.ndl.go.jp/node/25145

Pew Research Center、米国民と公共図書館との関係性に関する調査結果を公表

2014年3月13日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、米国民と公共図書館との関係性を調査した報告書"From Distant Admirers to Library Lovers–and beyond:A typology of public library engagement in America"を公表しました。2013年7月18日から9月30日までの期間に16歳以上の米国在住者6,624人を対象とした行われた電話調査の結果とのことです。

レポートの要約では、以下のような内容等が紹介されています。

・30%の米国人は公共図書館を頻繁に利用する等、公共図書館と大きく関わりを持っている。39%は過去数年以内に図書館を利用したことがあり、好意的な印象をもっている。
・経済的、社会的、技術的、文化的に幅広いリソースを持つ人は概して、ネットワークの一部として図書館を利用している。
・図書館との関わりの深さは、子育て、就職活動、学生時代等、人生の重要な時期と関連付けられる。引退後や、仕事が安定している時等、人生の穏やかな時期は、情報検索や図書館利用をより必要としない。

レファレンス協同データベース、企画「みんなで手をたたこう!」に関しアンケート実施中

レファレンス協同データベースにおいて2013年11月15日から2014年2月10日まで実施されていた企画「みんなで手をたたこう!」について、アンケートが実施されています。アンケートの募集期間は、3月20日までです。

レファレンス協同データベース 企画「みんなで手をたたこう!」アンケート
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/question_h25handclap.html

レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/

参考:
企画「みんなで手をたたこう!」
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/handclap_2013.html
※累積拍手数トップ10の掲載あり。

私立大学図書館協会、2013年度海外認定研修報告書をウェブに掲載

私立大学図書館協会の海外認定研修について、その報告書が2件掲載されています。掲載されているのは以下のものです。

「米国図書館のラーニング・コモンズ、インフォメーション・コモンズ等の最新の施設や設備を視察するとともに、現地スタッフとの情報交換を通し先進的な図書館の取り組みを学ぶ。」
http://www.jaspul.org/ind/asset/docs/nintei_report2013_1.pdf

「英国の“古き良き”を活かす図書館の取り組み」
http://www.jaspul.org/ind/asset/docs/nintei_report2013_2.pdf
※Saffron Walden 郊外 Arkesden の公衆電話ボックス図書館等についての報告あり

ブランダイス大学、米国の子どもの福利や平等に関するデータ分析ツールを公開

米国のブランダイス大学が、2014年3月12日、米国の子供の福利や平等などに関するデータの分析ツール“diversitydatakids.org”を公開したとアナウンスしています。条件を指定することでランキングや地図などを表示することができるものとなっています。

diversitydatakids.org
http://www.diversitydatakids.org/

Groundbreaking new website launches, giving public access to measures of child wellbeing and equity throughout the U.S(Brandeis University、2014/3/12付け)
http://www.diversitydatakids.org/~/media/142/DDK%20Launch%20Press%20Release%20website.pdf

New online tool offers unique way to measure child wellbeing(W.K. Kellogg Foundation、2014/3/12付け)

スコットランドの図書館の仕事を伝えるブログ“23 Librarians”が活動開始

スコットランドの図書館の仕事を伝えるブログ“23 Librarians”が、2014年3月7日から、記事の配信を開始しました。図書館員などがブロガーとなり、図書館の仕事の魅力や、日常の業務などを伝えるものであり、図書館で働くことを考えている人や図書館情報学の学生などを主な読者として想定しているようです。

最初の記事が3月7日に配信されており、学校図書館員が記事を書いています。

ブロガーについては、随時募集しているそうです。

23 Librarians
http://librarians23.wordpress.com/

1. Clare – School Librarian(23 Librarians, 2014/3/7付け)
http://librarians23.wordpress.com/2014/03/07/clare-hemsworth/

国立国会図書館、『調査と情報-ISSUE BRIEF-』で投資型クラウドファンディングの動向についてのレポートを公開

国立国会図書館の調査及び立法考査局は、2014年3月14日付けで、立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.819として、「投資型クラウドファンディングの動向―JOBS 法と我が国の制度案―」を公開しました。米国の2012年に制定されたJOBS法(Jumpstart Our Business Startups Act)と、日本における投資型クラウドファンディングに関する規制緩和について、動向を整理しています。

投資型クラウドファンディングの動向 ―JOBS 法と我が国の制度案―
調査と情報―ISSUE BRIEF― NUMBER 819(2014. 3.14.) (国立国会図書館)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8433769_po_0819.pdf?contentNo=1

3月 13日

Library Journal誌、2014年の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」50人を発表

米国のLibrary Journal誌が、2014年版の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)として50名の図書館員等を発表しています。今回の発表により、2002年より実施されている同企画で選出された人は合計650名を超えたとのことです。

本年も6つの分野に分けて紹介されています。このうちアドヴォカシーの分野(Advocates)では、米国の図書館のための政治活動委員会である“EveryLibrary”の設立者であるJohn Chrastka氏、組織を変える活動の分野(Change Agents)では、 Library as Incubator Projectの設立者Laura Damon-Moore氏とErinn Batykefer氏などが選出されています。

Movers & Shakers 2014
http://lj.libraryjournal.com/2014/03/people/movers-shakers-2014/movers-shakers-2014/#_
※2014年3月10日より順次発表

Movers on the Map 2002-2014
http://lj.libraryjournal.com/movers-on-the-map-2002-2014/

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