アーカイブ - 2014年 3月

3月 31日

JapanKnowledgeとJK BooksのメタデータをWorldCatで提供へ

2014年3月28日、OCLCはネットアドバンス社と提携し、JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)とJK Books(ジャパンナレッジ電子書籍プラットフォーム)のメタデータをWorld Catに追加すると発表しました。

上記のメタデータは、3月末にリリースされる、“WorldCat Discovery Services”で利用できるようになるということです。

WorldCat Discovery Servicesは、FirstSearch、WorldCat Localの後続となるディスカバリーサービスとのことです。

NetAdvance and OCLC to add Japanese-language content to WorldCat(OCLC, 2014/3/28付)
http://oclc.org/en-asiapacific/news/releases/2014/201412dublin.html

ジャパンナレッジについて(JapanKnowledge)
http://www.japanknowledge.com/common/navi/aboutbasicdisplay/index.html

ジャパンナレッジ電子書籍プラットフォーム

3月 28日

ミズーリ州とコロラド州の図書館コンソーシアムが相互利用に関する協定を締結

米国ミズーリ州の図書館のコンソーシアムであるMOBIUSと、コロラド州の図書館団体"Colorado Alliance of Research Libraries"が"提供する総合目録サービスProspectorが、相互利用に関する協定を締結したことが報じられています。この協定により、MOBIUSの総合目録とProspectorのシステムを連携させ、2014年内に、両サービス利用者は州を越えて資料を利用できるようになるとのことです。州間での資料輸送のためのサービスも調整しているとのことです。

Missouri's MOBIUS and Colorado's Prospector Announce Library Materials Sharing Agreement (Innovative, 2014/3/26)
http://iii.com/news-events/pr/missouris-mobius-and-colorados-prospector-announce-library-materials-sharing

ALA、図書館情報学の主要文献と情報源を紹介する書籍を刊行(文献紹介)

米国図書館協会(ALA)が、図書館情報学の主要文献と情報源を紹介する書籍“Library and Information Science: A Guide to Key Literature and Sources”を刊行しました。

図書館情報学に関する図書、雑誌、ウェブサイト等について、歴史的に重要な資料や最新の資料を紹介するものとのことです。

Library and Information Science: A Guide to Key Literature and Sources(ALA Store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=4033

エルゼビア社、Scopusに1970年から1996年までの参考文献を追加する計画を発表

2014年3月27日、エルゼビア社は、抄録・引用文献データベースScopusの参考文献拡充プロジェクトを発表しました。現在は1996年以降の参考文献を搭載していますが、このプロジェクトにより1970年まで遡って搭載されるとのことです。

2016年までに、1995年以前の文献約800万件の参考文献が拡充される見込みで、第一弾は2014年の第4四半期にScopusに搭載される予定とのことです。

このプロジェクトで追加される参考文献情報は、Scopusの通常の年間購読料に含まれるとのことです。

エルゼビア、Scopusの参考文献拡充プロジェクトを発表(エルゼビア, 2014/3/27付)
https://www.elsevier.com/jp/press-releases/2014/20140327

Elsevier Announces Launch of Program to Include Cited References for Archival Content in Scopus(Elsevier, 2014/3/27付)

オーストラリア国立図書館、オーストラリア連邦政府のサイトをバルク収集したウェブアーカイブを公開

2014年3月21日、オーストラリア国立図書館は、“Australian Government Web Archive (AGWA) ”というプロジェクトでバルク収集したオーストラリア連邦政府のウェブアーカイブを公開したと発表しています。

オーストラリア国立図書館は、1996年から、PANDORA Archiveで州や地方自治体を含む政府機関のウェブサイトを選択的に収集・公開してきています。AGWAは、連邦政府のウェブサイトについて800から900の起点となるURLを指定してバルク収集するもので、PANDRA Archiveを補完するものとのことです。

AGWAで2011年6月、2012年3月、2013年3月/4月に収集されたデータが今回公開され、2013年9月、2014年2月に収集されたデータは公開に向けて準備中とのことです。

AGWAは2010年5月7日に“Secretaries’ICT Governance Board”の承認を受け、財務管理責任法(Financial Management and Accountability Act 1997:FMA)のもと、連邦政府機関のウェブサイトを収集しているとのことです。

Australian Government Web Archive(AGWA)

文化庁、「文化芸術立国中期プラン~2020年に日本が、「世界の文化芸術の交流のハブ」となる~」を公表

2014年3月28日、文化庁が、「文化芸術立国中期プラン~2020年に日本が、「世界の文化芸術の交流のハブ」となる~」を発表しました。「第1章 基本的構想」で考え方と2020年末段階で目指すべき成果を示し、続く「第2章 2020年までの基盤整備」で、その内容を、「人をつくる」、「地域を元気にする」、「世界の文化交流のハブとなる」、「施設・組織、制度の整備」の4分野にわけて示しています。

文化芸術立国中期プランについて(文化庁、2014/3/28付け)
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/geijutsu_plan_140328.pdf

文化庁
http://www.bunka.go.jp/index.html
※報道発表掲載

アトラス社、「論文検索Qross」でScienceDirectとSpringerLinkを検索対象に追加

株式会社アトラスが、ウェブサービス「論文検索Qross」の検索対象にElsevier社のScienceDirectとSpringer社のSpringerLinkを追加しています。

論文検索Qross
https://qross.atlas.jp/top
※3月25日付けでお知らせを掲示

参考:
アトラス社、「論文検索Qross」でIEEE Xploreを検索対象に追加 Posted 2013年11月8日
http://current.ndl.go.jp/node/24779

国立国会図書館、地図資料へのNDLSH付与開始

国立国会図書館では、今まで「国立国会図書館件名標目表(NDLSH)」による件名標目付与を行っていなかった地図資料について、2014年4月からNDLSHを付与することとし、2013年12月から試行を開始しています。今回新たにNDLSHの付与を開始する資料は、国立国会図書館が新規に受け入れる地図室所管の国内刊行地図資料です(ただし、陸上を対象としない地図(海図、航空図)、外邦図、簡易整理地図等は除く)。

NDL書誌ニュースレター2014年1号(通号28号)で、NDLSH付与作業の概要やNDL-OPACでの活用方法例を紹介しています。

地図資料へのNDLSH付与開始 -主題情報の拡充
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2014_1/article_02.html

NDL-OPAC
http://ndlopac.ndl.go.jp

米国の調査会社、図書館ウェブサイトのモバイル端末への対応に関する調査報告書を刊行(米国)

米国の調査会社Primary Research Groupが、図書館のウェブサイトのモバイル端末へのアクセスへの対応に関する調査レポート“Survey of Policies to Assure Mobile Device Access to the Library Website ”(有料)を刊行しました。

この調査には60機関以上の大学図書館、公共図書館が協力しているとのことです。アナウンスメントで紹介されている結果によると、11.86%の図書館が、スマートフォンユーザ向けのアプリを提供しているそうです。また20.34%が何らかのサービスを用いてモバイル端末からのアクセスを測定しており、公共図書館のウェブサイトへのモバイル端末からとみなされるアクセスは17.66%だったそうです。

Survey of Policies to Assure Mobile Device Access to the Library Website (PRG, 2014/3/27付け)
http://www.primaryresearch.com/news.php?id=139

目次、調査内容(質問項目)、調査協力機関

3月 27日

英国ウェルカム図書館、19世紀の医学関連文献25,000点のデジタル化を計画

2014年3月25日、英国ウェルカム図書館は、JISCの協力を得て、3年計画で、19世紀に出版された薬学関係の文献約25,000点(約1千万ページ)のデジタル化を行う予定であると発表しています。このプロジェクトには英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)からも協力を得るとのことです。

ウェルカム図書館は19世紀に出版された同館の蔵書のデジタル化を進めており、それに加えて、JISCが英国の大学で所蔵されているコレクションのデジタル化を支援することで、医学史や関連領域の広範囲にわたるコレクションの構築を予定しているとのことです。ウェルカム図書館は、大学に所属しない研究図書館もこのプロジェクトに参加できるよう支援を行うとのことです。コンテンツはオープンアクセスで、ウェルカム図書館、Internet Archive、JISCなどの複数のプラットフォームから提供する予定とのことです。

ウェルカム図書館のSimon Chaplin館長によると、米国の図書館を中心とし、5万点のデジタル化資料を提供している"Medical Heritage Library"の成功に基づき、このデータベースに2020年までに5千ページのデジタル化資料の追加を予定しているということです。今回の取り組みはその一環という位置づけのようです。

楽天、「楽天いどうとしょかん」の活動地域を4県に拡大することを発表

2014年3月26日、楽天株式会社が、福島県で展開している移動図書館「楽天いどうとしょかん」の活動を、4月から岐阜県でも開始することを発表しました。2014年内に島根県、群馬県での活動開始も予定しているとのことです。

楽天、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の活動地域を4県に拡大- 読書を通じた教育振興と地域活性化を支援 - (楽天株式会社, 2014/3/26)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2014/0326_01.html

楽天/車両型移動図書館の活動地域を4県に拡大(流通ニュース, 2014/3/26付け記事)
http://ryutsuu.biz/topix/g032611.html

スコットランド国立図書館、1840年代から1950年代のイングランドおよびウェールズの歴史地図をオンラインで公開

スコットランド国立図書館が、英国で地図を作成している政府機関である陸地測量部(Ordnance Survey)により1840年代から1950年代に作成された、イングランドとウェールズの全ての地域の歴史地図をオンラインで公開しました。多くの都市の地図は3回から5回改訂されており、町や都市、道路、線路等がどのように発展してきたかが示されているとのことです。

Historic maps now online covering all of England and Wales (NLS, 2014/3/19)
http://www.nls.uk/news/press/2014/03/historic-maps-england-and-wales

国立情報学研究所(NII)、メタデータフォーマット“junii2”の学位授与番号(grantid)の推奨記入形式を変更し、バージョン3.1に

2014年3月26日、国立情報学研究所は、機関リポジトリ用メタデータフォーマット“junii2”における学位授与番号(grantid)の記入形式を、大学の報告番号付与の実情と国立国会図書館のシステム処理に合わせて変更し、“junii2”のバージョンを3.1としたと発表しています。

バージョン3.1における学位授与番号(grantid)の推奨記入形式は以下のように示されています。

入力形式:
 科研費機関番号(5桁)+[甲|乙|*]+第*+報告番号+号
※ *は0以上の任意の文字、+は文字列の連結を示す。
※ 科研費機関番号及び報告番号は半角数値とする。

記入例:
 10100甲第3456号
 20223乙第理学2345号
 31234甲理工第4452号
 45313第331号

※正規表現で示した入力許可パターン
   \d{5}.*第.*\d+号

junii2の学位授与番号(grantid)の推奨記入形式変更(junii2 バージョン3.1リリース)(NII, 2014/3/26付)
http://www.nii.ac.jp/irp/2014/03/junii2grantidjunii2_31.html

メタデータ・フォーマット junii2 (バージョン 3.1 )(NII)

『カレントアウェアネス-E』256号を発行

E1548 - 21世紀のアクセスサービス<文献紹介>

 大学図書館におけるアクセスサービス(E430参照)は,貸出,講義の指定図書の管理,相互貸借,書庫管理等の機能を含む包括的なサービス概念である。本書はポストデジタル環境下におけるアクセスサービスの決定的な重要性に鑑みて,13人の実務担当者が分担して米国の大学図書館におけるアクセスサービスの現状を吟味し,その価値とともに従来の枠組みを越え,新たなサービスを行うべく進化しつつあるアクセスサービス部門の活動を説明している。編者のクラサルスキ(Michael J. Krasulski)氏はフィラデルフィア科学大学の情報科学科助教兼アクセスサービス・コーディネータ,ドーズ(Trevor A. Dawes)氏はミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学図書館の副館長である。...

E1547 - 公共図書館における地域活性化サービスの創造<報告>

 国立国会図書館関西館図書館協力課では,2013年度の調査研究事業として,「地域活性化志向の公共図書館における経営に関する調査研究」を実施している。今回の調査研究では,地域のため新しい図書館サービスを実施している4つの事例を調査し,米国の事例と合わせて,それらがどのように生まれ,成長してきたのかについて研究を行っている。調査では,実際にサービスを担当している図書館員がその創造過程について報告を行い,シンクタンクの研究員と図書館情報学研究者がその報告を受けながら観察し,また分析を行う形で進められてきた。調査研究の結果がとりまとまりつつある2014年2月24日,「公共図書館における地域活性化サービスの創造:あのサービスはいかにして生み出されたのか」と題し,報告会を開催した。会場は国立国会図図書館の東京本館及び関西館(関西館は職員のみ対象)で,公共図書館員のほか,研究者や自治体職員など,計114名の参加があった。...

E1546 - 図書館界を「動かした人,揺るがせた人」2014年版

 2014年3月,米国のLibrary Journal誌が,「図書館界を動かした人,揺るがせた人」(Movers & Shakers)を発表した。この企画は,2002年から実施されているもので,米国の図書館界に,新しい風を吹き込んだ図書館員たちを,複数の分野にわけて選出するものである。今年は50名が選ばれ,累積では650名以上が選出されている。発表時には,その人物がどのような活動を行ってきたのか,端的にまとめた記事が掲載されている。ここでは,選ばれた人たちの生み出したアイデアに注目しながら,3人を紹介する。...

E1545 - 国立大学等の特色ある施設2013における図書館関連施設

 2014年3月5日,文部科学省は近年行われた国立大学の施設整備の中から特色のある37の事例をあつめ,「国立大学等の特色ある施設2013 キャンパスの創造的再生編」を刊行した。「キャンパスの創造的再生」につながる知恵やアイデアに焦点を当てて編集され,国立大学法人等の関係者が掲載事例を参考にし,高等教育施設の水準を更に向上させることを目的とした資料となっている。各事例は「教育研究活動を支える」,「全人格的な人格形成を促す」,「社会に開く」,「個性・特色を表す」,「交流を育む」,「時代を紡ぐ」の6つに分類され,写真や図面等を多数用いて解説されている。これらのうち,「教育研究活動を支える」事例に含まれている,図書館と図書館を中心とした施設を3件紹介する。...

E1544 - フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本」<報告>

 2014年3月13日,日本学術会議主催学術フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術コミュニケーションへの影響」が開催された。日本学術会議は日本の科学者・研究者の代表機関であり,2010年には「学術誌問題の解決に向けて:『包括的学術誌コンソーシアム』の創設」と題した提言を発表し,その中でオープンアクセス(OA)についても言及している。その日本学術会議に加え,文部科学省,日本学術振興会(JSPS),科学技術振興機構(JST),国立情報学研究所(NII)といった,日本のOAに関わってきた機関の関係者も集まり,日本のOAと学術情報政策について議論しようというのがフォーラムの趣旨である。...

E1543 - 震災ウェブコンテンツの収集とソーシャルブックマークの活用

 東日本大震災から丸3年が経過した2014年3月11日,国立国会図書館(NDL)は,東日本大震災に関連する記録を集めるため,震災の記録に取り組むアーカイブ機関等と共同で,個人の写真・動画の投稿や,収集すべきウェブサイト等の情報提供の呼びかけを開始した。特にウェブサイトについては,株式会社はてなの協力を得て,同社の運営するソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」を通じて,利用者が保存したいと考えるウェブサイトに特定のタグを付けることで,NDLとハーバード大学ライシャワー日本研究所の「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」に保存を推薦できる仕組みを採った。今回の取組みの意図,経緯等を説明する。...

ページ