アーカイブ - 2014年 3月 4日

DataCite、2013-2016の戦略を発表

2014年3月3日、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムであるDataCiteが、“DataCite Strategy 2013-2016”を公表しました。

下記の5つの主要な目標に注力するとのことです。

・継続性のある、信頼性の高い組織となる
・世界的な研究基盤の一翼を担う
・メンバーシップをはぐくみ、強固なコミュニティを構築する
・サービス、ガイドライン、ポリシーを構築し、維持する
・明確な意思疎通を実現する

DataCite Strategy 2013-2016(DataCite, 2014/3/3付)
http://www.datacite.org/strategy2013-2016

ウクライナ図書館協会が声明を発表

2014年3月4日、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトを通じて、ウクライナ図書館協会が声明を発表しています。ウクライナ国立議会図書館はキエフにおける反政府派との衝突の中心地になっているとのことで、館内に国際赤十字社が設けた緊急救護施設の様子などを写した写真等とともに、緊迫したウクライナの情勢が伝えられています。

Tension and unrest in Ukraine: statement by the Ukrainian Library Association(IFLA, 2014/3/4付)
http://www.ifla.org/node/8422

米Innovative Interfaces社が欧州のデータセンターと契約

2014年2月25日、米国の図書館システムベンダInnovative Interfaces社と、欧州のデータセンター事業者Interxion社との契約が発表されました。Innovative Interfaces社は、2013年にオフィスを開設したアイルランドのダブリンにあるデータセンターを利用し、同社の図書館システムの欧州・中東・アフリカへの展開を進めていくようです。

INNOVATIVE INTERFACES SIGNS DATA CENTRE DEAL WITH INTERXION, TO FACILITATE EUROPEAN EXPANSION(interxion, 2014/2/25付ニュース)
http://www.interxion.com/about-us/news/innovative-interfaces-signs-data-centre-deal-with-interxion-to-facilitate-european-expansion-/

Innovative Expands Worldwide Presence with New Office in Dublin, Ireland(Innovative Interfaces, 2013/1/11付ニュース)

EBSCO Discovery Serviceが新機能Research Starterをリリース

2014年2月、EBSCO社が、同社のウェブスケールディスカバリーサービスEBSCO Discovery Serviceの新機能Research Starterをリリースしました。これは、検索結果画面の中央最上部をプラカードエリア(Pracard Area)と呼び、そこに5万以上のトピックから検索結果と関連する情報をコンパクトに表示するものです。The Digital Shift誌の解説記事によると、Salem Press、Encyclopedia Britannica、American National Biographyなどが情報源として使われているようです。

EBSCO Rolls Out New Research Starters Feature for EDS(The Digital Shift 2014/2/26付記事)
http://www.thedigitalshift.com/2014/02/research/ebsco-rolls-new-research-starters-feature-eds/

インターフェイスのアップデートが行われました = EBSCOhost 14.1 リリース =(EBSCO 2014/2付ニュース)
http://www.ebsco.co.jp/news/ehost_upgrade14_1.html

参考:

OverDrive社が教師のための教材共有・販売サイトTeachersNotebook.comを買収

2013年3月3日、公共・学校図書館向けの電子書籍サービスを提供する米国のOverDrive社が、TeachersNotebook.comの買収を発表しました。TeachersNotebook.comは、教師が作成したK-12(幼稚園から高校卒業まで)の生徒向けの教材を共有・販売・購入することができるウェブサイトで、現在55万人以上の教師が利用しているということです。プレスリリースによると、今回の買収の狙いは、TeachersNotebook.comの認知度を利用して、学校図書館や教師との関わりを強めることにあるようです。TeachersNotebook.comは買収後も独立した子会社として、運営が続けられるそうです。

RDF 1.1がW3C勧告に

2014年2月25日付けで、RDF(Resource Description Framework)のバージョン1.1がW3C勧告(W3C recommendation)になりました。仕様は“RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax”など8つの文書から構成され、“RDF 1.1 Primer”など4点のノートもあわせて公開されています。バージョン1.0がW3C勧告になったのは2004年でした。

RDF 1.1 IS A W3C RECOMMENDATION(W3C, 2014/2/25付)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3701

参考:
RDFクエリ言語SPARQL 1.1がW3C勧告に
Posted 2013年3月22日
http://current.ndl.go.jp/node/23136

BIBFRAMEに関するALA冬季大会フォーラムの動画が公開

2014年1月に開催された米国図書館協会(ALA)冬季大会において、米国議会図書館(LC)が中心となって開発を進めている新しい書誌データモデル“BIBFRAME”に関するフォーラムが行われました。このほど、その動画(75分、英語キャプション付き)が公開されました。フォーラムでは、LCおよびジョージワシントン大学の取り組みが報告されたほか、Zepheira社からデータ入力ツールの紹介が行われたようです。

Bibliographic Framework Initiative (BIBFRAME) Update - January 26, 2014
http://www.loc.gov/bibframe/media/updateforum-jan26-2014.html

BIBFRAME Update Forum at ALA Midwinter 2014
http://www.loc.gov/bibframe/news/bibframe-update-midwinter2014.html

Jan. 26 BIBFRAME video is up on LC web site(BIBFRAME Listserve 2014/2/28付メール)

Europeanaで“Europeana Sounds”プロジェクトが進行中

2014年2月17日、18日に英国図書館で“Europeana Sounds”プロジェクトの開始イベントが開催されました。

12か国の24機関が参加する3年間のプロジェクトで、欧州の音声資料と音声関係の資料へのアクセスを改善するものとのことです。Europeanaを通じてアクセスできる音声資料の増加やメタデータの充実などが目指されているようです。

Europeana Sounds
http://pro.europeana.eu/web/europeana-sounds

欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”にフランス語の学位論文が追加

2014年2月17日、欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”にフランス語の学位論文の書誌情報約20万件が追加されたとのことです。フランスの大学図書館の総合目録“Sudoc(Systeme Universitaire de documentation)”からのデータ提供によるものとのことです。

Research informationの記事によると、2000年以降の学位論文が収録されており、Sudocの対応するデータへのリンクにより、ILL利用のための所蔵情報などが利用できるとのことです。また、12,000件のデータについては、電子版の学位論文のフルテキストにリンクしているとのことです。

OpenGrey
http://www.opengrey.eu/

OpenGrey repository adds French theses(Research information, 2014/2/26付)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=1508

参考:
欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”
Posted 2011年6月22日
http://current.ndl.go.jp/node/18475

新潟県立図書館、ギャラリー展示「ふくしま~東日本大震災の記憶と復興への歩み~」を開催

2014年3月4日から3月16日まで、新潟県立図書館で、ギャラリー展示「ふくしま~東日本大震災の記憶と復興への歩み~」が開催されています。

震災の記憶を風化させないこと、また、復興への支援につながることを願って、復興への歩みを進めている福島県の様子や新潟県内に避難している方々のメッセージを紹介するとのことです。

展示している写真等のデータは福島県や福島県警察本部等、メッセージパネルは柏崎市の避難者支援団体「ズーズー実行委員会」から提供を受けたとのことです。

ギャラリー展示「ふくしま~東日本大震災の記憶と復興への歩み~」を開催しています
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/news/tenji2014.3.4.html

東京文化財研究所、「文化財の放射線対策に関する研究会」の資料公開およびパブリックコメントを募集

東京文化財研究所では、独立行政法人文化財機構、独立行政法人国立美術館、全国美術館会議、福島県教育庁、福島県内文化施設とともに、2012年~2013年度の2か年に「文化財の放射線対策に関する調査研究」を進めてきたとのことです。

その成果として2013年3月11日、2014年2月12日に研究会を開催し、
(1)『博物館美術館等のリスクマネージメント-放射性物質に汚染された塵埃への対応を中心に-(20140210案)』
(2)『文化財の除染に対する基本的考え方(20140210案)』
の資料をまとめたとのことです。

この2つの資料について、2014年3月20日を締切りとして、意見募集が行われています。

「文化財の放射線対策に関する研究会」資料の公開について(東京文化財研究所, 2014/2/26付)
http://www.tobunken.go.jp/~ccr/news/event20140218radmeet/event20140218.html

参考:
E1532 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/2/14現在) カレントアウェアネス-E No.254 2014.02.20
http://current.ndl.go.jp/e1532

【イベント】文化財の放射線対策に関する研究会(3/11・東京)