大学図書館におけるアクセスサービス(E430参照)は,貸出,講義の指定図書の管理,相互貸借,書庫管理等の機能を含む包括的なサービス概念である。本書はポストデジタル環境下におけるアクセスサービスの決定的な重要性に鑑みて,13人の実務担当者が分担して米国の大学図書館におけるアクセスサービスの現状を吟味し,その価値とともに従来の枠組みを越え,新たなサービスを行うべく進化しつつあるアクセスサービス部門の活動を説明している。編者のクラサルスキ(Michael J. Krasulski)氏はフィラデルフィア科学大学の情報科学科助教兼アクセスサービス・コーディネータ,ドーズ(Trevor A. Dawes)氏はミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学図書館の副館長である。...
UNESCOが、表現の自由と報道に関する動向をまとめたレポート“World Trends in Freedom of Expression and Media Development ”を公開しています。背景等の概説に続き、第1章から第4章で、それぞれ報道の自由、報道の多元主義、報道の独立性、ジャーナリストの安全についてまとめています。
2014年3月26日、Cengage Learning傘下のGale社が、歴史的資料の複数のデジタルコレクションの提供開始をアナウンスしています。同社ではAP通信社の企業アーカイブのデジタル化を進めていますが、これについては、2014年に提供開始を予定している3つのプロジェクトのうち2つ(News Features & Internal Communicationsと、U.S. City Bureaus Collection)が提供開始となったそうです。
今回提供開始されるコレクション
・AP: News Features & Internal Communications及びAP: U.S. City Bureaus Collection
・Indigenous Peoples: North America
・Science, Technology and Medicine, Part II
Gale Connects Customers with Rare Pieces of History with the Launch of Several New Collections(Cengage Learning, 2014/3/26付け)
2014年3月25日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、 そのメタデータモデルを紹介するドキュメント“An Introduction to the DPLA Metadata Model”を公開しました。同プロジェクトに参加しようと考える機関からよくある問いとして、DPLAのメタデータのアプリケーション・プロファイル(DPLA MAP)についての質問や、あるいは、参加機関のメタデータに求められるものは何かという質問があるとのことで、この資料はこれらに簡潔に説明するものとのことです。