アーカイブ - 2014年 3月 26日

国立国会図書館サーチ、全国書誌データのOAI-PMH形式での提供を開始

2014年3月25日、国立国会図書館サーチにおいて、全国書誌データのOAI-PMHでの提供が開始されました。

新機能リリースのお知らせ(2014年3月25日)
http://iss.ndl.go.jp/information/2014/03/25_announce-3/

国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMH
http://iss.ndl.go.jp/information/api/oai-pmh_info/

参考:
国立国会図書館、全国書誌のRSS配信を開始 Posted 2013年1月29日
http://iss.ndl.go.jp/information/2014/03/25_announce-3/

【イベント】文化財保存支援機構、シンポジウム「今、文化財が社会にできることⅡ」を開催(4/26・東京)

2014年4月26日、NPO法人 文化財保存支援機構が主催するシンポジウム「今、文化財が社会にできることⅡ」が東京大学弥生講堂一条ホールで開催されます。

このシンポジウムは、「人はなぜ伝えようとするのか?―文化財による被災地復興のこころみ―」をテーマとし、特別講演、事例報告、パネル・ディスカッションの三部で構成されるとのことです。

参加申込みと資料代500円が必要とのことです。

2014/03/17 2014年度 JCP主催シンポジウム開催のお知らせ(文化財保存支援機構)
http://www.jcpnpo.org/news/?p=1#1395033563-572368

NDLラボで「翻デジ」バージョン0.8が公開:近代デジタルライブラリの資料を共同でテキストデータ化するためのプラットフォーム

国立国会図書館の「NDLラボ」において、近代デジタルライブラリの資料を共同でテキストデータ化するためのプラットフォーム「翻デジ」(バージョン0.8)が公開されました。

このシステムは日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)の分科会であるSIG-Transcribe JPが提供するもので、ジョージ・メイソン大学で開発されたコンテンツマネジメントシステム(CMS)の“Omeka”を核として構築されています。

翻デジ (2014/3/24時点, ver.0.8)
http://lab.kn.ndl.go.jp/dhii/

NDLラボ
http://lab.kn.ndl.go.jp/cms/
※2014/3/26付で「翻デジを公開しました」のお知らせ掲載

研究データリポジトリのレジストリ、“Databib”と“re3data.org”が統合へ

2014年3月25日、研究データのリポジトリのダイレクトリー“Databib”と研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”が、2015年末までに、DataCiteの支援を受けて、それぞれの2つのプロジェクトを1つのサービスに統合するという計画を発表しました。サービスの名称は“re3data.org – Registry of Research Data Repositories”となる予定とのことです。ダブリンで開催される第3回研究データ連合(RDA)総会に先立ち、DataCiteの総会に提案、承認される見込みとのことです。

DataCite, re3data.org, and Databib Announce Collaboration(re3data.org, 2014/3/25付)
http://www.re3data.org/2014/03/datacite-re3data-org-databib-collaboration/

Databib
http://databib.org/index.php

DataCite, re3data.org, and Databib Announce Collaboration(DataCite, 2014/3/26付)
http://www.datacite.org/node/115

国境なき図書館、"Ideas Box"公開セレモニーをニューヨーク公共図書館で開催

2014年3月25日、フランスに本部を置くNGO組織である国境なき図書館(Libraries Without Borders: LWB)が、最新のプロジェクトである"Ideas Box"を公開するセレモニーをニューヨーク公共図書館で行いました。"Ideas Box"は緊急人道支援時に持ち運び可能な図書館で、コンピュータや電子書籍リーダー、冊子体の書籍、プロジェクター、スクリーン、映画フィルム、ボードゲーム等の「つながり」、「学び」、「遊び」、「創造」をテーマにした備品が含まれるマルチメディアキットです。2月には国連難民機関との協力のもと、最初の2つの"Ideas Box"がブルンジにある難民キャンプに到着しており、また、レバノンやヨルダンにあるシリア難民キャンプへboxを送る計画が進行中とのことです。

Ideas Box Website
http://www.ideas-box.org/en/nypl-ceremony.html?view=default

Thinking Inside the Ideas Box (Wall Street Journal, 2014/3/24)

誰でも書き換えられる文献への参照:健康科学分野の査読論文におけるWikipediaの引用状況調査(文献紹介)

BMJ誌の348号に、M Dylan Bould氏らによる論文“References that anyone can edit: review of Wikipedia citations in peer reviewed health science literature”が掲載されています。

この論文は、健康科学分野の論文におけるWikipediaの引用状況を調査したもので、ScopusとWeb of Scienceを用いてWikipediaを引用している論文を特定した上で、MedlineやPubMed等への収録状況から健康科学分野の論文を抽出・分析しています。調査の結果、1,008の雑誌に掲載された1,433の論文でWikipediaが引用されており、特に2010年12月以降、Wikipediaの引用が急激に増加していたとしています。

Bould氏らの論文の中では、Wikipediaの内容は誰でも書き換えることができると指摘した上で、雑誌の編集者や査読者に対し、可能な限りWikipediaではなく一次情報を引用するよう著者に求めるよう提案しています。

ワイカト大学、OA義務化方針を決定 ニュージーランドでは初

2014年3月24日、ニュージーランドのワイカト大学(University of Waikato)が、2014年3月の同大学評議会(Academic Board)でオープンアクセス(OA)義務化方針が承認されたことを発表しました。ニュージーランドでOA義務化方針を決定したのは同大学が初めてとのことです。

このOA義務化方針では、査読論文について、基本的に同大学のリポジトリ”Research Commons”に収録することを求めています。

University of Waikato approves Open Access Mandate Guidelines(University of Waikato、2014/3/24付け)
http://www.waikato.ac.nz/news-events/media/2014/03university-of-waikato-approves-open-access-mandate-guidelines.shtml

Open Access Mandate Guidelines(University of Waikato)
http://www.waikato.ac.nz/__data/assets/pdf_file/0007/186586/open-access-guidlines.pdf

京都国際マンガミュージアム、展覧会「手から手へ展~絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ~」を開催

2014年3月1日から5月18日まで、京都国際マンガミュージアムで、展覧会「手から手へ展~絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ~」が開催されています。日本の絵本作家たちが「3.11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで国内外の仲間たちに呼びかけて作品を募った展覧会とのことです。

2012年3月、イタリアのボローニャを皮切りにヨーロッパ5ヶ国を巡回し、2013年に新たな呼びかけに応えてさらに多くの絵本作家が参加し、総勢7か国110人の描き下ろし原画作品が展示されているとのことです。会場では展示作品(原画143点、複製原画9点)の他、出品作家の絵本が閲覧できるコーナーが設けられ、特別出品「絵本作家たちのゲルニカ」(あべ弘士、スズキコージ、降矢奈々、松成真理子、ミヒャエル・ゾーヴァ、ペテル・ウフナールによるライブペインティング共同作品 縦180cm×横540cm)が展示されているとのことです。

手から手へ展~絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ~(京都国際マンガミュージアム)
http://www.kyotomm.jp/event/exh/handtohand2014.php

文部科学省、平成25年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

2014年3月25日、文部科学省が、平成25年度「学術情報基盤実態調査」の結果を公表しました。

調査結果のポイントとして、以下が示されています。

大学図書館編
・学生の主体的な学修のベースとなる図書館の機能強化の一環として、「アクティブ・ラーニング・スペース」(※1)を整備する図書館数が306館となり、昨年(226館)より35%増加しています。
・高額となっている外国雑誌・電子ジャーナル購入に係る経費の確保が引き続き多くの大学(全体の79.7%)で課題として挙げられています。

コンピュータ及びネットワーク編
・大学内の情報システムの一部または全部を学内の情報センターや学外施設に集約してクラウド化し、運用している大学は、全大学の62.8%(486大学)で、昨年度(429大学)より57大学増加しています。増加の背景には、サーバやシステムの集約化によるコスト削減や、学外のデータセンター等を活用することによる災害時等のバックアップ機能の強化等のメリットがあると見られます。
・教育へのICT 活用として、講義のデジタルアーカイブ化を実施している大学は、全大学の23.9%(185大学)であり、MOOC(※2)等の取組の前提となる双方向の参加が可能な講義として配信している大学は2.6%(20大学)です。

印刷博物館、展示「3Dプリンティングの世界にようこそ!」を開催

2014年3月11日から6月1日まで、東京都文京区の印刷博物館では、展示「3Dプリンティングの世界にようこそ!―ここまで来た!驚きの技術と活用―」を開催しています。

この展示は、「3Dプリンティング」をさまざまな角度から総合的に紹介するものとのことで、3Dプリンタの実機や出力品の展示はもちろん、これまでの歴史から最新の活用シーンまで取り扱われているとのことです。

「3Dプリンティング」とはどのようなもので、どう進化してきたのか、また、どのように使われ、何を作ることができるのかがわかる展示となっているようです。

【P&Pギャラリー】3Dプリンティングの世界にようこそ!―ここまで来た!驚きの技術と活用―(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/140311/index.html

今話題の三次元プリンティングってなに?(館長メッセージ)(印刷博物館,
2014/3)
http://www.printing-museum.org/message/index.html

参考:
湘南藤沢メディアセンター(慶応大)、ファブスペースを設置、3Dプリンタも利用可能
Posted 2013年4月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23306