アーカイブ - 2014年 3月 24日

カルガリー公共図書館、移民へのサービスを拡大:カナダロイヤル銀行が55万ドルの資金提供

カルガリー公共図書館の移民へのサービスについて、カナダロイヤル銀行(RBC)の財団からの55万ドルの資金提供により、拡大されることが発表されています。

発表によると、“Welcome to the Library”プログラムを通じて、新しく移り住む人たちに対し、図書館サービスのオリエンテーションのツアーや動画などを提供するとのことです。動画については、現時点で18言語で公開されており、今後他の言語のものも作成するそうです。

なお、この資金提供額は、RBC財団が1つの図書館へ行うものとしては最大とのことです。

RBC Foundation invests $550,000 in helping Newcomers to Canada succeed and thrive in Calgary(2014/3/21付け)
http://www.newswire.ca/en/story/1326751/rbc-foundation-invests-550-000-in-helping-newcomers-to-canada-succeed-and-thrive-in-calgary

Welcome to the Library!

Europeana Newspapersプロジェクト、検索・閲覧ツールのプロトタイプを公開

欧州のデジタル化新聞コンテンツを集約し提供する“Europeana Newspapers”プロジェクトが、その検索、閲覧ツールのプロトタイプを公開していました。

このツールについては、2014年4月からユーザテストを行い、2014年後半には機能を改善しベータ版としてリリースされるとのことです。

検索インターフェース(プロトタイプ)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newspapers

The Challenges of Hosting Digitised Newspaper Images & Newspaper Browsing Tool Prototype(infoDOCEKT, 2014/3/20付け)
http://www.infodocket.com/2014/03/20/the-challenges-of-hosting-digitised-newspaper-images-historic-newspaper-browsing-tool-prototype/

The Challenges of Hosting Digitised Newspaper Images (Eurpeana newspapers, 2014/2/13付け)

英国図書館(BL)と提携したビジネス・知財センターがリーズ中央図書館に開設

2014年3月20日、英国図書館(BL)は、リーズ中央図書館(Leeds Central Library)に、両館の提携により、中小企業の経営者と企業家を支援するためのビジネス・知財センター(Business & IP Centre)が開設されたと発表しました。

リーズでのビジネス・知財センターの開設は、ニューキャッスルに次ぐ2例目であり、バーミンガム、マンチェスター、リバプールとシェフィールドなどの都市では、来年の開設が予定されているとのことです。

リーズ中央図書館は市内の中心部に位置しており、同センターでは、データベースや市場調査レポート、業界誌やダイレクトリーなど、起業や経営に必要な情報が無料で提供され、職員や専門家による1対1での起業、経営計画、マーケティングについての相談、また、知的財産権による製品、ブランド、デザインの保護についての相談も行うとのことです。

New business centre launched at Leeds Central Library(British Library, 2014/3/20付)
http://bipcleeds.blogspot.co.uk/2014/03/new-business-centre-launched-at-leeds.html

カリフォルニア大学サンディエゴ図書館、Jonas Salkに関する資料の寄贈を受けたことを発表

カリフォルニア大学のサンディエゴ図書館は、ポリオ・ワクチンの開発で知られる医師でありウイルス学者であったJonas Salkに関する資料の寄贈を遺族から受け、公式な保管場所となったことを発表しました。寄贈された資料は、書簡やポリオ・ワクチンの開発に関するファイル、Jonas Salkの文書、写真等、1940年代半ばから1995年までのものを含み、約900箱になるとのことです。

2014年の秋に、カリフォルニア大学サンディエゴ校に隣接するソーク研究所がJonas Salk生誕100年を記念したイベントの開催を予定しており、同館はイベントへ協力し、その一環として資料の展示を行うとのことです。

NIIのJAIRO Cloud、スタンフォード大学図書館による「研究図書館イノベーション賞」の功労賞を受賞

2014年3月20日、スタンフォード大学による「研究図書館によるイノベーション賞(Stanford Prize for Innovation in Research Libraries:SPIRL)」の結果が発表されました。

この賞は2013年から開始されたもので、2回目となる今回は、ノースカロライナ州立大学図書館の“James B. Hunt Jr. Library”が受賞したとのことです。また、日本の国立情報学研究所(NII)のJAIRO Cloudが功労賞(Commendations of Merit)を受賞しています。その他、ハーバード大学図書館の“LibraryCloud”、“StackLife”も功労賞を受賞したとのことです。

2014 SPIRL winners (Stanford University Libraries)
http://library.stanford.edu/projects/stanford-prize-innovation-research-libraries-spirl/2014-prizes

NTTデータ、バチカン図書館所蔵資料のデジタル化事業における契約を締結

2014年3月20日、NTTデータはバチカン図書館と、同館が所蔵する手書き文献のデジタル化及び長期保存事業における契約を締結したことを発表しました。初期契約では、まず4年間で約3,000冊の文献をデジタル化する予定とし、その費用は約23億円になるとのことです。また、将来的には2世紀から20世紀に書き残された約8万冊、約4千万ページに及ぶ資料をデジタル化する見込みとされています。デジタル化された資料は、同館のウェブサイトで公開されるとのことです。

バチカン図書館における歴史的手書き文献のデジタルアーカイブ事業に参画 (NTT Data, 2014/3/20)
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2014/032000.html?fm=f1

Vatican Library and Japanese firm NTT DATA sign accord for digital archiving project (Vatican Radio, 2014//3/20)
http://en.radiovaticana.va/news/2014/03/20/vatican_library_and_japanese_firm_ntt_data_sign_accord_for_digital/en1-783111

ウェブのアクセシビリティに関する仕様“WAI-ARIA”のバージョン1.0がW3C勧告に

2014年3月20日付で、Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) の1.0がW3C勧告(W3C recommendation)になりました。あわせて、“WAI-ARIA 1.0 User Agent Implementation Guide”も勧告になっています。

WAI-ARIAは、ウェブコンテンツやウェブアプリケーションを障害のある人々にもよりアクセスしやすくするための仕様であり、特に、動的コンテンツやAjax、HTML、JavaScriptや関連技術を用いて開発される最新のユーザインタフェースにおいて役立つものとのことです。

W3C's Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 1.0 Expands Accessibility of the Open Web Platform(W3C, 2014/3/20付)
http://www.w3.org/2014/03/aria.html.en

ACCESSIBLE RICH INTERNET APPLICATIONS (WAI-ARIA) 1.0 IS A W3C RECOMMENDATION(W3C, 2014/3/20)

奈良文化財研究所、東日本大震災の水損古文書の修復を終え、宮城県へ発送

東日本大震災の津波で水損した古文書などを修復する文化庁の「文化財レスキュー事業」に協力してきた奈良文化財研究所(奈良市)が、海水に漬かった宮城県の文書約250箱分を修復する応急処置を終え、宮城県に発送したと報じられています。

これまでも順次返却しており、宮城県分の発送は今回で終了とのことです。今後は宮城県内で、応急処置された文書の本格的な修復を専門家が行うとのことです。

奈良文化財研究所は震災直後から奈良国立博物館(奈良市)などとも協力し、事業の支援組織を結成し、文化財用としては世界最大級の真空凍結乾燥機を活用し、水損した資料を乾燥させた後、泥やカビを取り除くクリーニングなどの応急処置を進めてきたとのことです。

震災の水損古文書修復 奈文研 250箱分を宮城県に発送(MSN, 2014/3/22付)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140322/myg14032202170000-n1.htm

被災文書250箱分修復完了し返送…奈文研(Yomiuri Online, 2014/3/21付)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20140320-OYT8T01056.htm