アーカイブ - 2014年 3月 12日

米国アイオワ大学図書館、研究者がデータ管理のために必要としているサービスに関する調査報告を公表

2014年2月28日、米国アイオワ大学図書館が、“Data Management at the University of Iowa: A University Libraries Report on Campus Research Data Needs”と題する、研究者がデータ管理のために必要としているサービスに関する調査レポートを公表しました。2012年の夏にキャンパスの研究者に対して行われたオンライン調査と、その調査で得た784の回答を元にして、2013年夏に行われた約40件のインタビュー調査の結果とのことです。調査結果は「データ管理計画」や「データ保存」等、データ管理に関する5つの領域における課題として提示されているとのことです。

Data Management at the University of Iowa: A University Libraries Report on Campus Research Data Needs (Iowa Research Publications, 2014/2/28)
http://ir.uiowa.edu/lib_pubs/153/

人文・社会科学領域の電子書籍を出版するNPO法人ratik、3冊目の新刊を刊行

2014年3月6日、NPO法人ratikが、3冊目となる新刊を刊行したと発表しています。

ratikは、主として人文・社会科学領域の専門書・新刊を電子書籍として出版(企画・編集・制作・販売)するNPO法人で、学問やそれに根ざす実践にかかわる情報を「選り集め、編み、発信する」ことで、学術コミュニケーションの活性化を目指しているとのことです。2013年5月2日に正式に発足したとのことです。理事には大学の教員や研究者、デザイナーら13名が名を連ねています。

報道によると、NPOによる電子書籍専門の出版組織は全国で初めてとのことです。

about us(ratik)
http://ratik.org/about-us/

設立趣旨書(ratik)
http://ratik.org/about-us/mission/

新刊書籍(ratik)
http://ratik.org/ebook/new/

“Syriac Reference Portal”からシリア文字のデータがVIAFに追加

2014年3月11日、OCLC Researchは、“Syriac Reference Portal”からシリア文字の人名表記がVIAFに追加されたと発表しました。

2013年11月には、研究者のVIAFへの協力をよびかける“Scholars’ Contributions to VIAF”の一環として、Perseus Catalogからギリシャ文字やアラビア文字の表記がVIAFに追加されましたが、今回は、その事例に次ぐ、研究者からの貢献の2例目とのことです。

Syriac Reference Portal contributes names to VIAF(OCLC, 2014/3/)
http://www.oclc.org/research/news/2014/03-11.html

Syriac Reference Portal
http://www.syriac.ua.edu/wiki/index.php5/Main_Page

New Scholars’ Contributions to VIAF: Syriac!(h
angingtogether.org, 2014/3/11付)
http://hangingtogether.org/?p=3634

参考:

YALSA、図書館のメイカースペースのための手引書“Making in the Library Toolkit”(2014)を公開

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、図書館のメイカースペースのための手引書“Making in the Library Toolkit”を公開したようです。この手引書は、2014年のTeen Tech Week(3月9日から15日)の期間中に公開するとアナウンスされていたもので、YALSAのMakerspace Resources Task Forceが取りまとめたものです。

概要情報のほか、実際のものづくりのプログラムに立つツール(製品)や、利用促進、プログラムの評価、プログラムの例などの情報がまとめられています。

Making in the Library Toolkit
http://www.ala.org/yalsa/sites/ala.org.yalsa/files/content/Making%2CDIY%26CraftingintheLibraryFINAL.pdf
※公式Tweetからのリンク
https://twitter.com/yalsa

Maker March: Are You Already Making @ Your Library?(YALSA, 2014/3/3付け)

学習ゲーム用端末“Early Literacy Station”を導入したクリーブランド公共図書館(記事紹介)

School Library Journal誌(オンライン)で、2014年3月10日、AWE社の“Early Literacy Station”を導入した、米国クリーブランド公共図書館の事例を紹介する記事が掲載されています。“Early Literacy Station”は2歳から8歳の子供を対象とするコンピュータと学習ゲームソフトのパッケージであり、ソフトとしては60点ほどがインストールされてそうです。記事によると、同地域では、リテラシーの習得の遅れのある子どもが多いことが問題となっているようであり、同館では、幼少期の子供たちのリテラシー向上のため、同製品を27分館に54台を導入したとのことです。

Cleveland Public Library Pushes Out 54 New Literacy Stations(School Library Journal, 2014/3/10付け)
http://www.slj.com/2014/03/featured/cleveland-public-librarys-literacy-stations-entice-kids-into-thinking-learning-is-play-time/

国立国会図書館デジタルコレクションに、米国戦略爆撃調査団文書、極東軍文書、プランゲ文庫等の資料を追加

2014年3月12日、国立国会図書館が、「国立国会図書館デジタルコレクション」に、14,000点の資料を追加しました。資料の内訳は、米国戦略爆撃調査団(USSBS)文書約2,200点、極東軍文書約600点、プランゲ文庫の社会科学分野及び人文科学分野の図書約1,500点、プランゲ文庫の児童書約8,100点、図書1,800点です。このうち、インターネット上でご覧いただけるのは、米国戦略爆撃調査団(USSBS)文書約2,200点(一部を除く)で、その他については、国立国会図書館の施設内でご利用いただけます。

また、上記の公開にあわせて、2013年3月に提供を開始した極東軍文書のうち約650点をインターネット公開しました。これにより、デジタル化資料の総数は約231万点(うちインターネット公開は約48万点)となりました。

日本占領関係資料(国立国会図書館デジタルコレクション)
http://dl.ndl.go.jp/#senryo

プランゲ文庫(国立国会図書館デジタルコレクション)
http://dl.ndl.go.jp/#prange

図書(国立国会図書館デジタルコレクション)
http://dl.ndl.go.jp/#books

参考:
国立国会図書館デジタル化資料に日本占領関係資料が追加―米国戦略爆撃調査団文書、極東軍文書

英国Northampton Museum、12,000足の靴のデジタルアーカイブのオンライン公開を計画

英国のNorthampton Museumが、靴のデジタルアーカイブのオンライン公開を計画していることが報じられています。同館では12,000足の靴を所蔵しており、“Highlights of the Footwear Collection”では、英国19世紀のヴィクトリア女王の靴や、1959年に制作された象のための靴等が紹介されています。また、写真共有サイトFlickrでコレクションの一部の画像を公開しています。

Northampton Museum and Art Gallery to put shoe archive online (BBC, 2014/3/8付け記事)
http://www.bbc.com/news/uk-england-northamptonshire-26486528

Museums (Northampton Borough Council)
http://www.northampton.gov.uk/museums

Highlights of the Footwear Collection (Northampton Borough Council)
http://www.northampton.gov.uk/homepage/274/highlights_of_the_footwear_collection

このアート作品について思うことを140文字で:ニューヨーク近代美術館(MoMA)等が“ART140”を開始

ニューヨーク近代美術館(MoMA)と、“creative agency”のPOSSIBLEが、Twitter上で、アート作品について思うことを募集する企画“ART140”を開始しています。一般の人たちがどのように作品をとらえるかを集める企画で、誰でも参加することができるものです。最初の対象作品として、ゴッホの作品など6作品の画像がウェブサイトに掲載されています。

ART140
http://artoneforty.com/

Talking Art140 with David Stocks(POSSIBLE, 2014/3/7付け)
http://www.possible.com/perspectives/art140-david-stocks

6作品の作品別のツイートをまとめたサイト
http://artoneforty.com/main/art/boccioni
http://artoneforty.com/main/art/popova
http://artoneforty.com/main/art/vangogh
http://artoneforty.com/main/art/klimt
http://artoneforty.com/main/art/gauguin

“なぜ私たちは移動図書館が好きなのか?”-第5回全米移動図書館の日を動画で祝う企画が実施、作品募集中

第5回「全米移動図書館の日」が2014年4月16日に予定されていますが、その開催を動画により祝う企画“Why We Love Our Bookmobile”が実施されるそうです。作品の募集を3月11日より開始すると、米国図書館協会(ALA)がアナウンスしています。

募集する作品は、(1)移動図書館をサポートするパトロン(利用者)、(2)移動図書館サービス、(3)図書館の2014年全米移動図書館の日の祝賀会、の3つのテーマのいずれかとのことです。

#NBD2014: Why We Love Our Bookmobile Video Celebration
http://www.ala.org/offices/nbd2014-why-we-love-our-bookmobile-video-celebration

National Bookmobile Day 2014
http://www.ala.org/offices/olos/nbdhome

Showcase your bookmobile in 'Why We Love Our Bookmobile' video celebration(ALA news release, 2014/3/11付け)

2014年の日本の“Library of the Year”候補の推薦の募集が開始

図書館総合展運営員会が主催、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が企画・運営する“Library of the Year”の2014年の候補の推薦募集が開始されています。募集期限は2014年5月31日となっています。

Library of the Year 2014 候補推薦ページ
http://www.iri-net.org/loy/loy14recommend.html
※2014年3月10日オープン

参考:
2012年の日本の“Library of the Year”候補の推薦の募集が開始される Posted 2012年5月17日
http://current.ndl.go.jp/node/20866