アーカイブ - 2014年 2月

2月 20日

国立国会図書館の“雑誌記事索引”データがOCLCのWorldCatから検索可能に

国立国会図書館の雑誌記事索引がOCLCのWorldCatを通じて利用できるようになりました。2013年12月5日から検索可能となっており、開始時点のデータ数は約1,000万件です。

国立国会図書館月報 635(2014年2月)号(p.34)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8424694_po_geppo1402.pdf?contentNo=1

WorldCat
http//www.worldcat.org/

学術文献を読むのはPDF派?HTML派?Wiley社が“Anywhere Article”を導入

Wiley社が、レスポンシブウェブデザインを採用した“Anywhere Article”の導入についてアナウンスしています。これは、HTML5の技術を用いて学術文献を提供するもので、「読みやすいさ」、「機能性」、タブレットやモバイル端末への対応する「持ち運び安さ」をコンセプトにして作られたものとのことです。 Wiley Online Libraryの学術雑誌のうちこれに賛同するものから適用するようです。

なお、65%は、HTMLの記事を使うよりも、PDFのダウンロードを好むとの調査結果もあるとのことです。

The “Anywhere Article” Launched Across Wiley Online Library(Wiley、2014/2/19付け)
http://as.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-110325.html
※デモ動画あり

サンプル
http://onlinelibrary.wiley.com/enhanced/doi/10.1111/nph.12453/

関連:
“Can Scholarly Publishing evolve beyond the PDF”(2013/11/11付け)

Nature Publishing Group、フランスのナショナルライセンスプロジェクトISTEXと契約

2014年2月17日、Nature Publishing GroupがフランスのナショナルライセンスプロジェクトISTEXと契約したと発表しました。

これにより、フランスの200以上の機関の190万人以上の学生、研究者、科学者がnature.comのサイトを通じて、1869年から2012年までの“Nature”にアクセスできるようになるとのことです。免疫学、生物学、化学、神経科学分野の7タイトル、合計で40万件の記事のアーカイブも契約範囲に含まれているとのことです。

Nature Publishing Group sign French national license agreement with ISTEX
http://www.nature.com/press_releases/istex.html

ISTEX
http://www.istex.fr/

【イベント】大阪府立中央図書館、第6回府民講座「鎮魂と復興のきずな―東日本大震災と民俗芸能―」を開催(3/1・大阪)

2014年3月1日、大阪府立中央図書館が主催する第6回府民講座「鎮魂と復興のきずな―東日本大震災と民俗芸能―」が開催されるとのことです。

国立民族学博物館准教授の林勲男氏が講師を担当し、民族学の視点から、震災復興に人々の心のつながりがどうかかわるか、なぜ心の復興に伝統芸能が必要なのかについて講演を行うとのことです。

受講にあたっては、事前の申し込み、また、経費として500円が必要とのことです。

【講演会】大阪府立中央図書館主催第6回府民講座 「鎮魂と復興のきずな―東日本大震災と民俗芸能―」(大阪府立図書館, 2014/1/7付)
https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/25kouza6.html
 
 
※E1532 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/2/14現在) カレントアウェアネス-E No.254 2014.02.20で、上記の講演会について、誤った記述がありました。訂正してお詫び申し上げます。

インディアナポリス公共図書館、銃の安全錠を提供(米国)

インディアナポリス公共図書館(インディアナ州マリオン郡)が、無料の銃の安全錠を提供することを発表しています。マリオン郡の保安官とのパートナーシップにより行うもので、銃の不慮の事故等を抑制することを目的に実施するものとのことです。

インディアナポリス公共図書館のウェブサイトに掲載されたアナウンスメントによると、銃安全錠は、中央図書館と5つの分館において、要望に応じて提供されるとのことです。インディアナポリス公共図書館のChief Executive OfficerであるJackie Nytes氏は、アナウンスメントにおいて、同館は、家族が回避可能な被害を恐れることなく生活し、学習し、働くことができるよう支援すること、銃の安全や紛争解決等に関する資料へのアクセスを提供する場であること等を伝えるコメントを出しています。

なお、マリオン郡の保安官は、2011年以来、5,000以上の銃安全錠を無料配布するプログラムを実施してきたようです。

Indy Library & Sheriff Layton Announce Gun Lock Giveaway Partnership

E1537 - 研究データへの識別子付与と引用可能性向上:DataCiteの活動

 研究データのインターネット上での公開が進む中,それらが発見され,適切に活用されるためには,識別子やメタデータが適切に付与され,引用可能(Citable)な状態になることが肝要である。この,研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムとして“DataCite”がある。そのメンバーや連携機関,主要な活動,そして研究データの引用可能性向上に向けた関連動向を紹介する。...

E1536 - ミャンマーの図書館事情:アジア財団レポートより

2014年2月,ミャンマーの公共図書館と情報ニーズについての調査レポートが公表された。米国に本部を置くアジア財団(The Asia Foundation)とミャンマーのMyanmar Book Aid and Preservation Foundation(MBAPF)によるものである。調査では,2013年10月から11月にかけて調査員が全国の図書館を訪問し,図書館員や住民等にインタビュー調査を行っている。レポートは,ミャンマーの図書館の歴史・現況(第3章),関係団体(第4章)を整理した上で,その調査結果が示されており,全体状況が明らかになっている。...

E1535 - Europeana 1914-1918:第一次世界大戦の記憶を共有する試み

 2014年1月28日,欧州のデジタル文化遺産のポータルサイトであるEuropeanaが,“Europeana 1914-1918”を公開した。第一次世界大戦の開戦から100年を機に,国立図書館等のコレクションに加え,これまで国立図書館等の蔵書にはされてこなかった,第一次世界大戦に関するさまざまな資料を公開し,新たな観点を提示するものである。...

E1534 - 公共図書館で学術文献を:英国の試み“Access to Research”

  2014年2月3日,英国の公共図書館で,オンラインの学術雑誌記事150万件を無料で提供する2年間のプロジェクト“Access to Research”が始まった。...

E1533 - 学生主体の憩いの場―山口大学総合図書館「りぶカフェ」

 山口大学総合図書館の入口を右に進むと,「りぶカフェ」がある。エプロンを着けた学生が笑顔で出迎えてくれる。L字型のスペース(108平方メートル)に,テーブル席とカウンター席あわせて65席が設けられている。天気のいい日には,オープンテラスも利用できる。...

「第3回大学図書館学生協働交流シンポジウム」-発表資料・動画が公開

2013年9月に島根大学を会場として開催された「第3回大学図書館学生協働交流シンポジウム - 私たちの手でつくり出す図書館の形 ~人を惹きつける空間を目指して~」の発表資料と動画が公開されました。

第3回大学図書館学生協働交流シンポジウム 私たちの手でつくり出す図書館の形
http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/LA/sympo2013/
※発表資料と動画

山口大学図書館学生協働
http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/blog/
※リンク元

関連:
第3回大学図書館学生協働交流シンポジウム 私たちの手でつくり出す図書館の形
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/9/sympo/2013.html

『カレントアウェアネス-E』254号を発行

2月 19日

テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館で統合図書館システム(ILS)の共有を計画

The Digital Shift(Library Journal誌)の2014年2月17日付けの記事で、米国テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館の共同プログラムである“Limitless Libraries”において、公共図書館と学校図書館間で統合図書館システムの共有を計画していると紹介されています。

“Limitless Libraries”は2009年にナッシュビルの公共図書館と学校図書館4館による試行から開始され、今では、すべての学校図書館(1278校)が参加し、公共図書館と学校図書館の間でリソースの共有がなされているということです。学校図書館の生徒のIDは、公共図書館の21の分館と特別サービスを提供する3つの図書館の図書館カードと同様のものとみなされ、生徒は、公共図書館のOPACを通じて、本やCD、DVDなどを自校に取り寄せることができるとのことです。

Nashville’s Limitless Libraries Hopes to Merge School and Public Library ILS(The Digital Shift, 2014/2/17付)

「隠された図書館」が1日限定でオープン・ライブラリー

2014年2月16日、徳島県神山町にある、神山町の住民だけが利用可能な「隠された図書館」が一日限定で一般に公開されていました。

同館は、神山町のNPO法人を中心に1999年から行われているアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」において、2012年に招聘されたアーティストである出月秀明氏による作品とのことです。地域住民のみ、人生で三回、卒業、結婚、退職等の人生の節目に図書を寄贈することができ、また、同館を開ける鍵を持てるのも、寄贈者である住民のみとされています。今回の一般公開はホームページで告知され、町外から10組の利用者が訪れたとのことです。

「隠された図書館」 2月16日(日)開いてます!(イン神山, 2014/2/14)
http://www.in-kamiyama.jp/art/15676/

徳島・神山の「隠された図書館」、一日限定で一般公開へ(徳島経済新聞, 2014/2/17付け記事)
http://tokushima.keizai.biz/headline/81/

「神山アーティスト・イン・レジデンス」とは(イン神山, 2012/12/1)
http://www.in-kamiyama.jp/art/kair/

神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR) (神山町役場)

Follett社がPenguinグループと電子書籍に関して協力することを公表

2014年2月18日、Follett社が米国のPenguinグループと電子書籍に関して協力することを発表しました。Penguinグループが発行している、未就園児から高校生(PreK-12)向けの電子書籍、約17,000タイトルのコレクションが、Follett社の電子書籍検索・注文ツールである"Titlewave"に追加されたとのことです。

Follett Announces ebook Partnership With Penguin Group (USA)(follett, 2014/2/18)
http://follett.mediaroom.com/2014-02-18-Follett-Announces-ebook-Partnership-With-Penguin-Group-USA

“オープンアクセス・サブジェクト・ライブラリアン”(非常勤・任期付き)をオックスフォード大学ボドリアン図書館が募集

infoDOCKETに掲載された情報によると、オックスフォード大学ボドリアン図書館が、“オープンアクセス・サブジェクト・ライブラリアン”を募集しているとのことです。募集要項によると、このポジションは非常勤(週4日勤務)で、2015年3月末までの任期付きとなっており、その職務の内容は、同館のオープンアクセスに関するサポートのコーディネートを行い、またオープンアクセスに関する情報提供サービスや研修なども担当するものとなっているようです。

infoDOCKETでは、職員の募集情報は、現在のトレンドを見るヒントになるとの趣旨のコメントが付されて紹介されています。

全米博物館・図書館サービスメダルの20年‐IMLSがプレスリリース

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル(National Medal for Museum and Library Service)について、開始から20周年であることを知らせるプレスリリースを公表しています。同賞は、市民や教育、経済、環境そして社会に対して著しい貢献を果たした博物館・図書館に贈られる全米規模の賞であり、1994年の開始以来、132機関を表彰してきたとのことです。

またこの20周年を記念して、IMLSでは、Facebook上で“Share Your Story”キャンペーンを行うとのことです。これまでの受賞機関にスポットライトを当てていくもののようです。

なお、プレスリリースでは、これまでの受賞館132機関のリストも掲載されています。

Institute of Museum and Library Services Announces 20th Anniversary of National Medal Program (IMLS, 2014/2/18付け)
http://www.imls.gov/imls_announces_20th_anniversary_of_national_medal_program.aspx

Facebook

東京大空襲・戦災資料センター、常設展示として東京大空襲の被災地図と証言映像アーカイブを公開へ

東京大空襲・戦災資料センターが、2014年3月1日から常設展示として、新たに東京大空襲の新しい「被災地図」と「証言映像アーカイブ」を公開するとのことです。

被災地図は、約3万人の犠牲者名を収録した『都内戦災殉難者霊名簿』から住所と死亡場所の情報を地図に落としたものとのことです。

また、東京大空襲 証言映像マップは、東京大空襲体験者の空襲体験や戦前・戦中の生活体験、戦後体験についての証言映像をみることができるものとのことです。時空間マップソフトウエア(c-loc)を活用したもので、1919年から2000年の8層の東京の地図から、そこに埋め込まれた人型のアイコンをクリックすることで証言映像が再生されるインターフェースになっているようです。

【03】3月1日、東京大空襲の新しい被災地図と証言映像アーカイブを公開します(東京大空襲・戦災資料センター)
http://www.tokyo-sensai.net/info/info2014/info2014-03.html

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