アーカイブ - 2014年 2月 4日

英国の公共図書館で学術文献を提供する“Access to Research”プロジェクトが開始

2014年2月3日から、英国の公共図書館でオンラインの学術文献を提供する“Access to Research”プロジェクトが開始されたとのことです。

英国の出版社業界の利益団体である“Publishers Licensing Society”が行う2年間の試行プロジェクトで、英国の公共図書館内の特定の端末から、無料で学術文献を提供するものとのです。

提供される文献は、8,400タイトル、150万件の雑誌記事や会議録で、分野は、健康および生物学が20%、社会科学が18%、工学が14%とのことです。

このプロジェクトは、“Finchレポート”の勧告の1つに応えたものでもあるとのことです。

Access to Research launching soon(Publishers Licensing Society, 2014/1/30)
http://www.pls.org.uk/news/default.aspx

Access to Research
http://www.accesstoresearch.org.uk/

Publishers Licensing Society
http://www.pls.org.uk/default.aspx

オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にBrill社が加盟

2014年1月29日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)に Brill社が加盟しました。2014年2月4日現在、商業出版社、学術出版社や関連機関など82機関がOASPAに加盟しているようです。

Brill joins the Open Access Scholarly Publishers Association (OASPA)(Brill, 2014/1/29付け)
http://www.brill.com/news/brill-joins-open-access-scholarly-publishers-association-oaspa

Open Access Scholarly Publishers Association:Members(OASPA)
http://oaspa.org/membership/members/

Member Record: BRILL(OASPA)
http://oaspa.org/member-record-brill/

Brill Open
http://www.brill.com/brill-open-0

参考:
オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にProQuest社が加盟
Posted 2014年1月27日

国連のポスト2015年開発アジェンダに、政府の説明責任等を盛り込むことを求めるステートメント:国際図書館連盟も参加

国連のミレニアム開発目標を引き継ぐポスト2015年開発アジェンダについて、世界の約200のグループが、政府の説明責任とメディアの独立性をその枠組みの中心に置くよう求めるステートメントを発表しています。この声明は、ARTICLE 19とGlobal Forum for Media Developmentのコーディネートによるものとのことです。

また、国際図書館連盟(IFLA)が、この声明に加わったとのアナウンスメントを、2014年2月3日付けで出しています。

IFLA joins civil society in demanding a UN post-2015 framework that makes governments more accountable(IFLA, 2014/2/3付け)
http://www.ifla.org/node/8378

195 campaign groups demand UN development agenda that makes governments more accountable(ARTICLE 19, 2014/2/3付け)

大規模公開オンライン講座(MOOC)サイトの「gacco」が開設:NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェア

2014年2月3日、NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアが、大規模公開オンライン講座(MOOC)を提供するウェブサイト「gacco」を開設したことを発表しています。日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認とのことです。

同日より受講生の募集を開始しており、4月14日より順次開講する予定となっています。

日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco(ガッコ)」を開設 -本日2014年2月3日から受講生を募集-(株式会社NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェア株式会社、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会、2014/2/3付け)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2014/02/03_00.html

gacco
http://gacco.org/about.html

報道:
ドコモとナレッジ・スクウェア、日本初の大規模公開オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」を開設!受講生を募集(mobile ASCII, 2014/2/3付け)
http://mobileascii.jp/elem/000/000/098/98444/

米国におけるコンピュータとインターネットの利用の変遷のインフォグラフィック(2012年版)

米国の統計局(U.S. Census Bureau)が、2014年2月3日、米国におけるコンピュータとインターネットの利用の変遷について、インフォグラフィック“Computer and Internet Use: 2012”を公開しています。

・家庭でのコンピュータの保有率の変遷(1984年:8.2%→2012年:78.9%)
・また家庭でのインターネットの利用率の変遷(1997年:18.0%→2012年の74.8%)
・家庭にインターネットがない理由についての、2003年と2012年の比較(欲しくない:17.8%から12.2%に減少、高すぎる:10.6%から7.3%に減少、等)

などの内容が示されています。

Computer and Internet Use: 2012(U.S. Census Bureau, 2014/2/3付け)
http://www.census.gov/newsroom/releases/archives/education/cb14-tps08.html

インフォグラフィック
http://www.census.gov/hhes/computer/files/2012/Computer_Use_Infographic_FINAL.pdf

データ

メンテナンス作業のお知らせ(2014年2月5日19時00分~23時30分)

2014年2月5日(水)19時00分~23時30分の間、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。メンテナンス作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

なお、2014年2月12日19時30分~21時頃にもメンテナンス作業を予定しています。

「ホライズン・レポート」の2014年高等教育機関版が刊行される

米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)とEDUCAUSE Learning Initiative(ELI)による「ホライズン・レポート」(“Horizon Report”)の2014年高等教育機関版が刊行されました。これは、今後5年間に大学などの高等教育機関での研究・教育活動に影響を与えると考えられるテクノロジーについて解説しているものです。今回のレポートでは、主流となるまでの期間別に、下記の6つのテクノロジーがあげられています。

1年以内:「反転授業」、「学習分析」
2年から3年:「3Dプリンティング」、「ゲームおよびゲーミフィケーション」
4年から5年:「Quantified Self」(自己定量化)、「バーチャルアシスタント」

It's Here! The NMC Horizon Report > 2014 Higher Education Edition (NMC, 2014/1/28付け)
http://www.nmc.org/news/its-here-horizon-report-2014-higher-education-edition

NMC Horizon Report > 2014 Higher Education Edition

2014年にオープンする“目を見張るような新しい建物”10選に、ハリファックス公共図書館(カナダ)

CNN(ウェブ)が、2014年にオープンする“目を見張るような新しい建物”(eye-popping new buildings)を10件選び掲載していますが、この中で、カナダ・ノバスコシア州のハリファックス公共図書館(Halifax Central Library)が取り上げられています。オランダの建築事務所である“schmidt hammer lassen”により設計されたものとのことです。

ハリファックス公共図書館のウェブサイトによると、建物の完成は2014年の4月から5月ごろで、年内に開館するそうです。

Harlifax Central Library.ca
http://www.halifaxcentrallibrary.ca/
※プロジェクトページ:各種ドキュメント、写真・動画等を掲載

Watch the 3D Virtual Tour
http://www.halifaxcentrallibrary.ca/public-consultations/3d-virtual-tour.html
※動画:3分48秒

10 eye-popping new buildings that you'll see in 2014(CNN)

日本出版インフラセンター、雑誌JANコードの“10年サイクル問題”についてプレスリリース

日本出版インフラセンター(JPO)雑誌コード管理委員会が、2014年1月28日付けで、雑誌JANコードの“10年サイクル問題”についてプレスリリースを出しています。

現在の雑誌JANコードでは、年号表記が1ケタであるため、10年が経過するとコードが重複する問題がありますが、これについて議論した結果、「コード体系の変更や予備コードの使用などはせず、現行通りで進める」との結論としたとのことです。雑誌JANコード体系の運用は、2004年6月1日発売(7月号)が開始されたことから、2014年5~6月発売の7月号より、10年前の雑誌とコードが重複する雑誌が発生するとのことです。

プレスリリースでは運用継続の理由等も示されています。

雑誌コードのいわゆる「10年問題」について (日本出版インフラセンター(JPO)プレスリリース, 2014/1/28付け)
http://www.jpo.or.jp/topics/data/20140128_jpoinfo.pdf

国立国会図書館(NDL)、「平成25年度来館利用者アンケート結果」を公開

国立国会図書館(NDL)は「平成25年度来館利用者アンケート結果」を公開しました。同アンケートは、2013年7月から9月にかけて、東京本館、関西館、国際子ども図書館、東京本館の専門室(議会官庁資料室、科学技術・経済情報室)において実施したものです。

国立国会図書館では、利用者の多様なニーズを把握するため、来館利用者を対象としたアンケートと、遠隔利用者を対象としたアンケートを毎年交互に実施しています。

平成25年度来館利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2013_01.html

OCLCの“WorldCat Discovery Services”でProQuest Centralのデータ3億2千万件が検索可能に

2014年2月3日、OCLCの“WorldCat Discovery Services”で、Proquest社のProQuest Centralの88のコレクションの3億2千万件のデータが検索できるようになると、両者がプレスリリースを出しています。両方のサービスの契約をしていることが利用の前提となるとのことです。

このサービスは、2013年に結ばれたOCLC、Proquest社の契約に基づいたものとのことです。

320 million records from ProQuest Central now discoverable through WorldCat Discovery Services(OCLC, 2014/2/3付け)
http://www.oclc.org/en-US/news/releases/2014/201407dublin.html

320 million records from ProQuest Central now discoverable through WorldCat Discovery Services(ProQuest, 2014/2/3付け)
http://www.proquest.com/en-US/aboutus/pressroom/14/20140203.shtml

関連:

NII、学術コンテンツ・ポータル(GeNii ジーニイ)の終了ほかサービスの一部を見直し

2014年2月3日、国立情報学研究所(NII)は、2014年3月から4月にかけて学術コンテンツサービスの終了あるいは一部変更すると発表しました。

サービスの利用状況および昨今の学術情報流通環境を鑑みての対応で、今後はCiNiiを中心に、より質の高い学術コンテンツサービスを提供していくとのことです。

・サービスの終了
 対象サービス:GeNii(ジーニイ NII学術コンテンツ・ポータル)
 終了日時:2014年3月31日(月曜日)17時

・運営担当者の変更
 対象サービス:Webcat Plus
 変更内容:
 2014年3月31日(月曜日)まで
  NII 学術基盤推進部 学術コンテンツ課にて、学術コンテンツサービス事業として運営
 2014年4月1日(火曜日)以降
  NIIの研究事業として運営。同日以降のWebcat Plusに関しての問い合わせは、Webcat Plus「ご感想・データ不具合のご連絡フォーム」から受け付ける

・URLの変更
 対象サービス:オンライン学術用語集(Sciterm)
 変更内容:ソフトウェア不具合のためサービスを停止していましたが、2014年3月中に、学術研究データベース・リポジトリ(NII-DBR)上にてサービスを再開するとのことです。