アーカイブ - 2014年 2月 25日

【イベント】JCPO音楽資料・情報担当者ワークショップ(第2回)「日本の出版楽譜・・・目録作成を中心に」開催(3/26・東京)

2014年3月26日、JCPO(一般社団法人次世代コンテンツ推進機構)が「日本の出版楽譜・・・目録作成を中心に」をテーマとした音楽資料・情報担当者ワークショップを、東京音楽大学附属図書館で開催するとのことです。申し込み期間は2月26日9時から3月20日17時まで、募集人数は30名(先着順)となっています。

JCPO音楽資料・情報担当者ワークショップ(第2回)「日本の出版楽譜・・・目録作成を中心に」(次世代コンテンツ推進機構)
http://www.jcpo.org/news.html

JCPO音楽資料・情報担当者ワークショップ(第2回)「日本の出版楽譜~目録作成を中心に」 (コクチーズ)
http://kokucheese.com/event/index/146909/

PASTEUR4OAプロジェクトのキックオフミーティング開催

2014年2月20日から21日、PASTEUR4OA(Open Access Policy Alignment Strategies for European Union Research)プロジェクトのキックオフミーティングがポルトガルで開催されました。PASTEUR4OAは、欧州におけるオープンアクセスとオープンデータの政策の発展促進をサポートするプロジェクトで、欧州研究図書館協会(LIBER)やEIFL等、欧州全体から15の組織が参加しているとのことです。また、今回のミーティングは、FOSTER(Foster Open Science Training for European Research)プロジェクトとの合同開催だったとのことです。

PASTEUR4OA/PASTEUR4OA Kick-off meeting (PASTEUR4OA)
http://www.pasteur4oa.eu/news/25

PASTEUR4OA kicks-off in Guimaraes, Portugal (LIBER, 2014/2/21)
http://www.libereurope.eu/blog/pasteur4oa-kicks-off-in-guimaraes-portugal

FOSTER

国家デジタル管理連盟(NDSA)、アーカイブ機関でのPDF/A-3フォーマット普及のコストと便益に関するレポートを公開(米国)

米国の国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が2014年2月付けで、”The Benefits and Risks of the PDF/A-3 File Format for Archival Institutions”と題するレポートを公表しています。

このレポートはNDSAのStandards and Practices Working Groupが取りまとめたものです。2012年10月に制定されたPDF/A-3ファイルフォーマットの普及が、アーカイブ機関にもたらすコストと便益について扱っています。

New NDSA Report: The Benefits and Risks of the PDF/A-3 File Format for Archival Institutions(LC, The Signal, 2014/2/20付け)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2014/02/new-ndsa-report-the-benefits-and-risks-of-the-pdfa-3-file-format-for-archival-institutions/

デトロイト公共図書館、子どもにランチやおやつを提供

2014年2月24日付けのAmerican Libraries Magazineオンライン版で、子どもにランチやおやつを提供するデトロイト公共図書館の取り組みが紹介されています。

デトロイト公共図書館では夏の読書プログラムの中で、空腹のまま参加する子どもが多く、集中が妨げられていることを課題と捉えていました。そこでデトロイト市内で飢餓問題に取り組んでいたChrysler Foundation、Forgotten Harvestなどの団体と協力し、2012年から夏の読書プログラムにおいてランチを提供する取り組みを始めたとのことです。

2012年には26,000ドルの支援を受け、夏の読書プログラム中にランチが提供されました。2013年には74,000ドルの支援の下、引き続き夏の読書プログラムでランチが提供されたほか、放課後に訪れた子どもに果物やヨーグルトなどのおやつを提供する試みもされています。

これまで参加者数が停滞していた夏休みのプログラムの参加者が2013年には23%増加し、放課後向けのプログラムに参加する子どもも20%増えたとのことです。2014年もこれらの試みは継続される予定です。

米連邦通信委員会、新たな「ネットの中立性」規則の制定を計画

2014年2月19日、米連邦通信委員会(FCC)のTom Wheeler委員長が、新たな「ネットの中立性」規則を策定する計画を明らかにしました。

「ネットの中立性」とは、ユーザーやコンテンツなどによって差別することなく、インターネットサービスプロバイダ等がすべてのデータを平等に扱うべき、とする考え方です。FCCはこのネットの中立性を守るようプロバイダを規制していましたが、2014年1月に規制は無効との判決を米コロンビア特別区巡回控訴裁判所から受けていました。ただし、判決ではFCCにブロードバンドサービスを規制する権限があることも認めていたため、FCCは透明性の確保や一部のサービス等を優遇しないよう求める新たな規則を作成する見通しであるとのことです。

なお、2014年2月13日には米ARL、ALA、EDUCAUSEからFCCに対し、新たな「ネットの中立性」規則を作成するよう呼びかける公開書簡も提出されていました。この中では高等教育や図書館についても注意を払うようFCC委員長に対して求めています。

Net Neutrality: FCC Will Not Appeal Recent Court Ruling, Plan to Rewrite Open Internet Rules Announced(LJ INFOdocket、2014/2/19付け)

国立公文書館、「国立公文書館デジタルアーカイブ等システムに係る業務・システム最適化計画案」について意見募集

V2014年2月21日から3月3日まで、国立公文書館が、「国立公文書館デジタルアーカイブ等システムに係る業務・システム最適化計画案」について意見を募集しています。

国立公文書館では、「国立公文書館デジタルアーカイブに関する業務・システム最適化計画」及び「アジア歴史資料センター資料提供システムに関する業務・システム最適化計画」に基づき各システムを開発・運用し、最適化の取組を行っているところとのことです。この度、より一層の最適化を図るため、新たな業務・システム最適化計画を定めることとなったとのことです。

「国立公文書館デジタルアーカイブ等システムに係る業務・システム最適化計画案」の意見の募集について(国立公文書館, 2014/2/21日付)
http://www.archives.go.jp/news/20140221111350.html

国立公文書館デジタルアーカイブに関する業務・システム最適化計画の本文案
http://www.archives.go.jp/news/pdf/saitekika_2014_01.pdf

別紙1 現行体系案 (PDF)
http://www.archives.go.jp/news/pdf/saitekika_2014_02.pdf

別紙2 将来体系案 (PDF)

PLOSが新たなデータ公開方針へ 論文に関わる全てのデータの公開を要求

2014年2月24日付けの米PLOS ONEのブログで、2014年3月3日からPLOS発行雑誌は新たなデータ公開方針を施行することが発表されました。新方針では、著者に対して研究上の発見に関わるすべてのデータを、論文公開後すぐに、誰もが制限なく利用できるようにすることを求めています。著者は論文の冒頭に、データがどこで、どのようにして利用可能かを示した”Data Availability Statement”を書くように求められるとのことです。なお患者情報等のプライバシーに関わるデータや絶滅危惧種に関するデータ、第三者が保有するデータなど、データ公開の例外を認める場合もあるとされています。

このデータ公開方針は2013年12月に案が示され、コメントが受け付けられていたものです。最終的な方針は2014年3月1日に公開予定とされています。

PLOS’ New Data Policy: Public Access to Data(EveryONE The PLOS ONE Community Blog、2014/2/24付け)
http://blogs.plos.org/everyone/2014/02/24/plos-new-data-policy-public-access-data/

SpringerとIEEE、機械生成されたでたらめな論文120本以上をプラットフォームから削除

2014年2月24日付けのNature誌の記事で、SpringerとIEEEの商用プラットフォームに収録されている会議録論文の中に、機械生成されたでたらめな論文120本以上が含まれていたことが報じられています。現在はこれらの論文は削除されているとのことです。

これらの論文はコンピュータサイエンス分野の、文法等は正しいものの中身はでたらめな論文を作成するソフト、SCIgenによって作成されたものでした。SCIgenにより作られた論文を発見する技術を開発したフランスの研究者、Cyril Labbé氏の指摘により、今回の問題は発覚したとのことです。

Labbé氏はNatureの取材に答え、なぜSCIgenで作成された論文が投稿されたのかはわからないとしています。SCIgenによる論文が掲載されていたものの多くは中国で開催された会議の会議録で、著者の所属も中国の機関であるものが多かったとのことです。

なお、Labbé氏はある論文がSCIgenで作成されたものかどうかをチェックできるツールも公開しています。

Publishers withdraw more than 120 gibberish papers(Nature News、2014/2/24付け)

日本図書館協会、『公立図書館における「アンネの日記」破損事件について(声明)』を発表

2014年2月25日、日本図書館協会が『公立図書館における「アンネの日記」破損事件について(声明)』を、日本図書館協会理事長名で発表しました。

公立図書館における「アンネの日記」破損事件について(声明)(日本図書館協会, 2014/2/25)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=2240

オープンアクセス出版社BQFJが査読サービスRubriqと連携、査読の委託へ

2014年2月18日、査読実施サービスRubriqが、オープンアクセス誌プラットフォームQScience.comを運営するカタールのオープンアクセス出版社Bloomsbury Qatar Foundation Journals(BQFJ)と連携することを発表しました。

Rubriqは研究者から依頼を受け、雑誌への投稿前に論文を独自に査読し、査読者からの点数とコメント、おすすめの投稿先雑誌の情報等を伝えるサービスを有料で実施している企業です。今回の連携により、QScience.comの各オープンアクセス雑誌は査読をRubriqに直接委託することになります。なお論文の掲載可否については、Rubriqから送られる査読コメントや点数に基づいてQScience.comの各誌の編集委員が決定するとのことです。

QScience selects Rubriq to provide peer review for its 15+ journals(Rubriq Blog、2014/2/18付け)
http://blog.rubriq.com/2014/02/18/qscience-selects-rubriq-to-provide-peer-review/

QSceince.com
http://www.qscience.com/