2014年2月12日、米国ロチェスター大学が、Seward Family Archiveをデジタル化するプロジェクトに Fred L. Emerson財団から360,000ドルの助成金を受けたことを発表しました。米国の第16代大統領リンカーンと第17代大統領ジョンソンの下で国務長官を務めた19世紀の政治家であるWilliam Henry Sewardとその家族の写真、日記、書簡等、150,000点以上の資料をデジタル化し、オンラインで提供する予定とのことです。これらの資料の多くは、Sewardの孫により、1945年から1951年の間に、同大学の図書館に寄贈されたものとのことです。
Library Hi Tech誌のEarlyCite Articleとして、“Web 2.0 applications’ usage and trends in top U. S. academic libraries”と題する記事が採録されています(2014, Volume 32, Issue 1)。
2014年2月20日、米国のゲティ財団がゲティ研究所のArt and Architecture Thesaurus(AAT)をLinked Open Dataとして公開したことを公表しました。AATは、建築の歴史、様式、技術等に関する250,000以上の単語のシソーラスで、ゲティ研究所の4つの用語データベース(Getty Vocabularies)のうちの一つとのことです。他の3つのデータベースであるThe Getty Thesaurus of Geographic Names (TGN)、The Union List of Artist Names(ULAN)、The Cultural Objects Name Authority (CONA)も、今後18か月の間にLinked Open Dataとして公開される予定とのことです。