アーカイブ - 2014年 2月 19日

テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館で統合図書館システム(ILS)の共有を計画

The Digital Shift(Library Journal誌)の2014年2月17日付けの記事で、米国テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館の共同プログラムである“Limitless Libraries”において、公共図書館と学校図書館間で統合図書館システムの共有を計画していると紹介されています。

“Limitless Libraries”は2009年にナッシュビルの公共図書館と学校図書館4館による試行から開始され、今では、すべての学校図書館(1278校)が参加し、公共図書館と学校図書館の間でリソースの共有がなされているということです。学校図書館の生徒のIDは、公共図書館の21の分館と特別サービスを提供する3つの図書館の図書館カードと同様のものとみなされ、生徒は、公共図書館のOPACを通じて、本やCD、DVDなどを自校に取り寄せることができるとのことです。

Nashville’s Limitless Libraries Hopes to Merge School and Public Library ILS(The Digital Shift, 2014/2/17付)

「隠された図書館」が1日限定でオープン・ライブラリー

2014年2月16日、徳島県神山町にある、神山町の住民だけが利用可能な「隠された図書館」が一日限定で一般に公開されていました。

同館は、神山町のNPO法人を中心に1999年から行われているアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」において、2012年に招聘されたアーティストである出月秀明氏による作品とのことです。地域住民のみ、人生で三回、卒業、結婚、退職等の人生の節目に図書を寄贈することができ、また、同館を開ける鍵を持てるのも、寄贈者である住民のみとされています。今回の一般公開はホームページで告知され、町外から10組の利用者が訪れたとのことです。

「隠された図書館」 2月16日(日)開いてます!(イン神山, 2014/2/14)
http://www.in-kamiyama.jp/art/15676/

徳島・神山の「隠された図書館」、一日限定で一般公開へ(徳島経済新聞, 2014/2/17付け記事)
http://tokushima.keizai.biz/headline/81/

「神山アーティスト・イン・レジデンス」とは(イン神山, 2012/12/1)
http://www.in-kamiyama.jp/art/kair/

神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR) (神山町役場)

Follett社がPenguinグループと電子書籍に関して協力することを公表

2014年2月18日、Follett社が米国のPenguinグループと電子書籍に関して協力することを発表しました。Penguinグループが発行している、未就園児から高校生(PreK-12)向けの電子書籍、約17,000タイトルのコレクションが、Follett社の電子書籍検索・注文ツールである"Titlewave"に追加されたとのことです。

Follett Announces ebook Partnership With Penguin Group (USA)(follett, 2014/2/18)
http://follett.mediaroom.com/2014-02-18-Follett-Announces-ebook-Partnership-With-Penguin-Group-USA

“オープンアクセス・サブジェクト・ライブラリアン”(非常勤・任期付き)をオックスフォード大学ボドリアン図書館が募集

infoDOCKETに掲載された情報によると、オックスフォード大学ボドリアン図書館が、“オープンアクセス・サブジェクト・ライブラリアン”を募集しているとのことです。募集要項によると、このポジションは非常勤(週4日勤務)で、2015年3月末までの任期付きとなっており、その職務の内容は、同館のオープンアクセスに関するサポートのコーディネートを行い、またオープンアクセスに関する情報提供サービスや研修なども担当するものとなっているようです。

infoDOCKETでは、職員の募集情報は、現在のトレンドを見るヒントになるとの趣旨のコメントが付されて紹介されています。

全米博物館・図書館サービスメダルの20年‐IMLSがプレスリリース

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル(National Medal for Museum and Library Service)について、開始から20周年であることを知らせるプレスリリースを公表しています。同賞は、市民や教育、経済、環境そして社会に対して著しい貢献を果たした博物館・図書館に贈られる全米規模の賞であり、1994年の開始以来、132機関を表彰してきたとのことです。

またこの20周年を記念して、IMLSでは、Facebook上で“Share Your Story”キャンペーンを行うとのことです。これまでの受賞機関にスポットライトを当てていくもののようです。

なお、プレスリリースでは、これまでの受賞館132機関のリストも掲載されています。

Institute of Museum and Library Services Announces 20th Anniversary of National Medal Program (IMLS, 2014/2/18付け)
http://www.imls.gov/imls_announces_20th_anniversary_of_national_medal_program.aspx

Facebook

東京大空襲・戦災資料センター、常設展示として東京大空襲の被災地図と証言映像アーカイブを公開へ

東京大空襲・戦災資料センターが、2014年3月1日から常設展示として、新たに東京大空襲の新しい「被災地図」と「証言映像アーカイブ」を公開するとのことです。

被災地図は、約3万人の犠牲者名を収録した『都内戦災殉難者霊名簿』から住所と死亡場所の情報を地図に落としたものとのことです。

また、東京大空襲 証言映像マップは、東京大空襲体験者の空襲体験や戦前・戦中の生活体験、戦後体験についての証言映像をみることができるものとのことです。時空間マップソフトウエア(c-loc)を活用したもので、1919年から2000年の8層の東京の地図から、そこに埋め込まれた人型のアイコンをクリックすることで証言映像が再生されるインターフェースになっているようです。

【03】3月1日、東京大空襲の新しい被災地図と証言映像アーカイブを公開します(東京大空襲・戦災資料センター)
http://www.tokyo-sensai.net/info/info2014/info2014-03.html

東京大学、MOOCコンソーシアムedXに参加:2014年秋に講座提供へ

東京大学が、2014年2月18日、MOOCコンソーシアム“edX”に参加し、英語でのコンテンツを公開することを発表しています。最初の講座としては、2014年秋から「Visualizing Postwar Tokyo」を提供する予定とのことです。

東京大学では、2013年秋から“Coursera”において講座を2本提供していますが、利用者は80,000人を超え、そのうち約5,400人に修了証を発行したとのことです。

The University of Tokyo to offer an online course through edX in cooperation with Harvard University and MIT (Public Relations Office)(東京大学、2014/2/18付け)
http://www.u-tokyo.ac.jp/en/news/notices/1936/

報道:
東京大学がedXに参加、MOOCを用いた「反転授業」も実施(PC online, 2014/2/18付け)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20140218/1121543/

カナダ図書館協会、政府図書館の統合・閉鎖に関して政府に声明を発表

2014年2月18日、カナダ図書館協会(CLA)は、政府機関の図書館の統合・閉鎖について、政府との対話を望んでいると声明を発表しています。声明では、カナダの図書館業界の声を代表して、図書館やアーカイブ、政府図書館サービスへの政府からの予算削減について、もっと議論が必要であること、また、政府から今後の方針について提示される情報が少ないことが指摘されているようです。

Statement regarding Federal Government Library Consolidation and Closure(CLA, 2014/2/18付)
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=News1&CONTENTID=14956&TEMPLATE=/CM/ContentDisplay.cfm

参考:
カナダ市民権・移民省でも図書館閉鎖:行政機関での縮小実施は2012年以降12機関
Posted 2014年1月28日
http://current.ndl.go.jp/node/25355

カナダ研究図書館協会、水産海洋省図書館の閉鎖に関して同省に公開書簡
Posted 2014年1月22日
http://current.ndl.go.jp/node/25302

EBSCO社、EBSCO Discovery Serviceに丸善の日本語電子書籍のメタデータの追加を発表

2014年2月18日、EBSCO社のEBSCO Discovery Serviceに丸善株式会社の学術機関向けの電子書籍Maruzen eBook Libraryのメタデータを追加することを発表しました。

Agreement between EBSCO Information Services and Maruzen Adds Japanese eBooks to EBSCO Discovery Service(EBSCO, 2014/2/18付)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/agreement-between-ebsco-and-maruzen-adds-japanese-ebooks-to-eds