アーカイブ - 2014年 2月 14日

Europeanaを人文学分野の研究でどう使う?

Europeanaの人文学の研究における利用について検討したレポートが公開され、2014年2月6日のEuropeana Cloudのブログで紹介されています。このレポートは、2013年11月11日、12日にアムステルダムで開催された専門家のフォーラムでの検討をまとめたものとのことです。

フォーラムは、“Europeana Cloud: Unlocking Europe’s Research via The Cloud”プロジェクトの一つとして位置づけられており、Europeana Cloudのメンバーと人文学の専門家19名が参加し、下記の点について検討したようです。

・Europeanaのコンテンツを利用した人文学の研究では、どのような種類のツールが有用、あるいは、今後開発が期待されるのか。
・Europeanaにおいて、現状で有用なコンテンツは何で、将来的に人文学の研究での活用を促進するためにEuropeanaが追加すべきものは何で、その間にはどのようなギャップが存在するのか。

レポートでは、検討の結果、下記の点が推奨されているようです。

・利用者によるコメントの追加や利用者志向のメタデータへの適応
・インポートとエクスポート機能の強化
・検索機能とフィルタリング機能の向上
・探索や発見から、詳細な記述や相関性への展開

OCLC WorldCatの所蔵データでみるラブストーリー・トップ10

OCLC Researchが、2014年2月13日時点のOCLC WorldCatの登録データに基づき、図書館で最も広く所蔵されているラブストーリーのトップ10のリストを作成し公開しています。

図書部門のトップは、ジェイン・オースティンの『Pride and Prejudice』、映像部門のトップは、『Jane Eyre』(テレビシリーズ)となっています。

Top 10 Love Stories in Libraries
http://www.oclc.org/research/lists/toplovestories.html
※リスト(OCLC WorldCatのデータへのリンクあり)

今年も開催-2月14日は“Library Lovers Day”(オーストラリア)

オーストラリアでは、オーストラリア図書館協会(ALIA)が中心となり、2月14日を“Library Lovers Day”として、図書館振興を目的としたイベントが行われていますが、今年も各地でイベントが実施されています。

今回は、“Australia’s Favourite Library”を決める企画も行われるとのことです。このノミネーションは2月10日から3月14日までです。また受賞館の決定はオンライン投票で行われるとのことで、投票期間は3月14日から4月22日までとのことです。結果は5月の“Library and Information Week 2014”で発表されるそうです。

ウェブサイト
http://www.alia.org.au/advocacy-and-campaigns/library-lovers-day-2014

ポスター
http://www.alia.org.au/sites/default/files/documents/ALIA-Library-Lovers-Day-Poster-A3.pdf

Facebook
https://www.facebook.com/libraryloversday

“Library Lovers Day”に関する報道のまとめ

国立国会図書館、著作権処理を完了した図書4千点を追加公開

2014年2月14日、国立国会図書館は、著作権処理を完了した図書4,000点を追加公開しました。これらの資料はインターネット上(「近代デジタルライブラリー」および「国立国会図書館デジタルコレクション」)で閲覧することができます。

これにより、国立国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は約230万点、うち、インターネットで利用できるものは約48万点になっています。

国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/
※資料リスト掲載あり

近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
※資料リスト掲載あり

著作権処理の終了した図書4千点を新たにインターネット公開しました(国立国会図書館, 2014/2/14付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1204453_1828.html

【イベント】内閣府経済社会総合研究所、第50回ESRI-経済政策フォーラム「株式会社の図書館運営が地域を変える-公民連携の新たな1ページ-」を開催(3/13・東京)

2014年3月13日、内閣府経済社会総合研究所が、第50回ESRI-経済政策フォーラム「株式会社の図書館運営が地域を変える-公民連携の新たな1ページ-」を開催します。

同研究所では、公民連携による公共施設の運営について、PFIや指定管理者制度の有効性を検証してきたとのことです。また、民間の経済効率性に習い、公共施設や低未利用地等の社会資本の有効活用と収益性についての調査研究を行っているとのことです。

今回のフォーラムでは、地方自治体の裁量性が高くコミュニティスペースの核として位置づけられている図書館の管理運営に焦点をあて、調査研究の成果及び新たな公民連携手法やそれに関する地方自治体の取組などを広く周知し、地方自治体を始め全国の関係者の理解を増進することを目指しているとのことです。

基調講演とパネルディスカッションの二部構成となっています。事前の申し込みが必要です。

障害者権利条約批准国の情報技術のアクセシビリティの発展状況についてのレポートが公開

G3ict(Global Initiative for Inclusive Information and Communication Technologies)と、障害者インターナショナル(Disabled People’s International: DPI)が、障害者権利条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities: CRPD)にもとづく情報技術(ICTs)のアクセシビリティに関するレポート“Convention on the Rights of Persons with Disabilities 2013 ICT Accessibility Progress Report”を公開しました。

このレポートでは、障害者権利条約の批准国74か国を含む76か国を対象とし、情報技術のアクセシビリティに関する法律、政策や関連するプログラムについての情報を標準的なツールで収集し、障害者擁護団体、政府、市民社会や国際的な組織に対して、条約締結国の障害者権利条約の適応過程を注視するよう求めるものとのことです。2010年、2012年に続く、第3版とのことです。

CRPD 2013 ICT Accessibility Progress Report

国立国会図書館、2014年度派遣研修の派遣先を募集開始

国立国会図書館(NDL)は、2014年度の「派遣研修」の派遣先を募集しています。これは、国内の公共・大学・専門図書館や関連する協議会等の主催するレファレンス業務に関する研修に対して、NDLの職員を講師として派遣するというもので、内容は以下の計13テーマを用意しています。申込締切は2014年3月21日です。

(1)国立国会図書館を使いこなす
(2)レファレンス協同データベース事業の紹介
(3)人文分野の調べ方
(4)経済産業情報の調べ方
(5)科学技術情報の調べ方
(6)法令等の調べ方
(7)アジア情報の調べ方(中国)
(8)日本語及び英語で調べるアジア情報(中国)
(9)アジア情報の調べ方(韓国)
(10)日本語及び英語で調べるアジア情報(韓国)
(11)日本語及び英語で調べるアジア情報(東南アジア)
(12)児童書に関する調べ方
(13)国立国会図書館の展示業務の紹介

平成26年度 派遣研修(レファレンス)の派遣先募集(国立国会図書館、2014/2/14付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1204414_1485.html

参考:
国立国会図書館の職員を研修講師として貴館に派遣します! 2013年度派遣研修の派遣先を募集中 Posted 2013年2月19日