2014年2月11日、米国の調査機関Pew Research Centerが学歴と収入や雇用の関係に関する調査レポート”The Rising Cost of Not Going to College”を公開しました。同レポートは米国の労働市場に関する調査と、Pew Research Centerが2013年10月に実施した電話調査の結果に基づくものです。
The Digital Shift(Library Journal誌)の2014年2月11日付けの記事で、図書館のメイカースペースを通じて義手を手に入れたカンザス州のMatthew少年のエピソードが紹介されています。
Matthew少年は生まれつき右手の指の一部が欠けていたものの、家計が厳しく、一般に販売されている義手を購入することはできずにいました。そこである教員がMatthew少年の母親にRobohandという、3Dプリンタで作製できる義手を紹介し、Johnson County’s Central Resource Libraryに新たに設置されたメイカースペースの3DプリンタによってMatthew少年はRobohandを手に入れることができたとのことです。現在、Matthew少年はこの義手を使ってペンを握り、文字を書くこともできるそうです。
2014年2月11日、米国の調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、米国のカップルはインターネットや携帯端末、ソーシャルメディア等のデジタルテクノロジーをどのように使い、それが二人の関係にどのような影響を与えているかに関する調査レポート”How American couples use digital technology to manage life, logistics, and emotional intimacy within their relationships”を公開しました。このレポートは2013年4月17日から5月19日にかけて、18歳以上の米国在住者2,252人を対象にして行われたアメリカ人のインターネット利用に関する電話調査の中から、既婚ないし交際相手のいる成人1,428人を抽出して分析した結果に基づいています。
2014年のワールド・ブックナイトでは、ニューヨーク公共図書館が2014年に配布される予定の図書の著者を招いたトークイベントの開催を企画しています。同館が公式にワールド・ブックナイトに関わるイベントを主催するのは今年がはじめてとのことです。また、カリフォルニア州のHayward Public Libraryではワールド・ブックナイトにあわせて利用者向けに読書振興企画を行うほか、参加するボランティアにコミュニティ・サービス・プロジェクトへの参加も促すなど、一夜だけにとどまらない活動につなげていく動きも出ているそうです。
Libraries Expand Support for World Book Night(Library Journal、2014/2/10付け)