アーカイブ - 2014年 1月

1月 17日

SAGE社、学術コンテンツのディスカバリについての報告書を公開

2014年1月16日、SAGE社が“Collaborative Improvements in the Discoverability of Scholarly Content: Accomplishments, Aspirations, and Opportunities”と題する報告書を公開しました。ディスカバリーツールなど学術コミュニケーションにおけるディスカバリの現況をまとめ、関係者間で協力的して学術コンテンツを見つけやすくするための実現可能な提案を行っているとのことです。

New white paper suggests collaborative improvements for discoverability of scholarly content(SAGE, 2014/1/16付け)
http://www.sagepub.com/press/2014/january/SAGE_newwhitepaper.sp

Collaborative Improvements in the Discoverability of Scholarly Content: Accomplishments, Aspirations, and Opportunities(PDF,24ページ)

JSON-LDがW3C勧告に

2014年1月16日、JSONを使ってLinked Dataを表現するための形式について定めた仕様であるJSON-LD 1.0がW3Cの勧告となりました。また、JSON-LDの文書をプログラム的に変換するためのアルゴリズムを定めた規格JSON-LD 1.0 Processing Algorithms and APIも勧告となっています。

JSON-LD is a W3C Recommendation
http://www.w3.org/blog/news/archives/3589

JSON-LD 1.0
http://www.w3.org/TR/2014/REC-json-ld-20140116/

JSON-LD 1.0 Processing Algorithms and API
http://www.w3.org/TR/2014/REC-json-ld-api-20140116/

関連:
Digital Xpressメールニュース第142号(株式会社ユニテック、2013/05/31付け)
http://www.utj.co.jp/x-plus/dx-mail/digital-xpress142.html

参考:

Data Catalog Vocabulary等のボキャブラリがW3C勧告に

2014年1月16日、Webで公開されるデータ・カタログ間の相互運用性を促進するためのRDFボキャブラリであるData Catalog (DCAT) Vocabulary など3件のボキャブラリがW3Cの勧告になったことが発表されています。W3C勧告となったのは以下の3件です。

・Data Catalog (DCAT) Vocabulary
・RDF Data Cube Vocabulary
・Organization Ontology

Three Linked Data Vocabularies are W3C Recommendations(W3C, 2014/1/16)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3591

Data Catalog Vocabulary (DCAT)
http://www.w3.org/TR/2014/REC-vocab-dcat-20140116/

The RDF Data Cube Vocabulary
http://www.w3.org/TR/2014/REC-vocab-data-cube-20140116/

The Organization Ontology
http://www.w3.org/TR/2014/REC-vocab-org-20140116/

Ancestry.com、19世紀後半から20世紀前半のニューヨーク市の出生記録等を検索可能に

2014年1月16日、家系図情報を提供するAncestry.comが、1866年から1948年の、ニューヨーク市の出生記録、婚姻記録、出生記録を検索可能にしたことを発表しています。これはニューヨーク市(New York City Municipal Archives)との協力により実現したもので、今回検索可能になった記録の件数は1,000万件以上にのぼるようです。

Ancestry.com Teams Up with New York City Municipal Archives to Bring A Free Index To More Than 10 Million Birth, Marriage and Death Records Online(Ancestry.com, 2014/1/16付け)
http://corporate.ancestry.com/press/press-releases/2014/1/Ancestrycom-Teams-Up-with-New-York-City-Municipal-Archives-to-Bring-A-Free-Index-To-More-Than-10-Million-Birth-Marriage-and-Death-Records-Online/

図書館のための政治活動委員会“EveryLibrary”、2013年の年次報告を公開(米国)

米国の図書館のための政治活動委員会である“EveryLibrary”が2013年の年次報告を公開しています。同組織にとって活動の最初の年となる2013年について、支援者等に5つの目標を示し活動したことが示されているとともに、2014年以降の目標が示されています。

2013 Annual Report
http://everylibrary.org/2013-annual-report/

本文(pdf, 9ページ)
http://everylibrary.org/wp-content/uploads/2014/01/EveryLibrary_2013_Annual_Report.pdf

図書館を支援する政治活動委員会、立ち上げ(米国) Posted 2012年9月5日
http://current.ndl.go.jp/node/21764

スポケーン市の図書館税に関する投票、政治活動委員会“EveryLibrary”が可決へ向けて支援(米国) Posted 2013年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/22702

カリフォルニア州の図書館アドヴォカシー“EveryLibrary California”が立ち上げ Posted 2013年11月14日

米国の電子書籍利用者が28%に増加、紙媒体の書籍の利用者も69%に増加

2014年1月16日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、電子書籍の利用率に関する調査報告を公表しました。この調査結果は、2014年1月2日から5日にかけて、18歳以上の米国在住者1,005人を対象にして行われた電話調査に基づくものです。

調査結果によると、この1年に電子書籍を利用したと回答した人の割合は28%(2012年調査結果は23%)に増加し、また同時に、紙媒体の書籍の利用も69%(2012年調査結果は65%)に増加したとのことです。電子書籍利用者のほとんどが、電子書籍と紙媒体の書籍の両方を利用しており、電子書籍のみ利用していると回答した人は4%でした。

また、42%の回答者がタブレット端末を、32%の回答者が電子書籍リーダーを所有しており、いずれかを所有している回答者は50%以上と、2013年に行われた調査結果の43%よりも増加したとのことです。

E-Reading Rises as Device Ownership Jumps (Pew Research Center, 2014/1/16)
http://pewinternet.org/Reports/2014/E-Reading-Update.aspx

D-Lib Magazineの2014年1・2月号が研究データ同盟(RDA)の特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2014年1・2月号が刊行されました。今号は、研究データ同盟(Research Data Alliance)の特集となっており、RDAに関する以下の記事が掲載されています。

【Editorials】
Special Issue on the Research Data Alliance
Laurence Lannom, Corporation for National Research Initiatives

Building Global Infrastructure for Data Sharing and Exchange Through the Research Data Alliance
Fran Berman, Rensselaer Polytechnic Institute; Ross Wilkinson, Australian National Data Service; John Wood, The Association of Commonwealth Universities

【Articles】

ジーロングで球形の図書館が着工(オーストラリア)

メルボルン(オーストラリア)の南西の街ジーロングで、新しい図書館(Geelong Library and Heritage Centre)の建築が着工したようです。球形(ドーム型)のデザインとなっており、“Designing Libraries”等で取り上げられています。

予算は4,500万ドルで、市が2,000万ドル、州が1,500万ドル、連邦政府が1,000万ドルを負担するプロジェクトとのことです。また完成は2015年内が見込まれているようです。

Library and Heritage Centre will be a landmark(Designing Libraries, 2014/1/16付け)
http://designinglibraries.org.uk/index.asp?PageID=441

Library and Heritage Centre to Be a Geelong Landmark (Sourceable, 2014/1/14付け)http://sourceable.net/library-heritage-centre-geelong-landmark/

GEELONG LIBRARY AND HERITAGE CENTER DEVELOPMENT

【イベント】「図書館総合展フォーラム2014 in 白河」(3/3・福島県白河)

2014年3月3日に、福島県白河市の白河市立図書館で「図書館総合展フォーラム2014in白河」が開催されます。

このフォーラムは、2014年における図書館総合展フォーラム地方展開の第1回目で、東日本大震災を忘れず、その経験から学ぶために、福島県白河市で開催することしたとのことです。テーマは「東日本大審査と福島-震災後の情報提供」「オンラインデータベースの活用-その課題と可能性」の2つとのことです。

2014年3月3日(月)、図書館総合展フォーラム2014 in 白河開催のお知らせ(第15回図書館総合展のサイト 2014/1/16付けの情報)
http://2013.libraryfair.jp/node/1977

【イベント】「近デジ大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考える」(1/24・京都)

2014年1月24日、京都大学人文科学研究所共同研究班「人文学研究資料にとってのWebの可能性を再探する」が主催となり、「緊急シンポジウ ム:近デジ大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考える(第一報)」が開催されるとのことです。

開催趣旨によると、「人文系の研究において成果を公開し共有していくにあたり、近デジ大蔵経公開問題において改めて認識された諸問題について、人 文学研究にとってのWebの可能性という立場から検討」するものとのことです。

緊急シンポジウム:近デジ大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考える(第一報)(一般財団法人人文情報学研究所)
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~nagasaki/daizokyo2014.html

1月 16日

英国公文書館、第一次世界大戦時の軍隊の戦時日誌をデジタル化

英国公文書館が、第一次世界大戦時の軍隊の戦時日誌(war diary)をデジタル化し公開しています。今回公開されたのは、150万ページ分で、今後追加公開を予定しているとのことです。

また、“Operation War Diary”と称するクラウドソーシングプロジェクトも開始されています。

First World War diaries go online to mark centenary(NA, 2014/1/14付け)
https://www.nationalarchives.gov.uk/news/905.htm

Operation War Diary
http://www.operationwardiary.org/

ピアレビューに関する文献リスト(米国)

ブログ“Digital Koans”を運営し、様々なトピックに関する文献リストを作成しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、ピアレビューに関する文献リストを公開しています。オープンピアレビューなどに関する文献について、2010年1月から2012年12月にかけて刊行されたものを中心にまとめたものとのことです。

Transforming Peer Review Bibliography(2013/1/13付け)
http://digital-scholarship.org/tpr/tpr.htm

国立情報学研究所(NII)、平成25年度学術情報システム総合ワークショップの講義資料・成果物を公開

2014年1月16日、国立情報学研究所(NII)が、学術情報システム総合ワークショップの講義資料および成果物 を公開しました。2013年7月12日に第1回(講義等)、9月12日に第2回(中間検討会)、12月10日に第3回(報告会)が行われたものです。「デジタル化された資料の状況調査と組織化」(1班)と、「デジタル化資料のデータベース(NDL、HathiTrust等)と連携した検索環境整備」(2班)の2テーマについて、それぞれ成果物が公表されています。

<教育研修事業> 学術情報システム総合ワークショップの講義資料および成果物 を公開しました。(次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業、2014/1/16付け)
http://www.nii.ac.jp/content/2014/01/2014-01-16.html

学術情報システム総合ワークショップ(試行)(旧称 NACSIS-CAT/ILLワークショップ)カリキュラム及び講義資料/成果物 (国立情報学研究所教育研修事業)
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/ciws/h25/index.html

参考:
国立情報学研究所(NII)、平成23年度NACSIS-CAT/ILLワークショップの講義資料・成果物を公開 Posted 2011年9月2日

スウェーデン、新図書館法を施行

2014年1月1日、スウェーデンの新図書館法(2013:801)が施行されました。これは、2013年10月24日にスウェーデン議会で可決されたものです。国立国会図書館の『外国の立法』(2014年1月号)で、旧法と異なる点など、概要を紹介しています。

【スウェーデン】 新図書館法の制定(国立国会図書館調査及び立法考査局、『外国の立法』 、2014.1)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8407335_po_02580106.pdf?contentNo=1

2014年刊行分 No.258-1~ (国立国会図書館、『外国の立法』)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2014/index.html

Plum Analytics社がEBSCO社の完全子会社に

研究成果評価分析ツール“PlumX”を提供するPlum Analytics社が、EBSCOの完全子会社となったことのことです。両社よりアナウンスがだされています。

なお、PlumXは、2013年のLibrary Journal誌のベストデータベース賞(Most Ambitious部門)に選ばれています。

Plum Analytics Becomes Part of EBSCO Information Services (EBSCO, 2014/1/14付け)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/plum-analytics-becomes-part-of-ebsco-information-services

Plum Analytics Becomes Part of EBSCO Information Services(Plum Analytics, 2014/1/15付け)

数学・統計学分野のオンライン出版プラットフォームProject Euclidのウェブサイトがリニューアル

コーネル大学図書館とデューク大学出版局による数学・統計学分野のオンライン出版プラットフォーム“Project Euclid”のサイトがリニューアルされました。2014年1月15日付けでアナウンスされています。

Project Euclid Launches Site Redesign(Project Euclid, 2014/1/15)
http://projecteuclid.org/about/news

Project Euclid Launches Site Redesign(コーネル大学図書館, 2014/1/15)
http://news.library.cornell.edu/news/140115/projecteuclid

筑紫地区の4市1町の公共図書館が「東日本大震災 被災地図書館写真展」を開催

筑紫地区の4市1町の公共図書館が共同事業として、東日本大震災の被災地の図書館および図書館支援隊の活動の様子などの写真を展示する「東日本大震災 被災地図書館写真展」をリレー方式で開催します。写真は、日本図書館協会から提供を受けているとのことです。

日程および開催館は以下の通りです。

1月5日から1月19日まで:太宰府市民図書館
1月23日から2月6日まで:筑紫野市民図書館
2月13日から23日まで:春日市民図書館
2月27日から3月12日まで:大野城まどかぴあ図書館
3月18日から30日まで:那珂川町図書館

大宰府イベント情報 No.90 2014年1月から2月(大宰府市)
http://www.city.dazaifu.lg.jp/data/open/cnt/3/2505/1/NO90.pdf

東日本大震災被災地図書館写真展を開催します(春日市民図書館)
http://www.library.city.kasuga.fukuoka.jp/hp/service/oshirase.html

広報なかがわ 1月号 くらしの情報BOX
http://www.town.fukuoka-nakagawa.lg.jp/kouho/soumu/documents/b14-15_1.pdf

大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究助成プログラム“Digging into Data Challenge 2013”、受賞14チームが発表

大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究プロジェクトに対する助成プログラム“Digging into Data Challenge 2013”の受賞チームが、2014年1月15日に発表されました。

このプログラムは、2009年、2011年に続く3回目となるもので、今回は、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)や全米人文科学基金(NEH)、英国の情報システム合同委員会(JISC)や芸術人文科学研究評議会(AHRC)等の10の研究助成団体の公募により実施され、総額約510万ドルの助成金が贈られるようです。受賞したのはカナダ、オランダ、英国、米国からの14のチームとのことです。

受賞プロジェクト
Automating Data Extraction from Chinese Texts
(Principal Investigators: Peter K. Bol, Harvard University, US; Hilde De Weerdt, King's College London, UK)

Cleaning, Organizing, and Uniting Linguistic Databases (the COULD project)

1月 15日

米国図書館協会(ALA)が機関リポジトリの立ち上げを計画

2014年1月14日、米国図書館協会(ALA)がイリノイ大学と協力して同協会の機関リポジトリ“ALAIR”の構築を計画中であると公表しました。2012年春から構想をはじめ、2013年にALAとイリノイ大学との間で合意に至ったとのことです。イリノイ大学は、現在、印刷物のアーカイブであるAmerican Library Association Archiveを提供しており、その専門性により連携先として選択されたとのことです。

プロジェクトの初期の資金調達は、ALAの下部組織である、図書館コレクション・テクニカルサービス協会(ALCTS)、大学研究図書館協会(ACRL)、児童図書館サービス部会(ALSC)、学校図書館協会(AASL)、公共図書館協会(PLA)、レファレンス・利用者サービス協会(RUSA)とALA参加館が共同で行うとのことです。

ALA creates institutional repository(ALA, 2014/1/14)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/01/ala-creates-institutional-repository

LCとACRL、静止画像についての目録のガイドラインのオンライン版を公開

米国議会図書館(LC)は、米国大学研究図書館協会(ACRL)と共同で静止画像についての目録のガイドラインを改訂し、“Descriptive Cataloging of Rare Materials (Graphics)”としてオンラインで公開したと2014年1月9日に発表しました。

DCRM(G)は、写真や印刷物、ボーンデジタルの画像、ポスターなどあらゆる種類の静止画像を対象としているとのことです。DCRM(G)は、LCによって1982年に刊行されたElisabeth Betz Parker氏による"Graphic Materials: Rules for Describing Original Items and Historical Collections"を継承するものとのことです。ACRLの“Bibliographic Standards Committee of the Rare Books and Manuscripts Section”による、“Descriptive Cataloging of Rare Materials”シリーズの一つとして刊行されています。

DCRM(G): Descriptive Cataloging of Rare Materials (Graphics)
http://rbms.info/dcrm/dcrmg/

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