アーカイブ - 2014年 1月

1月 27日

オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にProQuest社が加盟

2014年1月24日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)に ProQuest社が加盟しました。2014年1月27日現在、商業出版社、学術出版社や関連機関など81機関がOASPAに加盟しているようです。

ProQuest Joins Open Access Scholarly Publishers Association (ProQuest)
http://www.proquest.com/en-US/aboutus/pressroom/14/20140124a.shtml

Open Access Scholarly Publishers Association:Members(OASPA)
http://oaspa.org/membership/members/

HathiTrust、2013年の年次活動報告をウェブに掲載

2014年1月24日、HathiTrustが2013年の年次活動報告をウェブに掲載しています。米国デジタル公共図書館(DPLA)や,デジタル保存ネットワーク(DPN)との共同のほか、新たにカナダやオーストラリアを含む14機関との連携があったことなどが紹介されています。また、連携機関は278,766件をリポジトリに登録し、そのうち、263,525件はパブリックドメインであったとのことです。

なお2013年の新たな連携先は以下の14機関です。
・Allegheny College
・Brown University
・Colby College
・Temple University
・Tufts University
・University of Alabama
・University of Alberta (カナダ)
・University of British Columbia (カナダ)
・University of Houston
・University of Massachusetts
・University of Oklahoma
・University of Queensland (オーストラリア)
・University of Tennessee, Knoxville

1月 24日

高麗大学校が大阪府立中之島図書館と協定を結び、同館が所蔵する韓国古典籍資料のデジタル化へ

2014年1月23日、韓国の高麗大学校の海外韓国学資料センターが大阪府立中之島図書館と研究協定を結んだことを発表しました。同館が所蔵している韓国の古典籍を調査し、デジタル化を行う予定とのことです。

大阪府立中之島図書館のウェブサイトによると、同館が所蔵する韓国の古典籍(韓本)は、佐藤六石氏旧蔵の朝鮮本を住友家が資金を提供するかたちで購入したもので、李氏朝鮮時代の版本、活字本、写本で日本人の蒐集したものとしては最大といわれているとのことです。資料の種類・点数は、書籍1,023部、 5,237冊とのことです。

조선시대 중요 희귀자료들, 디지털화 되어 돌아온다(高麗大学校, 2014/1/23付け)
http://www.korea.ac.kr/do/MessageBoard/ArticleRead.do?id=4d5b27

韓国古書をデジタル化 高麗大と中之島図書館が協定(聯合ニュース, )
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/01/23/0200000000AJP20140123000900882.HTML

おおさかページ ~大阪資料と古典籍~ 韓本(大阪府立中之島図書館)

図書館の収集業務の合理化でSwets社とEx Libris社が提携

2014年1月22日、Swets社とEx Libris社が、図書館の収集業務を合理化するサービスでの提携を発表しました。Ex Libris社の図書館業務管理システムである“Alma”、所蔵や電子ジャーナルの購読情報などの管理を行うツールであるSwets社の“SwetsWise”を図書館の収集業務で連携させることが想定されているようです。

この提携による最初の製品は、2014年の半ばにはリリースされる予定とのことです。

Swets and Ex Libris Collaborate to Streamline Library Operations(Ex Libris, 2014/1/22)

2013年の出版物の推定販売金額は前年比3.3%減の1兆6,823億円

2014年1月24日、出版科学研究所が、2013年に刊行された書籍・雑誌を合わせた出版物(電子書籍を除く)の推定販売額は前年比3.3%減の1兆6,823億円であると発表しました。書籍は話題書とそれ以外の売れ行きの二極化現象が目立ち、雑誌は定期誌の売れ行きが不振でしたが、コミックスの売れ行きは好調だったとのことです。

出版科学研究所(出版月報 2014年 1月号の概要のページ)
http://www.ajpea.or.jp/book/2-1401/index.html

書籍は二極化、雑誌も大苦戦 出版物の推定販売額9年連続で前年割れ(MSN産経ニュース, 2014/1/24付け記事)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140124/biz14012412110008-n1.htm

出版物、9年連続前年割れ(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版, 2014/1/24付け記事)
http://jp.wsj.com/article/JJ12076125412065724746916976324452060879218.html

参考:
2010年の出版物の推定販売金額は前年比3.1%減の1兆8748億円
Posted 2011年1月27日

龍谷大学、長期保管の必要な文化財資料の状態悪化を防ぐ保管方法を開発

2014年1月23日、龍谷大学理工学部情報メディア学科の研究グループが、東洋紡株式会社の協力のもと、長期保管を必要とする研究資料の保護・保存のための新しい文書保管方法を開発したことを発表しました。大学プレスセンターの記事によると、PETフィルムを応用した方法で、文書等の長期保管による状態悪化を防止し、フィルムで保護したままでの目視観察や科学分析等が可能となるとのことです。

龍谷大学が長期保管の必要な古文書など文化財資料の状態悪化を防ぐ新しい保管方法を開発(大学プレスセンター, 2014/1/23)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6160#.UuHpnnmAbDd

英国研究会議(RCUK)のCREATeがオープンアクセス出版に関するレポートを発表

英国研究会議(RCUK)の創造経済における著作権と新たなビジネスモデルに関する研究センターである"Creativity, Regulation, Enterprise and Technology(CREATe)"が、オープンアクセス出版に関するレポートを発表しました。これは、オープンアクセス出版、特に学術出版のオープンアクセスにおける現在の傾向、利点、欠点、問題と解決策等に関する文献レビューとのことです。

Open Access Publishing: A Literature Review(CREATe)
http://www.create.ac.uk/publications/open-access-publishing-a-literature-review/

カナダのCNIB Library、DAISY形式のオーディオブックをプレイヤーに直接配信するサービス“Direct to Player”を開始

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)の図書館が、DAISY形式のオーディオブックを配信する“Direct to Player”というサービスを2013年12月3日から開始していたようです。

“Direct to Player”は、同館の利用者を対象に、Wi-Fi機能の付いたDAISY形式のプレイヤーにオーディオブックを無料で配信するサービスとのことです。“Direct to Player”には12冊のオーディオブックが納められる仮想的な本棚が準備されており、利用者が指定したジャンルや著者などに基づいて、システムが自動的に選択した本が追加されるということです。不要な本を削除すれば、新しい本が自動的に追加される仕組みみとのことです。本の選択にあたっては、図書館システムによる自動選択のほか、CNIB Libraryの職員にアドバイスを求めることもできるとのことです。

CNIB Libraryでは、パソコンが使用できない高齢者等へのサービスを解決するため、パソコンを利用する必要のない配信サービスを導入したとのことです。

CNIB Launches "Direct to Player" Download Service(The DAISY Planet, 2013/12)

台風18号で被災した福知山市立図書館大江分館、業務の一部を再開

両丹日日新聞の記事によると、2013年の台風18号の水害で浸水被害を受けた福知山市立図書館大江分館(京都府福知山市大江町河守)が大江町総合会館2階の成人教室(大江町河守中央)で、2014年1月21日から業務を開始したとのことです。

浸水被害を免れた資料約5千冊のうち半分にあたる小説や絵本のほか、被災前に発注していた新しい一般図書を室内の長机に並べた状態にして、貸し出しや閲覧ができるようにしているとのことです。また、残りの事典、図鑑などは隣室に保管し、来館者の閲覧希望があれば、すぐ出せるようにしているとのことです。

開館初日は20人が来館したとのことです。

今後は大江町総合会館1階での通常開館を目指すという同館の職員の言葉も紹介されています。

態勢不十分 それでもと浸水図書館が4カ月ぶり再開(両丹日日新聞, 2014/1/22付け)
http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/01/22/007460.html

Springer社の“Springer Book Archives”プロジェクトが完了、16万点が利用可能に

2014年1月23日、Springer社は、同社創立以降の出版書籍全点を電子書籍で提供するSpringer Book Archivesプロジェクトが完了したと発表しました。

Springer Book Archivesとは、1840年代から2004年までに出版された同社の書籍を電子書籍としてSpringerLinkで提供するコレクションとのことです。当初およそ10万点の収録を予定していましたが、今まで絶版のため入手できなかった書籍を含め、最終的に11万点(うち英文書籍5万6,000点)を電子版で復活させたとのことです。

これにより、2005年以降最新刊までの書籍と合わせて16万点の電子書籍利用が可能になったとのことです。今後、毎年8,000点の新刊が追加されていく予定とのことです。

シュプリンガー 科学分野における世界最大級の電子書籍コレクション完成(シュプリンガー・ジャパン株式会社, 2014/1/23付け)
http://www.springer.jp/sba.php

SpringerLink
http://link.springer.com

Springer Book Archives

1月 23日

原村図書館、「村誌」交換を呼び掛け

2014年1月22日、長野県諏訪郡の原村図書館が、原村の自然や歴史について紹介する原村誌と、他市町村誌との交換を呼び掛けていることが、信濃毎日新聞で報じられています。原村の呼びかけに応じて、上伊那郡飯島町の図書館や岐阜県の富加町から「町史」が既に送られてきているとのことです。記事によると、原村図書館は、市町村合併した旧市町村の市町村誌や、地区が発行した区誌などとの交換も希望しているとのことです。

「村誌」交換で広がる見聞 原村図書館、県内図書館に呼び掛け収集 (信濃毎日新聞 2014/1/22付け記事)
http://www.shinmai.co.jp/news/20140122/KT140108SJI090014000.php

原村誌販売中(地域資料との交換も行っています)(原村, 2014/12/6)
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail1.jsp?id=3496

米国ミネソタ大学図書館におけるデータキュレーションの試験プロジェクトに関する報告書

2014年1月19日、ミネソタ大学で行われたデータキュレーションの試験プロジェクトの結果を報告する、"A Workflow Model for Curating Research Data in the University of Minnesota Libraries: Report from the 2013 Data Curation Pilot"が発表されました。このプロジェクトは、大学図書館によるデータキュレーションの作業フローを発展させることを目的とし、様々な分野の研究データを用いて、2013年5月から12月にかけて行われたものとのことです。

A Workflow Model for Curating Research Data in the University of Minnesota Libraries: Report from the 2013 Data Curation Pilot(University Digital of Minnesota Conservancy, 2014/1/19)
http://conservancy.umn.edu/handle/11299/162338

ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)、edXでのMOOCsの提供結果を分析したレポートを公開

2014年1月21日、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)がedXを利用して公開したMOOCsについて分析した16のワーキングペーパーを公開したとのことです。

edXは、両校が共同で立ち上げたオンライン教育プラットフォームで、それぞれの大学の試みがHarvardXとMITxです。

公開した17のコース全体について初年度の状況をまとめたレポートが“HarvardX and MITx: The First Year of Open Online Courses, Fall 2012-Summer 2013”です。このサマリーによると、43,196名が修了の認定を受け、35,937名の登録者は半分以上のコースについて修了認定を受けられず、292,852名の登録者は、コンテンツの利用がなかったとのことでした。17のコース全体で841,687名(ユニークユーザは597,692名)の登録があったとのことです

また、コースの登録者の最も典型的な属性は大学の学部生の男性(26歳もしくはそれ以上)で、222,847名(31%)とのことです。その他の登録者の属性は、213,672名(29%)が女性、234,463名(33%)の学歴は高校かそれ以下、45,884名(6.3%)が50歳かそれ以上であったとのことです。

ゲティ財団、Virtual Libraryで250冊以上の美術関連書を無料公開

2014年1月21日、米国のゲティ財団が、Virtual Library の公開を発表しました。過去約45年間にゲティ保存研究所、ゲティ研究所及びゲティ美術館が発行した美術関連の図書から、250冊以上を無料で閲覧、ダウンロードできます。利用できるタイトルは今後さらに追加される予定とのことです。

Getty Publications Launches Virtual Library, Providing Free Online Access to Hundreds of Backlist Titles(Getty Trust, 2014/1/21)
http://news.getty.edu/press-materials/press-releases/getty-publications-launches-virtual-library.htm

New Virtual Library Offers over 250 Art Books for Free Download (Getty Iris, 2014/1/21)
http://blogs.getty.edu/iris/new-virtual-library-offers-over-250-art-books-for-free-download/

ProQuest社のebraryの電子書籍コレクション“Academic Complete”、提供タイトル数が10万を突破

2014年1月22日、ProQuest社が、同社のebraryの“Academic Complete”の提供タイトル数が10万タイトルを超えたと発表しました。“Academic Complete”は学術書の電子書籍コレクションで、今回、著名な出版社であるAshgate、Edinburgh University Press、Harvard University Press、Peter Lang、MIT PressやWileyからの2万タイトルの追加を受け、提供タイトル数が約10万9千点に達したとのことです。2009年以降の出版タイトルが33%以上を占めているとのことです。

ebrary's Academic Complete Tops 100,000 Titles(ProQuest, 2014/1/22付け)
http://www.proquest.com/en-US/aboutus/pressroom/14/20140122.shtml

ebrary's Academic Complete
http://site.ebrary.com/lib/academiccompletetitles/home.action

参考:
ebrary社、北欧地域の1,300タイトルを収録した電子書籍コレクションを発表
Posted 2012年12月19日

米3M社、同社の図書館向け電子書籍サービス"3M Cloud Library"のカナダへの進出を発表

2014年1月22日、米3M社が、同社の図書館向け電子書籍サービス"3M Cloud Library"のカナダへの進出を発表しました。米国外への同サービスの提供は、カナダが初めてとのことです。

また、1月24日から28日までフィラデルフィアで開催される米国図書館協会(ALA)冬期大会で、Cloud Libraryの新たな自動購入ツールが紹介されるとのことです。

3M Cloud Library Expands to Canada, Unveils New Automation Feature(3M, 2014/1/22付け)
http://news.3m.com/press-release/company/3m-cloud-library-expands-canada-unveils-new-automation-feature

3M Cloud Library
http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/library-systems-NA/library-technologies/ebook-lending/

参考:
米3M社の図書館向け電子書籍サービス“3M Cloud Library”の提供タイトル数が20万を突破
Posted 2012年6月1日

OCLC、“WorldCat Discovery Services”の開始を発表

2014年1月22日、OCLCはFirstSearchとWorldCat Localの機能を統合した、クラウドベースのサービス“WorldCat Discovery Services”の提供を予定していると発表しました。

WorldCat Discovery Servicesは、世界中の図書館の13億件以上の電子リソースと冊子体を、WorldCatと2,000近くの電子コレクションのインデックスを通じて一度に検索できるサービスとのことです。

同サービスは、2014年3月に、FirstSearchの参加館向けに公開を予定しているとのことです。この新しいサービスを紹介するためのウェブセミナーも予定されています。

OCLC introduces WorldCat Discovery Services(OCLC, 2014/1/22付け)
http://www.oclc.org/news/releases/2014/201403dublin.en.html

WorldCat Discovery Services
http://www.oclc.org/go/en/worldcat-discovery.html

Getting Ready for WorldCat Discovery

“We Need Libraries”のメッセージを図書館カードを手に持った人達の写真とともに(動画紹介)

“We Need Libraries”のメッセージを、図書館カードを手に持った人達の写真とともに伝える動画(ミュージックビデオ)が、YouTubeに掲載されています。

動画で表示されている“We Need Libraries”のメッセージは、英国等の図書館に関するニュースを紹介するブログ「Public Libraries News」を運営する図書館員Ian Anstice氏が、2011年に図書館縮小の動きに警鐘を鳴らすため著したもののようです。

このメッセージは、“We need libraries / For the preschooler at storytime and the parent to meet others / For the many children who do not have a book at home ……(つづく)”と、図書館の必要性を伝える内容となっています。

"We Need Libraries" - One Man and His Beard(YouTube, 2014/1/16付け)
http://www.youtube.com/watch?v=NdMcjhM3IvM&feature=youtu.be
※概要説明あり

We need libraries(Public Libraries News)

『カレントアウェアネス-E』252号を発行

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