同館の中でも中心的な分館である“ Stanley A. Milner Library”でアウトリーチの活動を行うスタッフは、危機に瀕した個人に対して、医療保障の補助や住居の紹介、雇用相談、自殺防止ためのサービスなどやそのほかのサービスのため、2013年で6,000回以上ものやりとりを行ったとのことです。
博物館・図書館サービス機構(IMLS)からの資金提供により1年計画で実施された本調査では、図書館において実施されている各種プログラム(非公式教育の文脈のもの)の性格、利用者、アウトカム、価値について実証するための包括的な研究課題(リサーチアジェンダ)を開発することを目的としたプロジェクト、National Impact of Library Public Programs Assessment(NILPPA)が、米国の図書館のプログラムの特徴、利用者、成果を推測し、定量化するための調査の課題を提示しており、報告書は図書館のプログラムの成長分野の調査とプログラムが図書館利用者にどのように伝わり、またコミュニティに影響を与えるかを調査する意欲的なもので、また、8年間の調査計画も提案しているようです。
ALA releases report on library programming impact, calls for feedback from the field(American Library Association, 2014/12/8)