アーカイブ - 2014年 12月 24日

山形国際ドキュメンタリー映画祭の「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」開設シンポジウムの報告が掲載(記事紹介)

2014年11月11日に、NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)が、「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」を設立し、11月29日に、その開設を記念したシンポジウムが開催されたとのことです。同映画祭事務局の畑あゆみ氏による、「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」の紹介と、シンポジウムの報告記事がドキュメンタリーカルチャーマガジン“neoneo”のサイトで2014年12月22日付で公開されています。

東日本大震災の記録映画とその作品資料を蒐集・保存し、作品情報を世界に発信するプロジェクト「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」の特設ウェブサイトも公開されたようです。

【列島通信★山形発】保存と発信、その先へ ~YIDFF「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」開設 text 畑あゆみ(neoneo, 2014/12/22)
http://webneo.org/archives/28288

【列島通信★山形発】保存と発信、その先へ ~YIDFF「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」開設 text 畑あゆみ(neoneo, 2014/12/22)
http://webneo.org/archives/28288/2

311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ

『カレントアウェアネス』322号掲載

Europeanaの統計情報の再利用を可能とする“Europeana Statistics Dashboard”のアルファ版を公開

2014年10月に、Europeanaの統計情報をウェブサイトへの埋め込みや、再利用可能な形で表示する“Europeana Statistics Dashboard”のアルファ版が公開されていました。2015年にベータ版の実現が予定されているとのことです。

アルファ版のサイトでは、Europeanaのコンテンツ数、ページビューなどのトラフィックの情報について、また、それぞれデータプロバイダ毎に統計情報を表示しており、“Get The Data”や“Download data”をクリックするとcsv形式で当該データが出力され、“EMBED ARTICLE”をクリックすると表示された情報をウェブサイトに埋め込むためのコードが出力されます。

Europeana Statistics Dashboard
http://statistics.europeana.eu/

文部科学省、高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)を公開

文部科学省に2014年7月に設置された「高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議」における6回にわたる議論を踏まえ、2014年12月8日付で「高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)」が公開されました。高等学校における遠隔教育の導入について、離島や過疎地における教育機会の確保という視点だけでなく、多様かつ高度な教育機会の提供や、特別な支援が必要な生徒に対する個別の学習ニーズへの対応を目指し、その具体的な方策を提示するものとのことです。

報告書では、「1.検討の背景」として、高等学校教育を取り巻く状況の変化、現行制度、遠隔教育に関する各種提言をまとめ、 「2.高等学校における遠隔教育の今後の在り方」として遠隔教育の導入の目的・意義、改革の方向性を示し、「3.推進方策」を提示しています。

高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)(PDF;20ページ)(高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議, 2014/12/8)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/104/houkoku/__icsFiles/afieldfile/2014/12/24/1354182_1_1.pdf

高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)(文部科学省, 2014/12/8)

ジャパンリンクセンター(JaLC)、JaLCに新機能を追加

2014年12月22日、ジャパンリンクセンター(JaLC)が、JaLCに新機能が追加されたと発表しています。ウェブサイトで紹介されている資料「JaLC 新機能の概要(平成26年10月31日)」では、新機能として、「DOI登録対象コンテンツの拡大」、「異版コンテンツへの対応」「マルチプルレゾリューション」「メタデータ項目の拡大」等が挙げられています。なお、資料では「Linked Dataでの情報提供」については、「検討中」という文言が付されています。

また、同日、JaLCのホームページがリニューアルされました。JaLCの関連ドキュメントについての体系的な一覧表が「各種資料」の「関連ドキュメントについて」コーナーに掲載され、『JaLCのご紹介 (pdf)』等の各種資料が更新されたとのことです。

Japan Link Center
https://japanlinkcenter.org/top/index.html
※新着情報に
平成26年12月22日 JaLCに新機能を追加しました。
の記載あり。

JaLC 新機能の概要(ジャパンリンクセンター事務局, 2014/10/31)
https://japanlinkcenter.org/top/doc/141031_1_kobayashi.pdf

JaLC関連ドキュメントについて(JLC)

国際子ども図書館、厚生労働省との共催で展示会「子どもを健やかに育てる本2014―厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財(出版物)」を開催

2014年1月27日から2月22日まで、国立国会図書館国際子ども図書館が、厚生労働省との共催で展示会「子どもを健やかに育てる本2014―厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財(出版物)」を開催します。

この展示会では、児童の福祉の向上、子どもたちの健やかな育ちに役立てることを目的として厚生労働省社会保障審議会が推薦した絵本や図書61タイトルを手に取ってみられるよう展示します。

子どもを健やかに育てる本2014―厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財(出版物)(国立国会図書館国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2015-01.html

『カレントアウェアネス-E』273号を発行

E1642 - 第25回保存フォーラム「続けられる資料保存」<報告>

 2014年12月5日,国立国会図書館は,東京本館において第25回保存フォーラムを開催した。保存フォーラムは資料保存の実務者による知識の共有,情報交換を意図した場である。...

E1641 - 来たるべきアート・アーカイブとは<報告>

 2014年11月24日,国立新美術館(東京都)において,京都市立芸術大学芸術資源研究センター主催のシンポジウム「来たるべきアート・アーカイブ 大学と美術館の役割」が開催された。同センターによれば,アート・アーカイブとは,アーティストの手稿,写真,映像など,作家や作品ゆかりの資料・記録類を指し,近年では大学や美術館がそれらの収集と利活用に取り組み始めているという。今回のシンポジウムでは,基調講演,四つの事例報告につづいて,パネルディスカッションが行われた。...

E1640 - これからの福島の図書館を考える<報告>

 2014年11月6日,第16回図書館総合展(パシフィコ横浜)においてフォーラム「これからの福島の図書館を考える」が開催された。第1部「福島県における図書館の今」では,震災直後から今までの状況を振り返ることで,情報拠点としての図書館の役割を改めて考える機会とすることを趣旨に,震災後,図書館はどのような情報を必要とし,あるいは必要とされたのか,また,自治体復興の中で,新たな段階を迎えた住民生活に対し,図書館が取り組むべきことは何であるのか等について筆者が報告を行った。第2部「避難指定区域の住民を受け入れている自治体の図書館について」では,原発事故等による避難住民を多数受け入れている会津若松市といわき市から避難者支援の事例が報告され,図書館サービスの実状や,そこから見えた課題についてシンポジウムが行われた。...

E1639 - 米国のウェブアーカイブの現状と課題

 米国国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance)が,米国のウェブアーカイブ実施機関を対象にアンケート調査を実施し,報告書 “Web Archiving in the United States: A 2013 Survey”として取りまとめた。本調査は,米国におけるウェブアーカイブ活動の現状を把握することを目的としている。...

E1638 - 点字利用と読書に関するアンケート調査の結果について

 日本点字図書館の点字図書の利用タイトル数は,10年間で約3割減少している。また,点字図書館関係者からも,視覚障害者の「点字離れ」,「点字読者の減少」の声をよく聞く。本当に点字を読む人が少なくなってしまったのであろうか?点字利用者は点字図書をどのように利用しているのであろうか?このような疑問を少しでも明らかにするために,日本点字図書館では,視覚障害者の点字図書の利用の実態,読書意識についての調査を行なった。...

国境をまたぐデジタルコンテンツの送信において、利用を可能とする権利と複製権に関するEC助成の調査報告書が公開(欧州・北米)

国境をまたぐデジタルコンテンツの送信にあたっての、利用を可能とする権利と複製権との関係についての調査報告書“Study on the making available right and its relationship with the reproduction right in cross-border digital transmissions”が2014年12月19日に公開されました。欧州委員会が委託した、De Wolf & Partners社のSari DEPREEUW氏、Jean-Benoît HUBIN氏による報告書とのことです。

第1部では、利用を可能とする権利について、著作と所有権、法的な状況、暫定的な手段等を取り上げ、第2部では、米国、カナダ、EUにおける利用を可能とする権利と複製権との関係について取りあげているとのことです。報告書の末尾には、関連文献として、EU、ベルギー、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、英国、米国、カナダの判決が列挙されています。

Study on the making available right and its relationship with the reproduction right in cross-border digital transmissions(EC, 2014/12/19)

国立国会図書館、国会会議録検索システムに機能追加

国立国会図書館は、衆議院・参議院と共同で、第1回国会(1947(昭和22)年5月)以降の国会会議録を検索・閲覧することができるデータベース「国会会議録検索システム」を提供しています。

2014年12月22日に、「国会会議録検索システム」の機能追加を行いました。
今回の機能追加により、以下の3点について改善・強化しています。

・検索レスポンスの向上:第1回国会以降の全期間を指定したキーワード検索において、これまでより快適な速さで検索結果が表示されます。
・PDF形式での画像ファイルの提供:本システムに収録されている全ての会議録(本編及び追録・附録・目次・索引)について、これまでのTIFF画像に比べて、扱いが容易なPDF画像を追加しました。
・検索用APIの追加:検索用の公開APIの機能を新規に追加しました。発言単位・会議単位での利用が可能です。

国会会議録検索システムの機能追加について(国立国会図書館, 2014/12/22)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1208495_1829.html

国会会議録検索システム(国立国会図書館)
http://kokkai.ndl.go.jp/

国会会議録検索システム検索用APIについて(国立国会図書館)

国際図書館連盟(IFLA)の書誌分科会、2015IFLA年次大会の発表を募集

国際図書館連盟(IFLA)の書誌分科会が、2015年8月に南アフリカのケープタウンで開催されるIFLA年次大会の発表募集を開始しています。テーマは、“National bibliographies transformed : matters relating to the legal deposit of electronic resources”で、電子情報資源の納本制度と、それが全国書誌作成機関に提起する課題を取り扱うとのことです。アブストラクトの締切は2015年2月6日です。

Bibliography Section
http://conference.ifla.org/ifla81/node/1015

Call for papers(IFLA, 2014/12/22)
http://www.ifla.org/node/9275

Calls for Papers for the Open Sessions
http://conference.ifla.org/ifla81/calls-for-papers
※オープンセッションでの発表募集については、こちらで一覧できます。

参考:
E1634 - オンライン資料の納本制度の現在(1)フランス
カレントアウェアネス-E No.272 2014.12.12

「ハイスコアガール」事件に関して、有識者が著作権と刑事手続に関する声明を発表

月刊ビッグガンガンに掲載された漫画作品「ハイスコアガール」内でのゲームのキャラクターの利用について、著作権法違反を理由とする刑事告訴が行われ、家宅捜索や出版社の担当者・役員、漫画の著作者についての書類送検が行われたようです。

この事件に関し、2014年12月22日、明治大学知的財産法政策研究所コンテンツと著作権法研究会内の賛同者をはじめとした有識者27名が、刑事手続きが進められることに反対する共同声明を発表しました。

声明では、「著作権侵害の成否が明らかではない事案について、強制捜査や公訴の提起等の刑事手続が進められることは、今後の漫画・アニメ・ゲーム・小説・映画等あらゆる表現活動に対して重大な委縮効果をもたらし、憲法の保障する表現の自由に抵触し、著作権法の目的である文化の発展を阻害することとなりかねない」と慎重な対応を訴えているとのことです。

「ハイスコアガール」事件について―著作権と刑事手続に関する声明―
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ip/20141222seimei.pdf

「ハイスコアガール」事件、知財専門家らが刑事手続きに反対声明 「侵害が明らかではなく、表現活動に委縮も」(ITmedia, 2014/12/22)

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行 - 「シェアード・プリント・プログラム」がテーマ

2014年12月付で、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行しました。今号のテーマは「シェアード・プリント・プログラム」です。

ARL加盟館が参加している、シェアード・プリント・プログラムの種類や範囲を取り扱っており、参加の割合、ARLや他の図書館にとってプログラムを提供するメリット、プログラムに参加する図書館のそれぞれの役割などについて調査を行った結果をまとめているとのことです。

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

SPEC Kit 345: Shared Print Programs (December 2014)
http://publications.arl.org/Shared-Print-Programs-SPEC-Kit-345/

Shared Print Programs, SPEC Kit 345, Published by ARL(ARL, 2014/12/22)
http://www.arl.org/news/arl-news/3486-shared-print-programs-spec-kit-345-published-by-arl

参考:
CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香