アーカイブ - 2014年 12月 16日

米ソルトレイクシティ公共図書館、週7日・24時間開館を計画(記事紹介)

2014年12月15日付けの米Library Journalオンライン版の記事で、公共図書館としては米国初の24時間開館を計画しているソルトレイクシティ公共図書館の試みが紹介されています。

米国では多くの大学図書館が試験期間に24時間開館しており、30を越える図書館が学期期間を通じて24時間開館しているものの、公共図書館では現在の実施例はないとのことです。ソルトレイクシティ公共図書館はダウンタウン分館を試験的に週7日・24時間開館することを計画しており、図書館運営委員会とソルトレイクシティ市議会の承認を得ることができれば実施に至るとのことです。

Library Journal誌の記事では計画の詳細等も紹介されています。

Salt Lake City Public Library Proposes 24/7 Operations(Library Journal、2014/12/15付け)
http://lj.libraryjournal.com/2014/12/library-services/salt-lake-city-public-library-proposes-247-operations/

参考:
ミルウォーキー公共図書館、24時間自動貸出機を導入予定
Posted 2013年10月15日

MITの学生が図書館スペースに求めるもの(記事紹介)

2014年11月25日付けの米マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館のブログで、同図書館がMITの学生を対象に、図書館スペースに何を求めるかを尋ねたセッションの結果が紹介されています。このセッションはMIT図書館のリノベーションに活かすことを目的に、2回にわたって開催されたもので、50を超える学部生・大学院生の参加があったとのことです。

MIT図書館のブログでは学生から出てきたアイディアを「図書館スペースは多様な活動をサポートする場であって欲しい」、「図書館の環境は行きたくなるような、居心地のいい場であって欲しい」、「図書館スペースはテクノロジーの利用を支援する場であって欲しい」という大きく三点にまとめた上で、それぞれの詳細を紹介しています。また、学生から出てきた全アイディアを5ページにまとめたファイルもあわせて公開されています。

What do students want in a library? Here’s what they told us:(MIT Libraries News、2014/11/25付け)
http://libraries.mit.edu/news/students-library/16556/

PMCに論文情報の書き出し機能が実装される

生物医学・生命科学分野を対象とした無料の論文アーカイブPMC(PubMed Central)が、論文の引用時等に使える、論文情報の書き出し機能を新たに実装していました。

論文検索結果画面等に表示される”Citation”というリンクをクリックすると、その論文の情報を米国医師会(AMA)、米国医学図書館協会(MLA)、米国心理学会(APA)の定める引用文献書式で表した場合の表記が示されます。また、JSON、RIS等の形式で文献情報をダウンロードすることもできるようになったとのことです。

November 18, 2014 — Citation Exporter Feature Now Available(New in PMC、2014/11/18付け)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/about/new-in-pmc/#2014-11-18

57.6億ドルを投じたハリファックス公共図書館がオープン(カナダ)

2014年12月13日、カナダのハリファックス公共図書館(Halifax Central Library)がオープンしました。同図書館はハリファックス市に14ある公共図書館の中心として建てられたものです。建設には57.6億ドルが投じられており、その特徴的なデザインからCNNが選ぶ、2014年にオープンする“目を見張るような新しい建物”10選にも含まれていました。

2014年12月15日付けのLJ INFOdocket掲載記事で、同図書館の情報に加え、各メディアでの取り上げられ方をまとめて紹介しています。

Canada: The New $57.6 Million Halifax Central Library Opens! (Roundup)(LJ INFOdocket、2014/12/15付け)
http://www.infodocket.com/2014/12/13/canada-the-new-halifax-central-library-is-now-open-grand-opening-took-place-earlier-today-roundup/

参考:
2014年にオープンする“目を見張るような新しい建物”10選に、ハリファックス公共図書館(カナダ)
Posted 2014年2月4日

Altmetricsに関するNISOプロジェクト、第2期の活動計画承認

米国情報標準化機構(NISO)は2014年12月15日付けで、代替的な評価指標(いわゆるAltmetrics)に関する研究開発プロジェクト“NISO Alternative Assessment Metrics (Altmetrics) Initiatice”の第2期の活動計画を承認したことを発表しました。

同プロジェクトはAltmetricsに関する標準・推奨実践を定めることを目的に,スローン財団の助成を受け開始されたものです。2013年から開始された第1期の活動では研究者、図書館員、大学経営層、助成機関、出版関係者らの意見を集約し、今後プロジェクトで検討すべき課題を整理していました。第2期では以下の5つのトピックについて扱うこととし、2016年3月までの標準策定を目指すとしています。

・代替的な評価指標の定義の確立
・研究成果のタイプに応じた適切な指標とその集計方法の確立
・指標の元になるデータの質の向上のための方針立案
・学術コミュニケーションにおける恒久的な識別子利用の推進
・ステークホルダーの種類ごとの、主なユースケースの作成

全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~開催 グランドチャンプ本は『ペナンブラ氏の24時間書店』

2014年12月14日、京都大学で大学生ビブリオバトルの全国大会「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~」が開催されました。当日は全国の予選大会を勝ち抜いた30名の参加者が5組に分かれて準決勝を行った後、準決勝の勝者5名で決勝戦が行われたそうです。

決勝戦を勝ち抜きグランドチャンプ本に選ばれたのは、北九州市立大学の半田鈴音さんが紹介したロビン・スローン著『ペナンブラ氏の24時間書店』でした。そのほか、名古屋大学の河合さやかさんが紹介した『タテ書きはことばの景色をつくる』が準チャンプ本に、尾道市立大学の荻野奈々さんが紹介した『どんどん変に・・・エドワード・ゴーリー インタビュー集成』がタレントの眞鍋かをりさん、お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんらゲストが選ぶ特別賞に選ばれました。

なお、前日となる12月13日には、立命館大学において、「ビブリオバトル・シンポジウム2014」も開催されています。

本戦 出場本一覧(全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~)
http://zenkoku14.bibliobattle.jp/records2014/book-honsen

参考:
【イベント】ビブリオバトル発祥の地で「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~」開催、前日には「ビブリオバトル・シンポジウム2014」も(12/13,14・京都)

エクアドルで機関リポジトリネットワークRRAAE立ち上げ

2014年12月4日、エクアドルの研究・教育機関ネットワークであるCEDIA(Consorcio Ecuatoriano para el Desarrollo de Internet Avanzado)が、新たに国内の機関リポジトリネットワークRRAAE(Red de Repositorios de Acceso Abierto del Ecuador)を立ち上げました。

RRAAEでは加盟機関のリポジトリの統合検索機能を提供しているほか、加盟機関等が作成したコンテンツの保存やオープンアクセス化、相互運用性の確保等を支援するとのことです。

現段階で15の大学・研究機関がネットワークに参加もしくは参加を検討しており、RRAAEのサイトで検索できるコンテンツの数は46,630にのぼります。

RRAAE
http://rraae.org.ec/

デジタルリポジトリ連合(DRF)、平成26年度 機関リポジトリ担当者オンライン勉強会「博士論文のインターネット公表」の成果物を公開

2014年12月15日、デジタルリポジトリ連合(DRF)が2014年9月から12月にかけて実施していた、博士論文のインターネット公表に関する機関リポジトリ担当者オンライン勉強会の成果物を公開しました。

この勉強会は集合研修等はなく、メーリングリストのみを利用して行われたものであるとのことです。班ごとに分かれて行われた討議の報告書や、討議を受け製作された大学院生・指導教員向けの著作権に関するガイド等が公開されています。

平成26年度 機関リポジトリ担当者オンライン勉強会「博士論文のインターネット公表」(DRF)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?onlineworkshop2014

10代の若者は他の年代よりも電子書籍購入の割合が低い:米国の書籍購入者に関する調査結果

2014年12月9日、米国Nielsenによる米国の書籍購入者に関する調査結果が報告されています。電子書籍を購入している13歳から17歳の若者は20%で、この数値は30歳から44歳の数値25%、18歳から29歳の数値23%よりも低いとのことです。報告では、年齢がより若い読者が、フォーマットとして電子書籍を取り入れている一方で、冊子体を好む理由として、冊子体を好む保護者の影響、オンライン購入のためのクレジットカードがないこと、10代は図書を購入するよりも貸借や共有する傾向があり、それには冊子体の方が容易であること等が考えられると指摘しています。

神戸ファッション美術館、特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」を開催

2015年1月17日から4月7日まで、神戸ファッション美術館(兵庫県)にて、特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」が開催されます。

特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル 」、特集展示「衣服にできることー阪神・淡路大震災から20年」(神戸ファッション美術館)
http://fashionmuseum-blog.com/35600

特集展示「衣服にできることー阪神・淡路大震災から20年」(神戸ファッション美術館)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/index150117b.html

米国Freer and Sackler Galleries、40,000点以上のコレクションの画像をオンライン公開予定であることを発表

2014年12月15日、米国スミソニアン協会のアジア美術の美術館であるFreer and Sackler Galleriesが、所蔵する40,000点以上のコレクションの画像を2015年1月1日からオンライン公開すると発表しました。90%以上の画像は、非営利使用であれば著作権制限なしの高解像度画像で公開予定とのことです。

Freer and Sackler Galleries to Release Complete Digitized Collection Jan. 1, 2015 (Freer and Sackler Galleries, 2014/12/15)
http://www.asia.si.edu/press/2014/digitization.asp

参考:
Getty財団等によるOSCI、全参加機関がマルチメディアカタログを公開完了したことを発表
Posted 2014年11月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27440