2014年11月19日~21日にカナダで開催された“CASRAI Canada ReConnect14”のプレゼン資料が公開されました。CASRAI(Consortia Advancing Standards in Research Administration Information)は、政府・研究機関・助成機関などに分散する研究管理情報の標準化を進め、相互運用性を向上させることで、研究者の負担を軽減することを目指した国際的な団体です。3日間にわたる同イベントでは、Research Data Canada、助成機関・研究機関、図書館・出版社という3つのトラックに分かれて、20以上のセッションが行われたようです。例えば、CASRAIのエグゼクティブディレクターであるDavid Baker氏のスライドからはCASRAIの現況と今後の方向性について知ることができます。
米国図書館協会(ALA)等の呼びかけにより、2008年から毎年11月15日に各国の図書館で開催されている「図書館でゲームをする日」“International Games Day @ your library”(IGD)の2014年版Final Reportが、12月10日に公開されました。1257館の参加図書館のうち、421館から得たアンケートの回答結果を基にしたレポートとのことです。日本からは3館が参加したことが報告されています。
フランス国立図書館(BnF)の電子展示会“France-Japon: Une rencontre, 1850-1914”が公開されました。国立国会図書館(NDL)の展示「近代日本とフランス―憧れ、出会い、交流」と相互補完的な機能を持ち、NDLのサイト上では日本がフランスに抱いている情熱を、そして、BnFのサイト上ではフランスが日本の魅力の虜になっている状況を明らかにすることを目指しているとのことです。両サイトは日仏文化協力90周年を記念し、2014年12月に公開されました。