アーカイブ - 2014年 11月

11月 18日

学生の研究成果を機関リポジトリで発信する(記事紹介)

2014年11月発行のCollege & Research Libraries News誌75巻10号に、” Focusing on student research in the institutional repository”と題した、ユタ州立大学(USU)における、学生の研究成果を機関リポジトリを使って公開するプロジェクトを紹介した記事が掲載されています。著者はUSUの機関リポジトリ担当、Danielle Barandiaran氏らです。

同記事によれば、米国でDSpaceもしくはbepressを使って構築された283の機関リポジトリのうち71%は学生の書いた修士論文や博士論文を収録している一方で、それ以外の論文やポスター、プレゼンテーション資料等を収録しているリポジトリは38%にとどまっているとのことです。その中でUSUでは学生の様々な研究成果を積極的に収集・保存しようとしてきたとした上で、活動の事例紹介がなされています。

【イベント】人文系データベース協議会第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(12/20・大阪)

人文系データベース協議会主催の第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」が、2014年12月20日に近畿大学本部キャンパスで開催されます。データベースと人文学に関係する9本の発表のほか、「文化情報学とデータベース」をテーマにしたパネルディスカッションも行われるとのことです。参加には予稿集代として一般2,000円、学生1,000円が必要になります。

第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(人文系データベース協議会)
http://www.osakac.ac.jp/jinbun-db/51.html

Open Preservation Foundation(OPF)が2015-2018年の戦略計画を発表 ブランドイメージとWebサイトも一新

2014年11月17日、長期デジタル保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)が2015-2018年の新たな戦略計画を発表するとともに、ブランドイメージを一新したWebサイトを公開しました。

OPFは英国に本拠地を置く非営利団体で、2010年に欧州委員会主導のデジタルコンテンツの保存と長期アクセスに関するプロジェクト、”Planets”の活動を引き継ぎ、“Open Planets Foundation”の名前で設立されました。2014年11月から名称を現在のものに変更し、新たなビジョン・ミッション等も公開されています。

Open Preservation Foundation launches new strategy, brand and website(Open Preservation Foundation、2014/11/17付け)
http://openpreservation.org/news/open-preservation-foundation-launches-new-strategy-brand-and-website/

参考:
長期デジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”が設立
Posted 2010年8月10日

千葉県立図書館が東日本大震災関連資料の収集を呼びかけ

千葉県立図書館が、東日本大震災に関する資料の収集・保存のため、市民が作成した「記録」の寄贈を呼びかけています。

東日本大震災の体験やその後の生活について記録、ボランティア活動に参加した活動日誌、避難所での生活をつづった手記、学校や公民館のお知らせや文集など東日本大震災に関するものを幅広く対象としているそうです。一般に図書館にある本や雑誌と形態などが全く異なるものでも対象になるとのことです。

県立図書館への届け方は、

・県立図書館(中央、西部、東部)へ直接持って行く。
・県立中央図書館に送付する。
・近くの図書館へ持って行き、県立図書館に送る。

といった方法があるとのことです。

東日本大震災関連資料の収集について~震災の記録を図書館に~(千葉県立図書館、2014/10/28)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/post_29.html

チラシ「震災の記録を図書館に」
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/img/shinsaikokkaichirashi.pdf

【千葉】震災の記録寄せて 個人の体験記など 県立図書館呼び掛け(東京新聞、2014/11/16付けの記事)

インドの博物館・美術館のポータル、デジタルリポジトリが公開

2014年10月21日、インドの博物館・美術館の国家的なポータル“Museums of India”が公開されました。インドの主要な博物館・美術館10館のポータルで、デジタルリポジトリも兼ねているとのことです。インド先端電算技術開発センター(Centre for Development of Advanced Computing:C-DAC)がインド文化省が承認を得て開発し、提供するポータルで、構築には、Human-Centred Design & Computing Groupが開発したバーチャル博物館ソフトウェア“JATAN”が使用されているとのことです。

それぞれの館から、また、絵画や彫刻等の種類、紙やテラコッタ等の材質、芸術家、水彩や彫刻等の技術、中央アジアのアンティーク等のコレクションからコンテンツを検索することができます。

ORCIDが付与したIDが100万件に到達

2014年11月17日、研究者に識別子を与える国際組織ORCIDが、付与した識別子が100万件に到達したと発表しています。

100万件到達を記念して、Tweetのコンテストを開催し、David Isaak氏の“Your name is not unique, but your research activity is. Distinguish it with ORCID.”が受賞したとのことです。

1 Million ORCID Identifiers!(ORCID, 2014/11/17)
http://orcid.org/blog/2014/11/17/1-million-orcid-identifiers

参考:
CA1740 - 動向レビュー:著者の名寄せと研究者識別子ORCID / 蔵川 圭
カレントアウェアネス No.307 2011年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1740

ORCID.org、日本語版のページを開設
Posted 2014年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/27361

ORCIDとDataCiteが覚書を締結
Posted 2014年7月17日
http://current.ndl.go.jp/node/26596

11月 17日

ケベックの12の公共図書館で、デジタルレファレンスサービス“QuestionPoint”を導入

カナダのケベックの12の公共図書館で構成される“BIBLIOPRESTO.CA”が、OCLCのバーチャルレファレンスサービス“QuestionPoint”を導入したと、OCLCのウェブサイトで2014年11月14日に発表されています。2014年6月にライセンスを購入し、実装しているとのことです。

ケベックの公共図書館によるバーチャルレファレンスサービスの協同構築は“BIBLIOPRESTO.CA”の最優先事項の一つであったとのことです。ケベック州立図書館・文書館(BAnQ)など12の図書館が参加しており、来月には、参加機関やプログラムも拡大する予定とのことです。

12 public libraries in Quebec implement QuestionPoint Cooperative Virtual Reference(OCLC, 2014/11/14)
http://www.oclc.org/news/releases/2014/201437dublin.en.html

BIBLIOPRESTO
http://bibliopresto.ca/

参考:
OCLCのQuestionPoint、利用件数が600万件に
Posted 2010年12月15日
http://current.ndl.go.jp/node/17278

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)に署名

2014年10月付で、欧州研究図書館協会(LIBER)が研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA)に署名したと、2014年11月14日のウェブサイトの記事で発表しています。

DORAは、2012年に、米国細胞生物学会(American Society for Cell Biology:ASCB) が、学術雑誌の編集者や出版者とともに、科学的な研究成果の評価方法を改善するためになされた宣言で、現在、約540の組織と約12,000名の個人が署名を行っているとのことです。

LIBER signs the San Francisco Declaration on Research Assessment(LIBER, 2014/11/14)
http://libereurope.eu/news/liber-signs-the-san-francisco-declaration-on-research-assessment/

San Francisco Declaration on Research Assessment(ASCB)
http://www.ascb.org/dora/
※宣言の下方に署名した機関や個人の一覧が掲載されています。

1977年~1983年発行の医学中央雑誌のデータ、約92万件が医中誌Webに追加

2014年11月17日、医学中央雑誌刊行会が、1977年~1983年3月発行分までの医学中央雑誌のデータ、約92万件を医中誌Webに追加したことを発表しました。これにより、医中誌Webの収録データは全体で約980万件になったとのことです。また、1976年以前のデータ化作業も進められており、順次、医中誌Webに追加収載していく予定とのことです。

OLD医中誌データ追加収載のお知らせ(医学中央雑誌刊行会, 2014/11/17)
http://www.jamas.or.jp/news/news59.html

OLD医中誌データの追加収録について(医学中央雑誌刊行会, 2014/11/1)(PDF)
http://www.jamas.or.jp/news/img/olddata.pdf

第4回アジア専門図書館国際会議が2015年4月に開催(韓国)

米国に本部を置く専門図書館協会(SLA)のアジアン・チャプター主催の第4回アジア専門図書館国際会議(International Conference of Asian Special Libraries:ICoASL)が、2015年4月22日から24日にかけて“Creating the New Values Beyond Library”をテーマに韓国の国会図書館を会場に開催されるそうです。

4th International Conference of Asian Special Libraries(ICoASL2015)
http://www.icoasl2015.com/

第4回アジア専門図書館国際会議(ICoASL2015)のお知らせ/SLA アジアン・チャプター(SENTOKYO ブログ、2014/11/17)
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/b4554a57d3623275f2374828fbe2a73e

第100回全国図書館大会の記念フォーラムがテレビで放映

2014年10月31日に実施された第100回全国図書館大会の記念フォーラムが、11月22日の午後2時から午後3時にNHKのEテレで放送される予定だそうです。

大会記念フォーラム、テレビ放映のお知らせ(日本図書館協会、2014/11/17)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=2468

第100回全国図書館大会記念フォーラム「図書館文化を明日(あした)の力に」(第100回全国図書館大会)
http://jla-rally.info/tokyo100th/index.php/forum

「開かれた図書館をめざして~多様化するメディアの中で~」(NHK ONLINE)
http://www4.nhk.or.jp/P1699/

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)とOCLCが提携

2014年11月14日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)とOCLCの提携が発表されました。これまでのOCLCとの契約に基づき、RLUKの参加機関の書誌データをWorldCatに登録するための新しい契約が結ばれたとのことです。

RLUK and OCLC partner for shared collection management and visibility goals(RLUK, 2014/11/14)
http://www.rluk.ac.uk/news/rluk-oclc-partner/

RLUK and OCLC partner for shared collection management and visibility goals(OCLC, 2014/11/14)
http://oclc.org/en-US/news/releases/2014/201408emea.html

参考:
英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、欧州研究図書館協会(LIBER)に参加
Posted 2014年5月26日
http://current.ndl.go.jp/node/26207

岐阜市、岐阜市立中央図書館(岐阜県)開館に向け、図書館長を公募

2014年11月15日から12月12日まで、岐阜市が、岐阜市立中央図書館を含む岐阜市立図書館の館長として、図書館全体の経営(図書館運営、事業計画、広報など)を担う職員を募集しています。

岐阜市立図書館では、岐阜大学医学部等跡地に中央図書館を含む複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の建設を進めているとのことです。

平成27年度採用 特定任期付職員(図書館長)を募集します(岐阜市)
http://www.city.gifu.lg.jp/item/24512.htm

岐阜市立図書館
http://lib-gifu.city.gifu.gifu.jp/notice-each%20library09.htm

新潟県三条市立図書館栄分館が「しかけ絵本」蔵書日本一を目指してネットで購入資金を募集

新潟県三条市立図書館栄分館が、同館を子ども・子育てに特化した図書館へリニューアルするにあたり、「しかけ絵本」蔵書日本一を目指すためネットで購入資金等を募集しているようです。

募集期間は11月29日午後11時までとのことです。

この資金募集は、クラウドファンディングサイト「READYFOR?(レディフォー)」において行われており、プロジェクト名は、「しかけ絵本を集め、子ども達に絵本を楽しんでもらいたい!」とのことです。

めざせ!しかけ絵本日本一プロジェクト(三条市、2014年11月14日)
http://www.city.sanjo.niigata.jp/shougaigakushu/page00363.html

めざせ!しかけ絵本日本一プロジェクト(facebook)
https://www.facebook.com/sakaebunkan

READYFOR?(レディフォー)プロジェクトページ「しかけ絵本を集め、子ども達に絵本を楽しんでもらいたい!」
https://readyfor.jp/projects/shikake-ehon

仕掛け絵本日本一、ネットで資金集め 新潟(産経ニュース、2014/11/16)

宝塚映画祭2014の招待チケットを宝塚市立図書館の蔵書に挟み込んで配布

2014年11月22日から28日まで宝塚のシネ・ピピアで開催予定の宝塚映画祭2014の招待チケットが、宝塚市立中央図書館と宝塚市立西図書館所蔵の計100冊(各館50冊)の本に挟み込まれて配布されているそうです。

招待チケットが挟まれている本は今年の映画祭のテーマやプログラム(「100年前/100年後の僕たちへ-不在と永遠のイメージ」)に関係するものを中心に選ばれているそうです。

借りた本の中に招待チケット!宝塚映画祭が図書館でユニーク企画 (キネプレ、2014/11/15)
http://www.cinepre.biz/archives/16101

宝塚映画祭からのおしらせ(宝塚市立図書館)
https://www.library.takarazuka.hyogo.jp/news/index.html#eigasai

宝塚映画祭2014
http://2014.takarazukaeiga.com/

参考:
宝塚市立西図書館、「ぬいぐるみの図書館おとまり会」を開催
Posted 2010年12月6日
http://current.ndl.go.jp/node/17222

宝塚市立中央図書館、「縁結びの1冊を探せ」と題するイベントを実施
Posted 2010年10月29日

【イベント】奈良県立図書情報館、日本とドイツの最も美しい本/世界のブックデザイン展開催10回記念「ブックデザインクロストーク」(11/30・奈良)

2014年11月30日、奈良県立図書情報館で「日本とドイツの最も美しい本/世界のブックデザイン展開催10回記念『ブックデザインクロストーク』」が開催されます。

タイポグラファーであるローランド・シュティーガー氏とグラフィック・デザイナーである白井敬尚氏のクロストークが行われるとのことです。このイベントは、
奈良県立図書情報館が開館以来開催してきた「日本とドイツの最も美しい本/世界のブックデザイン展」10周年プレイベントで、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川との共催で行われるとのことです。

また、同館が、次の10年を見据えながら、「ことばのもり」をキーワードに、豊かな文化の森へと誘うシリーズのキックオフイベントでもあるとのことです。

参加費は無料ですが、事前に申込みが必要とのことです。

日本とドイツの最も美しい本/世界のブックデザイン展開催10回記念「ブックデザインクロストーク」 平成26年11月30日(日)(奈良県立図書情報館)
http://www.library.pref.nara.jp/event/1382

山形国際ドキュメンタリー映画祭、「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」を設立

2014年11月11日、NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)が、「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」を設立したと発表しています。YIDFFは、2年に一度開催される、ドキュメンタリーに特化した映画祭です。

2011年10月のYIDFF2011から、YIDFF2013に至るまで、「ともにある Cinema with Us」という東日本大震災記録映画上映プロジェクトを続けているとのことです。関連作品も映画事務局に寄せられてきており、作品とその情報の一元化が急務の課題となっていたとのことです。これらの作品上映素材を山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーに集め、次世代に向け保存し、館内に限っての試聴用DVDの個人視聴の場を提供するアーカイブを立ち上げることになったとのことです。また、収集作品の上映機会の向上を目指し、世界各地からアクセスが可能な日英両言語での作品データベースを、特設ウェブサイト上に設置する予定とのことです(11月中旬から下旬にオープンする予定)。

なお、「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」の開設を記念して、「100年後、映画は震災のなにを残し、伝えられるのか?」と題したシンポジウムが東北芸術工科大学にて2014年11月29日に開催されるとのことです。学生は無料とのことですが、一般の方は参加費が必要になるとのことです。

11月 14日

Pew Research Center、プライバシーとセキュリティに関する米国人の認識についての調査結果を公表

2014年11月12日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、プライバシーとセキュリティに関する米国人の認識についての調査報告書“Public Perceptions of Privacy and Security in the Post-Snowden Era”を公開しました。2014年1月10日から27日に18歳以上の607人の回答者に対して行われた調査に基づく報告とのことです。

サマリーでは、以下のような結果が紹介されています。

・回答者のほとんどが、米国政府が電話やメール等のコミュニケーションを監視していると知っていると回答した。
・政府や企業による監視について不安が広がっている。
・一般的な通信回線のセキュリティへの信頼はほとんどなく、政府の監視プログラムについて聞いたことがある回答者は最も信頼していなかった。
・回答者のほとんどが、自分のプライバシーを守りたいと答えたが、多くはオンライン上で匿名であることは不可能であると考えている。
・回答者の多くは、他人が自分のデジタルな行動の痕跡をチェックしていると思っているが、回答者全てが、自身のオンライン上の評価を気を付けて監視してはいない。

国内発行オンラインジャーナル書誌データが、国立国会図書館サーチで検索可能に

国立国会図書館サーチで、ISSN登録手続きが完了した国内発行オ ンラインジャーナルの書誌データを検索できるようになりました。

この書誌データは、国立国会図書館のホームページ上に、リストでも掲載しています。

国内発行オンラインジャーナル書誌データの提供
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/issn/index.html#anchor12

ISSN登録国内発行オンラインジャーナルリスト (2014年10月1日現在。1900件)(TSV: 796KB)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/issn/issnonlinej_20141001.tsv

国立国会図書館サーチ
http://iss.ndl.go.jp/

「楽天いどうとしょかん」が群馬県で運行を開始

2014年11月13日、楽天株式会社の「楽天いどうとしょかん」が、群馬県で運行を開始しました。2014年7月に運行を開始した島根県に続き、全国で4台目となり、関東では初の運行とのことです。

楽天、4台目の「楽天いどうとしょかん」を群馬県で運行開始(楽天, 2014/11/13)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2014/1113_01.html

楽天いどうとしょかん > 群馬県での取り組み(楽天)
http://corp.rakuten.co.jp/csr/activities/education/mobile-library/gunma/

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