アーカイブ - 2014年 11月 7日

NICT、Twitterに投稿された災害関連情報を利用した対災害SNS情報分析システム「DISAANA」を試験公開

2014年11月5日、情報通信研究機構(NICT)が、対災害SNS情報分析システム「DISAANA」(ディサーナ)を試験公開したことを発表しました。このシステムは、Twitterに投稿された災害関連情報を自動的に分析し、平易な質問に対する回答の候補を与えるものとのことです。

今回試験公開されたシステムは、Twitter社が外部の研究機関にTwitterのデータにアクセスする機会を提供するプロジェクト“Twitter Data Grants”により、Twitter社から提供された東日本大震災直後の1ヶ月間(2011年3月11日~4月11日)のツイートのうち、日本語のツイート約6.5億件を対象としたものとのことです。

対災害SNS情報分析システム「DISAANA」(ディサーナ)をWeb上に試験公開 (NICT, 2014/11/5)
http://www.nict.go.jp/press/2014/11/05-1.html

参考:
Twitter社、研究機関にデータを提供するテストプロジェクト“Twitter Data Grants”参加機関を発表
Posted 2014年4月23日
http://current.ndl.go.jp/node/25988

Elsevier社とオランダの大学図書館による購読料とオープンアクセスについての交渉が決裂

2014年11月4日、オランダ大学協会(VSNU)が、Elsevier社とオランダの大学図書館による購読料とオープンアクセスについての交渉が暗礁に乗り上げたと発表しています。大学側は、オランダ教育・文化・科学省の方針に従い、学術出版物の自由利用を求めていたとのことです。

個々の学術出版社の学術ジャーナルの購読契約は、オランダ科学研究機構(NWO)、Royal Netherl
ands Academy of Arts and Sciences (KNAW)、やその他の研究機関だけでなく、オランダの研究大学と応用科学大学等すべてに対してなされているとのことです。いくつかの出版社は、オープンアクセスに対して消極的で、収益モデルの劇的な変化を望んでいないとのことですが、Elsevier社以外の出版社は、オープンアクセスへの移行に成功しているとも発表されているようです。

Negotiations between Elsevier and universities failed(NSNU, 2014/11/)
http://vsnu.nl/news/newsitem/11-negotiations-between-elsevier-and-universities-failed.html

セントルイス連邦準備銀行、連邦準備制度に関する史料などを公開するデジタル アーカイブ“FRASER”をリニューアル

セントルイス連邦準備銀行が、2014年10月30日、Federal Reserve Archival System for Economic Research (FRASER)をリニューアルしました。またこれにあわせ、米国デジタル公共図書館(DPLA)からも検索可能になったとのことです。

FRASERは、2004年に開始されたアーカイブで、経済史、特に連邦準備制度の歴史に係る資料へのアクセスを提供するものです。

St. Louis Fed Releases New and Improved Free Digital Library(The Federal Reserve Bank of St. Louis, 2014/10/30)
http://www.stlouisfed.org/newsroom/displayNews.cfm?article=2356

The Federal Reserve Archival System for Economic Research (FRASER)
https://fraser.stlouisfed.org/

About FRASER
https://fraser.stlouisfed.org/about/

DPLA
http://dp.la/

参考:

2014年の“Library of the Year”は京都府立総合資料館に

NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2014年の最終選考が、2014年11月7日に第16回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「海士町中央図書館(島根県)」「京都府立総合資料館」「福井県鯖江市図書館「文化の館」」「NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)」の中から、大賞として、京都府立総合資料館が選出されたようです。

Library of the Year 2014
http://www.iri-net.org/loy/loy2014.html

Library of the Year 2014 最終選考会(USTREAM)
http://www.ustream.tv/channel/lf2014-site-exhall

Library of the Year(Twitter)
Library of the Year 2014 大賞は、京都府立総合資料館に決定です。関係者の皆様、めでとうございます! #LoY2014 #図書館総合展
https://twitter.com/IRI_LoY/status/530591721663377409

株式会社ゼンリン、「ゼンリンバーチャルミュージアム」を公開

2014年11月4日、株式会社ゼンリンが「ゼンリンバーチャルミュージアム」を公開しました。「ゼンリン地図の資料館」(福岡県)の所蔵史料約8,000点の中から、220点を閲覧することができるとのことです。企画展示や、東京・御茶ノ水周辺、北九州・小倉の現在と過去の住宅地図を比較できる「住宅地図で時の旅」等も公開されています。

ZENRIN Virtual Museum
http://www.zenrin.co.jp/zvm/

「ゼンリンバーチャルミュージアム」をオープン (ゼンリン, 2014/11/4)
http://www.zenrin.co.jp/news/141104.html

「ゼンリンバーチャルミュージアム」をオープン (ゼンリンのプレスリリース, 2014/11/4)(PDF)
http://www.zenrin.co.jp/news/pdf/141104.pdf

科学技術・学術政策研究所、「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」を公表

2014年11月4日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」を公表しました。

NISTEPでは、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」のデータ・情報基盤構築事業の一環として、博士人材データベースの構築を進めているとのことです。博士人材データベースは、高度専門人材である博士課程修了者の状況を継続的に把握することを可能とし、人材育成に関する政策形成や政策研究への活用、更には、博士課程進学を検討する者にとって有益な情報が得られる、大学及び関係機関のための共通情報プラットフォームであるとされています。

この報告書では、2011年度より開始し、試運用の段階へと進んだ博士人材データベースの設計と活用の在り方について検討したものとのことです。

「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」調査資料-231の結果公表について(NISTEP, 2014/11/4付)
http://www.nistep.go.jp/archives/18726