アーカイブ - 2014年 11月 18日

Europeanaの年次総会が開催、発表資料等が公開

2014年10月30日と31日に、スペインのマドリードで、Europeana Networkの年次総会 “Europeana Network Annual General Meeting 2014”が開催されました。発表資料等が公開されています。

Europeana Professional - AGM 2014 (Annual General Meeting)(Europeana madrid 2014)
http://www.pro.europeana.eu/web/agm2014/home

Draft Programme(Europeana madrid 2014)
http://www.pro.europeana.eu/web/agm2014/programme

Europeana(slideshare)
http://www.slideshare.net/Europeana
Europeanaが公開するスライドをまとめたページです。

via;
Presentations From the 2014 Europeana Annual General Meeting(infoDOCKET, 2014/11/17)

【イベント】国立国会図書館、国際シンポジウム「デジタル文化資源の情報基盤を目指して:Europeanaと国立国会図書館サーチ」を開催(1/22・東京)

2015年1月22日、国立国会図書館東京本館(新館講堂)において、国際シンポジウム「デジタル文化資源の情報基盤を目指して:Europeanaと国立国会図書館サーチ」を開催します。

シンポジウムは3部構成で、第1部「ヨーロッパの現在」では、東京大学大学院情報学環特任講師の生貝直人氏による基調講演、Europeana執行委員のニック・プール氏による特別講演を、第2部「日本の現在」では、日本国内における同様の事例として、国立国会図書館サーチについての報告、および、国立国会図書館サーチの連携機関による事例報告を行います。第3部は「デジタル文化資源の収集・提供・活用の未来」と題したパネルディスカッションを行います。

参加費は無料ですが、事前に申込みが必要です。

国際シンポジウム「デジタル文化資源の情報基盤を目指して:Europeanaと国立国会図書館サーチ」(国立国会図書館, 2014/11/18)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20150122sympo.html

http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/__icsFiles/afieldfile/2014/11/17/flyer_sympo201501.pdf
※案内チラシ

参考:

ライフサイエンス分野の論文紹介スライド共有プラットフォーム「ゼミログ」公開

2014年11月18日、エルピクセル株式会社が、株式会社ズカンドットコムと共同開発したライフサイエンス研究者向けの論文紹介スライド共有プラットフォーム「ゼミログ」を公開しました。エルピクセル株式会社は東京大学のライフサイエンス研究者を中心とするベンチャー企業です。

自然科学分野では、所属する学生や研究者が、自身の興味を持った論文(主として英語論文)について同じゼミの他のメンバーに紹介する機会がしばしば持たれています。紹介の際には論文の内容をまとめたスライドがしばしば用いられますが、ゼミログはこの論文紹介スライドをアーカイブすることで、最新の知識を共有しあうことを目指すサービスであるとのことです。

ライフサイエンス研究者向け 論文紹介スライドまとめプラットフォーム「ゼミログ」をリリース。(LPixel、2014/11/18付け)

引用・被引用文献本文の意味的類似度を用いた新たな文献評価指標Semantometricsの提案(文献紹介)

D-Lib Magazineの2014年11/12月号に、新たな文献評価手法” Semantometrics”を提案する論文”Towards Semantometrics: A New Semantic Similarity Based Measure for Assessing a Research Publication's Contribution”が掲載されています。著者は英国Open UniversityのPetr Knoth氏とDrahomira Herrmannova氏です。

既存の文献評価指標は、被引用数に基づくものであれAltmetricsであれ、文献の本文の情報ではなく、文献間の言及数のみに基づいています。Knoth氏らの論文では文献の価値を測るためには本文の情報が必要なはずであるとした上で、ある文献pが引用している文献群と、その文献pを引用している文献群の本文の意味的距離(semantic distance)を指標として用いることを提案しています。これは引用文献と被引用文献の意味的距離が遠い、つまり両者の類似度が低い文献は、既知の事柄(引用文献群)と、新たに構築された知識(被引用文献群)の間をつなぎ被引用文献群の知見を導くことに貢献した、科学に対する貢献度の高い文献である、という仮説に基づいています。

米Amazon、家族間でKindleのコンテンツを共有できる”Family Library”機能を発表

2014年11月14日付けのプレスリリースで、米AmazonはKindleのソフトウェアアップデートに伴い新たな機能、”Family Library”が使えるようになることを発表しました。以前からコンテンツの貸出機能は実装されていましたが、新機能では家族間であれば制限なく、コンテンツの共有ができるようになります。

Amazon社のWebサイトによれば、”Family Library”機能を利用するには成人のアカウントが2つ必要になります。ソフトウェアアップデート後に同機能の設定をすることで、自身が購入したコンテンツだけではなく相手の購入したコンテンツ等も閲覧することができるようになるとのことです。

なお、クレジットカード情報等も共有されるため、互いのクレジットカードでコンテンツを購入することもできるようになります。

New Features for Kindle E-Readers Now Available(Amazon、2014/11/14付け)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1989870

About Family Library(Amazon)

学生の研究成果を機関リポジトリで発信する(記事紹介)

2014年11月発行のCollege & Research Libraries News誌75巻10号に、” Focusing on student research in the institutional repository”と題した、ユタ州立大学(USU)における、学生の研究成果を機関リポジトリを使って公開するプロジェクトを紹介した記事が掲載されています。著者はUSUの機関リポジトリ担当、Danielle Barandiaran氏らです。

同記事によれば、米国でDSpaceもしくはbepressを使って構築された283の機関リポジトリのうち71%は学生の書いた修士論文や博士論文を収録している一方で、それ以外の論文やポスター、プレゼンテーション資料等を収録しているリポジトリは38%にとどまっているとのことです。その中でUSUでは学生の様々な研究成果を積極的に収集・保存しようとしてきたとした上で、活動の事例紹介がなされています。

【イベント】人文系データベース協議会第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(12/20・大阪)

人文系データベース協議会主催の第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」が、2014年12月20日に近畿大学本部キャンパスで開催されます。データベースと人文学に関係する9本の発表のほか、「文化情報学とデータベース」をテーマにしたパネルディスカッションも行われるとのことです。参加には予稿集代として一般2,000円、学生1,000円が必要になります。

第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(人文系データベース協議会)
http://www.osakac.ac.jp/jinbun-db/51.html

Open Preservation Foundation(OPF)が2015-2018年の戦略計画を発表 ブランドイメージとWebサイトも一新

2014年11月17日、長期デジタル保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)が2015-2018年の新たな戦略計画を発表するとともに、ブランドイメージを一新したWebサイトを公開しました。

OPFは英国に本拠地を置く非営利団体で、2010年に欧州委員会主導のデジタルコンテンツの保存と長期アクセスに関するプロジェクト、”Planets”の活動を引き継ぎ、“Open Planets Foundation”の名前で設立されました。2014年11月から名称を現在のものに変更し、新たなビジョン・ミッション等も公開されています。

Open Preservation Foundation launches new strategy, brand and website(Open Preservation Foundation、2014/11/17付け)
http://openpreservation.org/news/open-preservation-foundation-launches-new-strategy-brand-and-website/

参考:
長期デジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”が設立
Posted 2010年8月10日

千葉県立図書館が東日本大震災関連資料の収集を呼びかけ

千葉県立図書館が、東日本大震災に関する資料の収集・保存のため、市民が作成した「記録」の寄贈を呼びかけています。

東日本大震災の体験やその後の生活について記録、ボランティア活動に参加した活動日誌、避難所での生活をつづった手記、学校や公民館のお知らせや文集など東日本大震災に関するものを幅広く対象としているそうです。一般に図書館にある本や雑誌と形態などが全く異なるものでも対象になるとのことです。

県立図書館への届け方は、

・県立図書館(中央、西部、東部)へ直接持って行く。
・県立中央図書館に送付する。
・近くの図書館へ持って行き、県立図書館に送る。

といった方法があるとのことです。

東日本大震災関連資料の収集について~震災の記録を図書館に~(千葉県立図書館、2014/10/28)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/post_29.html

チラシ「震災の記録を図書館に」
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/img/shinsaikokkaichirashi.pdf

【千葉】震災の記録寄せて 個人の体験記など 県立図書館呼び掛け(東京新聞、2014/11/16付けの記事)

インドの博物館・美術館のポータル、デジタルリポジトリが公開

2014年10月21日、インドの博物館・美術館の国家的なポータル“Museums of India”が公開されました。インドの主要な博物館・美術館10館のポータルで、デジタルリポジトリも兼ねているとのことです。インド先端電算技術開発センター(Centre for Development of Advanced Computing:C-DAC)がインド文化省が承認を得て開発し、提供するポータルで、構築には、Human-Centred Design & Computing Groupが開発したバーチャル博物館ソフトウェア“JATAN”が使用されているとのことです。

それぞれの館から、また、絵画や彫刻等の種類、紙やテラコッタ等の材質、芸術家、水彩や彫刻等の技術、中央アジアのアンティーク等のコレクションからコンテンツを検索することができます。

ORCIDが付与したIDが100万件に到達

2014年11月17日、研究者に識別子を与える国際組織ORCIDが、付与した識別子が100万件に到達したと発表しています。

100万件到達を記念して、Tweetのコンテストを開催し、David Isaak氏の“Your name is not unique, but your research activity is. Distinguish it with ORCID.”が受賞したとのことです。

1 Million ORCID Identifiers!(ORCID, 2014/11/17)
http://orcid.org/blog/2014/11/17/1-million-orcid-identifiers

参考:
CA1740 - 動向レビュー:著者の名寄せと研究者識別子ORCID / 蔵川 圭
カレントアウェアネス No.307 2011年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1740

ORCID.org、日本語版のページを開設
Posted 2014年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/27361

ORCIDとDataCiteが覚書を締結
Posted 2014年7月17日
http://current.ndl.go.jp/node/26596