アーカイブ - 2014年 10月

10月 24日

PLOS、より充実した引用情報のフォーマットを検討

2014年10月22日、PLOSがより充実した引用情報のフォーマットを検討中であることを紹介しています。現在の引用情報では、引用先の論文やデータセットが引用元の論文から1回だけしか引用されていないのか、複数回引用されているのかがわからないことが指摘されています。

そこで、引用元Aの論文と、引用先のBの論文について、著者やタイトル、発行日、雑誌や出版者の情報、DOI等の識別子に加えて、下記の情報の追加した新しい引用情報が提案されているようです。

・Aのどの部分においてBが引用されているのか。
・Bの引用におけるライセンス
・BのCrossMarkステータス(CrossMarkはCrossRefが提供する、Web上で、論文の更新状況を確認できるサービス)
・BがAで何回引用されているか、引用されたコンテクスト
・AとBがの著者が同じかどうか(自著作の引用かどうか)
・Aにおいて、Bと同じ箇所で引用されている著作
・AとBのデータタイプ(記事、図書、コード等)

PLOSの論文情報から、この新しい引用情報を表示するツールやAPIも提供されているようです。現在、PLOSのすべての論文情報から、引用情報の収集が始められているとのことです。

国家デジタル管理連盟(NDSA)、“Web Archiving in the United States : A 2013 Survey”を公開

国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が、米国のウェブアーカイブ実施機関を対象に調査した報告書 “Web Archiving in the United States : A 2013 Survey”を公開しています。

2013年10月から11月にかけてウェブアーカイブに積極的に関与、もしくは、計画等をしている米国の機関を対象に実施された調査のようです。

ウェブアーカイブ計画の歴史と範囲、保存されているコンテンツの種類、使用されているツールやサービス、提供されているディスカバリサービス、計画に関係する政策等といった、米国のウェブアーカイブ活動の展望について理解することを目的とした調査で、2012年に刊行した “Web Archiving Arrives: Results from the NDSA Web Archiving Survey”の結果と比較して最近の変化と今後の動向を予測しているようです。

Results from the 2013 NDSA U.S. Web Archiving Survey(LC,2014/10/23)

メリーランド大学が、プランゲ文庫に関する研究助成「20世紀ジャパン・リサーチ・アワード 2014-2015」の申込を募集中

メリーランド大学のNathan and Jeanette Miller Center for Historical Studies とゴードン W. プランゲ文庫の共催による研究助成「20世紀ジャパン・リサーチ・アワード 2014-2015」(20th Century Japan Research Awards)の募集が始まっています。募集期間は2014年11月21日までのようです。

プランゲ文庫及びメリーランド大学図書館東アジア資料室にて、日本の占領期とその直後(1945年~1960年)を研究される方が対象のようです。

20世紀ジャパン・リサーチ・アワード(2014-2015)に関するお知らせ
(Gordon W. Prange Collection,2014/9/28)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が「生物多様性遺産図書館」に加盟

2014年10月23日、英米の自然史博物館図書館・植物園図書館・研究機関が協同で構築した生物多様性(biodiversity)に関する文献をデジタル化して提供する「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library;BHL)に、シンガポール国立図書館委員会が加わったとBHLが発表しています。

所蔵する関連資料をデジタル化しオンラインで公開する予定のようです。

米国・英国以外からは初めての加盟のようです。

BHL Adds the National Library Board, Singapore as a New Member (BHL,2014/10/23)
http://blog.biodiversitylibrary.org/2014/10/bhl-adds-national-library-board.html#_733054

Biodiversity Heritage Library
http://www.biodiversitylibrary.org/

BHL Members(BHL)
http://biodivlib.wikispaces.com/BHL+Consortium#BHL%20Members

参考:
「生物多様性遺産図書館」の構築に関する報告記事

Adobe社の電子書籍ビューア、セキュリティ問題に対処したバージョンをリリース

2014年10月23日、Adobe社の電子書籍ビューアソフト、Adobe Digital Editionsのバージョン4.0.1がリリースされたとのことです。権利情報や利用条件をセキュアに通信するための更新を行ったとのことです。対象となる製品には、アップデートが通知されるとのことですが、対策済みのバージョンをダウンロードできるページも設けられています。あわせて、それぞれのIDについて、何に使用されているのかの説明も公表されています。

Adobe Security Bulletin(Adobe, 2014/10/23)
http://helpx.adobe.com/security/products/Digital-Editions/apsb14-25.html

Adobe Digital Editions / Download
http://www.adobe.com/jp/solutions/ebook/digital-editions/download.html

Adobe Privacy Center / Adobe Digital Editions
http://www.adobe.com/privacy/ade.html

via:

神奈川県立図書館、「写真・家具・図書館用品が語る60年の歴史」を開催

神奈川県立図書館が開館60周年特別記念展示として、2014年10月10日から11月12日まで、「写真・家具・図書館用品が語る60年の歴史」を開催しています。

開館当初の写真、家具、昔の図書館用品、神奈川県全域に図書館サービスを広げるKL-NETの歩み等が紹介されているとのことです。

開館60周年特別記念展示:写真・家具・図書館用品が語る60年の歴史(神奈川県立図書館, 2014/10/10)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/tenji141010_60kinen.htm

知の拠点・神奈川県立図書館が60年 歴史刻む品々展示(神奈川県新聞, 2014/10/24)
http://www.kanaloco.jp/article/79449/cms_id/108031

10月 23日

“Cataloging & Classification Quarterly”誌で世界のRDAの適用状況を特集

“Cataloging & Classification Quarterly”誌の2014年52巻、6-7号で世界のResource Description and Access(RDA)の適用状況について紹介する記事を集めた特集が組まれています。

中国、フィリピン、シンガポール、イラン、トルコ、イスラエル、ドイツ語圏の諸国、メキシコ、カナダにおけるRDAの適応状況、フランス語、スペイン語への翻訳の活動について取り上げられているようです。

Cataloging & Classification Quarterly(Volume 52, Issue 6-7, 2014)
http://www.tandfonline.com/toc/wccq20/52/6-7

RDA Around the World(JSC, 2014/9/24)
http://www.rda-jsc.org/RDAaroundtheworld.html

【イベント】東京文化財研究所、第28回近代の文化遺産の保存修復に関する研究会「洋紙の保存と修復」を実施(11/21・東京)

2014年11月21日、東京文化財研究所にて、第28回近代の文化遺産の保存修復に関する研究会「洋紙の保存と修復」が開催されます。明治時代以降の近代文化遺産としての紙資料に焦点を当て、国内外の修復技術者や近現代紙資料を取り扱う専門家が、保存と修復の事例や現状について発表するとのことです。

事前に申し込みが必要とのことです。

第28回近代の文化遺産の保存修復に関する研究会 洋紙の保存と修復 のお知らせ
http://www.tobunken.go.jp/info/info141121/info141121.pdf

参考:
東京文化財研究所、近代文化遺産の保存修復に関する報告書シリーズを電子書籍版で公開
Posted 2013年5月24日
http://current.ndl.go.jp/node/23572

日立システムズ、オープンデータの公開基盤整備を支援する「オープンデータポータルソフト」を開発

2014年10月23日、日立システムズが、官公庁や自治体などの公共機関におけるオープンデータの公開基盤整備(データカタログサイト)の構築を支援するため、「オープンデータポータルソフト」を開発したと発表しています。

「オープンデータポータルソフト」は、オープンデータの公開基盤として世界で使用されているソフトウェアCKANを活用して、短期間に低コストで利用者にとって使いやすいデータカタログサイトを提供するために開発したソフトウェアとのことです。

CKANは他のCKANで構築されたデータカタログサイトとデータ連携する機能を有しており、オープンデータがより利用しやすくなるとのことです。日立システムズは、CKANの機能に日本で使いやすくするための機能(検索機能や、データの一括ダウンロード機能など)を盛り込んだソフトウェアを独自に開発し、このソフトウェアを活用した導入サービスを提供するとのことです。

公共機関におけるオープンデータの公開基盤整備を支援する「オープンデータポータルソフト」を開発
http://www.hitachi-systems.com/news/2014/20141023.html

参考:
Open Knowledge Foundation、オープンデータマネージメントプラットフォーム“CKAN”のver.2.0をリリース

静岡県立中央図書館、『静岡県の絵葉書目録』(第1期)改訂版を公開

2014年10月、静岡県立中央図書館が、所蔵する絵葉書コレクション『静岡県の絵葉書』の目録『静岡県の絵葉書目録』(第1期)の改訂版を公開したようです。

1992年に発行した目録の改訂版で、検索をより便利にするため以下のような改定がされているそうです。

・全体的なレイアウト変更
・外袋・シリーズ名・アルバム名の追加
・記載事項の表記の見直し
・平成26年10月現在の自治体名に対応
・『静岡県の絵葉書〔付〕静岡県外の絵葉書等』を削除

『静岡県の絵葉書』は主に戦前に発行された同図書館で所蔵する静岡県内の絵葉書のコレクションだそうです。

静岡県の絵葉書目録(第1期)を改訂しました(静岡県立中央図書館)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/t-search/ehagakimokuroku.html

PDF版(2.1MB)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/2692/1/ehagakimokuroku.pdf

EXCEL版(500KB)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/2692/1/ehagaki_koukai.xlsx

参考:

SPARC、PLOS、OASPA、オープンアクセスの程度を示すガイドブックの第2版を公開

2014年10月20日、SPARC、PLOS、オープンアクセス学術出版社協会(OASPA)がオープンアクセスの程度を示すガイドブック、“HowOpenIsIt?” Open Access Spectrum (OAS) の第2版を公開しました。2012年に公開されていたものの改訂版とのことです。このガイドブックは、著者や研究の助成機関、政府機関がオープンアクセスの標準的な定義に基づいて学術雑誌の“オープンさ”の度合を示すもので、「読者の権利」「再利用に係る権利」「著作権」「投稿に係る著者の権利」「自動的な投稿」「機械可読性」という6つの観点から、そのオープンさの度合をそれぞれ5段階に分けて整理しています。

Second Release of HowOpenIsIt? Guide Now Available
http://oaspa.org/second-release-howopenisit-guide-now-available/

How Open Is It?
http://www.plos.org/wp-content/uploads/2014/10/hoii-guide_V2_FINAL.pdf

“HowOpenIsIt?” Open Access Spectrum (OAS)

国立国会図書館東京本館、企画展示「あの人の直筆」を開催中(10/18~11/18)

国立国会図書館は、2014年10月18日から11月18日まで、東京本館において、坂本龍馬や夏目漱石など、著名人約150人の直筆を集めた展示会「あの人の直筆」を開催しています。

2014年10月25日(土)と11月8日(土)には職員によるギャラリートークが、2014年10月28日(火)と11月11日(火)には創価大学の季武嘉也教授(国立国会図書館客員調査員)によるフロアレクチャーが行われます(いずれも14時から、予約不要)。

展示会に関する情報は、ソーシャルネットワーキングサービスFacebookの公式ページを用いて発信しています。

企画展示「あの人の直筆」 (国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1207039_1376.html

国立国会図書館の展示(東京・関西) (国立国会図書館)
https://www.facebook.com/NDLexhibition

欧州委員会、マラケシュ条約批准を提案

2014年10月21日、欧州委員会(EC)が、欧州連合(EU)として、マラケシュ条約(Marrakesh Treaty to Facilitate Access to Published Works for Persons who are Blind, Visually Impaired, or otherwise Print Disabled:盲人、視覚障害者およびプリントディスアビリティ(印刷物を読むことが困難)のある人々の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)の批准を提案したと公表しています。

WIPOのページによると、マラケシュ条約には、インド(2014年6月24日付)の他、エルサルバドル共和国(2014年10月1日付)も批准をしているようです。

European Commission proposes ratification of Marrakesh Treaty to facilitate access to books for visually impaired persons(European Commission, 2014/10/21)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-1185_en.htm?locale=en

英国図書館、カタール財団と提携してデジタル化した資料をオンラインで公開

2014年10月22日、英国図書館(BL)がカタール財団と提携してデジタル化したアラブの科学やアラビア湾(ペルシア湾)湾岸地域の歴史に関する資料を、ポータルサイトである“Quatar Digital Library”で公開したと発表しています。

インド省(India Office)の記録や中世アラビア語の手稿が含まれており、教師が生徒にアラブの文化遺産やアラビア湾(ペルシア湾)湾岸地域の近代史を教える際に役立てることを目的としているようです。

Portal gives teachers gateway to Arabic studies and new research on Gulf(BL、2014/10/22)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/Portal-gives-teachers-gateway-to-Arabic-studies-and-new-research-on-Gulf-6d0.aspx

Quatar Digital Library
http://www.qdl.qa/en

参考:
英国図書館(BL)とカタール財団が中東史関係資料50万ページ以上のデジタル化計画を発表
Posted 2012年7月19日

Medline Plus携帯電話版の新バージョンが公開

米国国立医学図書館(NLM)が提供している保健・医療情報データベースMedline Plusの携帯電話版の新バージョンが公開されたようです。

これまで一部の機能しか使えなかったのが、 MedlinePlus.govでアクセスできるすべての情報を利用できるようになったようです。

2015年中にはレスポンシブデザインのバージョンを公開予定のようです。

More to Love on MedlinePlusR Mobile: A Full Version for Your Phone
(Medline Plus、2014/10/21)
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/responsivemobile.html

参考:
Medline Plus、携帯電話向けサービスを開始
Posted 2010年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/15637

日本考古学協会と奈良大学、「日本考古学協会所蔵図書の寄贈に関する協定書・覚書」を締結

2014年10月20日、日本考古学協会と奈良大学が、「日本考古学協会所蔵図書の寄贈に関する協定書・覚書」を締結したことを発表しました。奈良大学では、日本考古学協会から寄贈される約63,000冊の図書等の整理作業を3年計画で行い、利用が多いと見込まれる資料についてはデジタル化し、一般公開も検討するとのことです。また、今後新たに日本考古学協会が取得する図書についても、継続的に寄贈を受ける予定とのことです。

日本考古学協会と「日本考古学協会所蔵図書の寄贈に関する協定書・覚書」を締結しました。(奈良大学, 2014/10/20)
http://www.nara-u.ac.jp/news/topic/detail.php?id=1484

日本考古学協会、奈良大に書籍6万3千冊寄贈(産経ニュース, 2014/10/23)
http://www.sankei.com/region/news/141023/rgn1410230036-n1.html

日本考古学協会:図書問題
http://archaeology.jp/tosho/index.htm

参考:
日本考古学協会の所蔵資料62,531点が奈良大学図書館へ寄贈
Posted 2014年5月21日
http://current.ndl.go.jp/node/26177

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動についてのダイレクトリー2015年版を公開

図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition(LPC)”が、北米を中心とした124の大学・研究図書館の出版活動について、出版物の種類や数、スタッフ、資金、将来計画等をまとめた“Library Publishing Directory”の2015年版を公開しました。

Library Publishing Directory 2015:Announcing the 2nd edition of the Library Publishing Directory(LPC)
http://www.librarypublishing.org/resources/directory/lpd2015

Library Publishing Directory 2015 (PDF)
http://www.librarypublishing.org/sites/librarypublishing.org/files/documents/lpc_dir_2015lpd.pdf

参考:
図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”が正式に開始
Posted 2014年7月9日

英国図書館・情報専門家協会(CILIP)、“CILIP Blogger Challenge”を開催 英国在住でなくても応募可能

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が“CILIP Blogger Challenge”を開催しています。18歳以上の図書館員やアーキビスト、研究者、情報学を学ぶ学生、図書館や情報に関する分野に興味を持つ人全てを対象に、図書館や情報知識に関するトピックにおいて新たな視点を示す500-1500ワードの英文を募集するとのことです。原稿はオリジナルで未発表のものに限り、CILIPのメンバーや英国在住者でなくても応募が可能となっています。また、優秀作品はCILIPのウェブサイトに掲載されるとのことです。

期限は英国時間で2014年11月7日午後5時とされています。

Enter the CILIP Blogger Challenge (CLIP)
http://www.cilip.org.uk/cilip/enter-cilip-blogger-challenge

10月 22日

【イベント】特許庁と経済協力開発機構(OECD)、「知的財産統計会合~知財を通じて見る世界経済~」を開催(11/17-18・東京)

2014年11月17日から18日、ホテルオークラ東京にて、特許庁と経済協力開発機構(OECD)により「知的財産統計会合~知財を通じて見る世界経済~」が開催されます。

「知的財産統計会合」は、政府関係者、学識経験者等を中心に知的財産と経済・統計に関する情報交換や議論を行う場として、2003年から毎年各国で開催されており、今回で12回目を迎えるとのことです。今年は日本のOECD加盟50周年記念の一環として、日本において初めて開催されるとのことです。

「特許制度設計と経済効果」、「知識創造と知財活用」、「特許取引」、「医薬品における知的財産権」、「特許制度の経済学」をテーマとした論文発表、欧州、日本、韓国、中国、米国の特許庁副長官級によるパネルセッション、アジア有識者によるパネルセッション、各国知財庁・国際機関エコノミストによるパネルセッションなどが予定されているとのことです。

参加は無料ですが、事前の申込みが必要とのことです。

知的財産統計会合~知財を通じて見る世界経済~
http://www.ipsdm2014.jp/index.html

知的財産統計会合|プログラム
http://www.ipsdm2014.jp/program/index.html

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