アーカイブ - 2014年 10月

10月 28日

NISO、Open Discovery Initiativeを常設委員会化

2014年10月27日、米国情報標準化機構(NISO)はOpen Discovery Initiative(ODI)をワーキンググループから常設委員会(standing committee)とすることを発表しました。

ODIは2011年に設置された、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的としたワーキンググループで、2014年6月にはディスカバリーサービスの透明性向上を目的とした推奨指針“Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery”を公表していました。この指針の中ではNISOに対し、推奨事項への対応に関する研修等を行う常設の委員会あるいはワーキンググループの設置を推奨しており、今回の常設委員会設置はこの推奨指針に従ったものです。

NISO Launches Open Discovery Initiative (ODI) Standing Committee(2014/10/27付け、NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e5f64a19050de5e913330dbdcaa743e8042dde0e

参考:

【イベント】筑波大学学園祭で本と図書館への愛を共有する”Bibliothek Kompanie”開催(11/3・つくば)

筑波大学図書館情報メディア研究科 宇陀松村研究室と筑波大学附属図書館が、2014年11月3日に同大学学園祭の企画として、大学図書館で本・図書館への愛を共有するイベント”Bibliothek Kompanie”を開催すると発表しています。

同企画では筑波大学附属図書館を会場とし、図書館ツアーや好きな本を紹介し合う「語らいの場」など、参加者同士が本や図書館への愛を共有できるような「きっかけの場」を用意するとのことです。参加には事前申し込みが必要で、筑波大学関係者以外でも参加可能とされています。

Bibliothek Kompanie
http://gemini.slis.tsukuba.ac.jp/lib/

参考:
東京大学図書館情報学研究室、学園祭で“Libook cafe”を開店
Posted 2008年4月21日
http://current.ndl.go.jp/node/7707

鳥取県立図書館「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」を作成・公開

2014年10月28日、鳥取県立図書館が作成した「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」が、同図書館のホームページでも公開されました。

図書館の様々なサービスや機能、コーナーなどを手話と字幕付きの映像で紹介しているようです。

【ニュース】「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」を作成しました!(H26.10.28)(鳥取県立図書館、2014年10月28日)
http://www.library.pref.tottori.jp/hp/menu000002900/hpg000002888.htm

神戸大学附属図書館が資料展「つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~」を開催

2014年10月17日から11月16日まで、神戸大学社会科学系図書館において、資料展「つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~」が開催されています。

発生から20年を迎え、震災を経験していない世代が多くなった今、改めて当時の被害や様子を広く「つたえる」と共に、未来へと、人々へと「つながる」ために今も懸命に行われている様々な取り組みについても紹介されているとのことです。

2014年12月24日から2015年1月29日にかけて第2期の展示もあるようです。

神戸大学附属図書館平成26年度 資料展 つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~ (神戸大学附属図書館)
http://lib.kobe-u.ac.jp/www/html/tenjikai/2014tenjikai/2014tenji.html

FamilySearch、4億6200万以上の記録と画像を追加したことを発表

2014年10月24日、系図記録を収集、保存する非営利団体FamilySearchが、オーストラリアと米国の4億6200万以上の記録と画像をコレクションに追加したことを発表しました。

FamilySearch Adds More Than 462,000 Thousand Indexed Records and Images to Australia and the United States(FamilySearch,2014/10/24)
https://familysearch.org/node/2584

FamilySearch Adds More Than 462,000 Thousand Indexed Records and Images to Australia and the United States (FamilySearch Blog,2014/10/27)
https://familysearch.org/blog/en/familysearch-adds-462000-thousand-indexed-records-images-australia-united-states/

参考:
FamilySearch、170万以上の系図記録と画像を追加したことを発表
Posted 2014年7月29日

研究データ同盟(RDA)第4回大会の報告が掲載、「研究データのための図書館」がInterest Groupに

2014年9月22日から24日にオランダのアムステルダムで開催された研究データ同盟(RDA)第4回大会の報告や資料が公開されています。COARのサイトでは、「研究データのための図書館(Library for Research Data)」が、Birds of a Feather(BoF)からInterest Group(IG)へと段階が進んだこと等が報告されています。

RDA Fourth Plenary Meeting(RDA)
https://rd-alliance.org/plenary-meetings/rda-fourth-plenary-meeting.html
※Plenary sessionについては、発表資料や動画も公開されています。

Summary of RDA meeting – Interest Groups “Long Tail of Research Data” & “Libraries for Research Data”(COAR, 2014/10/27)

LODチャレンジ2014キックオフイベント「オープンデータ・サミット」の発表資料等が掲載

Linked Open Data チャレンジ Japan 2014のページに、2014年9月27日に慶應義塾大学にて開催された、LODチャレンジ2014キックオフイベント「オープンデータ・サミット」の報告と発表資料が公開されています。

【参加レポート】オープンデータ・サミット(LOD Challenge 2014, 2014/10/24)
http://lod.sfc.keio.ac.jp/blog/?p=2395

オープンデータ・サミット (LODチャレンジ2014キックオフ) #lod2014 まとめ
http://togetter.com/li/724133

多様な活動、つながる場に 「オープンデータ・サミット」開催(オープンデータ情報ポータル, 2014/9/27)
http://opendata.nikkei.co.jp/article/201409274174980820/

多様な取り組みと参加を認めながら進むオープンデータの活用--「オープンデータ・サミット」レポート(ZDNet Japan, 2014/10/6)
http://japan.zdnet.com/cio/analysis/35054510/

参考:
「Linked Open Data チャレンジ Japan 2014」10月1日から応募開始

10月 27日

米ジョージア州立大学図書館の電子リザーブ訴訟、米国連邦第11巡回区控訴裁判所にて、地方裁判所の判決を差し戻し

オックスフォード大学出版局、ケンブリッジ大学出版局、SAGE Publications社は、2008年に、米国ジョージア州立大学が電子リザーブ(E-Reserves)におけるデジタル授業教材の提供によって自分たちの著作権を侵害しているとして裁判を起こしました。この裁判に関し、2014年10月17日、米国連邦第11巡回区控訴裁判所において、大学が著作権で保護された資料を費用負担なしに利用することは不当であるとして、地方裁判所の判決を差し戻したとのことです。

IN THE UNITED STATES COURT OF APPEALS FOR THE ELEVENTH CIRCUIT
Nos. 12-14676 & 12-15147
http://media.ca11.uscourts.gov/opinions/pub/files/201214676.pdf

ALA and ACRL respond to Eleventh Circuit Court’s encouraging “fair use” decision in Georgia State University case(ALA, 2014/10/21)

ドイツで全国規模の図書館キャンペーン“Netzwerk Bibliothek”が展開

ドイツ図書館協会(Deutscher Bibliotheksverband:DBV)が、ドイツ全土の全館種の図書館を対象とし、図書館の認知度を高める3年間のキャンペーン“Netzwerk Bibliothek”の展開を発表しています。キャンペーンの最初の週は、2014年10月24日の“Library of the year”のイベントに始まり、10月31日のKarl-Preusker賞の授与で終了するとのことです。

キャンペーンはドイツ連邦教育研究省(BMBF)、DiViBib社の支援により行われるとのことです。

Netzwerk Bibliothek: Die neue Bibliothekskampagne(DBV)
http://www.bibliotheksverband.de/dbv/kampagnen/netzwerk-bibliothek.html

Netzwerk Bibliothek
http://www.netzwerk-bibliothek.de/

参考:
ドイツの“Library of the Year 2014”が発表される
Posted 2014年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/26474

ドイツ初の全国規模の図書館キャンペーン、成功裏に終了

韓国国立中央図書館、古新聞7タイトルをデジタル化

2014年10月20日、韓国国立中央図書館が古新聞7タイトル14万6736件をデジタル化したと発表しています。

既に1924年から1950年までの新聞、54タイトルがデジタル化されているようです。

国立中央図書館の検索ポータル、dibraryから閲覧できるとのことです。

응답하라 1944~! 70년 전 광고로 만나는 우리 생활상(韓国国立中央図書館、2014/10/20)
http://www.nl.go.kr/nl/bodo/notice_view.jsp?board_no=7654&notice_type_code=3

dibrary
http://www.dibrary.net/

米国インディアナ州、Ancestry.comと提携し、出生、死亡、婚姻記録のデジタル化を計画

2014年10月23日、米国インディアナ州が、インディアナ州の公文書館“Indiana Commission on Public Records”を通じて、家系図情報を提供するAncestry.comと提携し、出生、死亡、婚姻記録1,300万件のデジタル化を行い、オンラインで提供することを目指していると発表しました。出生記録と死亡記録は、1900年代の初めから、州の婚姻記録は1958年から2005年までとのことです。75年以上前の情報については、2015年からオンラインで提供される予定とのことです。

Governor Pence Announces State Partnership with Ancestry.com(Indiana)
http://www.in.gov/activecalendar/EventList.aspx?view=EventDetails&eventidn=190321&information_id=207231&type=&syndicate=syndicate

Indiana Commission on Public Record
http://www.in.gov/icpr/

Ancestry.com
http://www.ancestry.com/

参考:

ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC-2014)の資料が公開

2014年10月8日から11日まで、米国テキサス州オースティンで開催された、ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(International Conference on Dublin Core and Metadata Applications)のペーパーやポスターが公開されています。また、OCLCのブログhangingtogetherでは、参加報告がされています。

PRESENTATIONS AND AUTHORS(DCMI)
http://dcevents.dublincore.org/IntConf/dc-2014/schedConf/presentations

開始から10年をむかえた“UK Web Archive”による収集したURLの存在有無調査

2004年の取り組み開始から10年をむかえた、英国図書館(BL)のウェブアーカイブ事業“UK Web Archive”のブログに、収集データから確認できるURLの現在における存在有無や、URLが存在した場合の内容の変化について調査した結果が掲載されています。

古い年代のものほど消失、変化している割合が高いことが、グラフを用いて紹介されています。

What is still on the web after 10 years of archiving?(BL,2014/10/16)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/webarchive/2014/10/what-is-still-on-the-web-after-10-years-of-archiving-.html

大阪市公文書館が「大阪の災害~復興と防災のあゆみ~」を開催

2014年11月1日から11月8日にかけて、大阪市公文書館において「大阪の災害~復興と防災のあゆみ~」が開催されるとのことです。

大阪市がこれまで経験した大火や風水害など数々の災害と、そこから得た教訓を都市整備や防災対策に活かしてきた歴史について、公文書館が立地する西区の防災対策をふまえながら、所蔵の公文書や写真などで紹介するそうです。

東日本大震災と他都市への救援活動に関する資料も展示されるようです。

平成26年度秋の展示「大阪の災害~復興と防災のあゆみ~」を開催します!(大阪市、2014/9/30)
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000009521.html

参考:
大阪府立中央図書館、企画展示「歴史地震に学ぶ『震災と復興』展」を開催中
Posted 2014年1月20日
http://current.ndl.go.jp/node/25279

滋賀県が「歴史的文書」の件名目録をホームページで公開

2014年10月24日、滋賀県が、「歴史的文書」件名目録を、エクセルファイル形式で、県のホームページに公開しています。

保管する明治から昭和戦前期にかけて作成された75万件の公文書の件名目録とのことです。

滋賀県「歴史的文書」件名目録のホームページへの掲載について(滋賀県、2014/10/24)
http://www.pref.shiga.lg.jp/b/kemmin-j/20141024.html

「歴史的文書」件名目録 明治期
http://www.pref.shiga.lg.jp/b/kemmin-j/kenseishiryoshitsu/kenmeimokuroku-meizi.html

カーリル、図書館・電子書籍サービスとの連携を開始

2014年10月24日、カーリルが図書館・電子書籍サービスとの連携を開始したことを発表しています。公立図書館での電子書籍の導入が少しずつ進んでいますが、多くの図書館では、紙の本を扱う図書館システムとは別にシステムが運用されており、本を紐付けるISBNなどの書誌情報の整備も進んでいないため、検索しにくい状況であるとのことです。

カーリルでは、これらのデータを独自に集約し、使いやすい形のデータを整備する取り組みを開始したとのことです。また、このデータを活用した電子書籍サービスとの連携を開始したとのことです。今回の連携では、ISBNがある本の電子版のみを対象としているとのことですが、今後ISBNのない本についても対応方法を検討していくとのことです。現在電子書籍を提供している公共図書館29館のうち、22館に対応した連携とのことです。

カーリルのブログでは、整備したデータをもとに、公共図書館で提供されている電子書籍について統計データを作成し、公開しています。

カーリルが図書館・電子書籍サービスとの連携を開始しました(カーリル, 2014/10/24)
http://blog.calil.jp/2014/10/ebook.html

参考:
E1035 - 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側
カレントアウェアネス-E No.168 2010.03.24

岡山県立図書館、岡山の民話のデジタル絵本の「子どもナレーター」を募集中

2014年10月31日まで、岡山県立図書館が、岡山の民話のデジタル絵本を制作するため、ナレーションを担当する「子どもナレーター」を募集しています。デジタル絵本とは、絵とナレーション(音声)とを合わせて、パソコンで楽しむことのできる絵本で、子どもナレーターの読むデジタル絵本は、「デジタル岡山大百科」からインターネット公開するとのことです。対象となるナレーターは小学校の低・中・高学年各5名で、朗読講座を受講し、ナレーター任命式に参加して、ナレーション録音を行うとのことです。

2008年度から同事業を行っており、2013年度までで157作品のデジタル絵本が制作されたとのことです。

平成26年度 子どもナレーター(岡山県立図書館メディア工房)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/media/event/h26/narrator/index.html

デジタル絵本
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/kento/kodomo-narrator/dehon-bunrui-index.html
※これまで制作された作品が掲載されています。

10月 24日

米国議会図書館(LC)、“BIBFRAME”に関するメーリングリストでの議論をまとめたページを公開

米国議会図書館(LC)が中心となって開発を進めている書誌フレームワーク“BIBFRAME”について、メーリングリスト上での議論と課題を、トピックごとにまとめたページが公開されました。現在、Authority Subclasses、Types、Titlesの3つのトピックが公開されており、各トピックは今後、新たな課題や結論等が出た際に更新されていくとのことです。

BIBFRAME Topics and Issues (LC)
http://www.loc.gov/bibframe/topics/

参考:
米国議会図書館(LC)、“BIBFRAME”に関するセッションの動画を公開
Posted 2014年10月9日
http://current.ndl.go.jp/node/27200

新潟大学災害・復興科学研究所と新潟大学附属図書館が、展示会「歴史地震展~中越地震10年~」を開催

2014年10月17日から11月27日まで、新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」にて、新潟大学災害・復興科学研究所と新潟大学附属図書館が主催の展示会「歴史地震展~中越地震10年~」が開催されているようです。

中越地震関係のパネル、新潟大学であらたに発見された新潟地震の調査地図(西蒲原付近など)、新潟市立白山小学校の新潟地震の記録などが展示されているようです。

展示会「歴史地震展 ~中越地震10年~」:10/17(金)~11/27(木)(新潟大学附属図書館、2014/10/1)
http://www.lib.niigata-u.ac.jp/news/20141001.html

参考:
人と防災未来センター、企画展「震災復興PRキャラバン 新潟県中越大震災 復興の奇跡展~わたしたちが伝えたいこと、残したいこと~」を開催
Posted 2014年10月10日
http://current.ndl.go.jp/node/27203

“Archive-it”を利用したヴィクトリア大学のウェブアーカイブの事例(文献紹介)

Code4Lib Journal誌のIssue 26(2014年10月21日掲載)に、“Archiving the Web: A Case Study from the University of Victoria”と題する記事が掲載されています。ヴィクトリア大学がInternet Archiveの提供するサービス“Archive-it”を利用してウェブアーカイブを行った事例を紹介するもので、大学図書館において、ウェブアーカイブを構築する際の法的、技術的な課題についてまとめたものとのことです。

Archiving the Web: A Case Study from the University of Victorias(code 4 lib)
http://journal.code4lib.org/articles/10015

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