アーカイブ - 2014年 10月

ハーバード大学の知の巨大集積庫:ハーバード・デポジトリ(記事紹介)

ハーバード大学のウェブサイトで、同大学図書館の資料を高密度、高セキュリティで保存する学外施設である、デポジトリの内部が紹介されています。デポジトリで保存されている約1000万点の資料は、件名やLCCNではなく、資料の種類や所有者、サイズによって分類され、バーコードが貼られて色分けされた中性紙の厚紙製の箱に入れられて、高さ30フィートの書架に保存されています。ほぼ毎年230,000件のリクエストがあるとのことです。

記事では、内部の画像やインフォグラフィック、また、Harvard Graduate School of Designの授業で学生が制作した動画も公開されています。

Where books (and more) go to wait (Harvard Gazette, 2014/9/29 )
http://news.harvard.edu/gazette/story/2014/09/where-books-and-more-go-to-wait/

Harvard Depository
http://library.harvard.edu/access-services-2/depository

参考:
CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香
No.319 2014年3月20日

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)、3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)と連携

2014年10月1日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)は、3がつ11にちをわすれないためにセンターと連携し、ひなぎくから同センターの震災の記録・市民協働アーカイブのコンテンツが検索できるようになりました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(17)(国立国会図書館,2014/10/1付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/330

3がつ11にちをわすれないためにセンター
http://recorder311.smt.jp/

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」との連携について(せんだいメディアテーク)
http://www.smt.jp/news/2014/09/post-21.html

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)を検索したキーワードで、e-Govの検索も可能に

2014年10月1日、国立国会図書館東日本震災アーカイブ(ひなぎく)の検索結果一覧表示画面から、ひなぎくの検索に使用したキーワードで電子政府の総合窓口e-Gov「行政文書ファイル管理簿(情報公開)」の検索ができるようになりました。

検索結果一覧表示より電子政府の総合窓口e-Gov[イーガブ]「行政文書ファイル管理簿(情報公開)」の検索をしていただけます(国立国会図書館,2014/10/1付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/327

国立国会図書館東日本震災アーカイブ(ひなぎく)
http://kn.ndl.go.jp/

国立国会図書館、電子形態で収集した国内博士論文を公開

国立国会図書館は、学位規則(昭和28年文部省令第9号)の改正を受け、2013年4月以降に学位授与された国内の博士論文を電子形態で収集しています。これらを2014年10月1日に「国立国会図書館デジタルコレクション(博士論文)」で公開しました。国立国会図書館の施設内で利用できるほか、許諾が得られたものについてはインターネット上でも閲覧できます。

電子形態で収集した博士論文を公開しました(国立国会図書館, 2014/10/1)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1207277_1829.html

博士論文(国立国会図書館デジタルコレクション)
http://dl.ndl.go.jp/#etd
※当館でデジタル化した博士論文をあわせて提供しています。

国内博士論文(国立国会図書館リサーチ・ナビ)
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-100044.php

国内博士論文の収集について (国立国会図書館のウェブサイト)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/hakuron.html

参考:
E1418 - 博士論文のインターネット公表:学位規則改正
カレントアウェアネス-E No.235 2013.04.11

英国の医療関係の6機関による基金“The Charity Open Access Fund(COAF)”、研究機関のオープンアクセスの助成プロジェクトを開始

2014年9月、英国の医療関係の6機関が提携し、オープンアクセス助成を行うための基金“The Charity Open Access Fund(COAF)”が設立されました。参加機関は、Arthritis Research UK、Breast Cancer Campaign、the British Heart Foundation、Cancer Research UK、Leukaemia & Lymphoma Research、ウェルカム財団の6機関とのことです。

COAFは、2年間の試行として、英国の36の研究機関を対象にオープンアクセスの論文処理加工料(APC)の助成を行うとのことです。助成にあたっては、助成を受けた論文の最終版を著者に代わってPubMed Centralで無料で公開すること、また、CC-BYライセンスで公開することが求められているようです。

10月1日から申請が受け付けられているとのことです。

Wellcome Trust announces launch of charity fund to support open access research publications(OASPA, 2014/9/29)

オハイオ州で「図書館は生活を変える」をテーマとした絵を描くイベントが開催

2014年9月20日、オハイオ州のブリケンリッジビレッジマハン文化芸術センター で“libraries change lives”(図書館は生活を変える)をテーマに絵を描くイベントが開催されました。

報道によると、ブリケンリッジビレッジとウィロビー・イーストレイク(Willoughby-Eastlake)の4つの図書館で描かれた絵は集められ、来年初めにはモザイク画として4つの内の1つの図書館に展示され、残りの図書館用にも複製物が作成される予定となっているとのことです 。

このイベントは、Project S.N.A.Pという10年前にミシガン州で始まったプロジェクトの一環であり、S.N.A.Pは、S=Share(分かち合う)、 N=Nurture(育む)、A=Act(行動する)、P=Preserve(維持する)の略称とのことです。これまで、当プロジェクトでは病院や健康・環境問題について取り組みを行ってきており、今回の図書館向けプログラムでは、図書館を実際に利用しているかどうかだけでなく、彼らの作品が図書館の一部になることで、自分たちが図書館のステークホルダーの利害関係者 と感じてもらうことを狙った企画のようです。

日本点字図書館、10月10日から「にってんテキストデイジーパックサービス」を開始

日本点字図書館により2014年10月10日から開始される、テキストデイジーの新刊図書1ヶ月分をまとめて利用者のSDカードにコピーして提供する「にってんテキストデイジーパックサービス」について、同館のウェブサイトで紹介されています。初回は2014年10月号となり、毎月1日に同館で前月製作されたテキストデイジーのタイトルをまとめた最新のテキストデイジーパックが発行されるとのことです。

にってんテキストデイジーパックサービス開始のご案内 (日本点字図書館)
http://www.nittento.or.jp/news/notice1410_2.html

国立情報学研究所(NII)、「楽天データセット」の「楽天トラベル」のデータを更新し、新たにアノテーション付きデータの提供を開始

国立情報学研究所(NII)は、楽天株式会社の協力のもと、大学や公的研究機関での研究利用のため、2010年より「楽天データセット」を提供しています。2014年9月30日、楽天トラベルのデータを更新し、また研究用に作成された「アノテーション付きデータ」を新規に公開したとのことです。アノテーション付きデータは、筑波大学から提供された楽天トラベルのレビューデータに対して文単位で評価極性情報を付与したコーパス、カテゴリラベル付き商品画像データセット、文字領域アノテーション画像とのことです。

楽天データセットの更新は4度目になるとのことです。

公開中の「楽天データセット」に新規データを追加しました(国立情報学研究所, 2014/10/01)
http://www.nii.ac.jp/news/2014/1001

情報学研究データリポジトリ 楽天データセット
http://www.nii.ac.jp/cscenter/idr/rakuten/rakuten.html

楽天データ公開(楽天)
http://rit.rakuten.co.jp/opendataj.html

参考:
国立情報学研究所(NII)、楽天市場の全商品データ等の提供を開始
Posted 2010年8月4日
http://current.ndl.go.jp/node/16606

公共図書館での電子書籍の配信プラットフォーム“JukePop”の活用に向けて、クラウドファンディングが開始(米国)

2014年9月27日のThe Digital Shift(School Library Journal)誌で、“JukePop”がその電子書籍の配信プラットフォームを公共図書館で活用するため、KichStartsというサービスを利用してクラウドファンディングを開始したと発表されています。

JukePopは作家が登録した電子書籍を利用者に1章ずつ配信し、利用者による評価で作家への報酬を決定する仕組みの電子書籍の配信プラットフォームとのことです。公共図書館において、自費出版の資料は重要なものでありながら、その提供には課題があったとのことです。JukePopは、クラウドファンディングで得た資金で、公共図書館に無料でプラットフォームを提供することで、この課題を解決を目指しているとのことです。

米国では、サンタクララ郡図書館で、JukePopを活用した試行が2014年4月から行われているとのことです。

Upgrade Your Local Library's Indie eBook Catalog (JukePop)(KichStarts)
https://www.kickstarter.com/projects/jerryfan/upgrade-your-local-librarys-indie-ebook-catalog

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