アーカイブ - 2014年 10月 9日

【イベント】「東京文化資源区」構想 公開ラウンドテーブル開催(10/22・東京)

2014年10月22日、「東京文化資源区」構想公開ラウンドテーブルが開催されます。

「東京文化資源区」構想では、2020年に向けて世界に日本文化の豊かさの発信を図るために、上野、谷根千、本郷、神保町、秋葉原等の地域が備える文化資源の活用・連携・再創造のあり方について提案していくことを予定しているとのことです。

この度のラウンドテーブルでは、神田地区を舞台に開催する文化プロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2014」の連携プログラムとして、この地域の文化資源に関わる様々な研究者・実践者が集い、その可能性・方向性を論議していくことが目指すとのことです。

『東京文化資源区』構想 公開ラウンドテーブル
http://www.kanda-tat.com/program/bunka.html

オーストリア国立図書館のデジタル化資料、Europeanaから新たなライセンス(OOC-NC)で公開へ

2014年10月8日、Europeanaのブログで、オーストリア国立図書館のデジタル化資料がEuropeanaで新たなライセンスで公開されると発表されています。

オーストリア国立図書館は、Googleブックスプロジェクトで16世紀から19世紀後半の歴史的な資料のデジタル化を行い、60万冊のデータ公開を予定しているとのことです。

これらの資料は、“Out of copyright – non-commercial re-use(OCC-NC)”という新たなライセンスで提供されるようです。著作権が切れた資料を官民共同でデジタル化したもので、特定期間は非商用利用に限り自由に利用でき、特定期間終了後は、自由利用になるとするライセンスのようです。

EUROPEANA, THE AUSTRIAN NATIONAL LIBRARY AND GOOGLE JOIN FORCES TO MAKE EUROPE'S CULTURAL HERITAGE MORE OPEN(Europeana, 2014/10/8)

米国議会図書館(LC)、“BIBFRAME”に関するセッションの動画を公開

米国議会図書館(LC)が中心となって開発を進めている書誌フレームワーク“BIBFRAME”に関するセッションの動画が公開されました。BIBFRAMEの編集ツール“BIBFRAME Editor(BFE)”の実演や、その他の開発ツールの紹介などが行われているとのことです。

BIBFRAME: Update & Practical Applications(LC)
http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=6401

Bibliographic Framework Initiative (BIBFRAME): Update & Practical Applications (YouTube - LibraryOfCongress's Channel)
http://www.youtube.com/watch?v=rs5tSASWjcs&list=UUbObxjfi3W9YKnDS0PgadNA

参考:
米国図書館協会(ALA)の年次大会で開催された、BIBFRAMEの最新動向のフォーラム動画が公開
Posted 2014年7月31日
http://current.ndl.go.jp/node/26693

日本学術会議、「報告 オープンデータに関する権利と義務-本格的なデータジャーナルに向けて-」を公表

2014年9月30日付で、日本学術会議が「報告 オープンデータに関する権利と義務-本格的なデータジャーナルに向けて-」を公表しました。

世界各国で分野毎のデータ活動の成果を出版するデータジャーナルの発刊が開始されているとのことですが、今後は、分野別のデータジャーナルを統合し、電子化されたデジタルデータを通して学術分野の連携を計るような本格的なデータジャーナルについての概念構築が求められているとのことです。

この報告書では、オープンデータの目標、データジャーナルを実装するための要件、データに関する権利、データに関する義務、データによる分野連携について報告されているとのことです。

報告 オープンデータに関する権利と義務-本格的なデータジャーナルに向けて-(日本学術会議, 2014/9/30)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-h140930-3.pdf

研究図書館センター(CRL)、消滅の恐れがある政府文書のデジタル化プロジェクトを公表

2014年10月6日、研究図書館センター(CRL)は政情やインフラの不安定さのために消滅の危機にある政府文書をデジタル化して公開するプロジェクト "An Open Web Repository of Civil Society Documentation" について発表しています。

同プロジェクトで最初に取り組むとされているのは、汚職・腐敗防止の活動を行う国際NGO“Transparency International”が発表している"Corruption Perceptions Index" 2012年版において、順位が低いとされた国から選ばれた10か国の政府文書とのことです。

CRLは、これらの文書は掲載されている情報の重要性にもかかわらず、アクセスが困難で消失の恐れがあるとしています。CRL及びCRLの協力機関が所蔵する1950~1990年代中頃までの冊子体やマイクロフィルム形態の政府文書がデジタル化され、ウェブで公開されるとのことです。また、近年のインターネット上にデジタル形態で刊行された文書も収集し、補完するようです。

なお、このプロジェクトはニューヨーク・カーネギー財団から248,500ドルの助成金を得ているとのことです。

PNC 2014 Annual Conference and Joint Meetingsが開催(台湾)

2014年10月21日から23日にかけて、台湾の故宮博物院において、情報技術を活用して環太平洋地域の高等教育機関の情報共有を促進することを目的としたコンソーシアム“Pacific Neighborhood Consortium(PNC)”の年次国際会議が開催されるようです。今回は、“Museum Computing:An Approach to Bridging Cultures, Communities and Science”をテーマに開催されるようです。

デジタルアーカイブ、デジタル人文学、Linked Open Data 、MOOCCs等をテーマとしたセッションがあるようです。

なお、この大会は、台湾の中央研究院が運営するPNCおよび米国カリフォルニア大学バークレイ校が運営するECAI (Electronic Cultural Atlas Initiative) という二つの学際プロジェクトが共催する年次国際会議で2013年度は日本の京都大学で開催され、14ヵ国から350名が参加したようです。

PNC 2014 Annual Conference and Joint Meetings
http://www.pnclink.org/pnc2014/english/index.html

Program

E1618 - 図書館におけるLinked Data:実現させよう!<報告>

 フランスのリヨンにおける世界図書館情報会議(WLIC):第80回国際図書館連盟(IFLA)年次大会に先立ち,2014年8月14日にパリのフランス国立図書館(BnF)において,IFLA情報技術分科会とセマンティックウェブ研究会(Semantic Web SIG)の共催でサテライト・ミーティング「図書館における  Linked Data」が開催された。国立図書館,公共図書館からの参加者のほか,大学等の研究機関やITベンダなどから合わせて188名を超える参加があり,国立国会図書館(NDL)からは関西館図書館協力課の大柴忠彦課長と筆者が参加した。...

『カレントアウェアネス-E』268号を発行

E1617 - 大学図書館版『ホライズン・レポート』,初の刊行

教育技術に関する国際的な専門家コミュニティであるニューメディア・コ ンソーシアムが,大学図書館における今後5年間の技術動向を解説する『ホライズン・レポート2014図書館版』を公開した。ホライズン・レポートは, 各分野の今後5年間の技術動向を解説する年刊のレポートで,これまで高等教育版(2002年~。2009年版からは放送大学による日本語訳が公開),K-12版(幼稚園から高校教育まで。2009年~),博物館版(2010年~)が発行されてきたが,今回初めて図書館版が作成され,2014年8月に開催された世界図書館情報会議(WLIC):第80回国際図書館連盟(IFLA)年次大会において発表された。

E1616 - 公共図書館カードの所有率と図書館満足度(米国)

 米国では,毎年9月を図書館利用カード作成推進月間(Library Card  Sign-Up Month)とし,子どもたちや保護者に図書館カードを所有することの重要性を伝えるキャンペーンが,米国図書館協会(ALA)と図書館により行われている。2014年9月24日,この図書館利用推進月間にあわせて,米国の調査会社であるHarris Interactive社が,米国内の18歳以上を対象として行った公共図書館に関するオンライン調査の結果を公表した。調査は2014年7月16日から21日にかけて実施され,回答数は2,306であった。...

E1615 - 100周年を迎えた国立台湾図書館

2014年8月,国立台湾図書館が開館100周年を迎えた。本稿では,同図書館の沿革や特色ある事業を紹介するとともに,100周年記念行事の様子にも触れたい。...

E1614 - 貴重書デジタル化プロジェクトの計画立案時に考慮すべき事項

 図書館の所蔵資料のデジタル化は,原資料をより良い状態で保存することに資するとともに,これまで資料へのアクセスが容易ではなかった人からの利用をも可能にする。とりわけ貴重書や手稿などの文化財については,研究利用の観点からのデジタル化への期待が高いものと考えられる。この貴重書等のデジタル化に関し,国際図書館連盟(IFLA)が,2014年9月22日,ガイドライン“Guidelines for Planning the Digitization of Rare Book and Manuscript Collections”を公開した。技術面に焦点を充てた既存のガイドラインを踏まえつつ,計画立案のプロセスに焦点をあて,注意を払うべき重要事項を示したものである。...

E1613 - Open Annotation,Web標準へ W3C Annotation WG始動

2014年8月20日,デジタルリソースに付与する注釈などの付加情報の標準化について議論するWeb Annotation Working Group(以下,WAWG)が,W3CのDigital Publishing Activityの下に立ちあげられた。...

科学技術振興機構、「All Analytics Championship~第2回 データサイエンス・アドベンチャー杯~」を開催

科学技術振興機構(JST)による「All Analytics Championship~第2回 データサイエンス・アドベンチャー杯~」が開催されます。実務で統計、データ、言語分析を扱う社会人をはじめ、統計学や情報学、言語処理一般に関心を持つ大学生および高校生らを対象に、分析アイデアやスキルの優劣を競うコンテストとのことです。

このコンテストでは、JSTが保有する科学技術論文書誌データを基軸とした各種データ、日刊工業新聞社が保有する新聞記事データ、日経BP社が保有する主要雑誌記事データ、e-Statなどのオープンデータが参加者に貸与されるとのことです。また、SAS Institute Japan株式会社の無料公開用の分析ツールが利用できるとのことです。これらのデータを活用して分析のアイデアを競いあう「一般部門」と、言語・辞書に焦点を当てたアイデアを競い合う「言語部門」の2つの部門が設けられ、参加者が募集されています。

2014年9月16日から応募者の受付が開始されており、12月12日が申込みの締切、2015年1月30日が応募作品の締切とのことです。予選審査の通過者は、2015年3月7日のプレゼンテーション審査で賞が決定されるとのことです。

【イベント】第19回情報知識学フォーラム「教育とデータ:創造される知識とその利活用」 (12/6・東京)

2014年12月6日、情報知識学会が、国立情報学研究所において、第18回情報知識学フォーラム「教育とデータ:創造される知識とその利活用」を開催します。このフォーラムでは、教育評価の現状やe-ポートフォリオ・MOOCを利用した新たな学習形態、これら新しい形式のデータと教育評価との関連について講演があるとのことです。また、今回は、新たな試みとして、ポスターセッションを設ける予定とのことです。

参加費は無料とのことですが、情報知識学会の非会員は資料代(3,000円。学生は1,500円)がかかるとのことです。

第19回情報知識学フォーラム「教育とデータ:創造される知識とその利活用」(情報知識学会のウェブサイト)
http://www.jsik.jp/?forum2014
※参加および発表申込みのフォームは2014年10月9日現在、作成中のようです。