アーカイブ - 2014年 10月 6日

CrossRefとPKP、“Open Journal Systems (OJS)”を利用する出版社等へのサービス向上のため協力

2014年10月2日、CrossRefとPublic Knowledge Project (PKP) が、オープンソースの電子出版システム“Open Journal Systems (OJS)”を利用する出版社等がCrossRefのサービスをより利用しやすくするために提携したと発表しました。OJSで提供される、CrossRefへの記事等のメタデータ登録に対するサポートを向上させ、記事発行時のCrossRefへのDOI自動登録等が可能になったとのことです。また、今後さらに機能が追加されるとのことです。

The Public Knowledge Project and CrossRef Collaborate to Improve Services for Publishers using Open Journal Systems (CrossRef, 2014/10/2)
http://www.crossref.org/01company/pr/news100214.html

CrossRef(PKP)
https://pkp.sfu.ca/crossref/

Public Knowledge Project collaborates with CrossRef (Research Information, 2014/10/5)

米国議会図書館(LC)のデジタル資料保存に関するインターンシッププログラム(NDSR)、第1回の研修生のその後は?

2014年10月2日の、米国議会図書館(LC)のブログ“Signal”で、LCが博物館・図書館サービス機構(IMLS)とともに行っている“National Digital Stewardship Residents”(NDSR)プログラムの第1回(2014年5月に終了)に参加した研修生のその後が紹介されています。

研修生10名は、全員が現在電子情報保存の関連分野の業務に従事しているとのことで、今回のブログでは、まず4名の研修生の現在の所属と研修生のコメントが紹介されていました。残りの研修生についても、今後紹介していくとのことです。

LCは、これらの事例を“success stories”と位置づけ、NDSRが、デジタル保存の分野において実務経験を得るための機会を提供する、価値あるプログラムであることが証明されたとみなしているようです。また、研修生の受け入れ機関や地域の多様性が、さまざまな分野の実務者や将来の雇用主等と研修生がネットワークを構築することに寄与しているとしているようです。

Residency Program Success Stories, Part One(THE SIGNAL, 2014/10/2)

OAPEN-UK、人文・社会科学研究者のモノグラフの利用について調査結果を発表

人文・社会科学系学術論文のオープンアクセス(OA)についてのエビデンス調査を進めている英国のOAPEN-UKが、人文・社会科学研究者にとってのモノグラフの役割について、読者・著者両方の観点から調査した結果を公表しています。英国高等教育助成会議(HEFCE)のopen access and monographs projectと共同して、出版に関する問題、読書の傾向、OAに対する考え等について調査したとのことです。

Researcher survey 2014: Survey of use of monographs by academics – as authors and readers (OAPEN-UK)
http://oapen-uk.jiscebooks.org/research-findings/researcher-survey-2014/

Researcher survey 2014 (OAPEN-UK)(PDF:20ページ)
http://oapen-uk.jiscebooks.org/files/2012/02/OAPEN-UK-researcher-survey-final.pdf

Open access and monographs (HEFCE)

リクルート、Udacityの7講座の日本語字幕版を新たに公開

2014年10月3日、株式会社リクルートホールディングスが、米国を拠点にテクノロジー分野でキャリアアップにつながる教育サービスをオンラインで提供しているUdacityとの協業提携に基づき、Udacityが提供しているMOOC講座の日本語字幕を新たに制作し、日本語による受講に対応したと発表しています。

この提携は2013年から行われてきたとのことで、このたび7講座の日本語版を公開し、日本語字幕付き講座は13コースになったとのことです。

また、リクルートが運営するオンライン教育情報サイト『Edmaps』内に『UDACITY on Edmaps』を特設し、『UDACITY』上の講座について、シラバスの日本語の紹介や講座の紹介動画の日本語字幕を作成しているとのことです。

UDACITYの講座は基本的に無料とのことですが、専属コーチによる学習サポートサービスなど、一部有料のサービスもあるとのことです。

利用には登録が必要になるようです。

リクルート、Udacityの7講座の日本語字幕版を新たに公開「コンピュータサイエンス入門」「データサイエンス入門」「モバイルWeb開発」等の日本語受講が可能に(リクルートホールディングス, 2014/10/3)

【イベント】海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業(JALプロジェクト)の公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」が開催(12/11・東京)

2014年12月11日、東京国立近代美術館にて、海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業(略称:JALプロジェクト)の公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」 が開催されます。

JALプロジェクトは、海外の日本美術資料専門家(司書)を日本に招へいし、東京・京都・奈良の関係諸機関において研修ならびに交流を行うもので、平成26年度の文化庁文化芸術振興費補助金によるものとのことです。最終日に行われる公開ワークショップでは、米国、フランス、英国から招へいされた7名が同プロジェクトの報告と、日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言を行い、ディスカッションを行うとのことです。

JAL プロジェクト 2014 「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」
公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」 「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」開催のご案内(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/art-library/JAL/JAL2014_WS_v01.pdf

2014.12.11 公開ワークショップのご案内(東京国立近代美術館)

OCLC、図書館における電子リソースの利用、ディスカバリ、アクセスの改善を提案するレポートを公開

2014年10月3日、OCLCが図書館における電子リソースの利用、ディスカバリ、アクセスの改善を提案するレポート“Success Strategies for Electronic Content Discovery and Access”を公開しました。図書館、コンテンツプロバイダ、OCLCから専門家を集めて構成されたE-Data Quality Working Groupのメンバーにより作成されたレポートとのことです。

このレポートでは、図書館における電子リソースの利用や発見、アクセスを妨げる課題として、データが不完全、あるいは不正確であること、書誌データと所蔵データが同期していないこと、図書館がさまざまな電子フォーマットを受け入れていることを指摘し、その解決に向けて提案を行っているとのことです。

New report offers recommendations to improve usage, discovery and access of e-content in libraries(OCLC, 2014/10/3)
http://www.oclc.org/en-US/news/releases/2014/201433dublin.html

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第343号を刊行 - 「図書館による教員や研究者の出版支援」がテーマ

2014年10月付で、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第343号を刊行しました。今号のテーマは「図書館による教員や研究者の出版の支援」です。

ARL参加館を対象に調査を行い、研究や執筆プロセスを支援する図書館サービス、どこで出版物を公開すべきかの判断を支援する図書館サービス、オープンアクセス出版の促進、リポジトリへの登録支援、教員や研究者の出版物についてのマーケティング、大学図書館が教員の出版において果たすべき役割等について、まとめられているとのことです。

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

SPEC Kit 343: Library Support for Faculty/Researcher Publishing (October 2014)
http://publications.arl.org/Library-Support-Faculty-Publishing-SPEC-Kit-343/

Library Support for Faculty/Researcher Publishing, SPEC Kit 343, Published by ARL(ARL, 2014/10/6)

RUSA、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドラインを公開

米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドライン“Financial Literacy Education in Libraries: Guidelines and Best Practices for Service”を公開しました。2014年9月29日にRUSAの委員会に承認されたものとのことです。このガイドラインは、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の“Sparks! Ignition Grants”の助成を受けて作成されたとのことです。

金融リテラシー教育のプログラムにおいては、
・さまざまな情報源から金融情報を同定し、アクセスし、比較すること
・金融情報とその情報源の信頼性や最新の情報かどうか、偏りがないかどうかを批判的に評価すること
・金融情報を賢く生産的に活用すること
・倫理的に金融情報を利用すること
について、どのように行うのかを示すべきであるとされているようです。

OCLCが「ウィキペディアと図書館:あなたの図書館の可視性を高める」と題するウェビナーを開催

OCLCが、2014年10月21日の午後1時から2時半(米国東部標準時)に、ウィキペディア上での図書館の可視性を高めるための方法を学ぶウェビナー(ウェブ上のセミナー)“Webinar: Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library's Visibility”を開催するとのことです。

OCLCのknowledge base APIとWikipediaのスクリプトの使用方法等が話題となるようです。

このウェビナーの録画は、10月後半に下記のページで公開を予定しているとのことです。

Webinar: Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library's
Visibility(OCLC)
http://www.oclc.org/research/events/2014/10-21.html

【イベント】国立国会図書館、国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」を開催(12/11・NDL東京本館)

2014年12月11日、国立国会図書館東京本館において、国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」を開催します。

ヴェロニク・ベランジェ氏(フランス国立図書館日本資料担当司書)による報告「フランスにおける日本文化受容の一側面―フランス国立図書館の電子展示会プロジェクト」のほか、三浦信孝氏(中央大学教授)のショートスピーチ「日本の近代化とフランスの影響」、クリストフ・マルケ氏(フランス国立東洋言語文化研究学院教授)、西堀昭氏(横浜国立大学名誉教授)らをパネリストとし、三浦信孝氏の進行によるパネルディスカッション「日仏交流の諸相―近代的制度、産業技術と芸術文化を中心に」を行います。定員は200名、参加費は無料です。申込締切は12月9日午後5時です。

国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」(国立国会図書館, 2014/10/3)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20141211lecture.html

【イベント】国立国会図書館、第25回保存フォーラム「続けられる資料保存-まねしてみたいマネジメントの工夫-」を開催(12/5・NDL東京本館)

2014年12月5日に、国立国会図書館東京本館において、第25回保存フォーラム「続けられる資料保存-まねしてみたいマネジメントの工夫-」を開催します。

資料を収集・提供する各機関において、継続的な業務として資料保存対策に取り組むためには、担当者だけでなく組織全体で資料保存に関する方針や問題意識を共有することが大切です。今回のフォーラムでは、組織的に業務を進めるための体制づくり、調査等により実態を把握した上で計画的に取り組むことなど、マネジメントの側面を取り上げます。

京都大学文学研究科図書館の古森千尋氏による講演「京都大学の図書館における資料保存(仮題)」に続いて、質疑応答・意見交換を行う予定です。定員は80名、参加費は無料です。申込締切は11月21日午後5時です。

第25回保存フォーラムの開催について(国立国会図書館, 2014/10/3)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/coop/forum25.html

【イベント】日本アーカイブズ学会2014年度第1回研究集会「市民活動とアーカイブズ」を開催(11/16・東京)

2014年11月16日、日本アーカイブズ学会が東京外国語大学にて2014年度第1回研究集会を開催します。

テーマは、「市民活動とアーカイブズ」とのことで、中村修氏(市民アーカイブ多摩、藤沢市文書館)による「市民アーカイブ多摩」について:その前史から現在まで」、平野泉氏(立教大学共生社会研究センター)による「市民活動記録のコンティニュアム:「賞味期限切れ」から「ヴィンテージ」へ」の2本の報告に、金慶南氏(法政大学大原社会問題研究所)がコメントを行うとのことです。

日本アーカイブズ学会 2014年度・第1回研究集会「市民活動とアーカイブズ」(日本アーカイブズ学会, 2014/10/4)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=186