2014年10月2日の、米国議会図書館(LC)のブログ“Signal”で、LCが博物館・図書館サービス機構(IMLS)とともに行っている“National Digital Stewardship Residents”(NDSR)プログラムの第1回(2014年5月に終了)に参加した研修生のその後が紹介されています。
人文・社会科学系学術論文のオープンアクセス(OA)についてのエビデンス調査を進めている英国のOAPEN-UKが、人文・社会科学研究者にとってのモノグラフの役割について、読者・著者両方の観点から調査した結果を公表しています。英国高等教育助成会議(HEFCE)のopen access and monographs projectと共同して、出版に関する問題、読書の傾向、OAに対する考え等について調査したとのことです。
2014年10月3日、OCLCが図書館における電子リソースの利用、ディスカバリ、アクセスの改善を提案するレポート“Success Strategies for Electronic Content Discovery and Access”を公開しました。図書館、コンテンツプロバイダ、OCLCから専門家を集めて構成されたE-Data Quality Working Groupのメンバーにより作成されたレポートとのことです。
米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドライン“Financial Literacy Education in Libraries: Guidelines and Best Practices for Service”を公開しました。2014年9月29日にRUSAの委員会に承認されたものとのことです。このガイドラインは、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の“Sparks! Ignition Grants”の助成を受けて作成されたとのことです。
OCLCが、2014年10月21日の午後1時から2時半(米国東部標準時)に、ウィキペディア上での図書館の可視性を高めるための方法を学ぶウェビナー(ウェブ上のセミナー)“Webinar: Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library's Visibility”を開催するとのことです。
OCLCのknowledge base APIとWikipediaのスクリプトの使用方法等が話題となるようです。