アーカイブ - 2014年 10月 28日

【イベント】第62回日本図書館情報学会研究大会(11/29-30・大阪)

2014年11月29日および30日に、梅花女子大学(大阪)にて第62回日本図書館情報学会研究大会が開催されます。プログラムが公開されています。

研究大会では、29日午後から30日午前にかけて計48本の研究発表が、30日午後には臨時総会等やシンポジウム「学びの空間デザインとファシリテーション〜図書館を活用した学習支援を考える〜」が行われます。研究大会には参加費が必要ですが、シンポジウムは無料とのことです。

第62回日本図書館情報学会研究大会
http://www.jslis.jp/conference/2014Autumn.html

第62回日本図書館情報学会研究大会・臨時総会のご案内(PDF:6ページ)
http://www.jslis.jp/conference/2014JSLIS_Autumn.pdf

※2014年10月29日、リンクの誤りを訂正しました。

Europeana、アグリゲータへのインタビューによる課題分析結果を公開

Europeana Cloudのプロジェクトでは、アグリゲータがEuropeanaによりデータを提供しやすくなるよう、インタビューを行い課題を分析したとのことです。2014年10月27日にインタビューの結果をまとめた資料を公開しています。

ブログで、以下の概要が紹介されています。

・メタデータのマッピングは、多くのステップ、サービス、内部の議論など、時間のかかるプロセスである。
・メタデータ収集とマッピングのためのツールは、信頼性が低く、データの入手可能性に不安がある。
・メタデータ収集とマッピングのためのツールは、使い勝手が悪く、専門的な知識なしには使えないこともある。
・アグリゲータにはより迅速にデータを作成する(収集し、マッピングし、充実させる)能力が必要である。
・アグリゲータが識別子や典拠を管理するためのよりよい仕組みが必要である。
・多くは充実させることができるように見えるが、そのためのツールがない。
・(データの所有とは異なり)コンテンツの所有はあらゆるアグリゲータにとっての緊急の問題ではないが、戦略的に重要なものとなる。
・メタデータをCC0に制限するという課題は共通であるが、殆どにとって、緊急の課題としては位置づけられていない。

岩手県立図書館が郷土雑誌の震災関連記事索引を公開

2014年10月28日、岩手県立図書館が震災関連の雑誌記事索引を公開しました。

岩手県立図書館が郷土資料として所蔵する雑誌のうち、平成23年3月から平成25年3月に発行された巻号を対象に、東日本大震災に関連する記事を中心にして採録を行なったものだそうです。

雑誌記事索引を掲載しました(岩手県立図書館東日本大震災情報ポータル、2014/10/28)
https://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/index.html

雑誌別記事索引
https://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/magindex/index.html

米カリフォルニア大学出版局、OAメガジャーナルの創刊とデジタルモノグラフプログラムの開始を発表

2014年10月23日、米カリフォルニア大学出版局は2015年中に新たに生命科学、環境学、社会科学・行動科学分野を主な対象とするオープンアクセス(OA)メガジャーナルを創刊することを発表しました。同じく2015年中には、デジタルフォーマットの特性を活かしたデジタルモノグラフプログラムも開始するとしています。

University of California Press Announces Plans to Roll Out Two Open Access Products(University of California Press Blog、2014/10/23付け)
http://www.ucpress.edu/blog/16959/university-of-california-press-announces-plans-to-roll-out-two-open-access-products/

参考:
JSTORとカリフォルニア大学出版局、新たな電子学術情報提供プラットフォーム構築で提携
Posted 2009年8月14日
http://current.ndl.go.jp/node/14006

米カリフォルニア大学、大学出版局の共同オンラインプラットフォーム“University Press Scholarship Online”に参加へ

Wiley社、従来のペイ・パー・ビュー方式に代わり全誌でReadCube Checkoutを導入 複数の課金モデルから利用者が選択可能に

2014年10月23日、Wiley社の提供する全雑誌で従来のペイ・パー・ビュー方式に代わり、ReadCubeが提供するサービスReadCube Checkoutが導入されると発表されました。

ReadCube Checkoutは複数の課金モデルの中から利用者が自身の目的にあったものを選択できる、論文単位での有料アクセス提供サービスです。Wiley社の雑誌においては、利用者は”Rent”モデル(費用6ドルで48時間アクセス可能、印刷・保存不可)、”Cloud”モデル(費用15ドルで恒久アクセス可能、ただしクラウドサーバ上の論文にアクセスできるだけで印刷・保存は不可)、”PDF”モデル(費用35ドル、従来通りにPDFファイルを印刷・保存可能)の中から好きなものを選択できます。なお、”Rent”モデルと”Cloud”モデルにおいては、論文を読むには文献管理ツールReadCubeのWeb版やアプリケーションを利用する必要があるとのことです。

Wiley Unveils ReadCube Checkout For Journals.(ReadCube Press、2014/10/23付け)
https://www.readcube.com/press/wileycheckout

オックスフォード大学出版局、エボラ出血熱に関する論文の無料アクセス可能期間を2016年1月まで延長 

オックスフォード大学出版局ではエボラ出血熱に関する論文50本やオンライン情報源について、期間限定で無料でアクセスできるようにしていましたが、エボラ出血熱の流行が拡大していることを受け、2014年11月25日までとしていた無料アクセス可能期間を延長すると発表しました。

新たな無料アクセス可能期間の期限は2016年1月4日までを予定しています。また、当初公開していた論文以外にも、関連する論文が公開され次第、随時無料アクセス対象に加えていくとのことです。

Free access to OUP resources for Ebola World Health Emergency(Oxford University Press)
http://www.oxfordjournals.org/en/our-journals/medicine-and-health/ebola.html

Free global access to Ebola resources from Oxford University Press extended and updated(STM Publishing、2014/10/27付け)

工学院大学附属高等学校が「gacco」を導入した反転授業を実施 日本の高等学校では初

2014年10月27日、工学院大学は附属高等学校において、「東京五輪アーカイブ1964-2020」プロジェクト参加学生を対象に、大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco」を教材とした反転授業を実施する、と発表しました。

教材に採用されたのはgaccoの講座の一つである「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~」です。生徒は図書館でいつでもgaccoを受講することができます。2014年11月に実施する反転授業は、同講座を受け持つ首都大学東京の渡邉英徳准教授自身が担当するとのことです。プレスリリースによれば、日本の高等学校でgaccoを利用した反転授業を実施するのは初の試みであるとされています。

日本版MOOC『gacco』を工学院大附属高が導入開始(2014年度|プレスリリース|工学院大学、2014/10/27付け)
http://www.kogakuin.ac.jp/press_release/2014/cbr7au000003mex7-att/20141023_gacco.pdf

参考:
E1596 - MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供 カレントアウェアネス-E No.265 2014.08.28
http://current.ndl.go.jp/e1596

DOAJ収録誌のAPC調査 2014年5月版が公開される

2014年10月17日付けで、オタワ大学のモリソン(Heather Morrison)氏らの研究チームが2014年5月に実施した、DOAJ(Directory of Open Access Journals)収録雑誌の論文処理費用(APC)状況の調査結果が公開されていました。

調査の結果、DOAJ収録誌中、APCを著者に課していたのは26%にとどまっていたこと、APCの平均は964ドルであったこと、APCを課していた雑誌のうち80%が途上国の研究者に対するディスカウントやメンバーシップ制等、複数の価格体系を持っていたこと等がわかったとされています。

OA APCs article 2014 October 17(Sustaining the Knowledge Commons、2014/10/17付け)
http://sustainingknowledgecommons.org/?attachment_id=257

Open access article processing charges: DOAJ survey May 2014(Sustaining the Knowledge Commons、2014/10/20付け)

NISO、Open Discovery Initiativeを常設委員会化

2014年10月27日、米国情報標準化機構(NISO)はOpen Discovery Initiative(ODI)をワーキンググループから常設委員会(standing committee)とすることを発表しました。

ODIは2011年に設置された、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的としたワーキンググループで、2014年6月にはディスカバリーサービスの透明性向上を目的とした推奨指針“Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery”を公表していました。この指針の中ではNISOに対し、推奨事項への対応に関する研修等を行う常設の委員会あるいはワーキンググループの設置を推奨しており、今回の常設委員会設置はこの推奨指針に従ったものです。

NISO Launches Open Discovery Initiative (ODI) Standing Committee(2014/10/27付け、NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e5f64a19050de5e913330dbdcaa743e8042dde0e

参考:

【イベント】筑波大学学園祭で本と図書館への愛を共有する”Bibliothek Kompanie”開催(11/3・つくば)

筑波大学図書館情報メディア研究科 宇陀松村研究室と筑波大学附属図書館が、2014年11月3日に同大学学園祭の企画として、大学図書館で本・図書館への愛を共有するイベント”Bibliothek Kompanie”を開催すると発表しています。

同企画では筑波大学附属図書館を会場とし、図書館ツアーや好きな本を紹介し合う「語らいの場」など、参加者同士が本や図書館への愛を共有できるような「きっかけの場」を用意するとのことです。参加には事前申し込みが必要で、筑波大学関係者以外でも参加可能とされています。

Bibliothek Kompanie
http://gemini.slis.tsukuba.ac.jp/lib/

参考:
東京大学図書館情報学研究室、学園祭で“Libook cafe”を開店
Posted 2008年4月21日
http://current.ndl.go.jp/node/7707

鳥取県立図書館「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」を作成・公開

2014年10月28日、鳥取県立図書館が作成した「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」が、同図書館のホームページでも公開されました。

図書館の様々なサービスや機能、コーナーなどを手話と字幕付きの映像で紹介しているようです。

【ニュース】「ホンとに役立つ鳥取県立図書館活用術~手話・字幕付図書館紹介DVD」を作成しました!(H26.10.28)(鳥取県立図書館、2014年10月28日)
http://www.library.pref.tottori.jp/hp/menu000002900/hpg000002888.htm

神戸大学附属図書館が資料展「つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~」を開催

2014年10月17日から11月16日まで、神戸大学社会科学系図書館において、資料展「つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~」が開催されています。

発生から20年を迎え、震災を経験していない世代が多くなった今、改めて当時の被害や様子を広く「つたえる」と共に、未来へと、人々へと「つながる」ために今も懸命に行われている様々な取り組みについても紹介されているとのことです。

2014年12月24日から2015年1月29日にかけて第2期の展示もあるようです。

神戸大学附属図書館平成26年度 資料展 つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~ (神戸大学附属図書館)
http://lib.kobe-u.ac.jp/www/html/tenjikai/2014tenjikai/2014tenji.html

FamilySearch、4億6200万以上の記録と画像を追加したことを発表

2014年10月24日、系図記録を収集、保存する非営利団体FamilySearchが、オーストラリアと米国の4億6200万以上の記録と画像をコレクションに追加したことを発表しました。

FamilySearch Adds More Than 462,000 Thousand Indexed Records and Images to Australia and the United States(FamilySearch,2014/10/24)
https://familysearch.org/node/2584

FamilySearch Adds More Than 462,000 Thousand Indexed Records and Images to Australia and the United States (FamilySearch Blog,2014/10/27)
https://familysearch.org/blog/en/familysearch-adds-462000-thousand-indexed-records-images-australia-united-states/

参考:
FamilySearch、170万以上の系図記録と画像を追加したことを発表
Posted 2014年7月29日

研究データ同盟(RDA)第4回大会の報告が掲載、「研究データのための図書館」がInterest Groupに

2014年9月22日から24日にオランダのアムステルダムで開催された研究データ同盟(RDA)第4回大会の報告や資料が公開されています。COARのサイトでは、「研究データのための図書館(Library for Research Data)」が、Birds of a Feather(BoF)からInterest Group(IG)へと段階が進んだこと等が報告されています。

RDA Fourth Plenary Meeting(RDA)
https://rd-alliance.org/plenary-meetings/rda-fourth-plenary-meeting.html
※Plenary sessionについては、発表資料や動画も公開されています。

Summary of RDA meeting – Interest Groups “Long Tail of Research Data” & “Libraries for Research Data”(COAR, 2014/10/27)

LODチャレンジ2014キックオフイベント「オープンデータ・サミット」の発表資料等が掲載

Linked Open Data チャレンジ Japan 2014のページに、2014年9月27日に慶應義塾大学にて開催された、LODチャレンジ2014キックオフイベント「オープンデータ・サミット」の報告と発表資料が公開されています。

【参加レポート】オープンデータ・サミット(LOD Challenge 2014, 2014/10/24)
http://lod.sfc.keio.ac.jp/blog/?p=2395

オープンデータ・サミット (LODチャレンジ2014キックオフ) #lod2014 まとめ
http://togetter.com/li/724133

多様な活動、つながる場に 「オープンデータ・サミット」開催(オープンデータ情報ポータル, 2014/9/27)
http://opendata.nikkei.co.jp/article/201409274174980820/

多様な取り組みと参加を認めながら進むオープンデータの活用--「オープンデータ・サミット」レポート(ZDNet Japan, 2014/10/6)
http://japan.zdnet.com/cio/analysis/35054510/

参考:
「Linked Open Data チャレンジ Japan 2014」10月1日から応募開始