アーカイブ - 2014年 10月 10日

世界の情報リテラシーに関する情報源をまとめたレポートの第2版が公表

ユネスコ(UNESCO)による、世界の情報リテラシーに関する情報源をまとめたレポート“Overview of information literacy resources worldwid”の第2版が公表されています。2013年の初版では42種類の言語、第2版では、その2倍以上の数の言語毎に、情報リテラシーに関する図書や雑誌、ウェブサイト等の情報源がまとめられています。

Overview of information literacy resources worldwid
http://albertkb.nl/mediapool/60/608240/data/UNESCO_Composite_Document_-_FINAL_-_2.compressed.pdf
※第2版

via:
New Online: Second Edition of “Overview of Information Literacy Resources Worldwide” (Free Publication)(infoDOCKET, 2014/10/8)

Bowker社、米国の自費出版の動向を発表:増加傾向は緩やかに

ProQuest社と提携するBowker社のISBNデータの分析によると、米国では2013年に自費出版されたタイトルは458,564件で、2012年からは17%増加、2008年からは437%増加しているとのことです。紙媒体のタイトルは2012年から29%も増加したとのことです。自費出版は引き続き増加していますが、その増加のペースはここ数年の急激な増加と比べると緩やかになっているとのことです。

Self-Publishing Continues to Grow in U.S., Says Bowker(ProQuest)
http://www.proquest.com/about/news/2014/Self-Publishing-Continues-to-Grow-in-US-Says-Bowker.html

Self-Publishing Movement Continues Strong Growth in U.S., Says Bowker
http://www.bowker.co.uk/en-UK/aboutus/press_room/2014/pr_10082014.shtml

Self-Publishing in the United States 2008-2013: Print vs. Ebook(PDF;
8ページ)(Bowker)

【イベント】日本ペンクラブ、フォーラム「ポスト3.11 子どもたちの未来、子どもの本の未来」を開催(11/15・京都)

2014年11月15日、日本ペンクラブが主催し、出版文化産業振興財団等が後援するフォーラム「ポスト3.11 子どもたちの未来、子どもの本の未来」が開催されます。

野上暁氏(作家、日本ペンクラブ常務理事)による基調講演「3.11 後の子どもの本」、子どもの本の作り手である7名の作家によるシンポジウム「3.11 後の子どもたちの未来、子どもの本の未来」の二部構成で行われるとのことです。

参加費は500円で、事前の申し込みが必要とのことです。

フォーラム「ポスト3.11 子どもたちの未来、子どもの本の未来」(11月15日開催)(日本ペンクラブ, 2014/10/8)
http://www.japanpen.or.jp/news/311_1.html

※案内チラシ
http://www.japanpen.or.jp/ポスト3.11(Web用).pdf

岡山県立図書館、“読書経験を共有する”岡山ブックス「本と出会う・人と出会う ~ あなたに届けたい一冊」を実施、おすすめ本を募集

岡山県立図書館が、岡山に暮らす人々の“読書経験を共有する”『岡山ブックス』「本と出会う・人と出会う ~ あなたに届けたい一冊」の実施について発表しています。

岡山県内に在住、在学、在勤の人から、2014年10月1日から12月14日までの期間で、子育て中の方や中・高校生におすすめしたい本、岡山をもっと知りたい方へおすすめの知られざる岡山本などを募集し、集まった情報を2015年1月20日から随時、図書館内やインターネット上で紹介する予定とのことです。

2013年度は、「2013年に出会えてよかった本」・「フリー(紹介者が自由に設定)」の2つのテーマでおすすめ本を募集しており、応募総数全295冊のリストも掲載されています。

岡山ブックス「本と出会う・人と出会う ~ あなたに届けたい一冊」(岡山県立図書館, 2014/10/1)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h26/news1001.htm

岡山ブックス「本と出会う・人と出会う ~ あなたに届けたい一冊」
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h26/pdf/news1001.pdf
※2014年の案内チラシ

岡山ブックス(岡山県立図書館, 2013/12/9)

オランダ王立図書館の文化遺産のデジタルコレクションがOCLCのWorldCatに追加

2014年10月9日、オランダ国立図書館がオランダ語圏の重要な文化遺産のデジタルコレクションをWorldCatに追加する契約をOCLCと締結したと発表しました。

これにより、オランダ国内の図書館から集約した、オランダ語圏(オランダ本国、オランダ領東インド、スリナム、オランダ領アンティル、米国)で出版された、1781年から1800年の図書11,000冊、1840年から1940年の雑誌80タイトル、1814年から1995年の議会文書、デジタル化された新聞600万ページについて、WorldCatから検索できるようになったとのことです。

WorldCatから、オランダ王立図書館の、デジタル化された歴史的資料のポータルサイト “Delpher”を通じてフルテキストも利用できるとのことです。

Four centuries of Dutch cultural heritage added to WorldCat(OCLC,2014/10/9)
http://oclc.org/en-US/news/releases/2014/201405emea1.html

Delpher(Koninklijke Bibliotheek)
http://www.delpher.nl/

参考:
オランダ王立図書館、2013年版年報を公表
Posted 2014年7月4日

COAR等、オープンアクセスリポジトリの相互運用性を改善するためのワーキンググループを立ち上げ

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)や、研究者の業務負担の軽減と研究機関等のビジネス・インテリジェンス能力向上への貢献を目的とした国際的なコンソーシアムであるConsortia Advancing Standards in Research Administration Information(CASRAI)が、地域のリポジトリネットワーク等がオープンアクセスリポジトリの相互運用性を改善するための国際的なワーキンググループを立ち上げたそうです。

ますます分散的・学際的となっている科学分野においては、世界中のどこからでも調査情報にアクセス可能である必要性があるにも関わらず、近年多数公開されているオープンアクセスリポジトリのネットワークが異なる要件で開発されたり、多様なメタデータ標準が採用されていたりする状況にかんがみ、このワーキンググループではオープンアクセスリポジトリのネットワークおよび他のプラットフォーム間の相互運用性を確保するための戦略を策定するとのことです。

COAR, CASRAI and regional repository networks launch international group to improve interoperability(COAR,2014/10/8)

欧州委員会、デジタル化された文化資料の再利用に関する国際会議に合わせて、2つのレポートを発表

欧州委員会(European Commission:EC)が、2014年10月2日にローマで開催された、教育・観光・娯楽における、デジタル化された文化資料の再利用に関する国際会議に合わせて、2つのレポートを発表しました。

一つ目のレポートである“Digitisation, online accessibility and digital preservation”は、文化資料のデジタル化、オンラインでの利用及びデジタル保存について、2011年10月27日にECが出した勧告の実施に関する、EU加盟各国の進歩状況をレビューし、評価したものとのことです。2013年末から2014年の最初に各国から提出されたレポートを基に作成されているとのことです。

Googleに「検索結果の削除」命令

Googleで自分の名前を検索すると、犯罪に関わっているかのような検索結果が出てくるのはプライバシー侵害にあたるとして、日本人男性がGoogleの米国本社に検索結果の削除を求めて仮処分を申請し、2014年10月9日、東京地方裁判所が、検索結果の一部を削除するよう命じる決定をしたと報道各社が報じています。

グーグルに「検索結果の削除」命令 国内初か、東京地裁(朝日新聞デジタル, 2014/10/10)
http://www.asahi.com/articles/ASGB96DSDGB9UHBI021.html

米グーグルに検索結果の削除を命令 「人格権を侵害」東京地裁が初判断(産経ニュース, 2014/10/10)
http://www.sankei.com/affairs/news/141010/afr1410100008-n1.html

グーグル:検索結果の一部削除を命令 東京地裁仮処分(毎日新聞, 2014/10/10)
http://mainichi.jp/select/news/20141010k0000e040159000c.html

参考:
E1585 - 「忘れられる権利」をめぐるEUの裁定とGoogleの対応
カレントアウェアネス-E No.263 2014.07.24

IFLA、ディスレクシアの人への図書館サービスに関する新しいガイドライン(ドラフト版)を公開

2014年10月6日、国際図書館連盟(IFLA)の「特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(Library Services to People with Special Needs:LSN)」と「印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会 (Libraries Serving Persons with Print Disabilities Section : LPD)」が策定したディスレクシアの人への図書館サービスに関する新しいガイドラインのドラフト版が公開されました。

2001年に“Professional Report”の70号としてIFLAが出版したガイドラインの改定・増補版とのことです。

近年、多くの国で、著作権の例外規定が視覚障害者からディスレクシアの人へも拡大されていること等をうけての改定・増補で、当ガイドラインは、ディスレクシアとディスレクシアを持つ人が直面する障害に関する情報を、適切な図書館サービスのアイデアとともに提供することを目的としており、主に公共図書館でのサービスに焦点をあてているとのことです。

最終版は2014年10月に確定する予定とのことです。

人と防災未来センター、企画展「震災復興PRキャラバン 新潟県中越大震災 復興の奇跡展~わたしたちが伝えたいこと、残したいこと~」を開催

2014年9月30日から10月13日まで、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターにて、中越メモリアル回廊推進協議会が主催する企画展「震災復興PRキャラバン 新潟県中越大震災 復興の奇跡展~わたしたちが伝えたいこと、残したいこと~」が開催されています。

新潟県中越大震災の概要、避難生活の様子、東日本大震災と中越等を扱ったパネル展示と復興アーカイブ映像の上演が行われているとのことです。

震災復興PRキャラバン「新潟県中越大震災 復興の軌跡展~わたしたちが伝えたいこと、残したいこと~」の開催について(阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター, 2014/9/26)
http://www.dri.ne.jp/wordpress/index.php/140926