アーカイブ - 2014年 1月 29日

兵庫県立図書館、小学生を対象に防災意識を高める講座を企画

神戸新聞によると、兵庫県立図書館は、阪神・淡路大震災を体験していない小学生に経験と教訓を伝えようと、防災意識を高める講座を企画しているとのことです。情報の宝庫である図書館が地域の核施設となり、情報発信、普及するという新しい活用法を模索したいということで、まずは防災をテーマにした取り組みを進めるとのことです。

初回の講座は2014年1月30日に開催され、明石小学校の4、5年生計151人が参加する予定とのことです。学芸員が阪神・淡路大震災の資料や本を紹介した後、御蔵通5・6丁目まちづくり協議会(神戸市長田区)の田中保三元会長が当時の体験を語るとのことです。新聞紙を使って簡易トイレを作ったり、防寒対策として体に巻いたりする減災ワークショップも行うとのことです。

兵庫県立図書館、小学生向け震災講座 30日(神戸新聞, 2014/1/25付け記事)
http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201401/0006659889.shtml

データカタログサイト試行版で、ユーザビリティに関するアンケートを実施

2014年1月20日から2月28日までの間、「データカタログサイト試行版」でユーザビリティ(使いやすさ)に関するアンケートを実施しています。

また、2014年1月20日に同サイトで、開発者向けコーナーを開設し、同日から2月28日まで、同コーナーの改善に向けた意見や要望についても受け付けています。

ユーザビリティ(使いやすさ)に関するアンケート
https://www.data.go.jp/questionnaire/

開発者向けコーナーの改善に向けたご意見・ご要望の受付
https://www.data.go.jp/requests-and-feedback-for-developer/

開発者向けコーナー
http://www.data.go.jp/communication/for-developer/

参考:
各府省のオープンデータの利活用サイト「データカタログサイト試行版」が公開
Posted 2013年12月20日
http://current.ndl.go.jp/node/25133

政府のIT戦略本部、「電子行政オープンデータ戦略」を公表
Posted 2012年7月9日
http://current.ndl.go.jp/node/21319

日本のオープンデータ憲章アクションプラン(案)が公開

OCLC、WorldCat等へのデータ提供機関として新たに17機関と契約

2014年1月26日、OCLCは、データ提供機関として、新たに17機関と契約したとのことです。これにより、WorldCatおよびWorldCat knowledge baseを通じた各図書館のデジタルリソースの管理コストが軽減し、アクセスの利便性の向上が見込まれるとのことです。

追加されるのは以下の17機関とのことです。なお、各機関から提供されるデータが利用できるようになるのは、数ヶ月後とのことです。

・American Mathematical Society
・American Society for Microbiology
・CRC Press
・CSIRO Publishing
・Digitalia
・The Institute for Operations Research and the Management Sciences (INFORMS)
・JSTOR
・Knowledge Unlatched
・Liverpool University Press
・The Metropolitan Opera
・Mintel Group Ltd
・Morgan & Claypool Publishers LLC
・Naxos of America, Inc.
・NBC Learn
・Publishers Row

英国公文書館、小説家を講師に“家族の歴史をもとにフィクションを書く方法”についてのワークショップを開催

英国公文書館が、2014年1月29日に、家族の歴史をヒントにフィクションを書く方法について学ぶことのできるワークショップ“Writing fiction based on your family history”を開催するようです。

案内によると、家族史はフィクションのインスピレーションの源となるものの、実際に執筆する際には普通とは異なる課題があるとして、執筆プロセスごとのガイダンスを提供するとのことです。2部構成となっており、それぞれ第1部では、家族史からフィクションを書く際の諸課題について考えるもの、第1部は、指定教材を用いてその諸課題を小説家がどのように解決しているのかを学ぶもの、とのことです。

なお、講師は小説家でもあるCelia Brayfield氏です。

バチカン図書館で近世豊後のキリシタン関係史料1万点が発見

バチカン図書館(Biblioteca Apostolica Vaticana:BAV)で近世豊後のキリシタン関係史料約1万点が見つかったことが、各紙で報じられています。記事によると、この史料は1932年から1950年に大分県に在任していた宣教師マリオ・マレガ神父が、江戸時代のキリシタンの歴史に関心を寄せ収集し、ローマに持ち帰ったものとのことです。日本の研究機関とバチカン図書館が連携し、2014年度から6年計画で調査、史料整理を行い、デジタル化公開も進めるとのことです。

バチカンで近世豊後のキリシタン文書発見(大分合同新聞社, 2014/1/25付け記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2014_139061010816.html

江戸期のキリシタン迫害資料を目録化 バチカン図書館と日本協力(MSN産経ニュース, 2014/1/29付け記事)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140129/art14012911390004-n1.htm

江戸期の禁教の史料1万点発見 バチカン、公開へ(琉球新報, 2014/1/28付け記事)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-218521-storytopic-1.html

Europeana、欧州委員会の著作権制度改革に関して意見を表明

2014年1月28日、Europeanaが欧州委員会の著作権制度改革に関する意見招請に対して、意見を表明しました。

この意見表明にあたって、Europeanaでは、著作権制度改革ワーキンググループを組織し、検討を行い、Europeanaのネットワークの全ての参加館に意見を回覧し、支持もしくは異議の提示を求めたとのことです。

欧州委員会の提示した80の論点のうち、Europeanaとそのネットワークに直接関わる28の論点について議論し、意見がまとめられたとのことです。Europeanaが、欧州全土で文化遺産機関が同一の著作権の規則に基づいて対応できる統一された法的環境を重視するという主張などが含まれているようです。

Copyright Public Consultation: Europeana responds, have you?(Europeana, 2014/1/28付け)
http://pro.europeana.eu/c/blogs/find_entry?entryId=2028756

Europeana Foundation
http://pro.europeana.eu/documents/900548/f633a395-4d4e-4951-a0f1-cdddbee32598

ALA、現代中国の調査ガイド“The ALA Guide to Researching Modern China”を刊行

米国図書館協会(ALA)は、現代中国の調査ガイド“The ALA Guide to Researching Modern China”を2014年春に刊行する予定と発表しました。同書は、歴史的な観点からだけでなく、現代の中国までカバーするもので、下記のような内容を含むと紹介されています。

・古代から現代までの中国史および文化の基本的な事実と数字の概略
・文学、政府、統計、芸術、映画、歴史、哲学、宗教、経済、法、政治などに関する英語と中国語の主要なリソースの詳細
・学術論文や学位論文、政府文書やアーカイブなどの一次資料の探し方
・中国語の紙資料や電子資料の入手ガイド

The ALA Guide to Researching Modern China
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=10740

2013年の世界のスマートフォン出荷台数が初めて10億台突破:IDC調査

IDC(International Data Corporation)の2014年1月27日付けの発表によると、2013年の世界のスマートフォンの出荷台数について、2012年(7億2,530万台)から38.4%の増加し、10億420万台となったとのことです。1年の出荷台数が10億台を突破したのは初とのことです。また、2013年のスマートフォン出荷台数の全携帯電話出荷台数に占める割合は、55.1%になったとのことです(2012年は41.7%)。

Worldwide Smartphone Shipments Top One Billion Units for the First Time, According to IDC (2014/1/27付け)
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS24645514

Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker
http://www.idc.com/tracker/showproductinfo.jsp?prod_id=37

報道;
2013年の世界スマホ出荷台数は前年比38.4%増、初の10億台突破=IDC
(ロイター、2014/1/28)

国際図書館連盟、2014年の“オープンアクセス賞”募集開始

国際図書館連盟(IFLA)とBrill社により2013年に創設された、人文学及び社会科学分野の学術論文のオープンアクセスを促進するイニシアチブを表彰するオープンアクセス賞(IFLA/Brill Open Access award)について、2014年の募集が始まっています。

なお、2013年の同賞は、英国のOpen Book Publishersに贈られています。

Call for submissions for the Brill/IFLA Open Access award(IFLA, 2014/1/27付け)
http://www.ifla.org/node/8355

参考:
国際図書館連盟、“オープンアクセス賞”を創設 Posted 2013年1月16日
http://current.ndl.go.jp/node/22710

RUSAが選んだ2014年の優れたレファレンスソースほか

2014年1月26日、米国図書館協会(ALA)傘下のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、優れたレファレンスリソース9点を表彰する“2014 Outstanding Reference Sources List”のほか、読書リスト、オーディオブックのナレーションなどを表彰する各賞を発表しています。

RUSA announces 2014 Outstanding Reference Sources List
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/01/rusa-announces-2014-outstanding-reference-sources-list

RUSA's 2014 Reading List winners revealed: Librarians' top picks in genre fiction
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/01/rusas-2014-reading-list-winners-revealed-librarians-top-picks-genre-fiction

ワシントン大学図書館(セントルイス)、世界大恐慌のオーラルヒストリー・アーカイブをウェブで公開

ミズーリ州セントルイスのワシントン大学図書館が、世界大恐慌時の体験に関するインタビューの動画を、ウェブに公開しています。今回公開された動画は、ワシントン大学出身であるHenry Hamptonが1961年に設立した映画会社Blackside社の撮影したインタビューシリーズ“The Great Depression”のもので、合計148人、約110時間分のインタビュー記録であるとのことです。

報道写真家ドロシア・ラング(Dorothea Lange)が1936年にカリフォルニアで撮影した1人の母の、その2人の娘(Katherine McIntoshとNorma Rydlewski)へのインタビューなどが含まれているとのことです。

Library Unveils 100+ Hours of Digitized Conversation About the Great Depression(Washington University Libraries, 2014/1/14付け)
http://wulibraries.typepad.com/whatsnew/2014/01/library-unveils-100-hours-of-digitized-conversation-about-the-great-depression.html
※7分の動画あり

【イベント】歴史資料ネットワーク、ワークショップ「被災資料保全を体験しよう!」を開催(2/16・大阪)

2014年2月16日、大阪府大阪市のエル・おおさかで、歴史資料ネットワーク主催のワークショップ「被災資料保全を体験しよう!」が開催されます。

水害や津波で被災した歴史資料の保全活動には、必ずしも被災現場でのレスキュー作業だけではなく、泥水にまみれた資料のクリーニングや乾燥、そしてもとの状態に戻すための製本作業も含まれているとのことです。このワークショップでは、被災資料保全活動のうち、<洗浄><乾燥><製本>という一連の流れを学ぶ機会となることを目指しているとのことです。

参加は無料ですが、事前に申し込みが必要(定員20名)です。

ワークショップ「被災資料保全を体験しよう!」のお知らせ
http://siryo-net.jp/event/20140216-workshop/

NPO法人20世紀アーカイブ仙台が東日本大震災の記録集を全国の都道府県立図書館などへ寄贈

2014年1月24日付の河北新報社の記事によると、NPO法人20世紀アーカイブ仙台が、同法人が2012年3月に出版した東日本大震災の記録写真集「3・11 キヲクのキロク」を全国の公立図書館に寄贈したとのことです。

「3・11 キヲクのキロク」は、A4判190ページの写真集で、価格は2,000円とのことです。Twitterなどを通じて、市民から提供された震災時の写真約1万8,000枚の中から約1,500枚を収録したものとこのとです。

20世紀アーカイブ仙台が、都道府県立の図書館や東京23区立の図書館など計108か所に2冊ずつ発送するのに必要な経費138万円の寄付をインターネットで募ったところ、2013年10月11日から12月9日までの募集期間中に147万円が集まったとのことです。

3・11の記憶、全国の図書館へ 仙台のNPOが写真集寄贈(河北新報社, 2014/1/24付けの記事)
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140124t15038.htm

全国47都道県立図書館に市民が撮った3.11記録集を届けます(Ready for?)
https://readyfor.jp/projects/311archive

「3.11」市民が撮った震災記録(NPO法人20世紀アーカイブ仙台)

物質・材料研究機構(NIMS)とスイス連邦材料試験研究所(Empa)、オープンアクセス材料科学ジャーナル“Science and Technology of Advanced Materials”の国際共同刊行に合意

独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)と、スイス連邦材料試験研究所(Empa)が、オープンアクセス材料科学ジャーナル“Science and Technology of Advanced Materials”(STAM;ISSN 1468-6996)について、2014年から今後5年間の国際共同刊行に合意したとのことです。

STAM誌は、NIMSが責任編集を行い、英国物理学会出版局(Institute of Physics Publishing, IOP)と共同で刊行しているもので、2008年からオープンアクセス誌となっています。

プレスリリースによると、このNIMS-Empa合意について、“STAM誌発展のための情報資源、機会を増大させ、欧米におけるSTAM誌の認知度を上げ、より広い範囲の論文投稿者、併せて論文の査読者、そして読者の開拓に役立つもの”としています。

日本—スイス国際共同刊行に合意! オープンアクセス材料科学ジャーナル Science and Technology of Advanced Materials(独立行政法人物質・材料研究機構, 2014/1/28付け)
www.nims.go.jp/news/press/2014/01/p201401280.html

メンテナンス作業のお知らせ(2014年2月12日19時30分~21時頃)

2014年2月12日(水)19時30分~21時頃に、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。メンテナンス作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。