アーカイブ - 2014年 1月 24日

高麗大学校が大阪府立中之島図書館と協定を結び、同館が所蔵する韓国古典籍資料のデジタル化へ

2014年1月23日、韓国の高麗大学校の海外韓国学資料センターが大阪府立中之島図書館と研究協定を結んだことを発表しました。同館が所蔵している韓国の古典籍を調査し、デジタル化を行う予定とのことです。

大阪府立中之島図書館のウェブサイトによると、同館が所蔵する韓国の古典籍(韓本)は、佐藤六石氏旧蔵の朝鮮本を住友家が資金を提供するかたちで購入したもので、李氏朝鮮時代の版本、活字本、写本で日本人の蒐集したものとしては最大といわれているとのことです。資料の種類・点数は、書籍1,023部、 5,237冊とのことです。

조선시대 중요 희귀자료들, 디지털화 되어 돌아온다(高麗大学校, 2014/1/23付け)
http://www.korea.ac.kr/do/MessageBoard/ArticleRead.do?id=4d5b27

韓国古書をデジタル化 高麗大と中之島図書館が協定(聯合ニュース, )
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/01/23/0200000000AJP20140123000900882.HTML

おおさかページ ~大阪資料と古典籍~ 韓本(大阪府立中之島図書館)

図書館の収集業務の合理化でSwets社とEx Libris社が提携

2014年1月22日、Swets社とEx Libris社が、図書館の収集業務を合理化するサービスでの提携を発表しました。Ex Libris社の図書館業務管理システムである“Alma”、所蔵や電子ジャーナルの購読情報などの管理を行うツールであるSwets社の“SwetsWise”を図書館の収集業務で連携させることが想定されているようです。

この提携による最初の製品は、2014年の半ばにはリリースされる予定とのことです。

Swets and Ex Libris Collaborate to Streamline Library Operations(Ex Libris, 2014/1/22)

2013年の出版物の推定販売金額は前年比3.3%減の1兆6,823億円

2014年1月24日、出版科学研究所が、2013年に刊行された書籍・雑誌を合わせた出版物(電子書籍を除く)の推定販売額は前年比3.3%減の1兆6,823億円であると発表しました。書籍は話題書とそれ以外の売れ行きの二極化現象が目立ち、雑誌は定期誌の売れ行きが不振でしたが、コミックスの売れ行きは好調だったとのことです。

出版科学研究所(出版月報 2014年 1月号の概要のページ)
http://www.ajpea.or.jp/book/2-1401/index.html

書籍は二極化、雑誌も大苦戦 出版物の推定販売額9年連続で前年割れ(MSN産経ニュース, 2014/1/24付け記事)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140124/biz14012412110008-n1.htm

出版物、9年連続前年割れ(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版, 2014/1/24付け記事)
http://jp.wsj.com/article/JJ12076125412065724746916976324452060879218.html

参考:
2010年の出版物の推定販売金額は前年比3.1%減の1兆8748億円
Posted 2011年1月27日

龍谷大学、長期保管の必要な文化財資料の状態悪化を防ぐ保管方法を開発

2014年1月23日、龍谷大学理工学部情報メディア学科の研究グループが、東洋紡株式会社の協力のもと、長期保管を必要とする研究資料の保護・保存のための新しい文書保管方法を開発したことを発表しました。大学プレスセンターの記事によると、PETフィルムを応用した方法で、文書等の長期保管による状態悪化を防止し、フィルムで保護したままでの目視観察や科学分析等が可能となるとのことです。

龍谷大学が長期保管の必要な古文書など文化財資料の状態悪化を防ぐ新しい保管方法を開発(大学プレスセンター, 2014/1/23)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6160#.UuHpnnmAbDd

英国研究会議(RCUK)のCREATeがオープンアクセス出版に関するレポートを発表

英国研究会議(RCUK)の創造経済における著作権と新たなビジネスモデルに関する研究センターである"Creativity, Regulation, Enterprise and Technology(CREATe)"が、オープンアクセス出版に関するレポートを発表しました。これは、オープンアクセス出版、特に学術出版のオープンアクセスにおける現在の傾向、利点、欠点、問題と解決策等に関する文献レビューとのことです。

Open Access Publishing: A Literature Review(CREATe)
http://www.create.ac.uk/publications/open-access-publishing-a-literature-review/

カナダのCNIB Library、DAISY形式のオーディオブックをプレイヤーに直接配信するサービス“Direct to Player”を開始

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)の図書館が、DAISY形式のオーディオブックを配信する“Direct to Player”というサービスを2013年12月3日から開始していたようです。

“Direct to Player”は、同館の利用者を対象に、Wi-Fi機能の付いたDAISY形式のプレイヤーにオーディオブックを無料で配信するサービスとのことです。“Direct to Player”には12冊のオーディオブックが納められる仮想的な本棚が準備されており、利用者が指定したジャンルや著者などに基づいて、システムが自動的に選択した本が追加されるということです。不要な本を削除すれば、新しい本が自動的に追加される仕組みみとのことです。本の選択にあたっては、図書館システムによる自動選択のほか、CNIB Libraryの職員にアドバイスを求めることもできるとのことです。

CNIB Libraryでは、パソコンが使用できない高齢者等へのサービスを解決するため、パソコンを利用する必要のない配信サービスを導入したとのことです。

CNIB Launches "Direct to Player" Download Service(The DAISY Planet, 2013/12)

台風18号で被災した福知山市立図書館大江分館、業務の一部を再開

両丹日日新聞の記事によると、2013年の台風18号の水害で浸水被害を受けた福知山市立図書館大江分館(京都府福知山市大江町河守)が大江町総合会館2階の成人教室(大江町河守中央)で、2014年1月21日から業務を開始したとのことです。

浸水被害を免れた資料約5千冊のうち半分にあたる小説や絵本のほか、被災前に発注していた新しい一般図書を室内の長机に並べた状態にして、貸し出しや閲覧ができるようにしているとのことです。また、残りの事典、図鑑などは隣室に保管し、来館者の閲覧希望があれば、すぐ出せるようにしているとのことです。

開館初日は20人が来館したとのことです。

今後は大江町総合会館1階での通常開館を目指すという同館の職員の言葉も紹介されています。

態勢不十分 それでもと浸水図書館が4カ月ぶり再開(両丹日日新聞, 2014/1/22付け)
http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/01/22/007460.html

Springer社の“Springer Book Archives”プロジェクトが完了、16万点が利用可能に

2014年1月23日、Springer社は、同社創立以降の出版書籍全点を電子書籍で提供するSpringer Book Archivesプロジェクトが完了したと発表しました。

Springer Book Archivesとは、1840年代から2004年までに出版された同社の書籍を電子書籍としてSpringerLinkで提供するコレクションとのことです。当初およそ10万点の収録を予定していましたが、今まで絶版のため入手できなかった書籍を含め、最終的に11万点(うち英文書籍5万6,000点)を電子版で復活させたとのことです。

これにより、2005年以降最新刊までの書籍と合わせて16万点の電子書籍利用が可能になったとのことです。今後、毎年8,000点の新刊が追加されていく予定とのことです。

シュプリンガー 科学分野における世界最大級の電子書籍コレクション完成(シュプリンガー・ジャパン株式会社, 2014/1/23付け)
http://www.springer.jp/sba.php

SpringerLink
http://link.springer.com

Springer Book Archives